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Fターム[2G085BC06]の内容

粒子加速器 (3,302) | 磁場、磁石 (237) | 磁石の構造的特徴部分 (139) | 鉄芯、ヨークの構造 (43) | 磁極部、磁極面 (26)

Fターム[2G085BC06]に分類される特許

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【課題】1台の加速器で加速エネルギーを容易に変えることができ、加速中は高周波加速電極部の共振周波数の変更は不要な円形加速器を提供すること。
【解決手段】偏向磁場を形成する偏向電磁石と、荷電粒子の周回周波数に合わせて高周波電界を発生させるための高周波電源と、この高周波電源に接続された高周波電磁界結合部と、この高周波電磁界結合部に接続された加速電極と、荷電粒子の周回方向に高周波電界を発生する加速ギャップを、加速電極との間に形成するよう設けられた加速電極対向接地板とを備え、荷電粒子の周回周波数が、荷電粒子の入射から出射までの間に、荷電粒子の出射部分における周回周波数に対して、0.7%以上、24.7%以下の変化量で変化する偏向磁場を、偏向電磁石が生成するようにした。 (もっと読む)


【課題】 発生する放射光の波長を大きく変えることが可能なアンジュレータを提供する。
【解決手段】 対向する2つのアンジュレータ磁石列は、磁石の配列方向における相対位置が可変であり、着磁周期の前半および後半それぞれによって、着磁周期の1/2の周期の磁場を形成し、着磁周期の全体によって、着磁周期と同じ周期の磁場を形成するように着磁されて、両者の合成磁場を形成する。磁石の配列方向における2つのアンジュレータ磁石列の相対位置のずれ量によって、磁場合成の割合が調整される。 (もっと読む)


【課題】移動可能な機械的デバイスを加速チェンバー内部に配置して有する粒子加速器を提供する。
【解決手段】加速チェンバー(206)内部において所望の経路に沿って荷電粒子を導く電場システム(106)及び磁場システム(108)を含む粒子加速器(102)である。本粒子加速器はさらに、加速チェンバーの内部に配置させた機械的デバイス(280、282)を含む。この機械的デバイスは、加速チェンバー内部の別の位置まで選択的に移動される。本粒子加速器はさらに、コネクタ構成要素(456)と該コネクタ構成要素と動作可能に結合させた圧電素子(512)とを有する電気機械的(EM)モータ(290、292)を含む。このコネクタ構成要素は機械的デバイスに動作可能に取り付けられている。圧電素子を作動させたときにEMモータはコネクタ構成要素を駆動し、これにより機械的デバイスが移動する。 (もっと読む)


【課題】補正板の幅を低減できる渦電流磁場補正装置を提供することである。
【解決手段】渦電流磁場補正装置は、偏向電磁石磁極3間に設置された導電性の真空ダクト1と、導電性の補正板2とで構成される。補正板2は真空ダクト1よりも導電率が高い材料で作られる。補正板2は、荷電粒子ビームの進行方向に垂直な真空ダクト1の断面を、偏向電磁石の両磁極が鏡像となる対称面ならびに、その対称面に垂直でかつ荷電粒子ビームの重心が通過する面で四領域に分割して考えたとき、一領域あたりに複数枚ずつ導電性の補正板を設置される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、加速軌道に導入されるビームの広がりを抑えることができる加速器及びサイクロトロンを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のサイクロトロンは、イオン源から入射されるビームを通過させ加速軌道Tに導入するスパイラルインフレクタ21を備え、スパイラルインフレクタ21は、通過するビームBを収束させるビーム収束手段として、ビームの通過軌道Sに直交する断面においてギャップを不均一とした正電極23及び負電極27を有する。 (もっと読む)


【課題】セクターサイクロトロンの電磁石配列において、誘導電圧により荷電粒子ビームを加速する誘導加速セクターサイクロトロンを提供し、さらにクラスターイオンも効率的かつ現実的に繰り返し加速できる荷電粒子ビームの加速方法を提供する。
【解決手段】セクターサイクロトロンのセクター電磁石配列と、前記セクター電磁石間のギャップの真空チャンバーに接続し荷電粒子ビームに誘導電圧を印可する誘導加速セルとからなり、前記導加速セルを通過する荷電粒子ビームに同期して荷電粒子ビームを進行方向に加速する正の誘導電圧を荷電粒子ビームに印加することを特徴とする誘導加速サイクロトロンの構成とした。さらに、その誘導加速サイクロトロンを用いて荷電粒子ビームを加速し、クラスターイオンの加速も可能とした。 (もっと読む)


【課題】小型化できる偏向電磁石装置及び挿入光源装置を提供する。
【解決手段】挿入光源装置は、ビーム軌道に沿って第一の偏向電磁石装置、第二の偏向電磁石装置及び第三の偏向電磁石装置をこの順に配置している。第二の偏向電磁石装置14では、リターンポール7A,メインポール11A及びリターンポール7Bがこの順序でビーム進行方向の上流側から連結部材9Aに設置され、リターンポール7C,メインポール1B及びリターンポール7Dがこの順序でビーム進行方向の上流側から連結部材9Bに設置される。対向するリターンポール7Aとリターンポール7Cの間、対向するメインポール11Aとメインポール11Bの間、及び対向するリターンポール7Bとリターンポール7Dの間に、荷電粒子ビームが内部を通過するビームダクトが配置される。連結部材9Aと連結部材9Bが非磁性体の支持部材で連結される。 (もっと読む)


【課題】磁極ギャップを所定の精度で管理でき、磁場精度の高い偏向電磁石を提供することを目的とする。
【解決手段】 荷電粒子ビームの周回軌道が形成される軌道面POを挟むように所定の間隙MGをおいて対向するように配置された対となる磁極11を備え、対となる磁極11は、それぞれ周方向Sにおける端部11eが着脱自在となっており、端部11eは、それぞれ周方向S外側からのボルト締めにより、磁極の本体11bに固定され、磁極の本体11bには、それぞれ端部11eを支えるための軌道面POに平行で軌道面POに対向する第1の受面PbHと、軌道面POと周方向Sに垂直で周方向Sの外側を向く第2の受面PbVとが設けられ、第2の受面PbVに設けられたボルト13のねじ穴HbB、および端部11eに設けられたボルトの貫通穴HeBは、当該ボルトのねじ先13Pよりも頭13Hの方が軌道面POに近づくように、軌道面POに対して傾いている。 (もっと読む)


電力供給装置(110)、複数のソリッドステートスイッチ方式駆動部(120)、複数の磁性体コア片(130)、及びスイッチ制御モジュール(140)から構成される粒子加速器(100)を提供する。駆動部(120)は電力供給装置(110)から電力を受け取るために該電力供給装置(110)へ接続され、各駆動部は、駆動部の出力部において駆動パルスを選択的に与える、電子的にオン/オフ制御可能なソリッドステートスイッチから構成される。磁性体コア片(130)は中心ビーム軸に沿って対称に装置され、該磁性体コア片の各磁性体コアは駆動部の出力部へ接続された電気配線を介してそれぞれの駆動部(120)へ接続される。スイッチ制御モジュール(140)はソリッドステートスイッチのオン/オフを制御する制御信号を与えて磁性体コアを選択的に駆動させる駆動部(120)へ接続され、ビーム軸に沿って荷電粒子のビームを加速させる電界が誘導される。
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サイクロトロンが、荷電粒子を所望の経路に沿って導くように磁場を発生する磁石アセンブリを含んでいる。このサイクロトロンはまた、加速室を包囲するヨーク本体を有する磁石ヨークを含んでいる。磁石アセンブリはヨーク本体に位置する。ヨーク本体は、加速室に流体結合されているポンプ収容(PA)窩を形成する。このサイクロトロンはまた、加速室に真空を導入するように構成されている真空ポンプを含んでいる。真空ポンプはPA窩に配置される。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロン等の荷電粒子ビーム加速器において、荷電粒子ビーム軌道に偏向電磁石と真空容器のアライメント回数を少なくすることが可能な電磁石構造を提供する。
【解決手段】偏向電磁石4の磁極ギャップ間に設置の真空ダクト20を偏向電磁石4の端面4Eで、真空ダクト20と一体化された支持板22を位置決め部材23で所定位置に固定保持することにより、真空ダクト20が偏向電磁石4にアライメントされることにより、サイトにおける荷電粒子ビーム加速器のアライメント回数が低減される。 (もっと読む)


【課題】円形加速器から荷電粒子ビームを外部に出射する場合、ビーム軌道の変化に起因するチューンの変化を静的に補正し、チューンを線形に変化させ、ビーム出射調整を容易とした円形加速器を提供する。
【解決手段】偏向電磁石3の荷電粒子ビームが出入りする磁極エッジ部32にエンドパック34を設け、このエンドパック34の中心エネルギービームの平衡軌道33aより径方向外側のエッジ部32aに第1の突起部34aが、中心エネルギービームの平衡軌道33aより径方向内側のエッジ部32bに第2の突起部34bを設け、その第1、第2の突起部34a、34bの平坦部端面34c、34d間を円弧曲線ないし楕円弧曲線でつなぐ連結面34eを設けることにより、加速エネルギーの異なるビームのベータトロン振動数を一定ないし、エネルギーに対して線形とする。 (もっと読む)


【課題】円形加速器から荷電粒子ビームを外部に出射する場合、ビーム軌道の変化に起因するチューンの変化を静的に補正し、チューンを線形に変化させ、ビーム出射調整を容易とした円形加速器を提供する。
【解決手段】偏向電磁石3の荷電粒子ビームが出入りする磁極エッジ部32にエンドパック34を設け、このエンドパック34の中心エネルギビームの平衡軌道33aより径方向外側部分32aに第1の突起部34aが、中心エネルギビームの平衡軌道33aより径方向内側部分32bに第2の突起部34bを設け、その第1、第2の突起部34a、34bの形状を加速エネルギ、エネルギの異なるビームのベータトロン振動数を一定ないし、エネルギに対して線形となるように設定する。 (もっと読む)


ベータトロンは、第1磁極面を有する第1ガイド磁石および第2磁極面を有する第2ガイド磁石を備えたベータトロン磁石を含む。第1および第2ガイド磁石は、中心配置のアパーチャを有し、第1磁極面は、ガイド磁石ギャップによって第2磁極面から分離している。コアは、両ガイド磁石と当接(abut)する関係で、中心配置のアパーチャ内に配置される。コアは、少なくとも1つのコアギャップを有する。駆動コイルは、両方のガイド磁石磁極面の周りに巻回される。軌道制御コイルは、コアギャップの周りに巻回された収縮(contraction)コイル部分と、ガイド磁石磁極面の周りに巻回されたバイアス制御部分とを有する。収縮コイル部分およびバイアス制御部分は、反対の極性で接続される。コアおよびガイド磁石内の磁束は、ベータトロン磁石の周辺部分を通って戻る。
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【課題】対向する磁極の曲面により形成される対向部空間における真空容器の位置決めを正確かつ容易に行うことができる荷電粒子加速装置を得る。
【解決手段】上部及び下部鉄心31,32の磁極複合部31h,32hに対向方向貫通孔形成部31m,32mを設け、まず上部鉄心31の対向方向貫通孔形成部31mに位置決め棒8を挿通して真空容器1に固設された座7に螺合させ、ナット9を回して位置決め棒8の端部8aと背面31dとの距離を測定して所定値に設定する。次に、下部鉄心32の対向方向貫通孔形成部32mに位置決め棒8を挿通して座7に螺合させ、ナット9を回して真空容器1に下方から所定の張力を与えて固定する。左右方向についても同様に行う。位置決め棒8にて位置決めするので、曲面31b,32bを有する磁極31a,32aであっても、正確かつ容易に真空容器1の位置を決めることができる。 (もっと読む)


【課題】渦電流損失を増大させることなく、従来に比較して構成が簡単で製作等も容易に行える各種の交流電磁石を提供する。
【解決手段】偏向電磁石102は、真空ダクト101を挟んだ状態で磁極110aが対向する鉄心110と、その磁極110aとなる片部に巻回された励磁コイル111と、この励磁コイル111の長手方向端部での接続を行う渡りブスバー150とを有している。励磁コイル111に多数の素線を撚り合わせたストランド線を用い、磁極長手方向端部位置で各ストランド線を渡りブスバー150にて接続した。 (もっと読む)


磁石構造体によって画定される加速チャンバ内の磁場は、中央加速面内に、中心軸からの半径方向距離を増大させるにつれて減少する磁場を生じさせるために、磁石ヨークの極を形作ることによって、および/またはさらなる磁石コイルを提供することによって形作られる。磁石構造体は、したがって、シンクロサイクロトロン内における荷電粒子の加速に適したものとなる。中央加速面内の磁場は「コイル支配的」であり、これは、中央加速面内の大多数の磁場が、加速チャンバの周囲に配置された1対の1次磁石コイル(例えば、超伝導コイル)によって直接生成され、磁石構造体が加速チャンバ内に弱収束および位相安定性の両方を提供するように構造化されることを意味する。磁石構造体は、極めて小型であってもよく、特に高い磁場を生じさせることができる。
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【課題】従来に比べて小型で電源容量も小さい電磁波発生装置を実現する。
【解決手段】内部を密閉して真空に保つ矩形断面の環状の真空チャンバー及び真空チャンバーに電子ビームを放出する電子銃を備え、また、内側から順に円筒形の加速用磁極61、矩形断面の環状の収束用磁極62、矩形断面の環状のリターンヨーク63の3つを同心円状に配置して円盤状に構成して、真空チャンバーと同一の中心軸をもって真空チャンバーの両側に対称に配置される1対の電磁石を備え、また加速用磁極61の周囲に巻かれて、加速用磁極61を励磁する加速用コイル70、及び収束用磁極62の周囲に巻かれて、収束用磁極62を励磁する収束用コイル40を備えた電磁波発生装置の、加速用コイル70と、この加速用コイル70に電力を供給する加速用電源とを接続する給電線を、加速用磁極61の中心軸に設けた貫通孔を通して取り出す。 (もっと読む)


粒子加速のための磁石構造体は、電流が通る、超伝導材料[例えば、Al5種液晶構造を有するニオブスズ(NbSn)]の連続的な経路を含む少なくとも2つのコイルを含む。コイルはボビン内に装着され得、ボビンとコイルとは一緒になってコールドマス構造体を形成する。コイルはクライオクーラを介してそれらの超伝導温度まで冷却される。半径方向張力部材がコールドマス構造体を中心に保持するために、該コールドマス構造体に結合され、その結果、コールドマス構造体は中心軸の周りに実質的に対称であり、その上に作用する磁力によってアラインメントの外に引っ張られない。ワイヤはコイルの周りに覆われ得、電圧が印加され得、部分的に超伝導の条件においてコイルの動作を防ぐためにコイルを急冷する。磁石ヨークは該コールドマス構造体を囲み、部分的にそれらの間に加速チャンバを部分的に画定する1対の極を含む。
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【課題】 これまでにない極めて高い偏極度に中性子を偏極することができる中性子偏極装置を提供する。
【解決手段】 この出願の発明による中性子偏極装置(1)は、中性子ビームを入射して中性子のスピンと磁場との相互作用により偏極した中性子ビームを得るものであり、中性子ビームの通路の周囲に配置される四極磁石(2)と、四極磁石(2)の内部に中性子の軸方向に沿って設けられた筒状の中性子吸収材(3)と、四極磁石(2)の出口に配置され、四極磁石(2)による四極磁場から断熱的に磁場を接続させ、且つ二極磁場を印加させるソレノイドコイル(4)を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


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