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Fターム[2G085CA18]の内容

Fターム[2G085CA18]に分類される特許

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【課題】電子バンチを容易に制御可能な電子源を提供する。
【解決手段】本発明による電子源(100)は、パルスレーザ光(L1)を用いて発生させたレーザ航跡場によって加速された電子バンチを生成する電子バンチ生成部(10)と、パルスレーザ光(L2)を用いて発生させたレーザ航跡場によって電子バンチを制御する電子バンチ制御部(20)とを備える。このような電子源(100)は、電子バンチ伸張器(110)および電子バンチ圧縮器(120)と組み合わせて好適に用いられる。 (もっと読む)


【課題】単色性の高いレーザーコンプトン光を得る。
【解決手段】偏向空洞13を通過した電子パルス12は、線形加速器14を通過する。線形加速器14中において、この電子パルス12は高周波加速を受け、高エネルギー電子パルス15となる。レーザー光源16は、可視光あるいは近赤外光でありパルス状のレーザー光17を発する。レーザー光17は、反射鏡18で反射されて、高エネルギー電子パルス15と衝突点19で衝突する設定とされる。衝突点19から、高エネルギー光(X線、ガンマ線等)とされたレーザーコンプトン光20が発せられる。偏向空洞13によって電子パルス12はその進行方向に対して傾斜角をもち、衝突点19においては、この傾斜角が大きくなった状態となるような設定とされる。 (もっと読む)


【課題】一台のシンクロトロンからビームロスなく同時に二本以上の輸送ラインに出射ビームを供給し、ビーム利用要求に合わせて、単位時間当たりのシンクロトロンの利用効率を上げる。
【解決手段】本発明に関わるビーム出射装置は、粒子ビームがベータトロン振動しながら周回するシンクロトロン1と、該シンクロトロン1に備えられ粒子ビームをその進行方向と平行な縦方向高周波電場を印加することによって加速または減速する高周波加速空洞3と、シンクロトロン1に接続されシンクロトロン1から出射される粒子ビームが輸送されるビーム輸送ライン2とを備えるビーム出射装置Rであって、シンクロトロン1内を所定の定常状態で周回する前記粒子ビームに対して高周波加速空洞3による縦方向高周波電場の位相を180度ずらすように制御し、シンクロトロン1から出射される粒子ビームの運動量と出射角度を二極化する制御手段を備える。 (もっと読む)


【課題】従来のこの種の装置では不可能な伝送路長の大きな変化による位相変動を調整できると同時に、検出精度を高める。
【解決手段】高周波信号である原信号を発生する原発振器1と、制御信号に基づいて原信号の通過時間を調整する移相器2と、原信号が伝送される伝送路3と、位相検出用信号を発生する位相検出用発振器4と、位相検出用信号の周波数を切り替える信号を発生する周波数切替信号発生器5と、位相検出用信号を2つに分岐して、基準信号と変調信号として出力する方向性結合器6と、方向性結合器6により分岐した変調信号が伝送される伝送路7,8と、方向性結合器6により分岐した基準信号と方向性結合器6により分岐して伝送路7,8を伝播した変調信号との位相を比較し、比較結果に応じて、原信号の通過時間を調整する制御信号を生成し移相器2に出力する位相検出器9とを備えた位相制御装置である。 (もっと読む)


【課題】スキャニング照射等で必要な粒子線の出射電流を簡便な制御機器で安定に変更可能な荷電粒子ビーム照射システムを提供すること。
【解決手段】入射された荷電粒子を偏向電磁石により偏向させて周回軌道に沿って周回させ荷電粒子ビームを形成し、荷電粒子を高周波加速空洞に印加する高周波電圧により加速し、収束用電磁石により荷電粒子ビームを収束させ、六極電磁石により周回軌道に共鳴を励起し、出射装置により荷電粒子を周回軌道から取り出す円形加速器から出射される荷電粒子ビームを照射対象に照射する荷電粒子ビーム照射システムにおいて、高周波加速空洞に印加する高周波電圧のパラメータを制御することにより、周回軌道から取り出す荷電粒子の出射電流を変更するようにした。 (もっと読む)


【課題】高周波電圧の位相を高精度、高安定に制御することができる高周波制御装置の提供。
【解決手段】ディジタル位相信号を正弦波の振幅ディジタル信号に変換する変換器2により変換された正弦波の振幅ディジタル信号をアナログ信号に変換するDAコンバータ3と、3の出力であるアナログ信号を増幅する増幅器4と、4からの出力を入力して電圧に変換し、荷電粒子を加速する加速空洞5と、5に発生する電圧と、電圧によって加速される荷電粒子の電流との位相差を検出する検出器31と、31の出力信号をディジタル信号に変換するADコンバータ32と、32の出力信号を入力し位相差を一定に制御するコントローラ33と、周波数信号を入力してディジタル位相信号を出力するシンセサイザ1と、33からの出力信号と、1から出力されるディジタル位相信号を加算したディジタル位相信号を、2に入力する加算器11とを備える。 (もっと読む)


本発明は、ビーム方向に連続的に配置された少なくとも二つの高周波共鳴器(17)を有する、荷電粒子を加速するための加速器に関する。複数の粒子バンチ(15)を有するパルス列(13)が加速可能であり、また、その加速器は高周波共鳴器(17)を作動させるための制御デバイス(21)を有する。高周波共鳴器(17)にそれぞれ生成可能な高周波場は、パルス列(13)の加速中に、制御デバイス(21)によって互いに独立的に設定可能であり、パルス列(13)の複数の粒子バンチ(15)が、パルス列の加速中に異なって加速されるようにする。更に、本発明は、このような加速器を作動させるための方法に関し、高周波共鳴器(17)にそれぞれ生成可能な高周波場は、パルス列(13)の加速中に互いに独立的に調整されて、パルス列(13)の複数の粒子バンチ(15)が、パルス列(13)の加速中に異なって加速されるようにする。
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【課題】波形ひずみの影響を考慮して効率良く荷電粒子を加速できる粒子加速器を得ることを目的とする。
【解決手段】荷電粒子ビームを加速する加速空洞4に高周波加速電圧を印加する制御装置20は、低電力信号Vo(t)を出力する低電力信号発生器9と、低電力信号Vo(t)を増幅する高周波電力増幅器10を有し、低電力信号Vo(t)は、正弦波信号である基本波信号の周波数及び基本波信号に起因して加速空洞4に発生する高調波信号の周波数毎に、低電力信号発生器9から出力される正弦波信号の発生器信号振幅Voaと加速空洞4に発生した空洞電圧V(t)の空洞電圧振幅Vaとの比である伝達倍率g(f)、及び正弦波信号と正弦波信号により加速空洞4に発生する正弦波空洞電圧との位相差である位相遅延φ(f)があらかじめ測定され、測定された伝達倍率g(f)及び位相遅延φ(f)に基づいて生成される。 (もっと読む)


【課題】パルス状の励磁電流により磁場を発生させるとき、磁場の立ち上がりを速く、かつ安定させるとともに、フラットトップの長さを長くさせて、制御対象粒子線の軌道が乱れないよう構成された高速励磁型電磁石システムを提供する。
【解決手段】パルス伝送ケーブル4を介してパルス状の主励磁電流が供給されたとき、整合型終端装置5によって、インピーダンス整合させながら、主電磁石2の主励磁コイル12に主励磁電流を供給して、主磁束を発生させるとともに、補助励磁電流生成装置6、パルス伝送補助ケーブル7によって、主励磁電流の一部から主励磁電流の波形を補正するのに必要な波形、位相を持つパルス状の補助励磁電流を生成させ、これを補助電磁石3に供給させて、補助磁束を発生させ、終端装置8で終端させる。 (もっと読む)


【課題】アンテナの指向性を制御して複数の監視対象部位を監視し異常発生箇所を特定できる電気機器の異常監視装置を得る。
【解決手段】電気機器の複数の高電圧発生部又は高電圧印加部での絶縁異常により発生する部分放電に伴う電磁波を検出する複数のパッチアンテナを有するアレーアンテナ20と、パッチアンテナに接続されパッチアンテナの出力の位相をシフトする位相変換器63と、位相変換器63の位相シフト量を複数の高電圧発生部又は高電圧印加部のそれぞれの複数のパッチアンテナからの方向に応じて制御する制御器64と、位相シフト量が制御されたパッチアンテナの出力を含む複数のパッチアンテナの出力を合成する合成器65とを備え、合成器65の出力を基に複数の高電圧発生部又は高電圧印加部のそれぞれの絶縁異常を検出する。 (もっと読む)


駆動ビームを供給する駆動ビーム源と、加速ビームを供給する加速ビーム源と、駆動ビームと加速ビームの経路に配置された離調共振キャビティと、2ビーム集束装置とを含む2ビーム加速器装置及びその使用方法を提供する。離調された共振キャビティは、矩形、正方形、軸対称、及び又は、円筒状とすることができる。集束装置は、変形4つの磁石と、中央の開口と、中央の開口中のチャネルと、4つの磁石の一つの磁石中にあり、磁性材料でライニングされた非磁性材料のチャネルを有する開口とを備える4極磁石を含むことができる。 (もっと読む)


【課題】放射線による低電力波形生成器の停止、誤動作を防止し、安定した動作を実現できる粒子加速装置を安価に得る。
【解決手段】低電力波形生成器4とこの低電力波形生成器4の低電力出力を増幅する増幅器3を有する電源装置2、及び増幅器3の出力により荷電粒子を加速する加速空洞1を備え、低電力波形生成器4は加速空洞1で荷電粒子が加速されるようにコンピュータ8で制御される粒子加速装置において、加速空洞1と増幅器3を放射線管理区域に設置すると共に、コンピュータ8を有する低電力波形生成器4を放射線管理区域外に設置する。 (もっと読む)


異なるRF出力を加速器に提供する出力発生器により駆動される荷電粒子加速器を備え、インターレース型動作が可能である多重エネルギー放射線源が開示される。自動周波数制御技法は、加速器に提供されるRF出力の周波数を加速器の共振周波数に一致させるように提供される。出力発生器が機械的に同調可能なマグネトロンである一例では、自動周波数制御装置は、これらのRF出力パルスが提供される場合に、1つの出力におけるRF出力パルスの周波数を加速器の共振周波数に一致させるように提供され、当該マグネトロンは、これらのRF出力パルスが提供される場合に、他の出力におけるマグネトロンの周波数偏移が、加速器における共振周波数偏移に少なくとも部分的に一致するように動作する。他の例では、出力発生器がクライストロンまたは電気的に同調可能なマグネトロンである場合、別の自動周波数制御装置がRF出力パルス毎に設けられる。複数の方法およびシステムが開示される。 (もっと読む)


電力網接続型双方向変換器と、共振変換器とを有する、融合エネルギー抽出回路(FEEC)デバイスを本明細書で提供する。共振変換器は、2つ以上のプレートまたは四重極プレートと、複数の回路スイッチとを伴う、逆サイクロトロン変換器を含むことができる。双方向変換器は、三相電力網接続型変換器を含むことができる。FEECデバイスは、プラズマ粒子ビームを減速し、それによって減速からエネルギーを抽出し、抽出されたエネルギーを電気エネルギーに変換し、電気エネルギーを電力網に送ることができる。
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シンクロサイクロトロンは、共振空胴を画定する磁気構造と、共振空胴に粒子を供給するイオン源と、共振空胴に高周波(RF)電圧を供給する電圧源と、RF電圧と時間とともに変化する共振空胴の共振周波数との間の位相差を検出する位相検出器と、この位相差に応答して、RF電圧の周波数が共振空胴の共振周波数と実質的に一致するように電圧源を制御する制御回路とを含む。電圧源が電圧制御発振器VCOを備え、フィードバック回路が、入力電圧の周波数と共振周波数との間の位相差を検出する位相検出器を備え、VCOが、位相差が所定値を逸脱したとき入力電圧の周波数を変化させるように構成される。
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【課題】高周波帯域の位相調整器を用いることなく、10MeV以上の高エネルギーの荷電粒子ビームを、1MeV未満まで効率よく減速することができ、これにより大規模な遮蔽を不要とし、システムの小型化や低コスト化を達成することができる荷電粒子ビーム減速装置および方法を提供する。
【解決手段】高エネルギーの電子ビーム1の軌道上に設置された高周波空洞34と、高周波空洞内の電子ビーム1を高周波電場4の位相に同調させる位相同調装置40とを備え、高周波空洞内の電子ビーム1を、高周波空洞34の移動又は電子ビーム1の軌道長の変更により、高周波電場4の位相に同調させる。 (もっと読む)


【課題】ダイレクトデジタル合成(DDS)技術を使用して、高精度な周波数および位相の制御並びに自動化された電極電圧の位相較正を達成することにより改善されたLINACとこれを使用したHEイオン注入システムを開示する。
【解決手段】DDSコントローラ130は、多段線形加速器を使用した注入処理において、加速器の各ステージ内のそれぞれの電極に対する電界の周波数および位相を同期させるために使用される。DDSコントローラは、電極の電界の位相を変調するためのデジタル位相合成(DPS)回路138、および、デジタル周波数合成またはDFS134を使用して、それぞれのDPS回路に印加されるマスター周波数およびマスター位相をデジタル処理により合成するためのマスター発振器を含んでいる。各ステージのRF電極の電圧の位相および振幅を自動的に較正するための方法も開示される。 (もっと読む)


【課題】位相シフタといったアナログ素子を用いることなく高周波電圧の位相を高精度、高安定に制御することができる高周波制御装置を提供する。
【解決手段】ディジタルダイレクトシンセサイザ1と、1より出力されるディジタル位相信号を正弦波の振幅ディジタル信号に変換する正弦波変換器2と、2からの正弦波の振幅ディジタル信号を高周波アナログ信号に変換するDAコンバータ3と、3の出力である高周波アナログ信号を増幅する高周波増幅器4と、4よりの出力を高周波電圧に変換し、荷電粒子を加速する高周波加速空洞5で構成される高周波制御装置において、1の出力部と2の間に1より出力されるディジタル位相信号と、5に発生する高周波電圧の位相を制御するための位相制御量を加算するためのディジタル加算器11を具備したもの。 (もっと読む)


【課題】 水平(X)方向と垂直(Y)方向の荷電粒子の分布がガウス分布となるビームを照射部に向けて輸送できる荷電粒子線照射装置を提供する。
【解決手段】 加速器で加速された荷電粒子ビームの輸送系4と、輸送系4の末端に設けられる照射部5とを備えた荷電粒子線照射装置1において、輸送系4に荷電粒子ビームの散乱体11と、散乱体11の下流に設けられて荷電粒子ビームの水平(X)方向および垂直(Y)方向のエミッタンス楕円の形状を調整可能な下流側電磁石12とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Q値の高い共振空洞において、高周波が共振するように周波数を調節することを容易かつ高速にし、電気的ノイズに対してロバストな制御を行う高周波周波数同調装置の提供。
【解決手段】共振空洞に対する高周波の進入波と反射波の位相差を検出する。その位相差から、進相・合致・遅相のいずれかを示す3値の位相差信号を生成する。その位相差信号に基づいて、検出した位相差が小さくなる方向に、大きい刻み値で1刻みずつ高周波の周波数を変更する。位相差信号が進相から遅相へ、または遅相から進相へ変化したら、より小さい刻み値を用いて、位相差が小さくなる方向に、1刻みずつ高周波の周波数を変更する。 (もっと読む)


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