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Fターム[2G088GG22]の内容

放射線の測定 (34,480) | 測定手段 (6,504) | 半導体検出器 (1,713) | 超伝導(ジョセフソン、トンネル結合) (32)

Fターム[2G088GG22]に分類される特許

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【課題】高い線量の放射線の検出とエネルギ情報の収集とを同時に行うことができ、しかもエネルギ情報を精度良く取得する。
【解決手段】入射した放射線から付与されたエネルギによって電荷を発生する複数の検出素子11,…,13が、放射線の入射線上に入射端からの距離が互いに異なる位置に配設され、前記検出素子の列の検出素子間の1箇所以上に吸収体14が設置されている。これら複数の検出素子は全て同一の検出媒体を用いた同一構造であって、それらが3〜6個、一列に配列されている。前記吸収体としては、例えば錫などを用いる。 (もっと読む)


【課題】従来よりも少ない個数のマトリックス状検出素子で同じ空間分解能を有する中性子検出装置を提供する。
【解決手段】中性子と中性子検出用物質との核反応によって熱エネルギーが生成され、異なる方向へ放射される少なくとも2つの粒子のうち、一の粒子の前記熱エネルギーを受容し電子状態の変化が生じる超伝導物質からなる第1粒子検出素子1xを複数個並列に配置したX座標検出素子群と、他の粒子の前記熱エネルギーを受容し電子状態の変化が生じる超伝導物質からなる第2粒子検出素子1yを複数個並列に配置したY座標検出素子群とを備え、第1粒子検出素子の検出に基づいて前記核反応がおこった位置のX座標を検出し、何れの第2粒子検出素子の検出に基づいて前記核反応がおこった位置のY座標を検出することを特徴とする中性子検出装置100。 (もっと読む)


【課題】 極低温を安定に維持しつつシステムを小型化し、しかも高い光子検出精度を得ることができる超伝導単一光子検出システムおよび超伝導単一光子検出方法を提供する。
【解決手段】 超伝導単一光子検出器21〜24と超伝導単一磁束量子回路30との間は交流信号伝送経路によって接続され、超伝導単一光子検出器21〜24にバイアス電流を供給するバイアス電流経路51〜54は、交流信号伝送経路に高インピーダンス素子61〜64を介して接続され、高インピーダンス素子61〜64は、高周波におけるインピーダンスが超伝導単一磁束量子回路30の負荷抵抗素子Rrのインピーダンスより高いよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】 超電導素子に電磁波を効率よく吸収させることができる超電導電磁波測定器を提供する。
【解決手段】 超電導電磁波測定器1は、電磁波31を内部に入射させることができる入射窓3を有する断熱容器2と、この断熱容器2内に設けられ、入射窓3と対向する面に凹形状部5dを形成する素子基板5と、この素子基板4の凹形状部5dの表面に形成される超電導素子6と、この超電導素子6の両端に電極を接続して超電導素子6の抵抗の変化を測定する抵抗測定装置8とを備える。 (もっと読む)


【課題】超伝導トンネル接合素子(STJ素子)が吸収するフォノンの量を多くでき、高い感度でフォトンを検出できる超伝導トンネル接合検出器を提供する。
【解決手段】基板11のSTJ素子10を搭載しない側の端面からテラヘルツ波を照射する。基板11内では、テラヘルツ波の吸収によって格子振動(フォノン)が発生し、このフォノン群は基板11内を伝播し、フォノンがSTJ素子10の下部超伝導電極12に到達することで、電極内のクーパー対を解離して準粒子を生成し、この準粒子の増加に伴うトンネル電流の増加分を信号として検出する。基板11のテラヘルツ波を照射する側には、単体のSTJ素子10と基板11を挟んで対向するように、集光用レンズ21を配置してある。これにより、テラヘルツ波は、集光用レンズ21によって単体のSTJ素子10に向けて集光されることになり、フォトンの集光効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】エネルギー高分解能でかつ放射線の撮像を可能とすると同時に高検出効率で高速の超伝導体放射線センサーを提供することである。
【解決手段】超伝導トンネル接合を用いた放射線センサーにおいて、単結晶基板上に共通の不感領域を取り囲まない7個以上の超伝導直列接合で検出素子を構成する、あるいは中心にエネルギー測定用の超伝導直列接合を設け、その外側に入射位置測定用の4つ以上の超伝導直列接合を設けて検出素子を構成する。 (もっと読む)


【課題】極低温マイクロカロリーメータの持つ高い検出効率、低いバックグランドを活用し、数十μm〜cmオーダーの厚みの試料に対して高い精度の放射能測定方法を提供する。
【解決手段】放射線発生測定試料に、放射線吸収材でなる放射線吸収層を成層したり、放射線吸収材を混合して、測定試料より放出される放射線のエネルギーの一部または全部を測定試料中に付与できる構造を形成する。放射線吸収層があったり、内部に放射線吸収材が含まれる放射線発生試料100を極低温マイクロカロリーメータまたは吸収体付極低温マイクロカロリーメータの放射線吸収体112に熱的に接触させることで、測定試料中の放射性核種が崩壊したときに、非常に高い確率で放出される放射線のエネルギーの一部または全部を、極低温マイクロカロリーメータに熱的に接触した放射線吸収体112や極低温マイクロカロリーメータに熱として伝熱させる。 (もっと読む)


【課題】積層構造の受光素子のサイズに適合して高効率光結合を実現できる超伝導単一光子検出器を提供する。
【解決手段】超伝導単一光子検出器200は、酸化マグネシウムからなる基板10と、基板10の表面に形成された窒化ニオブ配線13と、窒化ニオブ配線13上に形成されたキャビティ層12と、キャビティ層12上に形成された反射層11と、基板10の裏面に形成された反射防止層14と、を有する超伝導単一光子検出素子100と、
光ファイバ72と、光ファイバ72の先端に調芯融着されたレンズ75と、を有する光伝送手段23と、を備える。そして、レンズ75からの出射光が、窒化ニオブ配線13において所定のビームウェスト直径2ωとなるよう、レンズ75の先端から窒化ニオブ配線13までの距離が調整されている。 (もっと読む)


【課題】紫外線から赤外線までの広い波長領域の光に対して感度の波長依存性が小さくて高速且つ高感度な光センサーを提供することを課題とする。
【解決手段】単結晶基板に光を吸収させ、光子のエネルギーを非平衡フォノンに変換し、非平衡フォノンを超伝導直列接合に吸収させ、それによって超伝導直列接合で信号を発生させることにより、紫外線から赤外線までの広い波長領域の光に対して感度の波長依存性が小さく、且つ高速および高感度とする。 (もっと読む)


【課題】超ウラン元素のLX線計測を行い、高精度で且つ非破壊でプルトニウム測定可能とする。エネルギー弁別によりプルトニウム同位体とAm−241の識別分離を行うことができるようにする。
【解決手段】超伝導相転移端温度計型マイクロカロリーメータを用いて、物質中の超ウラン元素からα線崩壊に伴い放射されるLX線を検出し、エネルギー弁別を行うことによりプルトニウム同位体の直接測定を行うことを特徴とする物質中の超ウラン元素の分析方法である。例えば、10〜20keVのLX線を、100eV以下の分解能で測定することにより、プルトニウム同位体とAm−241の識別分離を行う。 (もっと読む)


【課題】検出能力が向上したX線検出器を提供すること。
【解決手段】試料室内に環状に配置された複数の検出器が大きな捕集立体角を提供する。これらの検出器は、検出器の表面での氷の形成を低減させるシャッタおよびコールド・シールドを含むことが好ましい。サンプルを取り囲む検出器を提供することによって、検出を向上させる大きな立体角が提供され、サンプルの傾斜方向にかかわらずX線が検出される。 (もっと読む)


【課題】超伝導X線検出器と、低温初段増幅器と、コリメータとからなる超伝導X線検出装置の先端部分において、該検出器と該コリメータとの位置の粗調整が容易な構造とし、かつ、ボンディング配線を保護できる超伝導X線検出装置およびそれを用いた超伝導X線分析装置を提供する。
【解決手段】超伝導X線検出器の検出部とコリメータの貫通穴との位置を、該検出器と該コリメータの少なくとも外周の一部を位置の基準として製作し、基準とした外周の一部が一致するように該検出器と該コリメータを装着固定する、あるいはセンサーホルダに設けた溝の壁に基準とした外周の一部が接するように装着固定する構造としたものである。 (もっと読む)


【課題】電磁放射線用の検出装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】電磁放射線用の検出装置は、該放射線を吸収する少なくとも一つの吸収膜を備える。該吸収膜は、窒化タングステン(WN)で形成されて窒素に対するタングステンの化学量論比が2に等しい吸収層(4)により形成される。 (もっと読む)


【課題】 X線分析装置において、既知なX線をモニターする必要が無く、高エネルギー分解能を得ること。
【解決手段】 X線を受けてそのエネルギーを温度変化として検出し電流信号として出力するTES1を有するセンサ回路部2と、該センサ回路部2に定電圧を印加してバイアス電流を流すバイアス電流源3と、TES1に流れる電流を検出する電流検出機構4と、該電流検出機構4に接続され検出された電流に基づいて波高値を測定する波高分析器5と、電流検出機構4に接続されバイアス電流によってTES1に流れるベースライン電流を検出するベースラインモニター機構6と、該ベースラインモニター機構6で検出したベースライン電流が既定値からずれて変動している場合にその変動幅に応じてベースライン電流を修正するためにバイアス電流を調整するバイアス電流調整機構7と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】 X線分析装置において、既知なX線をモニターする必要が無く、高エネルギー分解能を得ること。
【解決手段】 X線を受けてそのエネルギーを温度変化として検出し電流信号として出力するTES1を有するセンサ回路部2と、これに定電圧を印加してバイアス電流を流すバイアス電流源3と、TES1に流れる電流を検出する電流検出機構4と、電流検出機構4に接続され検出された電流に基づいて波高値を測定する波高分析器5と、電流検出機構4に接続されバイアス電流によってTES1に流れるベースライン電流を検出するベースラインモニター機構6と、ベースラインモニター機構6で検出したベースライン電流が既定値からずれて変動している場合にその変動幅に応じて電流検出機構4で検出した電流又は波高分析器5で測定した波高値を補正する感度補正演算部7と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】 外部磁場がTESに与える影響を大幅に抑制することが可能なX線分析装置を提供すること。
【解決手段】 X線を受けてそのエネルギーを温度変化として検出し電流信号として出力するTES7と、TES7を内部に配置すると共に超伝導状態となる超伝導磁気シールド8と、超伝導磁気シールド8を被包すると共に該超伝導磁気シールド8が超伝導状態になるまで外部磁場を遮蔽する室温磁気シールド9と、を備え、超伝導磁気シールド8と室温磁気シールド9とが、互いに同心円状に配置された円筒状である。 (もっと読む)


【課題】いわゆる光からγ線までの波長領域の光子及び荷電粒子などの広い意味での放射線に対して、エネルギー高分解能でかつ撮像を可能とする高感度の放射線センサーシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】X線などの放射線を単結晶基板に吸収させ、あるいは放射線が光である場合には基板の表面に設けた光吸収体に吸収させ、放射線のエネルギーを熱非平衡フォノンに変換し、それらのフォノンを複数の超伝導直列接合に吸収させて信号を発生させる。各信号の大きさあるいは信号の時間差を利用して放射線の入射位置を測定出来る。また、その位置分解能を利用して信号の大きさの入射位置依存性を補正して放射線のエネルギーあるいはパワーを高精度に測定することも可能にする。 (もっと読む)


【課題】本願発明は、コリメーターのサイズを縮小して極低温検出器をより使いやすいものとし、検出器の性能を向上させるものである。近年の検出器技術の進展によって検出器サイズが拡大してきているため、コリメーターのサイズは、巨大化する傾向にある。
【解決手段】本願発明は、微細なハニカムコリメーターと金属メッシュを用いたコンパクトな熱シールドである。ハニカムコリメーターは、多数のセルから成るハニカム構造体を用いて窓を分割することにより、分割数に応じてコリメーターの長さを短くすることができる。ハニカム構造体には、セラミック、金属またはグラファイトを用いる。各セルの内面をカーボンブラックやネクテルブラックなど黒色の艶消し塗料で塗装する。 (もっと読む)


【課題】時間分解能が高い中性子検出装置を提供する。
【解決手段】基板と、この基板の表面に設けられた超伝導材料で構成されるストリップラインと、このストリップラインの両端にそれぞれ設けられた電極部とを有する中性子検出素子2と、中性子検出素子2のストリップラインの抵抗値の変化を表す信号を出力する検出回路3と、所定の目標バイアス電流を中性子検出素子2に供給する電源4と、中性子検出素子2の目標バイアス電流での抵抗−温度特性における、温度変化に対する抵抗変化が最も大きい温度領域内の温度を目標温度として、中性子検出素子2の温度制御を行う温度制御装置5と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 放射線検出器に到達する検出用放射線の量を従来の構成のものよりも増やすことができうる放射線検出装置及びそれを用いた放射線分析装置を提供する
【解決手段】 放射線を検出する放射線検出器1と、検出する放射線が入射する放射線導波系に放射線を透過させる透過機能を有する光学部材11、12と、放射線が入射してくる側に放射線導波系上最も近接した部位に、放射線が入射してくる側から入射される放射線を集光する集光機能を備えているキャピラリ7を設けるようにした。 (もっと読む)


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