説明

Fターム[2G088LL05]の内容

放射線の測定 (34,480) | 補正、補償、校正 (2,903) | エネルギーの補正 (82)

Fターム[2G088LL05]に分類される特許

1 - 20 / 82


【課題】光子計数型画像検出器において、検出器内部での信号の広がりを低減して、解像度の高いX線画像を提供すること。
【解決手段】光子計数型画像検出器26は、X線光子を検出する半導体セルSと、検出されたX線光子に応答して集電される電荷を基に、電気パルスを生成するチャージアンプ51と、電気パルスの波高値を基に電気パルスを弁別する比較器53〜53と、弁別された電気パルスのうち、半導体セルSで発生する特性X線のエネルギーに対応する電気パルスを非計数とするように制御する閾値論理回路55と、閾値論理回路55による制御に従って、弁別された電気パルスを計数するカウンタ56〜56と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】断層画像に含まれる散乱線成分を正確に取り除くことにより鮮明な断層画像を取得することができる放射線断層撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明の構成によれば、γ線のエネルギー分布を用いて同時イベント数に含まれる非散乱線成分を推定している。散乱線は非散乱線に比べてエネルギーが低いという特性がある。この特性を利用して本発明では、γ線のエネルギーの分布スペクトルSaを撮影ごとに生成して、これを用いて図中で示す非散乱線成分を推定し、この推定に基づいて同時イベント数を補正する。このようにすることで、撮影ごとに異なる散乱線照射の状況に合わせて散乱線成分が消去された断層画像が生成できるので鮮明な断層画像を取得することができる放射線断層撮影装置を提供できる。 (もっと読む)


【課題】光電効果から散乱効果を識別する。
【解決手段】多重エネルギCTイメージング・システム(10)が、低安定バイアス(58)、高安定バイアス(56)、及びこれらの間の移行バイアス(60)の印加時にX線(16、20)を放出するX線源(12)と、X線検出器(22)と、低安定バイアス(58)又は高安定バイアス(56)がX線源(12)に印加されているときにのみX線検出器(22)によって発生される電気信号に対応する第一のデータ集合を取得するデータ処理回路(34)と、取得された第一のデータ集合を処理して、1又は複数の多重エネルギCT画像を構築するように構成されているプロセッサ(36)を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】エネルギー分解能を向上することができる陽電子放出コンピュータ断層撮影装置、陽電子放出コンピュータ断層撮影装置に実行させるためのプログラム、及び陽電子放出コンピュータ断層撮影装置によって実行される方法を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る陽電子放出コンピュータ断層撮影装置は、シンチレータアレイと光センサと特定部と格納部と導出部とを備える。特定部は、一つ又は複数の光センサから出力された信号値に基づいて、ガンマ線のシンチレータとの相互作用イベントの検出位置を、シンチレータの数より多い数に分割された領域の単位で特定する。格納部は、合計信号値を導出し、導出した合計信号値を、検出位置に関連付けて記憶部に格納する。導出部は、検出位置に関連付けて記憶部に格納された合計信号値と所定エネルギー値とに基づいて、エネルギー値を補正する補正値を、領域の単位毎に導出する。 (もっと読む)


【課題】放射線のエネルギーを精度良く検出することができる放射線検出装置を提供する。
【解決手段】実施の形態に係る放射線検出装置1は、放射線4の入射を検出して放射線検出信号を出力するCdTe素子20と、取得したパラメータに基づいて、放射線4の入射によりCdTe素子20に生じたキャリアが再結合することによって低下した放射線検出信号の波高を補正する補正処理に用いる補正パラメータを生成する補正パラメータ生成部311と、生成された補正パラメータに基づいて補正処理を行う補正処理部312と、を備える。 (もっと読む)


【課題】半導体検出器において、エネルギー測定範囲が広く、エネルギー分解能を向上させた放射線計測装置を提供する。
【解決手段】半導体検出器から得られる信号波形を2系統の波形変形回路で変形し、一方の比較的長い時定数を有する変換回路8から得られる波高値をHs、もう一方の比較的時定数の短い変換回路9から得られHsに対して規格化された波高値をHf、kを測定系に依存して最適化すべき係数であるとしたとき、波高値Hを、H=Hs+k×(Hs−Hf)とする、または、H=Hs+k×(Hs−Hf)×Hs/HfあるいはH=Hs×exp(k×(Hs−Hf)/Hf)とすることでエネルギー分解能が向上する。 (もっと読む)


セキュリティ・チェックポイントで例えば手荷物容器の内容を点検するために、X線システムは、容器のX線透過スペクトルを決定して、スペクトルを参照データベースの周知の禁制品材料のスペクトルと比較する。異なるX線システム間のわずかな変化は、参照データベースが個々のX線システムに適していることを必要とする。本発明によれば、2つのX線システムA及びBは、システムAからシステムBへの測定されたデータのコンバートのための伝達関数を産出するステップウェッジを利用して相互に校正される。 (もっと読む)


【課題】非ピクセル型ガンマ検出器の再較正時間を短縮する較正方法を提供する。
【解決手段】方法100は、参照放射性同位体で得られる直線性較正マップ及び一様性較正マップを決定するステップ102と、放出される放射線エネルギーの異なるもう一つの放射性同位体で得られる直線性較正マップ及び一様性較正マップを決定するステップ104とを含み、デルタ・マップが、上記ステップ102及び104で得られた較正マップに基づいて算出される。再較正時には、参照放射性同位体の新たな較正マップが決定されるが、もう一つの放射性同位体で得られる較正マップはデルタ・マップに基づいて作成し、較正に必要な時間を短縮することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】核医学撮像システムを較正するための較正線源及び較正方法を提供する。
【解決手段】核医学(NM)撮像システムに用いられる放射線検出器のエネルギーを較正するための較正線源20は、少なくとも1つのエネルギーピークを有する放射線を放出する同位体線源22と、該同位体線源22から放出された放射線によって蛍光X線が発生可能な蛍光層24を隣接配置し、その蛍光X線によって、較正すべきエネルギースペクトル内に少なくとも1つの追加的なエネルギーピークを生成することで、複数エネルギーピークでエネルギー較正が可能となる。 (もっと読む)


【課題】 1MeVを超える高エネルギーX線のエネルギーを検出することができる高エネルギーX線の検出装置と検出方法を提供する。
【解決手段】 所定の方向から入射する入射X線1の照射によりこれをコンプトン散乱する散乱体12と、入射X線に対し特定の方向θにコンプトン散乱された散乱X線2のエネルギースペクトルを検出する散乱X線検出器14と、散乱X線のエネルギースペクトルから入射X線のエネルギースペクトルを演算する入射X線解析器16と、コンプトン散乱の断面積から入射X線1のエネルギースペクトルを補正する入射X線補正器18とを備える。 (もっと読む)


【課題】 1MeVを超える高エネルギーX線のエネルギー弁別ができ、かつ高エネルギーX線がパルスで発生しても、パイルアップが生じにくい高エネルギーX線のエネルギー弁別検査装置と検出方法を提供する。
【解決手段】 被検査物6に向けて1MeVを超える高エネルギーX線1aを照射するX線発生装置11と、被検査物を透過して入射する入射X線1をコンプトン散乱させる散乱体12と、コンプトン散乱された散乱X線2の入射X線に対する散乱角を所定の範囲に制限する遮蔽体13と、遮蔽体で制限された散乱X線のエネルギースペクトルを検出する散乱X線検出器14と、散乱X線のエネルギースペクトルから入射X線のエネルギースペクトルを演算する入射X線解析器16とを備える。 (もっと読む)


【課題】X線減弱率が被検査物の正常部位と大差のない物質からなる異物でも、その混入を確実に検出することができ、しかも、検査に先立つ装置の設定作業が容易で、更にはこれらの機能を持つが故のコストの上昇を極力抑制したX線検査装置を提供する。
【解決手段】X線エネルギが互いに異なる透過X線を検出するX線検出手段2と、良品の被検査物もしくはそれと同等の物品を撮像して得られる複数のX線エネルギそれぞれの出力の相互の関係を記録しておく記録手段7を備えるとともに、被検査物の検査時にX線検出手段2による複数のX線エネルギの検出出力から、記録手段により記録した相互の関係からの乖離度より画像を形成する画像形成手段6を備え、その画像形成手段により形成された画像に基づいて異物の有無を判定する。画像形成手段6により形成された画像は、異物以外の被検査物の像はほぼ一様となるのに対し、異物の像は強調された状態となり、その画像形成手段により形成された画像に基づいて異物の有無を判定することで、課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】光子を検出する検出手段の出力の変動を抑制することができ、安定した検出手段による検出精度を得ることができるポジトロンCT装置を提供することを目的とする。
【解決手段】被検体内に投与されたポジトロン放射性薬剤から放出される光子を検出する光子検出器32からの出力を表すエネルギスペクトルをエネルギ変換部52は出力する。外乱によって光子検出器32の出力が変動するが、外乱によるエネルギの変動分をなくすようにエネルギスペクトルを補正するエネルギウィンドウ判定部55を備えることで、光子検出器32の出力の変動を抑制することができ、安定した光子検出器32による検出精度を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】DOI検出器等のPET検出器のエネルギー補正係数を高精度でまたは高速に算出できる方法を提供する。
【解決手段】(1)基準線源からPET検出器の検出面にγ線を照射し、光電子増倍管からの光量に関する出力信号を収集する。(2)収集した出力信号に基づき2次元位置マップ上に光電吸収イベントを投影し、位置LUTを参照して、γ線と相互作用したシンチレータ結晶を識別する。(3)収集した出力信号を蓄積し、シンチレータ結晶それぞれにおける光量スペクトルを取得する。(4)光量スペクトルのピーク位置を小数点以下まで求め、エネルギー補正係数を算出し、エネルギー補正係数を用いてエネルギー補正LUTを作成する。 (もっと読む)


【課題】検出器内での散乱成分を取得可能として、検出器の感度を高める。
【解決手段】深さ方向の検出位置とエネルギーが識別可能な(3次元)検出器20を用いて放射線を検出する際に、深さ方向の検出位置に応じて、信号とノイズを識別するエネルギーウィンドウを変えることにより、検出器内での散乱成分を取得可能とする。深さ方向の検出位置に応じて、異なる検出素子20A、20Bを用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 X線分析装置において、既知なX線をモニターする必要が無く、高エネルギー分解能を得ること。
【解決手段】 X線を受けてそのエネルギーを温度変化として検出し電流信号として出力するTES1を有するセンサ回路部2と、該センサ回路部2に定電圧を印加してバイアス電流を流すバイアス電流源3と、TES1に流れる電流を検出する電流検出機構4と、該電流検出機構4に接続され検出された電流に基づいて波高値を測定する波高分析器5と、電流検出機構4に接続されバイアス電流によってTES1に流れるベースライン電流を検出するベースラインモニター機構6と、該ベースラインモニター機構6で検出したベースライン電流が既定値からずれて変動している場合にその変動幅に応じてベースライン電流を修正するためにバイアス電流を調整するバイアス電流調整機構7と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】 X線分析装置において、既知なX線をモニターする必要が無く、高エネルギー分解能を得ること。
【解決手段】 X線を受けてそのエネルギーを温度変化として検出し電流信号として出力するTES1を有するセンサ回路部2と、これに定電圧を印加してバイアス電流を流すバイアス電流源3と、TES1に流れる電流を検出する電流検出機構4と、電流検出機構4に接続され検出された電流に基づいて波高値を測定する波高分析器5と、電流検出機構4に接続されバイアス電流によってTES1に流れるベースライン電流を検出するベースラインモニター機構6と、ベースラインモニター機構6で検出したベースライン電流が既定値からずれて変動している場合にその変動幅に応じて電流検出機構4で検出した電流又は波高分析器5で測定した波高値を補正する感度補正演算部7と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】補正データ収集の時間の短縮を図る。
【解決手段】放射線のエネルギーを測定する測定装置を有し、測定装置は、放射線を測定しない場合の出力値をエネルギーの零点として出力させるトリガ発生装置を備え、測定装置は、零点とエネルギーの判明した線源からの放射線のエネルギーの測定点からの補間により、校正される。 (もっと読む)


ある方法は、既知のスペクトル特性を持つ物質を横断する放射線を、検出放射線を示す信号を出力する放射線感知検出器ピクセルで検出するステップと、上記出力信号と上記スペクトル特性との間のマッピングを決定するステップとを有する。この方法は更に、上記放射線感知検出器ピクセルの対応する出力と上記マッピングとに基づき、上記放射線感知検出器ピクセルにより検出される光子のエネルギーを決定するステップを有する。
(もっと読む)


【課題】良質の画像データを取得でき、検査精度の向上を図ることができる核医学診断装置を提供する。
【解決手段】複数のガンマカメラ13,14を被検体Pの周囲で回転させて被検体Pからの検出データを収集し、この検出データより画像データを形成するものであって、予めファントムFを用いて収集したガンマカメラ13,14の検出データのずれに応じた補正データを補正データ生成5で生成し、この補正データによりカメラ13,14より検出される検出データを補正し画像データを再構成する。 (もっと読む)


1 - 20 / 82