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Fターム[3B153BB13]の内容

ロープ又はケーブル一般 (6,360) | 素線の形状又は構造 (424) | 波付線 (98)

Fターム[3B153BB13]に分類される特許

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【課題】ゴム浸透性、形状保持性、心ワイヤの抜け出し難さをバランス良く兼ね備え、耐疲労性に優れたスチールコードの製造方法及びスチールコードを提供する。
【解決手段】心ワイヤの径より小さい径を有するm本の内層ワイヤを、バンチャー撚り線機により単一の心ワイヤの周囲に所定のピッチで撚り合わせ、心ワイヤの径より小さい径を有するn本の外層ワイヤをそれぞれ所定の型付率に型付けし、型付けしたn本の外層ワイヤを、バンチャー撚り線機により内層ワイヤの所定の撚りピッチより長い撚りピッチで、かつ内層ワイヤの撚り方向と同じ向きに内層ワイヤの周囲に撚り合わせ、(1+m+n)3層撚り構造のスチールコードを得る。 (もっと読む)


【課題】 コードとゴムとの間に十分な接着性を確保すると共に、素線同士の接触を少なくし、かつ寸法変化を抑制することを可能にしたゴム補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】 螺旋状の癖付けを施した1本の芯素線11の外側にN本(N=3〜8)の側素線12を撚り合わせて配置し、かつ芯素線11の外接円C11及び側素線12の外接円C12がそれぞれ楕円形状をなす偏平構造を有するスチールコード10において、芯素線11の捩じれ方向を側素線12の撚り方向と同一とし、芯素線11の癖付けピッチPcを側素線12の撚りピッチPsよりも大きくする。 (もっと読む)


【課題】 引張剛性を低下させることなくコード内部へのゴム浸透性を改善し、耐久性を向上することを可能にしたゴム補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りラジアルタイヤの製造方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも1本の素線11を含む第1層Aと、第1層Aの外周側に位置して複数本の素線12を含む第2層Bと、第2層Bの外周側に位置して複数本の素線13を含む第3層Cとを同時に撚り合わせてなる3層構造のスチールコードにおいて、第1層Aと第2層Bとの間に未加硫ゴム配合物Rを挿入すると共に、少なくとも第3層Cの素線13に型付けを施し、全ての素線11〜13を最密状態に配置したときに形成されるコード輪郭の頂点でのコード径D1 及び非頂点でのコード径D2 に対して、第3層Cの頂点に位置する素線13の型付率を90〜105%とし、第3層Cの非頂点に位置する素線13の型付率を95〜110%とする。 (もっと読む)


【課題】 コードとゴムとの接着性を確保しながら、コード径を小さくし、かつ寸法変化を抑制したゴム補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】 ベルト層6に使用されるスチールコード10は、螺旋状の癖付けを施した1本の芯素線11の外側に該芯素線11と同一素線径を有する5本の側素線12を撚り合わせて配置し、かつ芯素線11の外接円C11及び側素線12の外接円C12がそれぞれ楕円形状をなす偏平構造を有し、芯素線11の捩じれ方向が側素線12の撚り方向と同一であり、芯素線11の癖付けピッチが側素線12の撚りピッチと同一であり、芯素線11の外接円C11の短径dsが素線径dに対してds>dであり、側素線12の外接円C12の短径DsがDs<3dであり、側素線12の外接円C12の長径DlがDl>3.6dであり、かつ短径Dsと長径Dlとの比がDl/Ds>1.2である。 (もっと読む)


【課題】 金属ワイヤの伸線加工性を殆ど損なうことなく、ゴム物品に対する金属ワイヤの湿熱・経年接着性の低下を抑制することができる金属ワイヤの製造方法及びゴム物品補強用金属コードを提供する。
【解決手段】 金属ワイヤを製造する場合、まず非シアンめっき浴によって、金属素線3の表面上にブラスめっき内層4aを形成し、引き続き非シアンめっき浴によって、ブラスめっき内層4a上にブラスめっき外層4bを形成する。このとき、ブラスめっき外層4bのCu含有比がブラスめっき内層4aのCu含有比よりも低くなるようにブラスめっき層4を形成する。続いて、ブラスめっき層4を419℃±30℃の温度で加熱する。そして、電解による化成皮膜処理によって、ブラスめっき層4の表面に燐酸鉄皮膜6を形成した後、伸線加工を施す。 (もっと読む)


【課題】短尺の撚り線を製造する撚線機の省スペース化および段替えの簡素化が可能な撚線機の提供。
【解決手段】1本のスチールワイヤW1を繰出しリール1から繰り出し、テンショナー2により張力を調整してくせ付け機構3に供給し、くせ付け機構3によりコード撚りのためのスパイラル状のくせ付けを施して、送り機構4により送り出し、そのくせ付けして送り出したスチールコードW2をカッター5で所定長さに切断し、切断したスチールコードW3を所定本数毎に投入機構6により回転異形ダイス7に投入して集合させ、回転異形ダイス7により撚り合わせつつ引取り機構8により引き取って、スチールコードCとして送り出すよう撚線機を構成する。 (もっと読む)


【課題】 コードの圧縮剛性の低下を抑制しつつ、コード内部へのゴム材の浸透度を向上させることができるゴム物品補強用金属コード及びゴム物品を提供する。
【解決手段】 ゴム物品補強用金属コード7は、コアフィラメント9と、このコアフィラメント9を包囲するようにコアフィラメント9に対して螺旋状に撚り合わされた5本のアウターシースフィラメント10とを備えている。コアフィラメント9及びアウターシースフィラメント10の線径は、実質的に同一径である。各アウターフィラメント10間には、適度な空隙が形成されている。コアフィラメント9には、各アウターシースフィラメント10の撚りピッチよりも細かいピッチを有する2次元の波付け部12が形成されている。各アウターシースフィラメント10には、そのような細かい波付け部12は形成されていない。 (もっと読む)


【課題】加硫後非圧縮という特徴を有するゴム中であっても非線形の物理特性を呈し、従って低歪領域では低剛性でしなやかな性質を示す一方、高歪領域では高い剛性を発揮することができるゴム−スチールコード複合体を提供する。
【解決手段】実質的に同一ピッチで螺旋型付けされたスチール線状体の複数本を、略同位相で撚り合わせずに束ねてなるスチールコードが、ゴムに埋設されてなるゴム−スチールコード複合体である。スチール線状体の任意の1本と、少なくとも1本の他のスチール線状体との、型付け螺旋の外接円同士が重なり合うことが好ましく、好適には、複数本のスチール線状体の構造および型付け量が、全て同一である。スチール線状体は、略円形断面を有するスチールフィラメントまたは複数本のスチールフィラメントを撚り合わせたスチールストランドのいずれであってもよい。 (もっと読む)


【課題】十分なゴム侵入性と優れた耐疲労性とを有するm+n構造の2層撚りのゴム製品補強用スチールコードおよび該スチールコードを補強材に使用した自動車用タイヤを提供する。
【解決手段】m+n構造のスチールコード10のシース素線12a〜12iの少なくとも1本の素線(12a,12d,12g)を予め小さなスパイラル状又は波状にくせ付けした素線とし、撚りほぐした後のくせ付け素線の投影面における軌跡とコード撚りのためのスパイラルくせの基準線(正弦波)との乖離巾Lと素線径dとの比率L/dが素線全周角で0.7を超える箇所が存在せず、0.07〜0.7の範囲内である箇所が撚りスパイラル1ピッチ当たり2箇所以上存在するようコード外周からの突出量を調整する。 (もっと読む)


【課題】十分なゴム侵入性と優れた耐疲労性とを有するm/n構造の2層撚りのゴム製品補強用スチールコードおよび該スチールコードを補強材に使用した自動車用タイヤを提供する。
【解決手段】m/n構造のスチールコード10のシース素線12a〜12iの少なくとも1本の素線(12c,12f,12i)を予め小さなスパイラル状又は波状にくせ付けした素線とし、撚りほぐした後のくせ付け素線の投影面における軌跡とコード撚りのためのスパイラルくせの基準線(正弦波)との乖離巾Lと素線径dとの比率L/dが素線全周角で0.7を超える箇所が存在せず、0.07〜0.7の範囲内である箇所が撚りスパイラル1ピッチ当たり2箇所以上存在するようコード外周からの突出量を調整する。 (もっと読む)


【課題】十分なゴム侵入性と優れた耐疲労性とを有する単層撚りのゴム製品補強用スチールコードおよび該スチールコードを補強材に使用した自動車用タイヤを提供する。
【解決手段】1×nのスチールコード10の少なくとも1本の素線11を予め小さなスパイラル状又は波状にくせ付けした素線とし、撚りほぐした後のくせ付け素線11の投影面における軌跡とコード撚りのためのスパイラルくせの基準線(正弦波)との乖離巾Lと素線径dとの比率L/dが素線全周角で0.7を超える箇所が存在せず、0.07〜0.7の範囲内である箇所が撚りスパイラル1ピッチ当たり2箇所以上存在するようコード外周からの突出量を調整する。 (もっと読む)


【課題】十分なゴム侵入性と優れた耐疲労性とを有する単層撚りのゴム製品補強用スチールコードを容易且つ確実に得られるようにする。
【解決手段】1×n(n=3〜6)の単層撚りで、コード撚りのためのスパイラルくせ以外はくせ付けを有しないノーマルフィラメント(素線12)とコード撚りのためのスパイラルくせとは別の小さなスパイラル状のくせを有するスパイラルフィラメント(素線11)とからなるスチールコード10であって、スパイラルフィラメントを、撚りほぐした後水平に配置し水平面に投影した軌跡の投影面における接線t2とコード撚りのためのスパイラルくせの基準線r2とのなす角度α2の最大値がコード撚り角の1.2〜2.0倍となるようにする。 (もっと読む)


【課題】ゴム複合体の切断面においてワイヤの先端が突出しない安全なスチールコード及びその製造方法、ゴム複合体を提供する。
【解決手段】n+m+k構造の3層撚りにラッピングワイヤが巻かれているスチールコードであって、n本の同径ワイヤを撚り合わせた心ストランド2cと、m本の同径ワイヤを前記心ストランドの周囲に前記心ストランドの撚り方向と同じ向きに撚り合わせた第2層撚りストランド2aと、k本の同径ワイヤを前記第2層撚りストランドの周囲に前記第2層撚りストランドの撚り方向とは逆向きに撚り合わせた第3層撚りストランド2bと、を有し、撚り上がり後の第3層撚りストランド2bの型付け率が75%以上である。 (もっと読む)


【課題】高い伸び性を有するとともに、低荷重域に適度の一次伸び部を有し、且つ、ゴム侵入性に優れ、また、設備コストや生産エネルギーの消費量を抑制し生産性の低下を防止でき、ゴム製品の埋設補強材、特に自動車用タイヤの補強層外層部に埋め込んで使用するハイエロンゲーションコードとして好適なスチールコードおよび該スチールコードを使用した自動車用タイヤを提供する。
【解決手段】1×nのオープン撚り構造のスチールコードで、コード断面形状10を略楕円形とし、すべての素線1〜5に撚り合わせのための形付けによるくせとは別に小さいスパイラル状くせを付けるとともに、少なくとも1本の素線のスパイラル状くせを他の素線のスパイラル状くせと異ならせ、且つ、各素線のスパイラル状くせの断面形状11〜15を略楕円形とする。 (もっと読む)


【課題】ゴム製品の補強材として使用されるクロ−ズ撚りのゴム製品補強用スチ−ルコ−ドにおいて、破断までの全伸びを5%以上と大きくできるようにすることと併せて、スチ−ルコ−ド内部空洞部へのゴムの充填性の改善を図ったゴム製品補強用スチ−ルコ−ドを提供する。
【解決手段】3本の素線a1,a2,a1が当該スチ−ルコ−ドの撚り合わせピッチよりも小さなくせを有する1×3構造のゴム製品補強用のスチ−ルコ−ドにおいて、S−Sカ−ブの二次伸度領域でコ−ド破断強度の10%あたり0.25%〜0.75%の伸び率を有するように撚り合わせることで課題解決の手段としている。 (もっと読む)


【課題】高い伸び性を有するとともに、低荷重域に適度の一次伸び部を有し、且つ、ゴム侵入性に優れ、また、設備コストや生産エネルギーの消費量を抑制し生産性の低下を防止でき、ゴム製品の埋設補強材、特に自動車用タイヤの補強層外層部に埋め込んで使用するハイエロンゲーションコードとして好適なスチールコードおよび該スチールコードを使用した自動車用タイヤを提供する。
【解決手段】単層撚り(あるいは複層撚り)のスチールコードで、コード断面形状10を略楕円形とし、すべての素線1〜5(あるいはストランド)に撚り合わせのための形付けによるくせとは別に小さいスパイラル状くせを付け、各素線(あるいは各ストランド)のスパイラル状くせを断面略楕円形で、撚り込み率を1.01〜1.46とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、自動車用タイヤの補強材として使用されるスチールコード、に関するものであり、全ての素線に同じスパイラル状くせを施し、簡便な手段の付加によって上記コード内部へのゴム材の侵入を良くし、耐疲労性を高めたゴム補強用スチールコードを提供すること。
【解決手段】(a)1×n(素線数n=3〜6本)の単層撚り構造で、(b)全素線が同一径で、(c)全ての素線が撚り合わせのくせとは異なる小さなくせを有し、(d)小さなくせはスパイラル状と偏平スパイラル状の2種類で、(e)1本以上で、(n一1)本以下の素線が上記偏平スパイラル状くせである、(f)ゴム補強用スチールコード。 (もっと読む)


【課題】N/M構造のタイヤ補強用のスチールコードにおいて、芯内部へのゴムの浸入性の向上と耐疲労度の向上とを図る。
【解決手段】3本の芯素線1と6本の側素線2とが同一方向に一度に撚り合わされた束撚り構造のタイヤ補強用のスチ−ルコ−ドにおいて、芯素線1を、スチ−ルコ−ドの撚りくせよりも小さく、かつ2種類の異なった形状のスパイラル状のくせを施した2本の素線a1と1本の素線a2とで形成し、これらと6本の側素線とを同一方向に一度に撚り合わすことにより、芯素線1と側素線2との間にゴムが侵入できる隙間の形成を確保し、しかも芯素線同志の位相が揃ってしまうという事態の発生を防止できて、隣り合う芯素線間にも隙間が形成される。このことにより側素線2・芯素線1間および芯素線1で形成される空間へのゴムの確実な侵入を可能にした。 (もっと読む)


【課題】ゴム製品の補強材として使用されるゴム製品補強用スチ−ルコ−ドにおいて、スチ−ルコ−ド内部空洞部へのゴムの充填性を改善すると同時に、破断までの全伸びを5%以上と大きくできるようにしたゴム製品補強用スチ−ルコ−ドを提供する。
【解決手段】5本のすべての素線が当該スチ−ルコ−ドの縒り合わせピッチよりも小さなくせを有する1×5構造のゴム製品補強用のスチ−ルコ−ドにおいて、上記くせは、そのくせのピッチ(くせピッチ)が上記スチ−ルコ−ドの縒り合わせピッチの20〜50%の範囲内であり、また(くせの)波高/くせピッチが0.01〜0.05の範囲内であり、かつ全体形状をスパイラル形状に形成されており、スチ−ルコ−ドを、「波高/くせピッチ」の数値において3種類の異なった数値のくせを有する素線b1、素線b2(各2本)と素線b3(1本)の計5本の素線を縒り合わせた構成とすることで課題解決の手段とする。 (もっと読む)


【課題】 コードのしなやかさ及びコンパクトさを確保しながら、コアへのゴム浸透を高め、耐コア抜け性、及び耐腐食性を向上する。
【解決手段】 n本(2〜5本)の金属素線Fcを引き揃えた1つの素線束11に捻りが加えられたコア12と、n本より多い金属素線Fsからなりかつコア12の周囲に螺旋に巻き付けられるシース13とを具える層撚り構造をなす。素線束11は、前記捻りを加える前の状態において、前記金属素線Fcが互いに平行に引き揃えられた束状態を保ちつつ該束自体が山部15と谷部16とを繰り返す2次元波状に型付けされた波状の型付け束11A、或いは該束自体が螺旋状に型付けされた螺旋状の型付け束11Bから形成される。型付け束11A、11Bは次式を充足する。
D1は、型付け束の金属素線の直径、Pは、型付けピッチP、hは型付け高さである。
10.0×D1≦P≦50.0×D1 −−−(1)
0.1×D1≦h≦2.5×D1 −−−(2) (もっと読む)


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