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Fターム[3C046FF32]の内容

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Fターム[3C046FF32]に分類される特許

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【課題】CFRP等の難削材の高速切削加工において、すぐれた靭性を備え、すぐれた耐摩耗性を発揮するダイヤモンド被覆超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】Coを3〜15質量%含有するWC基超硬合金を基体とするダイヤモンド被覆超硬合金製切削工具において、該WC基超硬合金基体の表面から、その内部へ表面から10μmの縦断面領域にわたるCoの結晶構造を電子線後方散乱回折装置で測定した場合、Coの総占有面積に占める六方晶(hcp)構造のCoの占有面積割合が、0.2〜0.8の範囲内であり、また、好ましくは、ダイヤモンド膜の平均圧縮残留応力値が、2.2〜3GPaの範囲内であり、また膜厚をDとし、刃先稜線部の断面におけるダイヤモンド膜の圧縮残留応力が、膜厚の中央位置の圧縮残留応力をSmとした時に、界面から0.25Dの部分でSmの1.2〜2.0倍の範囲であり、界面から0.75Dの部分でSmの0.5〜0.8倍の範囲であるダイヤモンド被覆超硬合金製切削工具。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄の高速断続切削加工において、すぐれた耐塑性変形性、耐チッピング性を発揮する表面被覆WC基WC基超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】WCを硬質成分として含有し、また、Coを少なくとも結合相成分として含有するWC基超硬合金を工具基体とし、該工具基体表面に、硬質被覆層(例えば、Ti化合物層からなる下部層と、酸化アルミニウム層からなる上部層)を被覆形成した表面被覆WC基超硬合金製切削工具において、上記工具基体の表面から10〜100μmの深さ領域の結合相中の平均酸素含有量は5000〜10000ppmとすることによって高速断続切削における耐塑性変形性、耐チッピング性を改善し、一方、上記工具基体の表面から10μmまでの表層領域および100μmを超える内部領域における結合相中の平均酸素含有量は2000ppm以下とすることによって工具基体の靭性を確保する。 (もっと読む)


【課題】工具素材に適した超硬合金であって、偏摩耗を低減して、工具寿命の延命に寄与することができる超硬合金を提供する。
【解決手段】炭化タングステン(WC)の粒子間がコバルト(Co)を主体とする結合相により結合された超硬合金であって、WC粒子は、平均粒径が0.1μm以上0.5μm以下、結合相は、Coを5質量%以上12質量%以下含有する。結合相は、平均厚みが0.14μm以下であり、かつ結合相全体に対して、結合相の厚みが0.5μm以上である割合が0.15%以下である。本発明超硬合金は、超微粒のWC粒子(図1(I)において灰色部分)間に結合相(同黒色部分)が薄くかつ均一的に存在し、結合相がミクロに凝集したり、偏在したりしていない。このような組織を有する超硬合金をマイクロドリルに利用すると、偏摩耗を抑制できて、長期に亘り位置精度に優れる加工が行える。 (もっと読む)


【課題】炭化タングステンに対する高い粒成長抑制効果を有し、機械的強度に加え耐食性等の化学的耐久性にも優れた炭化タングステン基焼結体およびそれを用いた塗布工具用ヘッド部、切断刃、カッター刃、レンズ型、シールリング等の耐摩耗部材を提供する。
【解決手段】炭化タングステンを主成分とする第1相と、第4族元素、第5族元素および第6族元素からなる群より選択される1種または複数種の元素の炭窒化物を主成分とする第2相を有し、第2相の体積分率が0.01体積%以上40体積%未満であり、残部が第1相である炭化タングステン基焼結体。 (もっと読む)


【課題】 工具として使用した際に生じる摩耗、被加工材による超硬工具への焼付き、加工負荷による超硬工具の破損など軽減し、超硬工具寿命を改善した超硬合金を提供する。
【解決手段】 鉄系金属を主成分とする結合相を3〜30重量%と炭化タングステン
(以下WC)から成る硬質相を有する超硬合金において、該結合金属中に希土類(Sc
,Yを含む)の酸化物の1種類以上を含む酸化物が分散されており、該酸化物が全体に対して0.01重量%以上含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】切削性能、耐熱亀裂性、および寸法精度に優れた刃先交換型切削チップを提供する。
【解決手段】本発明の刃先交換型切削チップは、少なくとも基材を含むものであって、該基材は、8.5〜12.5質量%の鉄系金属と、0.28〜1.13質量%のTaと、不可避不純物とを含み、かつ残部がWCである超硬合金からなり、該超硬合金の組織中のWC粒子は、0.8〜2μmの平均粒子径であり、基材の抗磁力をHC(kA/m)とし、基材に含まれるCoの質量%をMCo(質量%)とすると、下記式(I)を満たし、かつ超硬合金の組織中にTaを主成分とする相が析出していないことを特徴とする。
−1.2×MCo+31.7≧HC≧−1.2×MCo+27.2 ・・・(I) (もっと読む)


【課題】切削性能に優れ、かつ寸法精度が高い刃先交換型切削チップを提供する。
【解決手段】本発明の刃先交換型切削チップは、少なくとも基材を含むものであって、該基材は、8.5〜12.5質量%の鉄系金属と、0.55〜2.3質量%のTaCと、不可避不純物とを含み、残部がWCである超硬合金からなり、超硬合金の組織中のWC粒子は、0.8〜3μmの平均粒子径であり、基材の抗磁力をHC(kA/m)とし、飽和磁束密度を4πσ(10-7Tm3/kg)とし、基材に含まれるCoの質量%をMCo(質量%)とすると、下記式(I)を満たし、かつ超硬合金の組織中にTaを主成分とする相が析出しており、該Taを主成分とする相は、0.4〜2.4μmの平均粒子径であることを特徴とする。
−0.7×4πσ÷MCo−0.9×MCo+39.15≧HC ・・・(I) (もっと読む)


【課題】 高速かつ断続切削加工においても長寿命な切削工具を提供する。
【解決手段】 WCを80〜94質量%、Coを5〜15質量%、Tiを炭化物換算量で0.1〜5質量%、Nbを炭化物換算量で0.1〜10質量%、TiおよびNbを除く周期表第4、5および6族金属の群から選ばれる少なくとも1種の炭化物(WCを除く)、窒化物および炭窒化物のうちの少なくとも1種を0〜10質量%の割合で含有して、WC相と、B1型固溶相と、前記Coを主体とする結合相とからなり、かつ前記B1型固溶相は単一構造からなるとともに前記Tiと前記Nbの濃度が最高となる位置が異なる超硬合金からなる切削工具である。 (もっと読む)


【課題】切削中に、ロウ材が液相を生成する温度を越える高温となっても、接合層の接合強度が低下することのない、高速切削やCVDコーティング処理等に適した切削工具として好適な接合体を提供する。
【解決手段】相互に異なる材料からなる複数の被接合材が、1000℃未満では液相を生成しない接合層により接合されており、被接合材が、超硬合金、サーメット、cBN、ダイヤモンド、鋼のいずれかである接合体。一方の被接合材1が、超硬合金、サーメット、鋼のいずれかであり、他方の被接合材3が、cBN、ダイヤモンドのいずれかである接合体。超硬合金、サーメット、鋼のいずれかからなる第1被接合材の一部にザグリが設けられ、ザグリに、cBN、ダイヤモンドのいずれかからなる第2被接合材が嵌め込まれており、第2被接合材近傍の第1被接合材が、集中的に加熱されて接合されている接合体。 (もっと読む)


【課題】 超耐熱合金やチタン合金、ステンレス鋼などの難削材および熱処理後の高硬度鋼等の高速切削、乾式切削等に使用される、高温下での耐塑性変形性に優れる切削工具用WC基超硬合金および被覆切削工具ならびにこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、金属元素として3.0%<Co<6.0%、0.2%<Cr<1.2%、0.05%<Zr<0.30%をそれぞれ含有するWC基超硬合金であって、残部は前記金属元素に固溶もしくは化合して存在する非金属元素と不可避的不純物でなり、酸素量が質量%で0.1%以下、有孔度が超硬合金規格CIS006C−2007でA04以下、かつB02以下であり、硬度が92.2〜93.5HRAである高温下での耐塑性変形性に優れる切削工具用WC基超硬合金。 (もっと読む)


【課題】耐熱亀裂性、耐熱塑性変形性、耐チッピング性に優れた表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】硬質相として少なくともWCを含有し、結合相形成成分としてCoおよびCrを含有するWC基超硬合金からなる工具基体表面に、硬質被覆層を蒸着形成した工具であって、超硬合金の表面から100μmまでの深さ領域における結合相中の平均W含有量をCW1、100μmから200μmまでの深さ領域における結合相中の平均W含有量をCW2、200μm以上の深さの内部領域における結合相中の平均W含有量をC、また、超硬合金の表面から100μmまでの深さ領域における結合相中の平均Cr含有量をCCr1、100μm以上の深さの内部領域における結合相中の平均Cr含有量をCCrとしたとき、CW1/C=1.2〜1.5,CW2/C=1.1〜1.3,CW1/CW2≧1.0,CCr1/CCr=1.1〜1.3の関係を満足する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも硬質相粒子の粒度分布の偏りが小さい超硬合金を製造するための超硬合金の製造方法を提供する。
【解決手段】超硬合金の硬質相となるWC粉末(硬質相原料粉末)のスラリーを用意する。次いで、スラリー中のWC粉末を解砕する解砕工程と、WC粉末および結合相となる結合相原料粉末を混合する混合工程とを独立した工程として実施する。その際、解砕工程および混合工程の少なくとも一方で、アトライターや衝突型ジェットミルなどのエネルギーの高い撹拌方法を用いないようにする。そうすることで、撹拌時にWC粒子が過剰に粉砕されることを抑制し、WC粒子の粒度分布が偏らないようにすることで、超硬合金における硬質相粒子の粒径のバラツキを抑制する。 (もっと読む)


【課題】従来よりも硬質相粒子の粒度分布の偏りが小さい超硬合金を提供する。
【解決手段】WC粒子を主体とする硬質相がCoを主体とする結合相により結合されてなる超硬合金である。この超硬合金の硬質相を構成するWC粒子の平均粒径が0.4μm未満であり、かつ、WC粒子径の均一性を表す指標である分散度数が0.55以下である。ここで、分散度数は、WC粒子の粒度分布の半値幅(累計頻度75%のときの円相当直径−累計頻度25%のときの円相当直径)を、WC粒子の平均粒径(50%粒径)で除した値である。このような超硬合金は、従来よりも優れた耐摩耗性・耐欠損性を有しているので、種々の加工工具に好適に利用できる。 (もっと読む)


【課題】より良い特性を有する製品(及び製品自体)を生成する方法としてバインダ濃縮ゾーンの深さを調整することができるように、大抵、少なくとも分圧を有する雰囲気中でブランクを焼結する方法(及び得られた製品)を提供する
【解決手段】少なくとも分圧、一時的に窒素分圧を有する雰囲気中で焼結することによって、バルク領域へ向かって内方へ延出する略均一な厚さを有する非層状のバインダ濃縮ゾーンを有した焼結されたままの基体30が形成され、コーティングされた超硬合金工具20及びその作成方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】Ni基合金、Co基合金等の耐熱合金の転削加工において、長期の使用にわたって、すぐれた耐欠損性を発揮する切削工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金製切削工具において、結合相成分であるCoの含有量は4〜12質量%、結合相中のRe含有量は3〜20質量%であり、硬質相のWC粒内界面近傍にはReの富化領域が形成され、該富化領域は、WC粒子の表面から、その粒径の1〜10%の深さ領域にわたって形成され、かつ、該領域における平均Re含有量は0.2〜7質量%であって、また、必要に応じて、超硬合金の成分として、VC、Cr、TiC、TaC、NbCを含有させ、あるいは、切削工具表面に硬質被覆層を蒸着形成する。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄等の高速断続切削加工において、長期の使用にわたって、すぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する切削工具を提供する。
【解決手段】質量%で、Co:4〜12%、Os:0.4〜3.0%、WC:残部の配合組成の圧粉体(あるいは、さらにVC、Cr、TiC、TaC、NbCのうちの1種以上を合計で0.1〜2質量%含有)を焼結してなるWC基超硬合金焼結体からなるWC基超硬合金製切削工具において、WC基超硬合金焼結体は、その硬質相中に、平均Os含有量が0.5〜2.0質量%のOs富化領域を含み、また、その結合相として、Os含有量4〜30質量%のCo−W−Os相を含むことによって、すぐれた高温硬さ、破壊靭性値を備え、鋳鉄等の高速断続切削加工において、すぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮するWC基超硬合金製切削工具あるいは表面被覆WC基超硬合金製切削工具。 (もっと読む)


【課題】鋼の高速断続切削において優れた耐欠損性、耐熱塑性変形性、耐摩耗性を発揮する表面被覆WC基超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】結合相成分としてCoを4〜12質量%含有し、硬質相成分としてTi、Ta、Nb、Wのうち2種以上の成分からなる複合炭窒化物のうちの1種を5〜30質量%を含有し、残部WCからなるWC超硬合金を工具基体とする表面被覆WC基超硬合金製切削工具において、工具基体表面から5〜30μmの深さ領域では結合相成分が富化され、結合相中にはRe含有量3〜20質量%のReが固溶し、さらに、硬質相を構成するWCおよび複合炭窒化物粒内の界面近傍に、平均Re含有量が0.2〜7質量%のRe富化領域が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 コバルト(Co)を使用しない超硬合金において、従来よりも抗折強度を高めた超硬合金及び超硬工具を提供する。
【解決手段】 炭化タングステン(WC)を含有する金属元素セラミックス粒子を分散させ、結合相が鉄(Fe)、アルミニウム(Al)、ホウ素(B)、及び不可避不純物から組成される超硬合金であって、前記結合相中のBの含有量が0.07質量%以上かつ0.28質量%以下である。また、前記結合相中のAlの含有量が10質量%以上かつ33質量%以下である。 (もっと読む)


【課題】耐熱亀裂性と高強度とを兼備する高強度超硬合金を提供する。
【解決手段】本発明の超硬合金は、WCを主成分として含むものであって、12質量%以上14質量%以下のCoと、0.3質量%以上0.6質量%以下のCrとを含み、15kA/m以上25kA/m以下の抗磁力Hcを有し、かつ長さ20mm×幅4mm×厚み2mmの形状とした場合に、10mmのスパンで曲げ試験を行なったときの抗折力が3.5GPa以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】長寿命で異常損傷が少なく、良好な仕上げ面を得ることができるWC基超硬合金製切削インサートおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】結合相成分としてCoを含むWC基超硬合金製切削インサートにおいて、逃げ面とホーニング部との交差稜線から、すくい面の内側に向けて少なくとも2mm以内の範囲内における、焼結肌にウエットブラスト処理を施したチップブレーカ部の表面領域について、結合層Coのhcp変態率を0.3以上とし、かつ表面粗さRaを0.2μm以下とし、さらにインサート表面のWC硬質相の残留応力を圧縮で850MPa以上とすることにより、湿式切削や断続切削等、熱衝撃が切れ刃に作用する切削条件においても、亀裂発生・進展の防止、耐欠損性の向上、被削材の仕上げ面精度の向上を図る。 (もっと読む)


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