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Fターム[3C069BA08]の内容

Fターム[3C069BA08]に分類される特許

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【課題】要求される品質に応じて分割力を高めることができるレーザ加工方法を提供する。
【解決手段】半値幅と裾幅とが互いに等しいパルス波形を有するレーザ光Lを加工対象物に照射することで、切断予定ラインに沿って改質スポットを加工対象物内に複数形成し、複数の改質スポットによって改質領域を形成する。ここで、レーザ光源101は、レーザ光源制御部102によって駆動電源51を制御し、レーザ光LのPE値に応じてパルス波形を第1〜第3パルス波形の間で切り替える。低PE値の場合、その前半側にピーク値が位置し且つ鋸刃状となるよう構成された第1パルス波形をパルス波形として設定すると共に、高PE値の場合、その後半側にピーク値が位置し且つ鋸刃状となるよう構成された第2パルス波形をパルス波形として設定する。 (もっと読む)


【課題】分割予定ラインの内部に改質層を形成すること。
【解決手段】複屈折性結晶材料から構成されたワーク1の光学軸の方向を検出し、検出された光学軸の方向と分割予定ライン11の延伸方向とに基づいて、常光線、異常光線、及び常光線と異常光線との複合光線のうちのいずれか1つを分割予定ライン11に照射するレーザー光線として選択し、選択されたレーザー光線を分割予定ライン11に照射して走査する。これにより、分割予定ライン11の内部に改質層を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】ガラス基板等の脆性材料基板にレーザ光を照射してスクライブ溝を形成する際に、高い端面強度を維持して深いスクライブ溝を形成する。
【解決手段】このレーザ加工方法は、脆性材料基板表面のスクライブ予定ラインに沿ってレーザ光を照射し、スクライブ溝を形成するレーザ加工方法であって、予備加工工程と、スクライブ工程と、を備えている。予備加工工程は、レーザ光を脆性材料基板のスクライブ予定ラインに沿って照射し、スクライブ予定ラインに対してアブレーションを起こさずに溶融のみを生じさせる。スクライブ工程は、パルスレーザ光をスクライブ予定ラインに沿って照射し、スクライブ溝を形成する。 (もっと読む)


【課題】反射膜が形成されたサファイアウェーハを適切に分割加工できる分割方法を提供すること。
【解決手段】サファイアウェーハ1の裏面側から分割予定ライン11に沿って反射膜30が吸収する波長のパルスレーザを集光して照射し、反射膜30の厚みよりも深い溝33を分割予定ライン11上に形成し、その後、溝33によってサファイア面が露出した分割予定ライン11に沿ってサファイアを透過する波長のパルスレーザL2をサファイアウェーハ1の内部に集光して照射し、内部に改質層34を形成し、改質層34に外力を加えることによってサファイアウェーハ1を分割予定ライン11に沿って分割する。 (もっと読む)


【課題】サファイア基板を分断する際に、分断面に傷が生じるのを抑え、かつ容易に分断できるようにする。
【解決手段】このレーザ加工方法は、レーザ光を照射して脆性材料基板を分断する加工方法であって、スクライブライン形成工程と、分断工程と、を備えている。スクライブライン形成工程はスクライブ予定ラインに沿って脆性材料基板の第1主面にスクライブラインを形成する。分断工程は、スクライブラインに対して、第1主面とは逆側の第2主面からパルスレーザ光を照射し、脆性材料基板をスクライブラインに沿って分断する。 (もっと読む)


【課題】反射膜が形成されたサファイアウェーハを適切に分割加工できる分割方法を提供すること。
【解決手段】サファイアウェーハ1の裏面側から分割予定ラインに沿ってサファイアを透過する波長のパルスレーザをサファイアウェーハ1の内部に集光して照射し、内部に改質層30を形成した後、サファイアウェーハ1の裏面側に反射膜31を形成し、その後、改質層30に外力を加えることによってサファイアウェーハ1を分割予定ラインに沿って分割する。 (もっと読む)


【課題】高浸透効果を抑えながらガラス表面に対する食いつきのよいスクライビングホイールの製造方法を提供する。
【解決手段】 回転軸を共有する二つの円錐台の底部が交わって円周稜線が形成された外周縁部と、前記円周稜線に沿って円周方向に交互に形成された複数の切り欠きおよび突起とからなり、前記突起は、前記円周稜線が切り欠かれて残った、円周方向に長さを有する前記円周稜線の部分で構成される脆性材料用スクライビングホイールの製造方法であって、レーザ光の照射によって前記円錐台の軸線方向からみた形状がV字状となる切り欠きを外周縁部に切り欠いて形成する工程を具備し、前記V字の中心角度を変えることによって前記切り欠きの円周方向における長さを設定する。 (もっと読む)


【課題】高速性と切断容易性を有すると共に、微粒子飛散を抑制した基板分割方法を提供する。
【解決手段】パルス周期Tのレーザ光を照射しつつ走査速度Vで走査して、分割基点ラインを形成する走査工程と、分割基点ラインに沿ってライン状の外力を基板に直交して基板の裏面から加えて、基板表面の改質領域を開口させて分割する加圧工程と、を有して構成される。レーザ光のパルス幅τは10〜30pSec、パルス周波数Fは100KHz〜50MHzであって、パルス周波数Fと走査速度Vとで特定される走査ピッチV/Fは、レーザ光のビームスポット径Φに対して、V/F≦0.7Φに設定される。 (もっと読む)


【課題】レーザを用いた既存の切断装置で、互いに交差する2方向に脆性材料基板を割断できる方法を提供すること。
【解決手段】脆性材料基板50に対してレーザビームLBを相対移動させながら照射して、基板50を溶融温度未満に加熱した後、基板50に対して冷却媒体を吹き付けて冷却し、基板に生じた熱応力によって、垂直クラック53aからなる第1スクライブライン52aを形成する第1工程と、第1スクライブライン52aの、第2スクライブ予定ラインと51bの交差部分を基板50の溶融温度未満に予備加熱する第2工程と、第1スクライブライン52aと交差する第2スクライブライン52bを形成する第3工程と、第1スクライブライン52a及び第2スクライブライン52bに沿って基板50を割断する第4工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】光デバイスの品質を低下させることなく個々の光デバイスに分割することができる加工方法およびレーザー加工装置を提供する。
【解決手段】光デバイスウエーハ10の基板100にアブレーション加工を施すレーザー光線LBをストリートに沿って照射し、基板の表面または裏面に破断起点となるレーザー加工溝140を形成するレーザー加工溝形成工程と、光デバイスウエーハに外力を付与し、光デバイスウエーハを破断起点となるレーザー加工溝に沿って破断し、個々の光デバイスに分割するウエーハ分割工程とを含み、レーザー加工溝形成工程を実施する際には、基板にレーザー光線を照射すること(52)によって生成される変質物質をエッチングするためのエッチングガス雰囲気を生成(7)し、プラズマ化されたエッチングガスが基板にレーザー光線を照射することによって生成される変質物質をエッチング除去する。 (もっと読む)


【課題】 チッピングやクラッキングの発生を防止して、基板を薄型化し且つ基板を分割することのできる切断起点領域形成の制御装置を提供する。
【解決手段】 照射するレーザ光の集光点Pが基板1の内部の所定の位置となるように、レーザ光源101の集光点Pと基板1の載置台107との基板厚さ方向の相対位置を設定する手段と、設定された基板厚さ方向の位置を保って、レーザ光源101と載置台107とを格子状の切断予定ライン5に沿って相対移動させる手段と、集光点Pでのピークパワー密度が1×10W/cm以上となるようにしてレーザ光を基板1に照射して、基板の厚さ方向における中心位置から、基板1のレーザ光照射面側に偏倚した基板内部位置に、改質領域を形成し、改質領域を切断起点領域とする割れを、基板1のレーザ光照射面には到達するが、基板の反対側の面には到達しないように発生させる手段とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 チッピングやクラッキングの発生を防止して、基板を薄型化し且つ基板を分割することのできる切断起点領域の形成方法を提供する。
【解決手段】 基板3の内部に集光点を合わせて、集光点でのピークパワー密度が1×10W/cm以上となるようにしてレーザ光を照射し、基板3の内部に切断予定ラインに沿った改質領域13を形成し、この改質領域13を切断起点領域として、基板3を分割するための当該切断起点領域の形成方法であって、切断予定ラインは格子状に設定されており、切断起点領域を、基板3の厚さ方向における中心位置から基板のレーザ光照射面側に偏倚して形成し、切断起点領域を起点として格子状の切断予定ラインに沿って発生する割れを基板3のレーザ光照射面には到達するが、基板3の反対側面には到達しないようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高精度なレーザースクライブが実現可能なレーザースクライブ割段方法
【解決手段】平面矩形状の基板2の互いに直交する第一方向Fと第二方向Sとにそれぞれ沿ってレーザーを複数列照射して格子状にスクライブ21,22を形成して基板2を割段するレーザースクライブ割段方法であって、前記基板2を複数列にレーザーを照射してスクライブ21,22を形成する前に、第一列211を形成する位置の近傍側縁に補強保持部材3を密着配置するスクライブ前処理工程と、前記補強保持部材3から近い順番に前記第一方向Fと平行な第一列211〜第n列にレーザーを照射してスクライブ21を形成する第一スクライブ工程と、この第一スクライブ工程でスクライブ21が形成された第一列211から第n列にかけて前記第二方向Sと平行な第一列221〜第m列にレーザーを照射してスクライブ22を形成する第二スクライブ工程と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】脆性材料基板を分断する際に、条件設定幅の自由度が大きく、プロセスウィンドウが広くなり、しかも端面品質が優れたレーザ加工方法を提供する。
【解決手段】
(a)基板の第一面上で、第一回目のレーザ照射を行う第一ビームスポットを分断予定ラインに沿って相対移動させて前記基板を局所加熱するとともに、第一ビームスポットが通過した直後の部位に冷媒を相対移動させつつ噴射して局所冷却し、前記基板にスクライブラインを形成するレーザスクライブ工程と、(b)第二回目のレーザ照射を行う第二ビームスポットを、スクライブラインに沿って前記基板の第一基板とは反対面となる第二面側から相対移動させて前記基板を加熱するとともに、第二ビームスポットが通過した直後の部位に冷媒を相対移動させつつ噴射して冷却し、前記基板を完全に分断するレーザブレイク工程とからなる。 (もっと読む)


【課題】サファイア基板等の脆性材料基板を分断する際に、飛散物なしに、かつ比較的厚みが厚い基板においても走査数を少なくして容易に分断できるようにする。
【解決手段】このレーザ加工方法は、パルスレーザ光線を照射して脆性材料基板を分断するレーザ加工方法であって、第1及び第2工程を含んでいる。第1工程は、所定の繰り返し周波数のパルスレーザ光を、集光点が脆性材料基板の内部に位置するように照射し、脆性材料基板の内部に改質層を形成する。第2工程はパルスレーザ光を分断予定ラインに沿って走査する。そして、以上の工程によって、脆性材料基板の厚みtに対して、厚みtの15%以上55%以下の長さで改質層から基板の表面に向かって亀裂を進展させる。 (もっと読む)


【課題】 板厚が0.1mm以下の薄い基板上に、製品となる単位要素が形成されている場合に、単位要素に影響が及ばないように分断する方法を提供する。
【解決手段】 薄い脆性材料基板の片側面の端縁で分断予定ラインの基端部にトリガを形成し、このトリガを設けた面の反対側の面から、トリガに相対する位置を起点としてレーザビームを分断予定ラインに沿って走査させ、これに追従して冷媒を加熱部分に噴射させることにより基板を分断予定ラインから分断する。 (もっと読む)


【課題】分断予定ラインに沿って精度よく基板を分断することのできる基板の分断方法を提供する。
【解決手段】 基板Wの分断予定ラインLに沿って移動させながらレーザ照射することによって基板Wに局所的な圧縮応力を生じさせる加熱工程と、加熱された領域を冷却することによって引張応力を生じさせて亀裂10を分断予定ラインLに沿って進展させる冷却工程と、引張応力が残留して亀裂10の開口部が開いている間に、この亀裂の開口部が生じている領域に対して外力を印加して亀裂を厚さ方向浸透させるブレイク工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】品質を低下させることなくマイクロマシンデバイスを製造することができるマイクロマシンデバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】マイクロマシンデバイスの製造方法であって、複数のマイクロマシンデバイスが形成される前の基板に対して格子状に設定されたストリートに対応する領域に基板の破断起点となる加工を施す破断起点形成工程と、破断起点形成工程が実施された基板の表面における該ストリートに対応する領域によって区画された複数の領域にマイクロマシンデバイスを形成するデバイス形成工程と、デバイス形成工程が実施された基板に外力を付与して基板を破断起点が形成されたストリートに対応する領域に沿って破断し、個々のマイクロマシンデバイスに分割する基板破断工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】偏光板フィルム付きのガラス基板を、強度を低下させることなく容易に分断する。
【解決手段】この分断方法は、ガラス基板を分断予定ラインに沿って分断するための方法であって、準備工程と、偏光板フィルム除去工程と、分断工程と、を含んでいる。準備工程は、レーザ光を反射可能なレーザ反射膜が少なくとも分断予定ラインに沿って形成されるとともに、レーザ反射膜を挟んで表面に偏光板フィルムが形成されたガラス基板を準備する。偏光板フィルム除去工程は、偏光板フィルムが形成された側から、分断予定ラインに沿ってレーザ光を照射し、分断予定ライン上の偏光板フィルムを除去する。分断工程は、偏光板フィルムが除去された分断予定ラインに沿ってメカニカルツールによりガラス基板を分断する。 (もっと読む)


【課題】半導体ウェハを適正位置で複数の半導体チップに分断するために好適な技術を提供する。
【解決手段】一方主面およびその反対側の他方主面を有し、多光子吸収により形成され該一方主面に平行な所定方向に延びる改質領域3が内部に存するとともに、該改質領域3から該一方主面に達する亀裂が該所定方向と平行に形成された半導体ウェハ11を、該改質領域3を利用して分断する。 (もっと読む)


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