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Fターム[3C081BA26]の内容

マイクロマシン (28,028) | 形状、構成 (11,743) | 構成要素 (3,421) | マイクロチャンネル (794) | 加熱、冷却部 (94)

Fターム[3C081BA26]に分類される特許

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【課題】微少量の流体(おもに液体)をマイクロポンプなどの送液手段を必要としないで、効率的に安定して供給でき、小型で一体構造内に複雑な3次元流路を簡便に作製できるマイクロ流体デバイスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】このマイクロ流体デバイス1は、積層されたシート状部材2〜5で構成され、各シート状部材2〜5は多孔質材に充填材が充填されて流体が透過できない流体非透過部2A,2B,2C,3A,3B,3C,4A,4B,5A,5Bと、多孔質材からなり流体が通過可能な領域である流路6〜11とを有する。流路6〜11が多孔質材で形成されているので、この流路の多孔質構造内の毛管流動によって流体が移動する。よって、気泡などによって流路が閉塞することなく、微少量の流体に対してもマイクロポンプなどの送液手段を必要としないで、効率的に安定して流体を搬送,供給することができる。 (もっと読む)


【課題】均一な温度制御、高粘性送液、気液混合もしくは気液分離を同時に行えるマイクロリアクタを提供すること。
【解決手段】弾性部材で形成され内部に流体が導入される弾性管と、熱伝導率の高い部材で円筒状に形成され外周に前記弾性管が巻き付けられる弾性管保持部と、この弾性管保持部の内部に設けられた温度調整素子と、前記弾性管保持部を内包するように円筒状に形成され圧力調整可能な密閉空間が形成される圧力チャンバーと、前記圧力チャンバー内に自転可能に設けられ弾性管保持部に巻き付けられた前記弾性管を押圧するローラーと、これら弾性管保持部と圧力チャンバーを相対的に一定の方向に回転駆動することにより前記弾性管の内部に導入される流体を前記ローラーで一定の方向に移動させる駆動機構、を備えることを特徴とするもの。 (もっと読む)


【課題】系全体の圧力損失を小さくできるマイクロリアクタを提供することにある。
【解決手段】2種類の原料101,102を混合させる混合流路を有する混合リアクタ103と、混合流路の下流側に接続され、混合流路から流出した混合物を受け入れて、その内部で前記混合物が化学反応を起こす反応流路を有する反応リアクタ109を有する。反応リアクタ109は、反応流路の表面積/体積比(S/V比)が大きい上流側の第1のリアクタ部107と、反応流路の表面積/体積比(S/V比)が小さい下流側の第2のリアクタ部108とを有する。 (もっと読む)


【解決手段】 直交流構成の、第1(171)及び第2(152)の交互に配された流路(171)を有する流体処理ユニット(110)が開示されている。第1流路(171)は、第2流路(152)より相当に長く、第2流路内の圧力低下を比較的低いレベルに維持し、第2流路に亘る温度変化を低減できるようになっている。1つ又は複数の流路は、マイクロチャネルとしてもよい。蒸発器及び/又は過熱器として用いる場合、長い方の第1流路(171)は、上流の液体流れ部分(172)と、断面積の拡大した下流の蒸気流れ部分(176)とを含んでいる。1つ又は複数の曲がりくねった流れチャネル(172a)を使って、上流の液体流れ部分に亘って、相当な圧力低下が維持される。ユニットは、長さ又は高さより相当に小さな幅を有する薄いパネルであり、他の薄い金属シートと共に、薄い金属シートが接合されたスタックとして製造される。個々のユニットは、接合後に、スタックから切り分けられる。 (もっと読む)


多数のマイクロ流体部材を互いに接続して、より大きな集積システムを形成することによって製造できる「プラグ・アンド・プレイ(plug-n-play)」のモジュール式マイクロ流体システムがここに記載されている。例えば、このモジュール式マイクロ流体システムは、外部のデータ収集デバイスおよびシステム制御デバイスへの電気接続を提供する相互接続チャンネルおよび集積電極(または電極を通すための孔)を備えたマザーボードを備えている。このモジュール式マイクロ流体システムは、チャンネル・インサート(マザーボードのチャンネル内に配置される)、ヒータ・ユニット、アクチュエータ・ユニット、取付部材およびマザーボード上に配置される異なる機能を有するマイクロチップ/モジュールを備えても差し支えない。
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流体マイクロ構造(10)およびインジェクタアセンブリ(20)を備えたマイクロリアクタアセンブリ(100)が提供される。インジェクタアセンブリ(20)は、液体注入口(22)、気体注入口(24)、液体排出口(26)、気体排出口(28)、液体注入口(22)から液体排出口(26)へ延在する液体フロー部(30)、および気体注入口(24)から気体排出口(28)へ延在する気体フロー部(40)を備える。さらに、インジェクタアセンブリ(20)は、流体マイクロ構造(10)のマイクロチャンネル入力ポート(14)との注入インターフェースを画成する。インジェクタアセンブリ(20)は、液体排出口(26)の上流において液体フロー部(30)に、液体排出口(26)において液体フロー部(30)に、または液体排出口(26)の下流において液体フロー部(30)の延長部分(35)に気体を注入するために、気体フロー部(40)の気体排出口(28)が配置されるように構成される。さらに、インジェクタアセンブリ(20)は、気体が一連の気泡として液体フロー部(30)またはその延長部分に注入されるように構成される。これにより得られる、種々のマイクロリアクタの設計に使用可能なマイクロリアクタアセンブリ(100)およびそこに使用されるインジェクタアセンブリにより、マイクロチャンネルの寸法を著しく減少させる必要なく、マイクロ構造内の界面領域を効果的に改良する。
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流体相互接続バックボーン(10)及び複数の流体微細構造体(20、30、40)を備えたマイクロリアクター組立体(100)が提供される。流体微細構造体(20、30、40)が流体相互接続バックボーン(10)のそれぞれの部分によって支持される。マイクロリアクター組立体(100)が、相互接続入出力ポート(12、14)に関係する複数の非ポリマー相互接続封止体(50)を備えている。流体相互接続バックボーン(10)の相互接続入力ポート(12)が、前記非ポリマー相互接続封止体(50)の1つにおいて、第1流体微細構造体(20)のマイクロチャンネル出力ポート(24)に連結される流体相互接続バックボーン(10)の相互接続出力ポート(14)が、別の非ポリマー相互接続封止体(50)において、第2流体微細構造体(30)のマイクロチャンネル入力ポート(32)に連結される。相互接続マイクロチャンネル(15)が流体相互接続バックボーン(10)によって完全に規定され、別の封止接合体が介在することなく、第1流体微細構造体(20)のマイクロチャンネル出力ポート(24)の非ポリマー相互接続封止体(50)から第2流体微細構造体(30)のマイクロチャンネル入力ポート(32)の非ポリマー相互接続封止体(50)に延びるよう構成されている。
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【課題】簡単な流路構成であっても、圧力差に依存せずに微細流路内の液体を所定の位置に送液することが可能なマイクロチップを提供する。
【解決手段】微細流路rと、微細流路rを送液された液体を貯留する貯留部139と、
を有するマイクロチップであって、
貯留部139は、貯留部139に対する上流側の微細流路r1と下流側の微細流路r2とを連通し、断面積が上流側の微細流路r1の断面積よりも小さい側道路139s、を備えていることを特徴とするマイクロチップとする。 (もっと読む)


【課題】熱交換性に優れ、流路の変形を防ぐことのできる流体素子及び冷却装置を提供する。
【解決手段】このマイクロリアクタ10は、ターゲット基板に対して、電鋳法により形成された導電膜である複数のCu膜12A〜12Fを順次常温接合し、図1に示すヘッダ4と接する側に、Cu膜よりも硬く、2つの開口110を有するNi膜11を常温接合することにより形成されている。この開口110の部分は、流体をCu膜の積層方向に導入するダクト125となっている。Cu膜12A〜12Eは、それぞれ流体を通過させるための開口や溝等の形状の流路パターンを有する。Cu膜12Fは隔壁層として機能する流路パターンを持たない薄膜である。このCu膜12A〜12Fは、積層されることによって積層体内に3次元的な流路を有する積層構造体を形成するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】外部への熱の影響を抑制しながら高効率の触媒反応を可能とする信頼性の高いマイクロリアクターと、このようなマイクロリアクターを簡便に製造するための方法を提供する。
【解決手段】マイクロリアクター1を、真空筐体2と、この真空筐体内の真空密閉キャビティ3内に配設されたマイクロリアクター本体4と、マイクロリアクター本体の少なくとも1つの面に位置する発熱体7とを備えるものとし、真空筐体2は、厚みが0.1〜0.5mmの範囲であるステンレス鋼からなり、リードピン14を貫通するための貫通孔12を有し、この貫通孔12はガラス部材13で封止され、リードピン14の長さ方向に沿ったガラス部材13の長さが0.5〜1.4mmの範囲となるように、真空筐体2の貫通孔12の周辺部位を肉厚部11とする。 (もっと読む)


プロセス流体流路、柔軟シール及び冷却流体流路を有するマイクロリアクタ用集成流体ポート部品が提供される。柔軟シールはプロセス流体流出口近傍に配置され、プロセス流体流出口とマイクロリアクタの流体ポートの間の封緘インターフェースを定めるような形につくられる。冷却流体流路は冷却流体インターフェースで終端し、冷却流体インターフェースと封緘インターフェースの間に小出し間隙を定める。冷却流体流出口は、集成流体ポート部品の柔軟シールがマイクロリアクタの流体ポートに嵌合したときに、柔軟シールの周縁に冷却流体を流通させるような、また柔軟シールの周縁から小出し間隙を通して冷却流体を流し出すような、形状につくられる。冷却流体は流体ポート近傍のマイクロリアクタ領域及び柔軟シールから熱を取り去る。
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【課題】検体と予備処理や分析用の反応処理用の物質との少なくとも2つの被混合物質をマイクロ流路内で混合する場合に、これらの被混合物質相互の混合を促進して、より短時間に均質な混合状態を得るようにし、マイクロ流路チップでの混合処理に適用することで、マイクロ流路チップにおける分析処理の迅速化や、分析処理の精度向上を簡単な構成で実現する。
【解決手段】互いに隣接する第1の領域35Aと第2の領域35Bに対し、第1の領域35Aを温調する第1の温調手段21Aと、第2の領域35Bを温調する第2の温調手段21Bとの設定温度を、制御手段41によって、それぞれ異なる温度に設定して、第1の領域35Aと第2の領域35Bとの間で被混合物質に効率よく対流を起こさせる。これによって、被混合物質の攪拌効果を向上させて被混合物質を狭いマイクロ流路11内で効率よく混合させる。 (もっと読む)


【課題】 信頼性の高い液体金属リレーをマイクロマシン技術により形成するとともに、貫通電極を設けることによって高周波特性が良くかつ抵抗値が低いリレーを実現する。
【解決手段】 液体金属により複数の電極間のオン・オフ状態を切り替えるようにしたリレーにおいて、第1および第2の基板を張り合わせて形成された流路と、この流路の途中に形成された液体室と、この液体室に配置された複数の電極と、前記流路の両端に連通して配置された第1および第2の気体室と、これら第1および第2の気体室に封入された気体およびこの気体を加熱する加熱手段と、前記液体室に封入された液体金属と、前記複数の電極および前記加熱手段から前記第1の基板の外側に導出する貫通電極とを具備することにより、高周波特性が良くかつ抵抗値が低いリレーを実現した。 (もっと読む)


【課題】液相の蒸発操作をマイクロチップ上の操作として集積化できるマイクロチップを提供する。
【解決手段】内部に気相の流路13を有するマイクロチップ10において、流路13の底部のプール部12に毛管力を利用して液相を分散させると共に、分散させた液相を溜め、プール部12に溜められた液相の少なくとも一部を蒸発させる。毛管力を利用することで、マイクロチップ10内の流路13の底部のプール部12に液相を分散させ、溜めることができる。しかも、蒸発操作のために流路13に気相を流したり、流路を真空引きしたりしても、プール部12に溜まった液相が表面張力によってプール部12にとどまる。このため、マイクロチップ10内での高効率での蒸発操作が実現できる。 (もっと読む)


【課題】高効率の触媒反応を可能とする信頼性の高いマイクロリアクターと、このマイクロリアクターを簡便に製造することができる製造方法を提供する。
【解決手段】マイクロリアクターを、1組の金属基板4,6が接合された接合体2と、この1組の金属基板の少なくとも一方の金属基板の接合面に形成された微細溝部5,7で構成されたトンネル状流路3と、トンネル状流路に連通された原料導入口およびガス排出口と、トンネル状流路にコンタクト層8を介して形成された触媒担持層9と、この触媒担持層9に担持された触媒Cとを備えるものとし、コンタクト層8は多孔性金属層とし、触媒担持層9は無機酸化物被膜とする。 (もっと読む)


【課題】複数のユニットを連結して形成されたマイクロチャンネルでプロセス流体の多段混合を行うことができ、プロセス流体の流通時の温度ないし滞留時間をそれぞれのステップで独立に制御しうる多段混合マイクロデバイスを提供する。また、混合操作の設定条件の通常の変更に対しても、対象となるユニット部位のみを交換することで柔軟に対応することができる多段混合マイクロデバイスを提供する。
【解決手段】着脱自在な複数のユニットをパイプレスで連結した、プロセス流体の多段混合を行うマイクロデバイスであって、前記複数のユニットの連結により前記デバイスの内部に前記プロセス流体を流通させるマイクロチャンネルと熱交換用媒体を流通させるチャンネルとをなし、かつ、前記デバイスを部分的に独立して温度制御可能とした多段混合マイクロデバイス。 (もっと読む)


【課題】試薬の漏れ液によって空気抜き用高抵抗流路が塞がれて流路の空気抜きができなくなることを防止し、駆動液と試薬との間に気泡が介在せず、試薬の安定した送液が行えるマイクロ検査チップおよび検査装置を提供すること。
【解決手段】試薬貯留部の下流側に設けられた下流側撥水バルブの液体保持力を、上流側に設けられた上流側撥水バルブの液体保持力よりも小さくすることで、試薬が漏れる場合は常に下流側に漏れるので、試薬が上流側に漏れることがなく、試薬の漏れ液によって空気抜き用高抵抗流路が塞がれて流路の空気抜きができなくなることを防止し、駆動液と試薬との間に気泡が介在せず、試薬の安定した送液が行えるマイクロ検査チップおよび検査装置を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】試薬の漏れ液によって空気抜き用高抵抗流路が塞がれて流路の空気抜きができなくなることを防止し、駆動液と試薬との間に気泡が介在せず、試薬の安定した送液が行えるマイクロ検査チップおよび検査装置を提供すること。
【解決手段】試薬貯留部に貯留されている試薬の上流側界面が上流側撥水バルブに接し、下流側界面が試薬貯留部の内部の空気に接するようにすることで、試薬が上流側に漏れることがないので、試薬の漏れ液によって空気抜き用高抵抗流路が塞がれて流路の空気抜きができなくなることを防止し、駆動液と試薬との間に気泡が介在せず、試薬の安定した送液が行えるマイクロ検査チップおよび検査装置を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】微小流体デバイス、アセンブリおよびシステム、同様に、流体の微小サイズのサンプルを操作するための方法が提供される。
【解決手段】微小流体デバイス(498)の例示的な実施形態は、カラム(406)に配置されたフィルタフリット材料(412)を含む。このフィルタフリット材料(412)は、ゲル濾過材料(418)を保持するチャンバ(413)を備える。この微小流体デバイス(498)は、基材(400)、投入開口(402)、第1のチャネル(404)、第2のチャネル(408)、排出開口(410)、ならびに第1および第2のカバー(414、416)を備える。複数の特定の処理特徴を有する微小流体デバイスもまた、提供される。 (もっと読む)


【課題】 反応媒体を安定して反応させることができる反応装置を提供すること。
【解決手段】
高温部1aと低温部1bとを有する基体2と、前記高温部1aと前記低温部1bとを連通するとともに、前記低温部1bから前記高温部1aへ反応媒体が流動する第1流路2aと、前記高温部1aと前記低温部1bとの間に設けられ、冷媒が流動する第2流路3aと、を備えたものである。
また、好ましくは、前記反応媒体は、前記低温部1bで、複数の異なる媒体が合流することで構成されることを特徴とするものである。 (もっと読む)


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