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Fターム[3G002AB08]の内容

タービンロータ・ノズル・シール (8,739) | 目的、効果 (391) | クラック発生防止 (98)

Fターム[3G002AB08]に分類される特許

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【課題】 HPTディスクハブに対する軸方向応力を減少する。
【解決手段】 ガスタービンエンジンの第1段タービンディスク(14)は、中央に配置されたディスクハブ(21)を含み、ディスクハブ(21)は、半径方向外側へ延出し、外側端部で終わる一体に形成されたウェブ(18)を有する。ディスクハブ(21)は、エンジン動作中に高圧高温の圧縮機抽気及び排出ガスにさらされる凸形の湾曲ハブ面(22)を有し、凸形の湾曲ハブ面(22)は、ピーク軸方向応力の場所における軸方向拘束を減少し、それにより、ディスクハブ(21)における望ましくない軸方向応力の形成を軽減するように作用し、ピーク軸方向応力とフープ応力とを分離することにより、ピークハブ面有効応力の大きさを減少できる。 (もっと読む)


【課題】 軸方向応力が削減された高圧タービン用ディスクハブおよび軸方向応力の削減方法を提供する。
【解決手段】ガスタービンエンジン用のディスクは、一体に形成され、半径方向の外側に延伸して外側の端部で終端するウェブ(18、20、72、92、112)を有する、中央に配置されたディスクハブ(21、24、56、74、94、114)を含む。ディスクハブ(21、24、56、74、94、114)は、エンジンの動作に際して高圧高温の排出ガスに曝される、半径方向に変位した環状のハブ表面(76、96、116、166)を有する。半径方向に変位した環状のハブ表面(76、96、116、166)は、ディスクハブ(21、24、56、74、94、114)内の望ましくない軸方向応力の形成を緩和する軸方向の自由表面として作用する。 (もっと読む)


【課題】低圧タービンにおける最終段に対して問題なく高い強度の鋼を使用することができる、低圧タービンにおいて溶接されたロータの製造方法を提供すること。
【解決手段】低圧タービンにおける溶接されたロータ10の製造方法において、1)第1の鍛造部品12,13の最小降伏点を700MPaとするとともに、第2の鍛造部品11,14を鉄のほか、3.5%のNi、1.5%のCr、0.35%のMo、0.1%のV及び0.25%のCから成る熱処理された3.5NiCrMoV鋼で形成するステップと、2)溶接材料から成る塗布層20を第2の鍛造部品の表面19に塗布するステップと、3)溶接後、塗布層である溶接材料及び熱影響域を第1の応力除去焼なましによって軟化させるステップと、4)溶接箇所が形成されるように第1及び第2の鍛造部品を組み立て、溶接箇所を、溶接部15,16が形成されるよう溶接材料によって充填するステップと、5)溶接後、溶接部に第2の応力除去焼なましを施すステップとを行う。
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【課題】一方向凝固材及び普通鋳造材のいずれにおいても、高い高温強度と優れた延性が得られ、産業用ガスタービンや、ターボチャージャー又はマイクロタービンの遠心式ホイールに適用するのに適したNi基超合金を提供する。
【解決手段】重量%で、C:0.06〜0.3%、B:0.01〜0.05%、Hf:0.5〜3.0%、Co:10.2〜25%、Ta:1〜12%、Cr:1.5〜16%、W:2〜15%、Al:3.5〜6.5%、Re:0.5〜9%、Nb:0.2〜2%を含むNi基超合金とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、ポーラスセラミックスからなる耐熱材料の表面からガスを一様に吹き出す方式の熱防御システムにおいて、熱流束が極めて高く、雰囲気ガスが酸化/還元性を有し、雰囲気ガス圧力と熱流束が空間的に変化する環境においても適正なガスの吹き出しを実現できる高耐熱、簡易かつ軽量の気流浸出冷却システムを提供することにある。
【解決手段】本発明の傾斜ポーラスセラミックス複合材を用いた気流浸出広域熱防御システムは、外部気流圧力と熱流束分布に対応させて気孔率及び/または厚みを傾斜的に調整した繊維強化ポーラスセラミックス複合材をべース材と接合して耐熱壁を構築し、背面より加圧冷媒を供給して前記耐熱壁から外気中へ浸出させることにより冷却システム要素を形成するようにした。そして、繊維強化によりポーラスセラミックスの靭性を向上させる繊維材は、壁厚み方向に繊維含有率を傾斜させて配合したものとするようにした。 (もっと読む)


【課題】蒸気タービンロータの性能を維持しつつ植込底部および異径差開始部の熱応力を抑制することである。
【解決手段】 動翼を植え込むための複数の植込溝列部の外径D1とグランド部外径D2との関係が、0.8≦D2/D1<1の範囲で異径差を有し、植込溝列部の外径D1、グランド部外径D2、植込部底部径D3、段落スパンL1、植込底部幅L2、初段植込中央−異径差開始部間の長さL3、植込底部曲率R1、異径差開始部曲率R2のうちのいずれかのパラメータと、初段植込底部または異径差開始部に発生する応力との関係を用い、初段植込底部または異径差開始部に発生する応力がロータ材料の耐力以下になるようにパラメータを設定する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、600℃〜630℃の蒸気温度条件において必要な長時間クリープ破断強度及び靭性を有する蒸気タービン用ロータシャフト材に好適であり、又、熱間鍛造性を改善することにより大型鍛造鋼に適した高強度マルテンサイト耐熱鋼及びその用途を提供する。
【解決手段】本発明は、C0.05〜0.20%、Si0.1%以下、Mn0.05〜0.6%、Ni0.1〜0.6%、Cr9.0〜12.0%、Mo0.20〜0.65%、W2.0〜3.0%、V0.1〜0.3%、Co2.0%以下、Nb0.02〜0.20%、B0.015%以下、N0.01〜0.10%、A10.015%以下、(W/Mo)4.0〜10.0である高強度マルテンサイト耐熱鋼にある。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、高圧部において優れた高温クリープ強皮を有し、又、低圧最終設部において優れた引張強度と低温靱性を有し、低圧最終段部に植設される動翼としてマルテンサイト鋼を用いて長翼化が可能である高低圧一体型蒸気タービン用ロータシャフトを提供することにある。
【解決手段】
本発明は、C、Si、Mn、Ni、Cr、Mo及びVを含有するベーナイト組織を有する耐熱鋼からなる高圧側部分と、C、Si、Mn、Ni、Cr、Mo及びVを含有前記高圧側のNi量より多いNi量を有するベーナイト組織を有する耐熱鋼からなる低圧最終設部とを有し、該低圧最終段部のC、Si、Mn、Cr、Mo及びVの含有量は前記高圧側部分のそれらと同等又は前記Ni量の増化に従ってやや減少していることを特徴とする高低圧一体型蒸気タービン用ロータシャフトにある。 (もっと読む)


【課題】ラッチの保持を改良することによって、その主要なリスクを防止する。
【解決手段】ブレード付きロータホイールは、ブレード根元部を受けるための受容溝を含み、前記ブレード根元部を挿入するための切欠き部の両側に設置されるラッチが設けられる。本発明によると、ホイールは、根元部を挿入するための1つの切欠き部、および切欠き部の両側に設置される2つのラッチ32が設けられる、ブレード根元部を受けるための受容溝14を含む。すなわち、この受容溝は、くぼみ部24を有する上流側環状キャビティ20を含み、各ラッチには、上流側リブ60が設けられる。 (もっと読む)


【課題】従来のディスクスロットの輪郭形状に起因する空気流を急激に変化させる形状の入口に起因するインレットの圧力損失等の欠点を克服するガスタービン・エンジンのタービンディスクを提供する。
【解決手段】ガスタービン・エンジンは圧縮機セクション、圧縮機セクションの下流に配置される燃焼セクション、及び燃焼セクションの下流に配置されるタービンセクションを含んでなる。タービンセクションは、タービンブレードを収容するための複数のタービンディスクスロットを画定するタービンディスクを備える。複数のタービンディスクスロットはそれぞれが、底部において角に丸みを持った、曲線状の外周部を有するインレットを備える。 (もっと読む)


【課題】 分解せずにしかもショット媒体の混入のおそれがない状態でロータ部品をピーニングする方法及びシステムの提供。
【解決手段】 集成部品の超音波ピーニング処理用のシステムは、ピーニングチャンバ(20/22/32)内でピーニング媒体を励振する音響要素(44)を含む。フレーム(12)は集成タービンロータ部品(14)に取付け可能で、音響要素(44)と係合し得る支持構造体(40)を含む。フレーム(12)は、タービンロータ部品(14)と共にピーニングチャンバを画成して囲繞するチャンバ工具(42)と協働可能である。 (もっと読む)


【課題】
本発明の課題は、300℃よりも低い蒸気温度での湿り蒸気環境において作動させるための最適化された蒸気タービンロータを提供することである。
【解決手段】
最終段の動翼(18b)の領域における蒸気タービンロータの降伏強さが、初期段の動翼(4b)の領域における蒸気タービンロータの降伏強さよりも大きいことにより解決される。 (もっと読む)


各ロータ・ブレード(14)のハブ・ブレード・ジャンクション(12)は、スカラッピング表面(F1+F2)に対して、この表面がロータ・ブレードで可能な限り対称に支持されるように、配置される。三次元的に湾曲したロータ・ブレードを備えたタービン・ホイールは、ハブのリア・ウオールの領域内にスカラッピングを有し、結果として、スカラッピングの変形により引き起こされる減少された応力を受ける(図4)。
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【課題】一対の軸方向に位置合わせした第1及び第2の機械ロータ鍛造品(14、16)を溶接するための溶接プレップジョイント(22)を提供する。
【解決手段】本溶接プレップジョイントは、第1の半径方向溶接面(26)と第1の軸方向ラベット面(28)とを備えた、第1のロータ鍛造品(14)の端部における第1の溶接ジョイント構成部と、第1の半径方向溶接面(26)に係合するようになった第2の半径方向溶接面(30)と第1の軸方向ラベット面(28)に係合するようになった第2の軸方向ラベット面(34)と第2のラベット面(34)の半径方向内側で延びかつ第2の半径方向溶接面(30)から軸方向にオフセットした第3の半径方向非溶接面(33)とを備えた、第2のロータ鍛造品(16)の端部における第2の溶接ジョイント構成部とを含む。 (もっと読む)


【課題】噛合い構成部品(10)のスプライン及びシール歯(20)を補修する方法を開示する。
【解決手段】本方法は、HAZ結晶粒度を最小にしながらスプライン(20)の非摩耗の非加圧面(34)上に補修材料(50)を被着させる低エネルギー入力溶接を含む。次に、構成部品(10)のスプライン区域(12)を、スプライン(20)の摩耗加圧面(40)からの元の材料と過剰の補修材料(50)とを除去することによって元のスプライン輪郭に機械加工して、歯(20’)の加圧面(40’)上に元の構成部品材料を有する放射状に時計回り方向に移動し直したスプライン(20’)を備えた噛合い構成部品を形成する。 (もっと読む)


【課題】 ガスタービン用高温部材の表面に形成される冷却媒体の膜の厚みを、その幅方向において均一にすることができて、フィルム冷却のムラをなくすことができるフィルム冷却孔を備えたガスタービン用高温部材を提供すること。
【解決手段】 ガスタービンの、高温ガスFが通過する部分に配置されるガスタービン用高温部材10であって、多孔質材料からなる多孔質部11と、この多孔質部11の外側に、多孔質部11を覆うように配置されたフィルム板部12とを備え、前記フィルム板部12に、前記多孔質部11から浸出してきた冷却媒体Cを前記フィルム板部12の表面10aに導く複数のフィルム冷却孔16が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
軸方向挿入型の翼根元部と翼溝に形成された切り欠き底部に発生する局所応力の増加を抑制すると共に、局所応力発生部位と相対する部位とが接触することによるフレッティング疲労の発生を抑制することができる蒸気タービン動翼を提供する。
【解決手段】
翼部と、タービンロータへ植え込まれ該タービンロータ径方向に複数段のフックを有する翼根元部とを有し、翼根元部はタービンロータ軸方向に対して所定の角度αをなして挿入される形状を有すること、又、タービンロータ軸方向から見て中心線と直角をなす面と翼根元部と翼溝とにそれぞれ形成されたフック同士の接触部平行面とのなす角度θとαの値がα×θ≦500、90>θ≧39、90>α>0の範囲となるように構成された蒸気タービン動翼。 (もっと読む)


【課題】ガスタービン・エンジンのタービンディスクなどに適用可能な、高温における機械特性が改善されたニッケル基超合金の新規な組成を提供する。
【解決手段】最大含有量であるニッケルと、少なくとも16.0%のコバルトと、少なくとも6.0%のタンタルの組み合わせを重量%で含む物質の組成。該組成は、タービンエンジンのタービンディスクを形成するための粉末冶金製造法に使用可能である。 (もっと読む)


本発明は、機能膜(32)として加工物(30)上でアーク−PVD法によって析出される硬質材料膜において、この膜が本質的に、周期系の亜族IV、V、VIの遷移金属およびAl、Si、Fe、Co、Ni、Co、Yの金属(Me)の少なくとも1つからなる電気的に絶縁する酸化物として形成され、かつ前記機能膜(32)が希ガスおよびハロゲンを含有しない硬質材料膜に関する。
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ロータ中央部(22)が外側ロータ部ほど早く加熱されないので、始動時にガスタービンロータ(20)内で過渡熱応力が発生する。このような応力は、この中央部が誘導加熱の可能な装置(40)を用いて加熱されると緩和される。装置(40)は、ロータの中央ボア(32)の表面に設けられた導電体(50,52)と、この導電体に隣接する少なくとも1つの磁界生成要素(42)と、を備える。この導電体は、好ましくは銅から作製された内側スリーブ(50)と、好ましくは鋼から作製された外側スリーブ(52)と、を備える。磁界生成要素は、好ましくは内側軸(30)の内側に配置される管状の支持構造体(44)の周りに取り付けられた永久磁石または電磁石である。内側軸(30)とロータ(20)との間の相対的な回転は、導電体(50,52)内で渦電流をもたらし、これによって、ロータ中央部(22)を加熱させる。ガスタービンエンジンロータ内の過渡熱応力を低減させる関連方法もまた開示される。
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