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Fターム[3J033GA04]の内容

軸・クランク・連接棒及び関連の軸受 (5,640) | 軸受部 (846) | すべり軸受 (373) | 油溝を持つもの (98) | 周方向のみのもの (56) | 溝が円周の一部にしかないもの (29)

Fターム[3J033GA04]に分類される特許

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【課題】コンロッド軸受に送られる潤滑油に付随する異物を速やかにコンロッド軸受から排出することが可能であり、さらに軸受摺動面への潤滑油の供給性に優れるコンロッド軸受を提供する。
【解決手段】内燃機関のクランク軸用コンロッド軸受において、コンロッド軸受が一対の半円筒形軸受から成る。少なくとも一方の半円筒形軸受において、前方側円周方向端面24Aから前方側円周方向溝24Cが形成されており、対向する半円筒形軸受において、後方側円周方向端面26Aから後方側円周方向溝26Cが形成されている。前方側円周方向溝24Cと後方側円周方向溝26Cと軸線方向溝24Eが連通する連通部において、前方側円周方向溝の深さが後方側円周方向溝の深さよりも大きくなっていることにより、円周方向溝の深さ方向の段差部27Aが形成されている。 (もっと読む)


【課題】コンロッド軸受に送られる潤滑油に付随する異物を速やかにコンロッド軸受から排出することが可能であり、さらに軸受摺動面への潤滑油の供給性に優れるコンロッド軸受を提供する。
【解決手段】内燃機関のクランク軸用コンロッド軸受において、コンロッド軸受が一対の半円筒形軸受から成る。少なくとも一方の半円筒形軸受において、前方側円周方向端面24Aから前方側円周方向溝24Cが形成されており、対向する半円筒形軸受において、後方側円周方向端面26Aから後方側円周方向溝26Cが形成されている。前方側円周方向溝24Cの円周方向長さが、前方側クラッシュリリーフ24Kの円周方向長さよりも大きくなっており、後方側円周方向溝26Cの円周方向長さが、後方側クラッシュリリーフ26Kの円周方向長さよりも小さくなっている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の回転軸を潤滑油を介してラジアルすべり軸受で支持する場合に、低温時に潤滑油の昇温を促進させ、高温時に潤滑油による冷却を促進させる。
【解決手段】軸受保持部13には、潤滑油供給路41が形成され、軸受保持部13とラジアルすべり軸受30間には、潤滑油供給路41と連通し、且つ軸受保持部13の回転軸方向両端面に開口しない軸受背面油路42が形成され、ラジアルすべり軸受30には、軸受背面油路42を通る潤滑油をラジアルすべり軸受30とクランクジャーナル18間の隙間に流入させるための潤滑油流入口44が形成されている。潤滑油供給路41に供給された潤滑油は、軸受背面油路42を通ってから潤滑油流入口44を介してラジアルすべり軸受30とクランクジャーナル18間の隙間に流入する。 (もっと読む)


【課題】異物排出性に優れた内燃機関のクランク軸用のすべり軸受を提供すること。
【解決手段】内燃機関のクランク軸用のすべり軸受10であって、互いに組み合わされてすべり軸受10を形成する一対の半円筒形状軸受14、16と、内周面の各円周方向端部領域に、半円筒形状軸受14,16の軸線方向の全幅に亘って軸受壁厚を減ずることによって形成されたクラッシュリリーフ12、82とを有するすべり軸受10において、クラッシュリリーフ12.82のうちの少なくとも1つが、軸受壁厚減少量であるクラッシュリリーフ逃し深さであって、半円筒形状軸受14.16の円周方向において各端部で最大で、円周方向中央部に向かって漸減しており、且つ半円筒形状軸受14,16の軸線方向において中央部で最小で、両端部に向かって漸増しているクラッシュリリーフ逃し深さを有する凸状クラッシュリリーフ12,82のすべり軸受10である。 (もっと読む)


【課題】 ジャーナル部の部位毎に主軸受に作用する圧力に応じて上側半割軸受の軸受有効幅を設定しながらも、生産性に優れ、且つ、クランクピン用軸受側への給油が安定して行われる内燃機関のクランク軸用の軸受装置を提供する。
【解決手段】 各々のジャーナル部2に作用する圧力に応じて上側半割軸受5の油溝7の油溝幅を設定して上側半割軸受5の軸受有効幅を変化させることにより、各々のジャーナル部2に対する主軸受4に十分な油膜厚さを形成させることが可能となる。また、各々のジャーナル部2における上側半割軸受5の油溝7の断面積を一定とし、上側半割軸受5の油溝7の油溝幅に応じて油溝7の深さを設定することにより、各々の上側半割軸受5の油溝7内を流れる油の流量が一定となり、クランクピン10の表面とクランクピン用すべり軸受12の摺動面間への油の供給を安定して行うことができる。 (もっと読む)


【課題】異物排出性および潤滑性に優れた内燃機関のクランク軸用のすべり軸受を提供すること。
【解決手段】内燃機関のクランク軸用のすべり軸受10であって、互いに組み合わされてすべり軸受を形成する一対の半円筒形状軸受14、16と、各半円筒形状軸受の内周面の各円周方向端部領域に、半円筒形状軸受の軸線方向の全幅に亘って軸受壁厚を減ずることによって形成されたクラッシュリリーフ12とを有するすべり軸受において、クラッシュリリーフの軸受壁厚減少量である逃し深さRDが、半円筒形状軸受の円周方向において各端部で最大で、円周方向中央に向かって漸減しており、且つ半円筒形状軸受の軸線方向において中央で最大で、軸線方向両端部に向かって漸減しているすべり軸受が提供される。 (もっと読む)


【課題】軸ジャーナルに対する軸受表面積を減らすようにしてある平軸受を提供する。
【解決手段】平軸受を、使用時に関連する軸受ハウジング内にはめ込む。このハウジングに接触する軸受裏当ては、軸線方向でハウジングと実質的に同じ長さであり、この場合平軸受の作動面は軸線方向及び半径方向の両方向に逃げを設け、使用時に関連する軸ジャーナルに対する軸受表面積を減らすようにしてある。 (もっと読む)


【課題】スラスト軸受の荷重能力を向上させることができるスラスト軸受セグメントを提供することを目的とする。
【解決手段】例えば、舶用等の大型ディーゼルエンジンを構成するクランク軸に設けられたスラストカラーに作用するアキシアル荷重に抗して前記スラストカラーを軸受け支持するスラスト軸受セグメント18,20であって、半径方向外側に位置する外周縁部に、外周面から半径方向内側に向かって彫り込まれた周溝32を、周方向に沿って設けた。 (もっと読む)


【解決手段】 すべり軸受1は、一対の半割り軸受11、12によって円筒状に形成されている。半割り軸受11、12の突き合わせ面11A、12Aの内周縁に凹部からなるダストポケット4が形成されるとともに、該ダストポケット4から連続して摺動面3に異物排出溝5、5’が形成されている。
ダストポケット4に潤滑油が供給される際に、該潤滑油中に混入している異物6は上記ダストポケット4によって捕捉され、その後、上記異物排出溝5、5’を介してすべり軸受1の外部へ効率的に排出される。
【効果】 異物排出性が良好なすべり軸受1を提供することができる。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のベアリングシェルセグメント(100)であって、ボディー(C)から成っており、ボディー(C)は、コーティングを受容しかつ潤滑油膜の層と接触する内面(1)と、軸受に結合される反対側の外面(2)とを画定しており、内面(1)は、混合気の爆発燃焼によるピストンの運動に基づく圧縮荷重から実質的に解放されている少なくとも1つの第1の領域(10)、及び、混合気の爆発燃焼によるピストンの運動に基づく圧縮荷重を受ける第2の領域(20)を有しており、第1の領域(10)は、潤滑油膜の層内にある異物の捕捉のための少なくとも1つの面域(3)を有しており、面域(3)は複数の空洞(4)を備えていて、少なくとも1つの異物を、空洞(4)の少なくとも1つによって、異物が潤滑油膜の流れ方向前方へ移動中に第2の領域(20)に達する前に、捕捉しかつ保持できるように配置されている。
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【課題】クランク軸の内部潤滑油路を経る潤滑油での異物の排出性に優れる、内燃機関のクランクピン用すべり軸受(コンロッド軸受)を提供する。
【解決手段】半円筒形軸受24、26から成る内燃機関のクランク軸用コンロッド軸受において、各円周方向端面から、クラッシュリリーフ領域24E、26Eを2つに分断し、円周方向中央部に向かって最大円周角45度の範囲内で円周方向溝24C、26C、各突き合わせ端面に沿って円周方向溝と連通する軸線方向溝40、50が存在する。円周方向溝の円周方向長さは、クラッシュリリーフ領域の円周方向長さよりも大きく、円周方向溝の深さは、軸受円周方向端面から円周方向中心部分に向かって次第に小さく、円周方向溝の幅長は、内部潤滑油路20の潤滑油出口20aの口径の1/4以上かつ口径未満で、円周方向溝と軸線方向溝との連通部における両溝の横断面積が、円周方向溝の横断面積>軸線方向溝の関係を満たす。 (もっと読む)


【課題】すべり軸受の内周面に沿って流れる潤滑オイルが段差によって掻き取られるワイピング現象の発生を防止できるすべり軸受およびすべり軸受装置の提供。
【解決手段】内燃機関のクランク軸またはクランクピンを支承する一対の軸受半円筒体10,20から成るすべり軸受である。このすべり軸受は分割型軸受ハウジング内に収容される。一対のハウジング分割体のうち、少なくとも相対的に高い剛性を有する一方のハウジング分割体に組み込まれる軸受半円筒体10の内周面に、周方向に延在する多数の周方向溝14が存在し、該軸受半円筒体の2つの周方向端面のうち、少なくとも軸回転方向とは反対方向を向いた周方向端面12を含む軸受半円筒体10の周方向端部領域に形成された周方向溝14の深さが10μm以上である。 (もっと読む)


【課題】径方向の一側へ荷重を受けながら一方向に回転する軸を径方向の他側から供給されるオイルにより軸受メタルとの間に形成される油膜を介して支持する滑り軸受において、少ないオイル供給量でも油膜を確保できるようにする。
【解決手段】ロアメタル7の摺動面の荷重最大部位Tを含む第1領域L1は平滑な面とし、その上流側の第2領域L2の両側端部に円周方向に延びる互いに平行なやや深い側端溝16を設け、その更に上流側の第3領域L3には、一対の側端溝16をそのまま平行に延設するとともに、円周方向に延びる深い中央溝17を設け、側端溝16と中央溝17とを複数の浅い傾斜溝18で接続して、荷重最大部位に達する前に両側端側から流れ出ようとするオイルを側端溝16で捉え、傾斜溝18を経て中央溝17に集め、摺動面の上流中央部に戻して循環させる。 (もっと読む)


【課題】異物排出性に優れた内燃機関用すべり軸受の提供。
【解決手段】一対の半円筒形状軸受を円筒形に組み合わせて使用するすべり軸受である。一対の半円筒形状軸受のうち、少なくとも一方の半円筒形状軸受10の内周面に円周方向に延在する油溝16が形成される。油溝は、半円筒形状軸受の円周方向長さの中央部を含み、油溝の溝底面が、平面部なしに連続的に起伏する複数の山16Aと複数の谷16Bから成る凹凸面になされる。軸受内周面すなわち軸受摺動面と前記谷の深さとで規定される溝深さをH、前記凹凸面の高低差すなわち前記山の高さをhとしたとき、複数の山のうちの任意の山と、これに隣接する位置にある前記谷との寸法関係が、関係式h<0.15Hによって規定される。山の高さhは10μm以上であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】多気筒型内燃機関のクランクシャフト2における多数のジャーナル部22A〜22Eをアッパーメタル7A〜7Eおよびロアーメタル8A〜8Eを介して支持する軸受構造において、クランクシャフト2のジャーナル部22A〜22E毎に、油膜厚さの最適化ならびにフリクションの低減化をバランスよく両立可能とする。
【解決手段】ジャーナル部22A〜22E毎に、作用する圧力に応じて、アッパーメタル7A〜7Eの有効軸受幅Wu1,Wu2とロアーメタル8A〜8Eの有効軸受幅Wr1,Wr2との大小関係が設定されている。 (もっと読む)


【課題】潤滑油に付随する異物を速やかにコンロッド軸受部から排出する。
【解決手段】クランク軸強制潤滑式内燃機関のコンロッド軸受である。好適例としてのコンロッド軸受は一対の半円形軸受24、26から成る。少なくとも一方の半円形軸受の内周面に、対をなす相手側半円形軸受との2つの突き合せ端面24A、24Bのうちの一方である、コンロッド軸受に対するクランクピン12の相対回転方向前方側の突き合せ端面24Aから円周方向中央部に向かって最大円周角45度の範囲内で円周方向溝が形成される。一対の半円形軸受の突き合せ端面を互いに突き合わせて組立てた状態で、円周方向溝24Cが形成された側の突き合せ端面24Aに沿って、かつ、コンロッド軸受の軸線と直角に交差する平面と平行な両側辺間の全長に亘って両半円形軸受の内周面に形成され、潤滑油流路として円周方向溝と連通する軸線方向溝24Eが設けられる。 (もっと読む)


【課題】オイルクリアランスから流れ出る潤滑油の量を少なくすることと、異物による損傷が生じることを抑制することとの両立を図ることのできるすべり軸受を提供する。
【解決手段】クランクベアリングのアッパーベアリング7には、外部のエンジンオイルをオイルクリアランスに供給するための油孔77と、エンジンオイルを周方向へ流通させるための油溝78とが設けられている。また、油孔77の内周側開口部77Aよりもクランクシャフトの回転方向後方AR側には、油路が形成されていない切り上がり部7ERが設けられている。また、前方側クラッシュリリーフ73F及び前方側面取り74Fを介して油孔77の内周側開口部77Aと前方側合わせ面72Fとをつなぐように油溝78が形成されている。 (もっと読む)


【課題】メインギャラリの内部油圧の大きな変動を効率よく抑制することができるクランクシャフトの油通路構造を提供する。
【解決手段】第1ないし第5クランクジャーナル部31a〜31eをそれぞれ軸受けするジャーナル軸受部4を、2つの半割り軸受41,42により構成し、そのうちのアッパ側半割り軸受41の摺動面41aに円周方向に沿って潤滑油を流通させる偏心油溝41dを形成する。そして、各クランクジャーナル部31a〜31eを直径方向に貫通する第1油通路61を、それぞれ両端の吸込口61aが各ジャーナル軸受部4側に対し互いに周方向に異なる位置で開口するようにエンジンのフロント側から順にそれぞれ周方向へ略36°ずつ均等に位相を異ならせて設けている。 (もっと読む)


【課題】良好な潤滑特性、特にエンジン始動時、エンジン停止時等の良好な潤滑特性を得ることができると共に、軸が回転する際の軸と軸受部材との面圧を低減し、耐焼付性を向上させることのできる軸受構造を提供することを課題とする。
【解決手段】軸受構造(1)は、裏金部材(2)に軸受部材(3)が装着されている。軸受部材(3)には周方向に延びる細長形状の凹部(3a)が設けられている。この凹部(3a)にはそれぞれ軸受部材(3)よりも熱膨張率が大きい収縮部材(4)が埋め込まれて装着されている。収縮部材(4)は、エンジンが始動し、クランクシャフトの回転開始により軸受構造(1)が熱を帯び、膨張することによって軸受部材(3)の表面と面一の摺動面(6)を形成する。一方、軸受構造(1)の温度が低下すると、収縮部材4が収縮し、凹部(3a)に段差が現れて油溜まり(5)が形成される。 (もっと読む)


【課題】 合わせ面の近傍に形成される油溜まりや二次溝における軸受疲労を防止することができる斜め割りコンロッド用のすべり軸受を提供する。
【解決方法】 すべり軸受10aは、2分割大端部のうちの最大荷重を受ける側のロッド側大端部の内周面に固定されるすべり軸受10aの軸受内面15aに形成される油溜まり部12を円周方向に延びる所定ピッチの細溝13で形成することにより、細溝13の凸部13aが油膜を保持して負荷容量を落とすことがないため、軸受疲労によるクラックが発生しない。また、細溝13の凹部13bによって給油効果を保持することができると共に、キャビテーションの発生を抑制することができる。 (もっと読む)


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