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Fターム[3J042AA12]の内容

流体シール、非接触シール、油切り (2,270) | 密封対象及びその態様 (704) | 接触型シールとの組み合せ (124) | 弾性リップシールとの組み合せ (65)

Fターム[3J042AA12]に分類される特許

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【課題】転がり軸受ユニット1aの中心軸を上下方向に向けて配置した場合にも、グリース中の基油のうちで増ちょう剤から分離した基油が、組み合わせシールリング9bを通じて外部空間に漏洩する事を防止できる構造を実現する。
【解決手段】組み合わせシールリング9bを構成するシール材13aの一部に、転動体を設置した内部空間側に向けて突出した油溜用シールリップ25を設け、この油溜用シールリップ25の外径側に貯溜空間29を形成する。又、この油溜用シールリップ25の軸方向への突出量を、転がり軸受ユニット1aの中心軸を上下方向に向けて配置する事で、増ちょう剤から分離した基油を貯溜空間29内に移動させた場合にも、この基油がこの貯溜空間29から溢れ出る事を防止できる大きさに規制する。これにより、基油が貯溜空間29から漏れ出たり、溢れ出る事を有効に防止できて、前記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】耐泥水性を高めて密封性能を向上させた車輪用軸受シールを提供する。
【解決手段】スリンガ11の立板部11bにサイドリップ13aが所定の軸方向シメシロを介して摺接された車輪用軸受シール7において、シール部材13が芯金12の嵌合部12aの端部外表面から内径部12bの内縁まで回り込んで固着され、当該シール部材13の端部にシール板10とスリンガ11との間に形成される環状空間を閉塞するひさし部15が一体に形成され、このひさし部15がドレーン部DRとなる路面側に位置する下方部分を除く周方向部分に形成されると共に、ひさし部15の内径d1が、スリンガ11の立板部11bの外径d2よりも小径に設定され、当該ひさし部15が立板部11bと軽接触されているか、または、僅かなすきまを介して対向し、ラビリンスシールが形成されている。 (もっと読む)


【課題】構成部品に付加価値を設け、強固な密封性を備えたシールを配設しなくても密封性の向上を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】スリンガ14が内輪5の外嵌される円筒部14aと、径方向外方に延びる立板部14bとからなり、シール板15が、外方部材2の端部に内嵌される芯金17と、これに加硫接着により一体に接合され、径方向外方に傾斜して延び、立板部14bに摺接するサイドリップ18aを備えるシール部材18とからなり、このシール部材18が芯金17の端部に回り込んで接合され、外方部材2に圧着される弾性嵌合部18dを備えると共に、シール板15と立板部14bの外縁とが僅かな径方向すきまを介して対向し、ラビリンスシール19が構成され、立板部14bの側面に磁気エンコーダ16が一体に加硫接着され、この外径部の角部に、外径側に傾斜する切り込み溝20が形成されている。 (もっと読む)


【課題】内方部材に位置決め手段を設け、密封性の向上を図ると共に、車両への組立工数の削減を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】ハブ輪4の端部に凹所20を有する略均一な肉厚の取付部21が形成され、この取付部21にボルト孔22が複数個形成されてハブ輪4と懸架装置が固定ボルトを介して締結されると共に、当該取付部21の外径に遮蔽板23が圧入され、この遮蔽板23が防錆能を有する鋼板からプレス加工にて形成され、取付部の外径に圧入される円筒部23aと、この円筒部23aから径方向外方に延びる立板部23bとを備え、この立板部23bと外方部材2の端部に装着されたパルサーリング12との間にラビリンスシールが形成されると共に、懸架装置と周方向の位置決めを行うための位置決め手段が遮蔽板23の円筒部23aの外周の一部をカットして形成された平面部24で構成されている。 (もっと読む)


【課題】シール対象流体がシール部に溜まる不都合が回避できるようにして、比較的構造が簡単でありながら高回転にも対応可能となる特徴が余すところなく発揮できるように改善された縦軸用軸封装置を提供する。
【解決手段】流体処理用の回転機器から下方に延設される上下向きの回転軸1に対してシールすべく、回転軸1に外装配備される縦軸用軸封装置において、回転軸1に外嵌される状態でハウジング2に支持されるシール用のリング体9を設け、リング体9にその下面から上方に凹入する状態の周溝状の第1凹部14を形成し、リング体9における周溝状の第1凹部14の径内側となる内側壁15が、回転軸1に沿って下方に延設される第1円筒状シールリップに構成されるとともに、周溝状の第1凹部14に、第1円筒状シールリップ15を回転軸1の外周面3aに押し付けて軸シール部Sを形成するための弾性機構11が装備される。 (もっと読む)


【課題】スリンガとシール本体との間に構成されるラビリンス部を延長することで土砂や水等の異物の浸入を防止すると共に、土砂や水等の異物が浸入した際には、その異物を摺動位置から回避した方向に導くことを可能にするシール構造を提供する。
【解決手段】エンコーダ材をスリンガ20の径方向延出端20tを覆うようにスリンガ20の内周側まで回し込んで成形した環状の第1の回し込み部30と、シール材26を心金24の軸方向端部24tを覆うように回し込んで成形した環状の第2の回し込み部32とによって、スリンガ20とシール本体22との間に、軸方向に延出した軸方向ラビリンス1Lpと、この軸方向ラビリンス1Lpから連続して径方向に延出した径方向ラビリンス2Lpとを有する環状のラビリンス部Lpが構成され、径方向ラビリンス2Lpは、スリンガ20に対するサイドリップ26aの接触部分を回避した位置関係に構成されている。 (もっと読む)


【課題】軸体と支持筒との間に設けたシール材への泥水などの侵入を抑制してシール材の耐久性の向上を図る。
【解決手段】軸体30に外嵌したカラー50の外周面と支持筒40の内周面40aとの間にシール材60を装着し、カラー50に、シール材60を外嵌装着可能なシール材装着部51と、シール材装着部51よりも筒端対向部材31側へ延長され、シール材装着部51の径と同径又はシール材装着部51の径よりも小径に形成された把持部52とを備え、支持筒40の内周面40a側におけるカラー50の把持部52の外周面52aと、筒端対向部材31の対向面32と、シール材60の支持筒40端部側の端面60aとの間に、嵌合部から侵入した泥水などを貯留するための貯留用空間Sを形成した。 (もっと読む)


【課題】 異物の内部への侵入を確実に防止するシール構造を提供すること。
【解決手段】 シール構造10のダストシールリップ部14は第2ダストシールリップ14bを備えている。リップ14bは、補強環12のフランジ部12aの内端近傍からハウジングHの開口側端部を超えてキャップCの内部に進入するように延出してシャフトSの外周面に摺動可能に接触するようになっている。キャップCは、ハウジングHと隙間G1を有するようにシャフトSに組み付けられるとともにリップ14bを収容するための切り欠き部C1を有している。これにより、シール構造10まで侵入した異物がキャップCの切り欠き部C1まで延出したリップ14bをシャフトSに向けて押し付けるようにすることができるため、異物が侵入すればするほどハウジングH内部に向けて異物が侵入することを効果的に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】内輪のシール溝に侵入した泥水などを外部に排出しやすい転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪と外輪の両軌道間に転動体が介在し、内輪の軌道の側方に形成されるシール溝7と内輪の端部との間に肩部15が形成される。前記シール溝7に対向する外輪の内周面にシール部材4が装着される。このシール部材4の内周面に肉厚の薄いくびれ部12が形成され、このくびれ部12の先端部にシール溝7の軌道側溝壁14に接触させた主リップ16と、前記肩部15の上方に突出するラビリンスリップ17とが設けられる。前記シール溝7に対向する主リップ16の内周面20と、前記ラビリンスリップ17の内周部に内向きに縮径する傾斜面22とが連続して設けられる。これにより、ラビリンスリップ17の傾斜面22に付着する泥水が、シール部材4の回転による遠心力で前記傾斜面22に沿って軸方向外向きに移動するので、軸受外側に排出されやすい。 (もっと読む)


【課題】シールの密封性能の向上を図り、軸受性能を長期間に亘って維持することができる車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】外方部材2のアウター側の端部外周にスリンガ21が装着され、このスリンガ21が、耐食性を有する鋼板からプレス加工にて形成され、外方部材2の端部外周に圧入される円筒状の嵌合部22と、この嵌合部22から径方向外方に延びる環状溝部23と、この環状溝部23の路面に最も近い部分で、嵌合部22の一部を拡径することにより形成されるポケット部24とで構成されると共に、このポケット部24から軸方向に延びる樋部25が一体に形成され、この樋部25が外方部材2の車体取付フランジ2bを避けた部分に配設され、当該樋部25の先端部25aがこの車体取付フランジ2bよりもインナー側に開口するように設定されている。 (もっと読む)


【課題】限られたスペースにおいて、泥水等外部(大気側)の環境が厳しい農機、建機等の軸封部に、長期間用いたとしても、外部からの泥水やダストの浸入を効果的に阻止出来る密封装置を提供することを目的としている。
【解決手段】ハウジングと、前記ハウジングを貫通して伸びる回転軸との間隙をシールする密封装置であって、前記ハウジング側に保持されたシール部材と、前記回転軸側に保持された金属材製のスリーブ部材と、前記シール部材側に保持された保護環とにより構成され、前記スリーブ部材の鍔部と前記保護環との間で狭間隙を形成していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】外方部材のパイロット部内径の形状を改善し、泥水の浸入と滞留を防止して軸受部の発錆の防止やシールの耐久性の向上を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】外周に懸架装置を構成するナックル16に取り付けられるための車体取付フランジ4bを一体に有し、この車体取付フランジ4bのインナー側の端部外周にナックル16に内嵌される円筒状のパイロット部22が形成された外方部材21を備えた車輪用軸受装置において、外方部材21のパイロット部22の内径23が、インナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されると共に、外側継手部材24の外周面24aがテーパ面に形成され、それぞれのテーパ面が僅かな径方向すきまを介して対向してラビリンスシール25が形成されているので、泥水が浸入しても容易に流動して排出され、インナー側のシール9の近傍に滞留するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】軸受部に装着されたシールの低トルク化を高め、リップ摩耗を防止し、低コストでシール性能を向上させた車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】シール9が、円筒部13aと、この円筒部13aから径方向外方に延びる立板部13bを備えたスリンガ13と、芯金15と、これに加硫接着により一体に接合される合成ゴム製のシール部材16を備えた環状のシール板14とからなるパックシールで構成され、シール部材16が、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップ16aと、この内径側で二股状に形成されたグリースリップ16bとダストリップ16cを有し、サイドリップ16aがスリンガ13の立板部13bに対して非接触状態で対向配置され、この部位に磁性流体18が封入されると共に、立板部13bのインナー側の側面Siに磁化部17が一体に接合され、この磁化部17によって磁性流体18が保持されている。 (もっと読む)


【課題】電動モータの回転を伝えるウォームホイールの歯を潤滑室に配置してなる電動パワーステアリング装置において、潤滑室の封止の簡易を図ること。
【解決手段】電動パワーステアリング装置において、ウォームホイール60の歯64をハウジング20により区画した潤滑室70内に配置し、ウォームホイール60の歯64の両側のそれぞれに、潤滑室70の潤滑剤を該潤滑室70内に封止する封止手段80、90を設け、ウォームホイール60の歯64の少なくとも一側に設けられる封止手段80が、ハウジング20の壁面とウォームホイール60の側面の一方に固定され、他方に摺接するシールリング81からなるもの。 (もっと読む)


【課題】シール面との吸着現象や応力集中の問題を回避しながら、隔壁を挟んだ2つの流体通路のいずれに圧力が作用しても確実なシールが可能な流体制御弁を提供する。
【解決手段】流体通路6Pおよび同流体通路6P内に突出するシール面13a,13bを持つボディー12と、流体通路6P内で開位置と閉位置の間を回動操作される弁体14と、弁体14の周縁に配置された弾性シール部材17とを備え、弾性シール部材17が、弁体14の全周に亘って弁体14の周縁から弁体14の中心部向きに突設され、閉位置においてシール面13a,13bと当接されるリップ部19を備えた流体制御弁10とした。 (もっと読む)


【課題】 シール摺動部へのグリース移動を防止し、このシール摺動部に油膜が形成されることを防止することで、内外輪とシール部材との導電性の低下を防ぎ、これによって、内外輪の転走面を通電させないようにし脆性剥離対策を行うことができる転がり軸受を提供する。
【解決手段】 この発明の転がり軸受は、内外輪1,2の転走面1a,2a間に複数の転動体3が介在され、リップ部5cが内輪1に摺接して内外輪1,2間の軸受空間を塞ぐシール部材5を外輪2に設けたものである。シール部材5を導電性の材質とし、転動体3を保持する保持器4に、前記軸受空間内のグリースがシール部材5と内輪1との摺接部分に流れることを阻止するグリース漏れ阻止部を設けた。 (もっと読む)


【課題】大水量の冷却下においても、充分な耐水性を確保することができる軸受シールの耐水構造を提供する。
【解決手段】軸受ボックス20内の軸受に対して水が浸入することを防止するための軸受シールとして、軸受ボックス20内に、三段のオイルシール(一段目オイルシール21、二段目オイルシール22、三段目オイルシール23)が配置されているとともに、ロール胴部11と一段目オイルシール21との間の空間に向かってガス(例えば、エアや窒素等)を吹き込むためのガス供給穴24が設けられている。 (もっと読む)


回転軸と軸受ハウジングとの間に使用されるラビリンス密封装置が開示され、いくつかの実施形態では、内部ステータがハウジングと係合し、ロータが軸と係合する。潤滑剤および/または汚染物質の移動をどちらの方向にも阻止するために、ロータとステータとの間にラビリンス経路が形成される。ロータは、密封要素に対する作動面として働くが、潤滑剤を密封リップから油だめの方へ連続的に引き離すポンプとなるようにロータの研削面と共に働くこともできる。別の実施形態では、ステータおよび密封要素は、密封材料から形成された密封要素として組み合わされる。密封リップ内の凹所が密封面において圧力差を作り出し、摩耗を最小限に抑える。 (もっと読む)


【課題】シールの密封性能を確保しつつ低トルク化を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】シール8が、外方部材5に内嵌される嵌合部12aと径方向内方に延びる内径部12bを有する芯金12、および芯金12に一体に接合され、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップ13aと、この内径側に径方向外方に傾斜して延びるダストリップ13b、および軸受内方側に傾斜して延びるグリースリップ13cを有するシール部材13からなり、車輪取付フランジ6の基部6bが円弧状に形成され、これにダストリップ13bが軸方向シメシロをもって、グリースリップ13cが径方向シメシロを介して摺接されると共に、サイドリップ13aの厚みBがダストリップ13bの厚みCよりも大きく設定され、先端縁が基部6bの形状に沿う傾斜面に形成されて僅かな対向すきまAを介して対峙し、ラビリンスシールが構成されている。 (もっと読む)


【課題】潤滑剤の漏れを防止すると共に、減速機の動力伝達の損失を低減させることができる。
【解決手段】減速機構135の入力軸(回転軸)100と、入力軸100に対して相対回転する相対回転部材120と、を備え、入力軸100と相対回転部材120との間に組み込まれた第1シール部材107を介して減速機G1の内部と外部とを仕切る減速機G1のシール構造131であって、入力軸100の減速機構135を挟んだ両側に第1、第2シール部材107、109が配置されており、第1シール部材107の摺動緊迫力が、第2シール部材109の摺動緊迫力より弱くなっており、且つ、第1シール部材107よりも減速機G1の外部側に潤滑剤吸収部材121、123が配置されている。 (もっと読む)


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