説明

Fターム[3J044BA01]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 母材料 (767) | 金属 (646)

Fターム[3J044BA01]の下位に属するFターム

Fターム[3J044BA01]に分類される特許

101 - 120 / 161


本発明は、シリンダライナ(20,120,220)またはシリンダ(222)内でガイドされるピストン(33,233)の上死点位置におけるトップランドの領域(21,221)でシリンダライナ(20,120,220)またはシリンダ(222)の内径を狭めるための、内燃機関(30,130,230)のシリンダライナ(20,120,220)またはシリンダ(222)のためのインサート(10,110)に関する。本発明によれば、インサート(10,110)は、リング当接部(11,111)を備えた、プレロードの掛けられた開いたリングとして形成されており、インサート(10,110)は、外向きに作用する半径方向力によって、かつ軸方向でシリンダライナ(20,120,220)またはシリンダ(222)に設けられた凹部(21,121,221)によって、半径方向面圧が周面に沿ってほぼ同じになるように保持されており、シリンダライナまたはシリンダの内径(D)に対するリング壁厚さ(d)の比が、0.001〜0.02である。
(もっと読む)


【課題】オイルリングによって掻き込んだオイルを逃がすオイルリターン通路をリング溝内の広いエリアに設けて円滑なオイルリターンを実現することができるエンジンのピストン構造を提供する。
【解決手段】ランド部のリング溝背面側にサイドウォール部9,10の外側に向けて下方へ開いた空間を形成する窪み16,17を形成し、この窪み16,17を利用して、リング溝5(オイルリング溝)に掻き込んだオイルを逃がすオイルリターン孔15a,15b,15c,15f,15g,15hを設け、下方からの冷却用のオイル噴射の圧力を受けることなくスムーズに掻き込みオイルを逃がすことができるようにする。 (もっと読む)


【課題】摩擦の低減効果が摺動部材を提供する。
【解決手段】粘性流体が介在されて互いに摺動する一対の摺動部材であって、一対の摺動部材のうち少なくとも一方の摺動部材10の摺動面11に微細な凹部12が形成され、凹部12は底面12bと摺動面11から底面12bに繋がる急峻な斜面12aとから形成され、摺動部材10の摺動方向または前記粘性流体の流れの方向における、凹部12の摺動面11上の開口幅をL、摺動面11から斜面12aが始まる位置と斜面12aから底面12bが始まる位置との間隔をSとした場合、S/Lが0〜0.2以下の条件を満足し、さらに、凹部12の底面12bが湾曲している場合の曲率半径をRとした場合、1/Rが0以上の条件を満足している。 (もっと読む)


【課題】ピストンのリング溝がピストンリングにより損傷を受けるのを抑制することが可能な内燃機関を提供する。
【解決手段】このエンジン11(内燃機関)は、トップリング溝12dを有するピストン12と、トップリング溝12dに取り付けられたトップリング17とを備えている。トップリング溝12dは、半径R1を有する燃焼室20a側の上部溝底角部12hと、半径R1よりも小さい半径R2を有する下部溝底角部12iとを含む。トップリング17は、トップリング溝12dの下部溝底角部12iに対応する位置に設けられた他方側面取部17gを含む。他方側面取部17gの半径R3は、上部溝底角部12hの半径R1よりも小さく、かつ、下部溝底角部12iの半径R2以上の大きさを有する。 (もっと読む)


【課題】既存のサイドレールを有効利用し、新たな材料変更に伴うコストアップを抑えつつ、オイルの掻き落とし性能の向上およびオイルの消費量の低減を図ることができるピストンのオイルリング構造を提供する。
【解決手段】オイルリングを、ピストン軸方向上下に設けられた上側サイドレールおよび下側サイドレール232と、この各サイドレール間に組み合わされたコイルエキスパンダとで構成し、下側サイドレール232の円周方向所定間隔置きの所定位置に、そのサイドレール232の剛性を部分的に低下させる複数の低剛性部232b,232b,…を設けている。各低剛性部232bを、下側サイドレール232をピストン軸方向に貫通する貫通孔により構成し、この貫通孔を、下側サイドレール232の円周方向に長い長円孔形状に形成している。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数が極めて小さくなる低摩擦摺動機構及びこれを用いた摺動システムを提供すること。
【解決手段】摺動部材がなす2面間に相対滑りが発生し、摺動面はイオン性液体の存在により潤滑になっており、摺動部材のいずれか一方又は両方にDLCやダイヤモンドが被覆されている低摩擦摺動機構である。イオン性液体がカチオン成分とアニオン成分と極性物質とを含有して成り、該カチオン成分は、イミダゾリウム誘導体カチオン、ピリジニウム誘導体カチオン、ピロリジニウム誘導体カチオン、アンモニウム誘導体カチオンなどであり、該アニオン成分は、四フッ化ホウ素アニオン、トリフルオロメタンサルフォネートアニオン、フッ化水素アニオン、硫酸一水素アニオン、リン酸二水素アニオンなどである。
上記低摩擦摺動機構を適用した自動車用内燃機関、自動車用変速機である。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の膨脹行程時にピストンリングを介して最大荷重が作用するリング溝の外周縁部に発生する偏磨耗を防止可能なピストンリング用ワイヤを提供する。
【解決手段】ピストン5外周のリング溝6に装着されるピストンリング4の素材としてのピストンリング用ワイヤであって、同ワイヤのリング溝6の外周縁角部に当接する部分が削り取られて、略台形の断面形状2に形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低温低負荷状態における張力と、高温高負荷状態における張力とを変化させることができ、その結果フリクションロスを最小限に抑え、燃費の向上を可能とするピストンリングを提供すること。
【解決手段】 ピストンリングを、34.7mol%以上48.5mol%以下のニッケルと、9mol%以上22.5mol%以下の、ジルコニウムおよびハフニウムの少なくとも一方と、1mol%以上30mol%以下のニオブと、残部のチタンと、不可避的不純物と、からなる形状記憶合金によって形成する。 (もっと読む)


【課題】低温低負荷状態における張力と、高温高負荷状態における張力とを変化させることができ、その結果フリクションロスを最小限に抑え、燃費の向上を可能とするピストンリングを提供すること。
【解決手段】 ピストンリングを、30mol%以上40mol%より少ないタンタルと、残部のチタンと、不可避的不純物と、からなるチタン−タンタル系形状記憶合金によって形成する。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性及び耐クラック性・耐剥離性を兼ね備えた内燃機関用ピストンリングを提供する。
【解決手段】内燃機関用ピストンリング1は、Cr、N及びSiを構成元素とし、CrNと同一の結晶構造を有し、かつ、その結晶格子中にSiを原子比率で1%以上、9.5%以下の割合で固溶した結晶相から構成されている硬質皮膜2を少なくとも外周摺動面に有する。硬質皮膜は、Cr、N及びSiを構成元素とし、CrNと同一の結晶構造を有し、かつ、その結晶格子中にSiが固溶されている結晶相と、Si、N及びCrを構成元素とする非晶質相との混相からなり、硬質皮膜中の非晶質相の比率が4.5%以下であり、かつ、硬質皮膜中のSi含有量が原子比率で1%以上、9.5%以下であるものでもよい。また、Al、V、Ti、Zr、B、C、O又はFを添加する場合もある。 (もっと読む)


【課題】走行面の潤滑を改善するような大型2ストローク・ディーゼル機関用のシリンダライナ装置、および大型2ストローク・ディーゼル機関におけるシリンダライナの遮蔽方法を提供すること。
【解決手段】大型2ストローク・ディーゼル機関1用のシリンダライナ3を有するシリンダライナ装置10であって、シリンダライナ内で移動可能なピストン、および掃気用エアの供給部を含む大型2ストローク・ディーゼル機関1用のシリンダライナ3を有するシリンダライナ装置10が提供される。シリンダライナ3は、固定された掃気スリット4を備え且つ開放底端部3’を有する。シリンダライナ装置10は、掃気用エアと共に運ばれてピストンの行程運動中に底端部を介してシリンダライナに入る水滴の量を低減させるために、シリンダライナの底部に配置されたシールド要素9をさらに含む。 (もっと読む)


【課題】吸排気バルブとピストンとの干渉時の損傷を最小限にすることのできる内燃機関を提供すること。
【解決手段】吸排気バルブ、例えば、吸気バルブ46のピストン10側の面であるバルブ側曲面48をピストン10の方向に凸となった球面の一部により形成し、ピストン10には、バルブ側曲面48に対向する位置にピストン側曲面13を形成する。このピストン側曲面13は、バルブ側曲面48に対して凹んだ球面の一部により形成されている。さらに、ピストン側曲面13の断面形状である円弧の曲率半径r2を、バルブ側曲面48の断面形状である円弧の曲率半径r1よりも大きくする。これにより、バルブ側曲面48とピストン側曲面13とが接触した場合、ほぼ一点が接触するので、吸気バルブ46に作用する曲げモーメントを小さくすることができる。この結果、吸排気バルブとピストン10との干渉時の損傷を最小限にすることができる。 (もっと読む)


【課題】 緩衝器用樹脂被膜ピストン製造装置において、製造装置の簡素化と製造時間の短縮を図ること。
【解決手段】 緩衝器用樹脂皮膜ピストン製造装置100において、ピストン素材1の樹脂シート係止用環状溝1Dに樹脂シート2が係止されるまで樹脂シート2に対してピストン素材1を押圧する手段50が、セット型10の中心軸上を往復動可能に設けられ、該セット型10のピストンセット孔11にセットされたピストン素材1の内径に嵌合し得る心出しガイド52を備え、樹脂シート2に対してピストン素材1を押圧してピストン素材1の樹脂シート係止用環状溝1Dに樹脂シート2を係止させるとともに、該樹脂シート2が係止されたピストン素材1を加熱及び冷却用シリンダ装置60に押入れ可能にするもの。 (もっと読む)


【課題】クロスヘッド型2−ストローク内燃機関におけるピストンリングの回転位置の強制的な変化を生じさせる方法。
【解決手段】クロスヘッド型の2−ストローク内燃機関におけるピストンリングの当該ピストンリングに関連するピストンに対する回転位置の強制的な変化を生じさせる方法であって、エンジンが所望の一定負荷又は所望の一定スピードで連続的に作動するように設定されている間に、シリンダ内でのピストンリングの回転位置の強制的な変化によって、前記シリンダ内の平均有効圧力が少なくとも0.5バールだけ変化するように少なくとも前記シリンダにかかる負荷を変化させ且つ前記変化せしめられた負荷を一定期間に亘って前記シリンダ内に維持することによってなされることを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】 小断面の2ピース型オイルリング用線材の製造方法において、オイルリングとしての性能を劣化することなく工数の低減を可能とする、オイルリング用線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、複数の貫通孔を線材の長手方向に具備する断面の外接円径が10mm以下の断面が略H型の2ピース型オイルリング用線材の製造方法であって、前記オイルリング用線材のオイルリングの外周面に相当する面からレーザによって所定寸法の貫通孔を穿孔する穿孔工程と、次いで前記オイルリング用線材のオイルリングの内周面に相当する面にブラスト処理を行い、表面粗さが最大高さRz=10μm以下のブラスト処理面を形成する工程を有するオイルリング用線材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ピストンを冷却するためのダブルクーリングチャネル構造を採用したものに対し、ピストン冷却効率の更なる向上を図ることができる内燃機関のピストン冷却構造を提供する。
【解決手段】ダブルクーリングチャネルで成るピストン冷却構造に対し、オイル導入口73を共通化する。オイル導入口73の上面に、オイル噴射ノズル8から噴射されたオイルを第1クーリングチャネル71に向けて案内する第1傾斜部77aと第2クーリングチャネル72に向けて案内する第2傾斜部77bとを有する断面山形形状の突起77を設け、ピストン2が上死点側にある場合には第1クーリングチャネル71のみに、下死点側にある場合には第2クーリングチャネル72のみにオイルを流通させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、オイル消費の低減が可能な、軽量化されたオイルリングを提供することを主目的とするものである。
【解決手段】本発明は、シリンダの内面と摺動する外周壁面と、上記外周壁面と対向する内周壁面と、上記外周壁面の上端および上記内周壁面の上端を連結する上壁面と、上記外周壁面の下端および上記内周壁面の下端を連結する下壁面とからなる中空空間を有する中空形状のオイルリングにおいて、
上記上壁面を上記オイルリングの軸方向に貫く上壁面貫通孔が形成されており、かつ、
上記内周壁面を上記オイルリングの径方向に貫く内周壁面貫通孔が形成されていることを特徴とするオイルリングを提供する。 (もっと読む)


本発明は、リング・リブ(15)の下側に配置された、半径方向に延在する内側の接触面(2)と、リング壁部(25)の下側に配置された、半径方向に延在する外側の接触面(3)とを備えた、組立式のピストンの上部(1,17)に関する。この場合、外側の接触面(3)及び内側の接触面(2)は、R10乃至R30の平均的な表面粗さを有する、同心的な溝として形成された、少なくとも1つの溝状のプロフィールを有している。これによって、組立式のピストンの上部及び下部の互いに接触し合う面の摩耗が減少される。
(もっと読む)


【課題】本発明は、耐折損性が高く、優れた耐摩耗性を有するピストンリングを提供することを主目的とするものである。
【解決手段】本発明は、ピストンのリング溝に装着され、シリンダライナあるいはシリンダボアと摺動する内燃機関用ピストンリングであり、上記ピストンリングは外周摺動面、上下面、内周面を有し、上記上下面のみ、あるいは上記上下面および上記内周面のみに窒化層が形成され、上記外周摺動面にイオンプレーティング法により硬質皮膜が形成されているピストンリングにおいて、上記硬質皮膜は、ピストンリング母材の外周面上に形成された、金属から成る緻密層と、上記緻密層上に形成された多孔質層から構成されており、上記ピストンリング母材の外周面の最大高さ粗さRzが1.0〜4.0μmの範囲内であり、上記緻密層の厚さは1〜5μmの範囲内であり、上記多孔質層の空孔率が0.5〜20.0%の範囲内であることを特徴とするピストンリングを提供する。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャネルを容易に形成できると同時に、接合面を密着させて精度よく接合し易い内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】ヘッド部11の内部にクーリングチャネル17の環状路17aを備えた内燃機関用ピストンであり、ボス13を有するスカート部12及びヘッド部11の中央部11aを備えたピストン本体18と、ピストンリング溝15を有するランド部14及びヘッド部11の周縁部11eを備えて鍛造されたヘッド環状部11cとが、接合面11d、18dにおいて接合されてなり、接合面11d、18dが、クーリングチャネル17の環状路17aを横切り、且つ、周縁部11e側の端部より中央部11a側の端部が頂面11bに近接するように傾斜する単一のテーパ面からなっている。 (もっと読む)


101 - 120 / 161