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Fターム[3J044BA01]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 母材料 (767) | 金属 (646)

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【課題】きわめて簡単な構造で、ピストンリング外周面の形状を改良して、ピストンリングの摺動外周面の油保持性をキープしながら所定の馴染み形状に早く到達させて、ピストンリングの焼き付きや摺動外周面の異常磨耗の発生を防止した往復動機関のピストンリングを提供する。
【解決手段】上面と下面とにそれぞれ結合しピストンの軸方向に形成されてシリンダライナの摺動面に摺接する外周面とを備えた往復動機関のピストンリングにおいて、前記外周面に、該外周面のピストンの軸方向に沿って複数の溝を刻設し、該複数の溝は、前記上面側から一定長さにおいては、溝の大きさを大きく且つ溝間の距離が小さい多数の大型溝に形成し、前記一定長さよりも下面寄りの部分は溝の大きさを前記大型溝よりも小さく且つ溝間の距離が大きい小型溝に形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ブローバイガスを低減可能なピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストン10の外周面に形成されたリング溝11に上下方向に重ねて装着され、外周面がシリンダボアに当接する少なくとも2つのリング21,3を合わせたピストンリング20であって、上下リング21,23は、2つのリングの合い口部が重なり合わない状態では、ピストン10の上下方向において、各合い口部の隙間を対応するリングで全面的に塞ぎ、2つのリングの合い口部が重なり合う状態では、ピストン10の上下方向において、上側リング21の合い口部の隙間の少なくとも一部を下側リング23が塞ぎ、かつ、下側リング23の合い口部の隙間の少なくとも一部を上側リングが塞ぐように形成されている。 (もっと読む)


【課題】合口隙間を通じたブローバイガスの漏出量を長期に亘って低減することのできるピストンリングを提供する。
【解決手段】内燃機関のシリンダ内を往復動するピストンの外周溝に装着されるピストンリング21であって、合口40を形成するピストンリング本体の対向端面21a、21bのそれぞれに、該ピストンリング本体21の径方向に延在する陥凹部30a、30bが形成されると共に、陥凹部30a、30bのそれぞれの底部に、常温において対向端面21a、21bを越えない厚みを有する弾性樹脂35a、35bが一体に接合されている。 (もっと読む)


【課題】冷却媒体流通路を形成するための部材が一体化されて成る耐摩環に対し、製造コストの高騰を招くこと無しに、耐久性の向上と冷却性能の向上とを両立できるピストン用耐摩環を提供する。
【解決手段】耐摩環本体6の内周面62に、ピストン頂面側に位置する第1内周面62aよりも外周側に位置する第2内周面62cをピストン反頂面側に形成する。これにより、ピストン頂面の凹陥部内壁とオイル流通路51との間の距離を大きく確保してピストンの強度を十分に確保したまま、オイル流通路51の断面積の拡大を図り、ピストンの冷却性能の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】ショットブラスを要せずに、ボア面の上死点を含む上側領域と下死点を含む下側領域に、それらの間の中間領域と異なる窪みを形成するためのボア面加工方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るシリンダボア面の加工方法は、シリンダブロックのシリンダ孔の内周面に多数の窪みが分布する表層を形成する表層形成工程と、表層が形成された内周面のうち上死点を含む上側領域と上側領域から離間しており下死点を含む下側領域に高圧の液体を噴射する粗面化工程を含んでいる。表層形成工程によって予め多数の窪みを形成しておき、その窪みに高圧の水を噴射することによって、窪みの周縁が集中的に削られて窪みが拡径される。この方法は、非機械加工による窪みの形成とウォータージェットによって、ショットブラストのように微粒子を用いることなく、ボア面の上側領域と下側領域に中間領域とは異なる窪みを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】冷却媒体流通路を形成するための部材が一体化されて成る耐摩環に対し、ピストンの鋳造成形時に溶湯が冷却媒体流通路を閉塞してしまうことを回避できるピストン用耐摩環およびその製造方法を提供する。
【解決手段】流通路形成体7に、耐摩環本体6の内周面62に沿って延びる延長部74を設けておき、この延長部74の外周面74aと耐摩環本体6の内周面62とを面接触させた状態で、これらを互いに溶接する。これにより、溶接面積を十分に確保し、溶接不良の発生を抑制して、ピストンの鋳造時の溶湯がオイル流通路51内に流れ込んでしまうことを阻止する。 (もっと読む)


径方向および軸方向に遊びを有して、往復動内燃機関のピストン(1)の対応するピストンリング溝(5)に設けられているピストンリング(6)は、傾くことと、前記ピストンリング溝(5)の径方向外縁に当接することとに対して、安定化される。当該安定化は、以下のように行われる。すなわち、前記ピストンリング(6)および/または前記ピストンリング溝(5)の断面の形成が、前記ピストンリング(6)の下側と、対応する前記ピストンリング溝(5)の下方支持面との間に、径方向において径方向外側に向かって、高さ方向において開いてゆく間隙が形成されるように行われ、前記ピストンリング(6)に上側の圧力が加えられていない限り、前記間隙は、ピストンリング(6)に負荷がかけられていない状態で、前記ピストン(1)の温度に関わらず、外側に向かって開かれたままである。これによって、運転中に熱の作用で変形されたピストン(1)において、前記ピストンリング(6)の下側と、前記ピストンリング溝(5)の対向する前記下方支持面との最初の接触は、少なくとも前記ピストンリング(6)の下側の、ピストン軸に対向する領域において開始され、前記ピストンリング溝(5)の径方向外縁において前記ピストンリング(6)が擦れることが防止される。
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【課題】ピストンリングの相対する合口端面の突き当たり後も、焼付や折損の発生を防止でき、かつ、ガス漏れも低減できるピストンリングを提供する。
【解決手段】シリンダ2内に挿入された半径方向斜め合口のピストンリング4が、運転時の温度上昇で、相対する合口端面5,6が突き当たるように設定されているピストンリング4において、合口隙間9を外周側より内周側を大きく形成する。前記合口端面5,6に低摩擦係数表面処理を施すことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】フリクションを低減するとともにシール性を向上した積層タイプのピストンリング構造を提供する。
【解決手段】ピストン20の外周面を凹ませて形成した一本のリング溝21内にピストンの往復方向に沿って積層された複数のピストンリング110、120、130、140、150を備えて構成されるピストンリング構造を、複数のピストンリングは、外径と内径との差が燃焼室側から反燃焼室側へ順次大きくなる構成とする。また、複数のピストンリング110、120、130、140、150の燃焼室側の内周縁部にベベル状の斜面112、122、132、142、152を形成する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で漏洩防止を図れ、蒸発器や凝縮器などの構成を必要としない温度差発電装置を提供すること。
【解決手段】本発明の温度差発電装置は、高温側空間3と低温側空間4との間にピストン2を配置し、高温側空間3に封入する作動媒体の状態変化によってピストン2を動作させ、作動媒体として、低沸点のアンモニア水(アンモニア水溶液)又は低沸点のイオン性液体を用い、高温側空間3を下方に、低温側空間4を上方に配置したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 従来のピストンヘッドは突起が平面又はほぼ平面であるため接合されにくく、接合不十分であるため分離してしまい、ピストン本体に溶接できないことがあった。
【解決手段】 ヘッド部材の中央部にリング状の接合突部を突設し、二つのヘッド部材の接合突部の頂部同士を突合わせて拡散接合してある。前記接合突部は裾広がりにし、頂部を幅の狭い平面状にしてある。拡散接合された二つのヘッド部材の接合部の外周に異物が付着している。ヘッド部材はその閉塞面の中央部に接合突起がリング状に突設されている。接合突起は裾広がりであり頂部が幅の狭い平面状である。 (もっと読む)


【課題】オイルリングにおいて、レール間の狭小化が進む中で、オイル孔を機械加工により容易に設けることができ、且つ総重量を軽くして燃費向上に繋がるリング用線材を提供する。
【解決手段】オイルリング用線材の長手方向に対する垂直断面が略V字形を有しており、V字の成すアングル部4を部分的に機械加工により除去することでオイル孔を設けることができ、且つ略V形の弾性による自己拡張力を利用して、従来では必要であったスペーサーやコイルエキスパンダを必要とせず、適切な圧接によりオイル掻きが可能となる。 (もっと読む)


【課題】角部のない横断面形状を有するクーリングチャンネルを形成し得る内燃機関用ピストンの製造方法等を提供する。
【解決手段】可溶性中子10を溶解する際に、該中子10を溶解するための水にピストン1の材質よりも高い硬度を有する粒子、いわゆるグリットを混入させて導入穴7を介してクーリングチャンネル6内に噴射させることで、前記中子10を溶解しながら前記噴流に乗った前記グリットによってクーリングチャンネル6の内壁面の研削を行うことが可能となる。これにより、一対の平面部11a,11bと一対の円弧部12a,12bからなる横断面形状を有する前記中子10を用いて鋳造を行っても、当該鋳造によってクーリングチャンネル6の内壁面に形成される角部21は前記中子10の溶解と共に除去され、結果的として滑らかな内壁面を有するクーリングチャンネル6を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】従来のセミオープンデッキ構造のシリンダブロックは、加工時にライナ上部が変形することがあり、これにより、ライナに歪みが発生して潤滑油の消費が多くなる、という問題があった。
【解決手段】セミオープンデッキ構造のシリンダブロック100において、ライナ12上部(厚肉部12b)の肉厚t2を、ライナ12の他の部分の肉厚t1よりも厚く構成した。また、厚肉部12bを、ピストン4が上死点に位置した時のトップリング4aの位置よりも上側に配置した。 (もっと読む)


【課題】低コストで良好な密着性を確保するに好適な内燃機関のピストンピンの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】薄肉の金属筒1の内周に、多層の繊維部材を熱硬化性樹脂で相互に接着して結合することにより形成した繊維強化合成樹脂の筒状体2を前記熱硬化性樹脂が完全硬化させる前に挿入し、次いで、前記筒状体2の貫通穴内に耐熱性のある材料で形成した弾性体5を挿入し、前記弾性体5を軸方向両側若しくはいずれか一方から圧縮することによりその外径を拡径させて前記筒状体2を内側から拡径させて、筒状体2の外周を金属筒1に内側から圧接させ、前記筒状体2が内周に圧接された金属筒1を加熱炉10に入れて外周側から加熱してその熱硬化性樹脂を加熱硬化させて、筒状体2を金属筒1に一体的に接着するようにした。 (もっと読む)


【課題】オイルが不要な方向に流れることを抑制して冷却効率を高める。
【解決手段】頂部21から垂下した一対のスカート部22・23を互いに連結する態様で設けられた一対のサイドウォール部24・25に、ピストンピンを保持する一対のピンボス部26・27が形成されたピストンにおいて、頂部の裏面に一対のスカート部間に亘って延在するオイル案内路31が形成され、オイルジェット装置からオイル案内路の一端側に向けて噴射されたオイルがオイル案内路の他端側に向けて案内されるようにすると共に、オイル案内路の両脇に沿って、一対のスカート部を相互に連結する態様で、サイドウォール部側に向かうオイルの流れを規制する段部45・46を形成する。 (もっと読む)


【課題】機関始動直後のHC排出量を低減させる。
【解決手段】シリンダ10Aに往復運動可能に嵌挿されたピストン18の冠面に、燃料の主成分たるHCを一時的に吸着するHCトラップ54をコーティングする。ここで、HCトラップ54としては、例えば、ゼオライトなどの多孔性部材を採用することができる。このようにすれば、機関始動直後にシリンダ壁面に付着した燃料は、ピストン18が下死点から上死点へと移動するときにトップリング12により掻き集められて冠面へと移動し、HCトラップ54に一時的に吸着される。そして、機関の暖機が進みピストン18の温度が上昇すると、HCトラップ54に吸着された燃料が徐々に離脱し、混合気と共に燃焼して処理される。また、HCトラップ54のHC吸着量が飽和する可能性を考慮し、排気通路を構成する排気ダクト44にHCトラップ触媒44を配設するようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】低コストで良好な密着性を確保するに好適な内燃機関のピストンピンの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】ワークWにおける筒状体2の貫通穴内にマンドレル5を挿入し、マンドレル5の軸心C2をワークWの軸心C1から偏心させて、マンドレル5を筒状体2の貫通穴内面に押付ける。そして、その偏心状態を維持しつつ、マンドレル5若しくはワークWのいずれかをワークWの軸心C1周りに回転(公転)させることにより、前記貫通穴内面に対してマンドレル5を摩擦により転がり接触させ、マンドレル5を筒状体2内面に対して自転させる。これにより、ワークWにおける筒状体2は、円周方向へ展伸されつつ半径方向外側へ拡径され、その外周が金属筒1の内面へ密着される。 (もっと読む)


ピストンリング(100)が開示されており、このピストンリングは、半径方向に延びた上面(110)と、半径方向に延びた下面(102)と、上面と下面との間に延びた半径方向で最も内側の表面(114)と、上面と下面との間に延びた半径方向で最も外側の表面(106)とを有している。下面(102)は、溶射皮膜(104)を有しており、半径方向で最も外側の表面と上面とは皮膜を有していない。したがって、溶射皮膜(104)は、概して、リングの半径方向に延びた下面(102)だけに塗布されている。
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本発明は、内燃機関用のピストン(10)のためのピンボス(17)であって、該ピンボス(17)が、ボス内面(17a)及びボス外面(17b)と、ピストンピンを受容するためのボス孔(18)とを備えている形式のものに関する。このような形式のピンボスにおいて本発明の構成では、ボス孔(18)がボス頂部にポケット(20)を有していて、該ポケット(20)の深さが、ボス輪郭に沿ってボス外面(17b)に向かって連続的に減少している。
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