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Fターム[3J044BB37]の内容

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Fターム[3J044BB37]に分類される特許

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【課題】ノッキングを抑え、燃費の向上に貢献できるエンジンを提供する。
【解決手段】エンジン1は、ボア20を有するシリンダブロック2と、燃焼室10を形成するようにボア20に往復移動可能に嵌合されたピストン3と、燃焼室10を閉じ且つ燃焼室10に連通するバルブ孔40をもつシリンダヘッド4と、バルブ孔40を開閉させるバルブ5とを備える。ピストン3、シリンダヘッド4、バルブ5のうちいずれか一つ以上において、燃焼室10に対面する壁面に断熱コーティング膜7が被覆されている。断熱コーティング膜7は、樹脂と共に樹脂の内部に埋設され断熱コーティング膜7の厚みよりも径が小さく且つ500ナノメートル以下のサイズの複数のナノ中空粒子を有する。 (もっと読む)


【課題】ブローバイ対策に有効な特殊合口の形成を工業的に可能とする樹脂材を使用するという、特にガスシール性に優れた組合せピストンリングにおいて、燃焼室側からの燃焼ガスを受けても燃焼室側側面に局部的な変形や溶融が生じないピストンリングを提供することを課題とする。
【解決手段】高強度耐熱樹脂からなり上下側面及び外周面からみてステップ形状となる合口部を有するピストンリング本体と、前記ピストンリング本体の内周部に装着されて前記ピストンリング本体を半径方向外方に押圧するバネとからなる組合せピストンリングとし、少なくとも前記ピストンリング本体の燃焼室側側面に耐熱性皮膜を被覆する。 (もっと読む)


【課題】優れた耐久性を発揮可能な無給油式往復動型圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明の無給油式往復動型圧縮機は、シリンダボア5aが形成されたハウジング5と、シリンダボア5a内を往復動し、外周面にリング溝20aが形成されたピストン20と、リング溝20aに嵌合され、ピストン20の往復動によってシリンダボア5aと摺接するピストンリング20bとを備えている。シリンダボア5aとピストン20との間には潤滑油が供給されない。ピストンリング20bはPTFEを主体としている。シリンダボア5aの内周面には、バインダ樹脂、PTFE粉末及び無機充填材を含有する摺動層5bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンの外観から所定の複層皮膜が施されていることを、例えば視認によって判断することができる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製ピストン1の基材1aの両スカート部8,9の外周面に、下層皮膜組成物22と上層皮膜組成物21の2層の皮膜組成物を施した。下層皮膜組成物を施した際に、両スカート部の周方向のほぼ中央位置で、かつ下側の位置に小さな正方形状の第1窓部30が同時に設けられる。一方、上層皮膜組成物を施した際に、両スカート部の周方向のほぼ中央位置で、かつ上側の位置に小さな正方形の第2窓部31が同時に設けられており、この形成位置が第1窓部の形成位置とはオーバーラップしない位置になっている。よって、両皮膜組成物が施されている場合は、両窓部が塞がれた状態になり、一方のみの皮膜組成物が誤って施されていない場合は、いずれかの窓部が開いている状態になる。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金製ピストン基材などへの密着性に優れると共に、優れた初期馴染み性、特に摺動初期の時点で速やかに摩耗して滑らか摺動面を即座に得られるピストンを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製ピストン1の基材1aの両スカート部8,9の外周面に、下層被膜組成物22とこの上面の上層被膜組成物21の複層被膜組成物を形成した。前記下層被膜組成物と上層被膜組成物とは、ともに結合樹脂であるポリアミドイミド樹脂、またはポリイミド樹脂、またはエボキシ樹脂の少なくとも1種を含み、下層被膜組成物は、二硫化モリブデンからなる固体潤滑剤の含有量が50wt%以下に設定され、上層被膜組成物は、二硫化モリブデンの含有量が50wt%〜95wt%にそれぞれ設定されている。 (もっと読む)


【課題】タイヤが路面から受ける振動や衝撃によるサスペンションの動作を確実に吸収し、車高調整による摺動部品の損傷を防止するコンパクトな車高調整装置を提供する。
【解決手段】路面からの振動などによるサスペンション7の動作を吸収するマウントラバー2と、円筒部14とボディ6に固定される環状部15とを有する外部シリンダ3、マウントラバー2とボディ6とを連結する環状接続部16と、内部ピストンシート5の摺動をガイドする円筒部18とを有するセンターマウント4、及びスプリング10上端部を保持し、センターマウント4の外周面を摺動する環状部21と、外部シリンダ3の内周面を摺動する円筒部22と、を有する内部ピストンシート5、から構成される摺動機構30と、内部ピストンシート5を摺動させるエア供給口9と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複層潤滑被膜用組成物が傷ついても、この複層潤滑被膜用組成物に被覆される金属製品の寿命を延ばすことができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】被覆対象物11に被せられる下層被膜19と、この下層被膜19に被せられる上層被膜22とからなる複層潤滑被膜23を組成する複層潤滑被膜用組成物であって、下層被膜19を組成する下層被膜組成物は、被覆対象物11のビッカース硬度よりも高いビッカース硬度である、ことを特徴とする。
【効果】下層被膜組成物は、被覆対象物11のビッカース硬度よりも高いビッカース硬度である。ビッカース硬度の高い下層被膜19は、傷がつきにくい。下層被膜19が傷つきにくいことで、被覆対象物11の露出を防ぎやすくなる。露出を防ぐことで、被覆された金属製品20の長寿命化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ガラス製のシリンダースリーブを破損させることなく圧縮比20以上の高圧縮比を実現可能にすると共に、運転時間を延長可能にし、特別な熟練を要せず容易に組み立て可能な燃焼可視化エンジンとする。
【解決手段】ガラス材料で形成された円筒形状のシリンダースリーブ15の圧着面15bと、シリンダーヘッド部材13の圧着面13aとの間に、板金材料で形成されたガスケット部材45を圧縮介装し、このガスケット部材45は、上記圧着面15bの形状に沿って環状に連続する平坦なベース板45aと、該ベース板45aの少なくとも一面側から突起し、圧着面15bの形状に沿って環状に連続するエンボス部45bとを有して成形され、上記エンボス部45bは、ガスケット部材45を形成する板金材料をプレス成形することにより形成され、ガスケット部材45の圧縮介装時にその高さ寸法Hが小さくなり、圧縮が解除されると高さ寸法Hが再び回復するバネ性を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】スカート部のスラスト面の,特に軸方向中間部の潤滑性を効果的に高めて摩擦を低減すると共に,その部分の低摩擦樹脂被膜の摩耗を防ぐ。
【解決手段】スカート部3のスラスト面3aに,ヘッド部1側からピストン軸線Yに沿って並ぶ上部領域7,中間部領域8及び下部領域9を設定し,その中間部領域8の低摩擦樹脂被膜6にオイルピット10を設ける一方,上部領域7の低摩擦樹脂被膜6には,ピストンPの上昇行程時,エンジンのシリンダCの内壁Caとの間に介在する潤滑オイルを捕捉して中間部領域8へ誘導する複数の第1オイル捕捉誘導溝11を,また下部領域9の低摩擦樹脂被膜6には,ピストンPの下降行程時,シリンダCの内壁Caとの間に介在する潤滑オイルを捕捉して中間部領域8へ誘導する複数の第2オイル捕捉誘導溝12をそれぞれ設けた。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダ内壁面との往復動摩擦を低減させるとともに、当該低減効果を維持することができるシリンダを提供すること。
【解決手段】ピストンが内壁面を摺動するシリンダであって、ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部が形成されており、凹部内周面の少なくとも一部には、銅系金属及びフッ素樹脂のいずれか一方又は双方が含有されてなるか、又はリン酸塩皮膜処理がされてなる、表面処理層が形成されている。 (もっと読む)


フェノール樹脂と、黒鉛、MoS、WS、BNおよびPTFEのうち少なくとも1つの固体潤滑剤、およびカーボンファイバーからなるコーティング配合物について述べる。該コーティングは有利な耐磨耗性を有するとともに、有利な摩擦係数を有する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金製ピストン基材などへの密着性に優れると共に、優れた初期馴染み性、特に摺動初期の時点で速やかに摩耗して滑らか摺動面を即座に得られるピストンを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製ピストン1の基材1aの両スカート部8,9の外周面に、下層被膜組成物22とこの上面の上層被膜組成物21の複層被膜組成物を形成した。前記下層被膜組成物と上層被膜組成物とは、ともに結合樹脂であるポリアミドイミド樹脂、またはポリイミド樹脂、またはエボキシ樹脂の少なくとも1種を含み、下層被膜組成物は、二硫化モリブデンからなる固体潤滑剤の含有量が50wt%以下に設定され、上層被膜組成物は、二硫化モリブデンの含有量が50wt%〜95wt%にそれぞれ設定されている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも摩擦力を大幅に減少させて燃費の向上を図り得るようにした新規なピストン摺動部の潤滑構造を提供する。
【解決手段】エンジンのシリンダ1内で往復動するピストン2のスカート7表面に低摩擦コーティングを施したピストン摺動部の潤滑構造に関し、ピストン2のスカート7における少なくとも反スラスト側の外周面に、前記スカート7の摺動方向に向かって延びる縞模様を成すように低摩擦コーティングを施し、そのコーティング部8の相互間に前記スカート7の摺動方向に潤滑油を逃がす非コーティング部9を残す。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のピストンスカート部に,摩擦係数の低い樹脂の被膜である潤滑層を強固に密着させることができると共に,潤滑層が剥離乃至は摩滅した場合においても,低フリクション化,耐摩耗性,耐焼付性に優れ,かつ,シリンダ内壁の摩耗を低減できるスカート部を備えたピストンを得る。
【解決手段】鋳造,鍛造等の方法で製造されたアルミニウム合金製のピストンスカート部に平均粒径20〜400μmの金属又はセラミックの微細な粒体を,圧縮空気又は圧縮窒素との混合流体として噴射速度80m/sec以上,又は噴射圧力0.2MPa以上で噴射して衝突させることにより,前記スカート部の表面より深さ1〜15μmの範囲においてピストン母材の組織を均一に微細化すると共に,表面を活性化させた改質層を形成する。この改質層上に,該改質層の表面が活性化している間に低摩擦係数の樹脂を塗布する等して潤滑層を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングの相対する合口端面の突き当たり後も、焼付や折損の発生を防止でき、かつ、ガス漏れも低減できるピストンリングを提供する。
【解決手段】シリンダ2内に挿入された半径方向斜め合口のピストンリング4が、運転時の温度上昇で、相対する合口端面5,6が突き当たるように設定されているピストンリング4において、合口隙間9を外周側より内周側を大きく形成する。前記合口端面5,6に低摩擦係数表面処理を施すことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性と耐熱へたり性に優れ、例えば内燃機関用のオイルリングやセカンドリングとして適用可能なピストンリングと、さらに優れた耐熱へたり性を備え、トップリングとしても適用可能なピストンリングを提供すること。
【解決手段】C、Si、Mn、Crを所定範囲で含有し、これら含有量から次式(1)及び(2)により算出されるパラメータA及びBの値がそれぞれ9.0以下及び10.8以上の調質鋼から成るピストンリングとする。特に、トップリング向けのピストンリングとしては、C、Mn、Cr含有量の下限値を高め、Si含有量の上限値を減じると共に、パラメータBの値を14.0以上とする。
A=8.8Si+1.6Mn+1.7Cr ・・・ (1)
B=36C+4.2Si+3.8Mn+4.5Cr・・・ (2) (もっと読む)


【課題】低コストで良好な密着性を確保するに好適な内燃機関のピストンピンの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】ワークWにおける筒状体2の貫通穴内にマンドレル5を挿入し、マンドレル5の軸心C2をワークWの軸心C1から偏心させて、マンドレル5を筒状体2の貫通穴内面に押付ける。そして、その偏心状態を維持しつつ、マンドレル5若しくはワークWのいずれかをワークWの軸心C1周りに回転(公転)させることにより、前記貫通穴内面に対してマンドレル5を摩擦により転がり接触させ、マンドレル5を筒状体2内面に対して自転させる。これにより、ワークWにおける筒状体2は、円周方向へ展伸されつつ半径方向外側へ拡径され、その外周が金属筒1の内面へ密着される。 (もっと読む)


【課題】スカート部のシリンダ内壁に対する摩擦抵抗を,より一層効果的に低減し得る内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】ピストンPの往復運動時,シリンダ内壁Caに押圧されるスカート部3のスラスト面3aに,ピストンPの運動方向に向かって開口する入口13aを有するオイルポケット13を画成する門形のオイルガイド壁11を多数形成し,スカート部3及びシリンダ内壁Ca間に介在するオイルがピストンPの運動に伴ない前記オイルポケット13に導入されることでスラスト面3a及びシリンダ内壁Ca間に動圧流体軸受が構成されるようにした。 (もっと読む)


【課題】往復動圧縮機や往復動膨張機等の流体圧縮機械に適用可能な摺動材の耐摩耗性を向上させることができ、したがって、摺動材の交換寿命を長くすることができ、さらには、空気中、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気中のいずれにおいても従来以上に耐摩耗性を向上させることができ、特に、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気中にて用いた場合においては異常摩耗を防止することができる摺動材及び流体圧縮機械を提供する。
【解決手段】本発明の摺動材は、ポリテトラフルオルエチレンを基材とし、充填材の一部に酸化銅粉末を含有しており、この酸化銅粉末の平均粒径は10〜50μm、その充填量は7.5〜20質量%である。 (もっと読む)


【課題】ピストン摺動部における、摩耗の低減、耐焼き付き性の向上、摩擦低減を大幅に改善できるピストンを提供する。
【解決手段】ピストン摺動部であるスカート部17の表面に、針状の形態の固体潤滑材30がランダムな方向に形成されているピストン10とした。これによれば、スカート部17の表面17aにおけるオイル流動をあらゆる方向へ発生させることができ、この結果、油膜形成能力を向上させ、耐焼き付き性の向上、摩擦、摩耗の低減を図ることができる。 (もっと読む)


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