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Fターム[3J044CA40]の内容

Fターム[3J044CA40]に分類される特許

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【課題】 軽量化が要望されるディスクブレーキ用のカップ状ピストンにおいて、強度を高め、軽量化することか可能なピストンとその製造方法を提供する。
【解決手段】 ディスクブレーキ用の、外周部に溝を有するカップ状ピストンにおいて、該ピストンの外径をd1、内径をd2、側壁部の肉厚をt1とし、溝部の最小肉厚をt2、溝部の最大肉厚をt3とするとき、a=(d2/d1)で示される定数aが0.85以下であって、t2はt1の0.5〜1.0倍、t3はt1の0.9倍以上、t2部の断面中心硬さ(HV)がt1部の硬さ(HV)の1.1〜1.3倍以上であることを特徴とする軽量ピストンであり、鋼棒を冷間鍛造にてカップ状部品にカップ成形した後に、さらに冷間鍛造にてカップ状部品開口部に圧縮加工を加えピストンの溝部に該当する位置の肉厚を厚くする。その後、スピニングにて溝部を成形する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ピストン移動部を軽量できるピストンを提供する。
【解決手段】ピストン10は、ピストン基部20と、ピストン基部20に対してピストン10の中心軸X0の延びる方向に沿って往復動可能なピストン移動部30とを備える。ピストン基部20は、貫通孔23bを有する本体部21と、本体部21に設けられてピン孔25が形成されるピストンボス22と、本体部21の周縁部に設けられるスカート部26とを備える。ピストン移動部30は、ピストンヘッド31と、ピストンヘッド31に設けられて貫通孔23bに移動可能に挿入されるピストン移動部30と、ピストンヘッド31の周縁部に形成されるリング部33と備える。ピストンヘッド31には、移動部側突出部34とねじ60が設けられ、これらは、本体部21に形成される貫通孔23bに摺動可能に挿入される。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用中実ピストンピンにおいて、表面処理に際して、1本ずつ治具に挟んで処理で、1バッチに処理可能な本数が少なく、能率が低かった。そこで、複数個の中実ピストンピンに、同時に表面処理を施す手段を提供する。
【解決手段】ピストンピン1の中心部を中実に形成するとともに、両端面に間隔保持用治具3が係合する凹部2を形成した。間隔保持用治具3は、上下に円錐を重ねた形状、即ちそろばん玉形状、を呈している。ピストンピン1の凹部2は円柱状の穴よりなり、端部に間隔保持用治具3と係合する円錐状の面取り部が形成されている。ピストンピン1と間隔保持用治具3とを交互に表面処理用治具4に装着して表面処理を行う。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャンネルに本来流れるべきオイル流量を十分確保することができ、簡便に均一にピストンを冷やし、その分エンジンの出力を上げるようにした内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1のクラウン部内部にその周方向に沿って環状の塩中子によって形成される環状のクーリングチャンネル3と、クラウン部に環状の塩中子を支える中子支えによって形成される中子支えの穴6と、中子支えの穴を埋めるピンプラグ7とを備えた内燃機関のピストンであって、ピンプラグが中子支えの穴全体を埋めるようにした。 (もっと読む)


従来のピストンにおいては、サポートリングの摩耗が進行する場合に、摩耗により生じるピストンの横方向運動により、シリンダに沿ったピストンの走行を防ぐために、ピストンとシリンダとの間に、十分な間隙が設けられている必要がある。しかし大きな遊びは、ピストンとシリンダとの間のギャップ内へのピストンリングの不都合な押出しに繋がることがある。組み立てられたピストンにおける他の問題は、必要とされる多数の個別部材により、組み立てられたピストンの製造及び組付けが困難になるという点にある。この問題を解決するために、本発明により、サポートリング(12)及びピストンリング(11)を、ピストンボディ(15)に設けられている周方向の溝(20)内に配置するようにした。この構成において、周方向の溝(20)の軸線方向の幅は、サポートリング(12)及びピストンリング(11)の軸線方向の全長よりも大きく、サポートリング(12)は半径方向内側に、ピストンボディ(15)から半径方向に離間されて配置されていて、かつ、切断されていないリングとしてピストンボディ(15)から旋削により切り出されている。
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本発明は、少なくとも1つの燃焼噴流にさらされているピストンヘッド(17)をオイルを噴射することにより冷却し、オイルを圧力室(12)から、分離エレメント(11)の少なくとも1つの開口(16)を通じて、オイルが充填されている圧力室(12)において形成された圧力によりピストンヘッドの下面(18)の少なくとも1つの領域に向かって噴射し、分離エレメント(11)はピストン(1)の冷却通路(9)内に位置決めされていることにより、冷却通路(9)の壁の一部分と分離エレメント(11)の壁の一部分との間に、オイルを充填可能な圧力室(12)を冷却通路(9)に形成する、内燃機関のピストン(1)の冷却であって、本発明により、燃焼噴流に直接的にさらされていないピストンヘッド(17)の領域と反対側に位置するピストンヘッドの下面(18)の領域に向かって連続的にオイルを噴射する。
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【課題】 シリンダとの間で気体潤滑が行われるピストンと、近似直線機構とを備えた構成で、ピストンの振動を速やかに減衰させることが可能なスターリングエンジンのピストンの気体潤滑構造を提供する。
【解決手段】 第1の気体潤滑構造1Aは、高温側シリンダ22と、高温側シリンダ22との間で気体潤滑が行われる膨張ピストン21Aと、グラスホッパの機構50を含み、膨張ピストン21Aに連結されて膨張ピストン21Aを支持する近似直線機構と、膨張ピストン21Aの上端部側部をなす第1の制振用部材3Aと、膨張ピストン21Aの下端部側部をなす第2の制振用部材4Aとを備える。第1および第2の制振用部材3A、4Aは、径方向の厚さが制振用部材としての実効性を得ることが可能な厚さに設定されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンに作用するスラスト力の向きが反転することにより発生するピストン打音を低減できる内燃機関を提供すること。
【解決手段】シリンダの内壁面2aに沿って軸方向に往復運動するピストン1と、ピストンの軸方向の一方側に形成された燃焼室5と、ピストンの軸方向の他方側に形成され、かつピストンの往復運動と連動して回転するクランクシャフトを収容するクランク室6とを備える内燃機関10であって、ピストンに形成され、燃焼室とクランク室とを連通する連通路11と、連通路を開放または閉塞する電磁弁12と、電磁弁に電力を供給する電源部17と電磁弁との間の電力供給経路を開閉するスイッチ20を制御する制御手段30とを備え、制御手段は、ピストンに作用する径方向のスラスト力の向きが反転するタイミングを含むクランクシャフトの回転角度の範囲である所定期間において電磁弁が連通路を開放するようにスイッチを制御する。 (もっと読む)


【課題】コスト上昇を抑えて横リブの貫通口を容易に形成することができるピストンを供する。
【解決手段】ピストンヘッド2の裏面に互いに対向するピストンスカート部3,3間を各々ピストンピンボス部4,4が形成された一対の相対向する縦リブ5,5が連結し、相対向する縦リブ5,5間を一対の横リブ6,6が連結し、横リブ6,6にピストンヘッド2の裏面近傍に横リブ貫通口7,7を設けたピストン1において、ピストンスカート部3の横リブ6に対向し横リブ貫通口7に臨む部分が欠損されてスカート部開口8が形成されたピストン。 (もっと読む)


【課題】 「シリンダーチューブの軸に直進する方向だけでなく‘全方位に’自在に力を伝達することが可能な」シリンダー装置を提供すること目的とする。
【解決手段】 シリンダーチューブと、前記シリンダーチューブ内に摺動自在に動くように組み込んだピストンと、一端を前記ピストンに固定し且つ他端を前記シリンダーチューブの端の開口部から突出させたピストンロッドと、前記ピストンロッドが突出したシリンダーチューブの端に、前記ピストンロッドが内部を摺動自在に動くように連結されたチューブと、を備えたシリンダー装置において、;前記ピストンロッドが、樹脂製筒状体の中空内部に金属製棒状体を配置して一体化した、しなやか且つ強度を有するものであり、;前記ピストンロッドを覆うように連結されたチューブが、自在に当該チューブの方向を変形可能であり且つ一定の形状を維持できるフレキシブルチューブである、;ことを特徴とするシリンダー装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、駆動装置の軸受け部材であるメタルブッシュを、摺動摩耗特性である耐荷重性、耐摩耗性、なじみ性等に優れ、鉛を発生することがないものとする技術を提供する。
【解決手段】銅を主成分とし、ケイ化マンガンを含む金属材料を、少なくとも摺動面に備えてなるメタルブッシュ15とする。また、この金属材料におけるケイ素とマンガンとの質量比が、66:34〜53:47の範囲であるメタルブッシュ15とする。 (もっと読む)


【課題】ピストンの焼き付き等の検知漏れを防止でき、且つ、膜厚検出センサを設けるコストの低減を図ることができるエンジンシリンダ装置を提供する。
【解決手段】クランクシャフトにピストンロッドを介して接続され、シリンダライナs1に沿って往復移動自在なピストン及び、シリンダライナs1に設けられ、ピストンと対向する位置のシリンダライナs1とピストンとの間隙に形成された潤滑油の油膜の厚さを検出する複数のセンサヘッドを備えるエンジンシリンダ装置であって、センサヘッドは、上記往復移動により変化するピストンの速度に応じて、往復移動方向における所定位置において設けられる個数を異ならせて配置されているという構成を採用する。 (もっと読む)


【課題】エンジンの熱効率を低下させることなく、エンジンオイルに由来して生成される粒子状物質の排出を低減する。
【解決手段】トップリング31より上方に位置し且つ燃焼室13内に面するピストン頂面12aの外周部には、空孔が多数形成された多孔質部材36が装着されている。燃焼室13内に漏洩したオイルは、多孔質部材36の空孔に毛細管現象により染み込んで一時的に蓄積されることで、ピストン頂面12aに形成されるオイルの油膜を薄くすることができる。 (もっと読む)


【課題】 オイルリングやコンプレッションリングの姿勢保持機能を損なうことなく、オイル上がりを防止し、また、シリンダボアの表面に安定して一様な油膜を形成する。また、コンプレッションリングとシリンダボアの表面との間の摺動抵抗を低減できる。
【解決手段】 本発明は、シリンダボア内を往復動し、ランド部12に少なくとも1つのコンプレッションリング14a、14bとその下方にオイルリング18とを備えたピストン構造であって、ランド部12の内部に形成された潤滑油貯留室20と、コンプレッションリング14bとオイルリング18との間のランド部12の周面に開口を備え、潤滑油貯留室20の下部と連絡された油路22と、潤滑油貯留室20の上部とピストン10の内部空間とを連絡する空気路24とを備えた潤滑油回収供給手段を有する。 (もっと読む)


【課題】オイルが不要な方向に流れることを抑制して冷却効率を高める。
【解決手段】頂部21から垂下した一対のスカート部22・23を互いに連結する態様で設けられた一対のサイドウォール部24・25に、ピストンピンを保持する一対のピンボス部26・27が形成されたピストンにおいて、頂部の裏面に一対のスカート部間に亘って延在するオイル案内路31が形成され、オイルジェット装置からオイル案内路の一端側に向けて噴射されたオイルがオイル案内路の他端側に向けて案内されるようにすると共に、オイル案内路の両脇に沿って、一対のスカート部を相互に連結する態様で、サイドウォール部側に向かうオイルの流れを規制する段部45・46を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピン圧入作業時に第1部材の二股部分が撓むことを、揺動リンクの構成部品を用いて防止する。
【解決手段】二股部分に軸受部(24,25)を有する第1部材(9)と、軸受部(31)を有し第1部材の二股部分に介装される第2部材(6)と、第1部材の軸受部に圧入され、第2部材の軸受部を通り、第1部材と前記第2部材とを連結するピンとを備え、第1部材または第2部材のうち一方の部材(9)に対して他方の部材(6)が所定の稼働範囲で揺動する揺動リンク構造において、他方の部材(6)を稼動範囲外の姿勢にした場合に第1部材(9)の二股部分と第2部材(6)とがピン軸方向に当接し、他方の部材を稼動範囲内の姿勢に戻した場合に第1部材(9)の二股部分と第2部材(6)との当接が外れる構成とする。 (もっと読む)


ピストンアセンブリのための連接棒は、第1の軸に沿ったピストンストローク時にシリンダの内部でピストンアセンブリを案内するための第1および第2の案内部材を含む。案内部材は、連接棒のシャフトから延在する第1および第2の支持リブによって支持され、シリンダの側壁と接触するための第1および第2の摺動面を含む。連接棒は、シャフトの第1の端に配置された取付ボスを含み、第1の軸に対して垂直な第2の軸を規定する。第1および第2の支持リブは、取付ボスから径方向外側に延在し、第2の軸を中心として径方向に約180度間隔があいている。
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【課題】ピストン3の受圧面8の近傍の混合状態を良好に保つとともに、高負荷運転等によるNOxの増大にも対応できる内燃機関1を提供することにある。
【解決手段】ピストン3の受圧面8と反対側の裏面9に、裏面9を経由する燃焼室2からの放熱を調節する放熱調節機構18を装着する。これにより、放熱調節機構18は、燃焼室2の温度が低くNOx発生量が少ない場合に、ピストン3を介する燃焼室2からの放熱を抑えることができるとともに、高負荷運転等により燃焼室2の温度が上昇してNOxの発生量が増大した場合に、ピストン3を介する燃焼室2からの放熱を促進して燃焼室2の温度を低下させることができる。このため、受圧面8近傍の混合状態を良好に保つとともに、高負荷運転等によるNOxの増大にも対応することができる。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関の鋼製のピストンのピストンヘッド(1)のリング溝をレーザビーム(4)によって硬化させるための方法に関する。この場合、本発明によれば、少なくとも硬化させたいリング溝に、硬化前にまたは直接的に硬化の間に、レーザビーム(4)のエネルギを吸収するコーティング層が設けられ、次いで、レーザビーム(4)によるコーティング層の負荷が行われる。吸収する層は、有利にはマンガン−リン酸塩コーティング層であるかもしくはその場で、酸素と不活性ガスとから成るプロセスガスの混加によって構成部材表面に形成される。さらに、レーザビームは、硬化時に回転方向に対して斜めにピストンに案内される。達成される利点は、反射の回避、溝底の望ましくない硬化の回避、高められた吸収度およびピストンのより僅かな歪みである。
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【課題】良好な潤滑状態を維持できるとともに、ピストンピンやクランクの摩耗を抑えることができて、長寿命化を図ることが可能なピストンクランク機構を提供する。
【解決手段】ピストンピン2を有するピストン1と、クランク4と、クランク4とピストンピン2とを連結するコネクティングロッド3とを備えたピストンクランク機構である。ピストンピン2のロッド摺動面と、コネクティングロッド3のピストンピン摺動面との少なくとも一方に、微小凹形状のくぼみをランダムに無数に設ける。くぼみを設けた面の面粗さパラメータRyniが0.4μm≦Ryni≦1.0μmの範囲内である。Sk値が−1.6以下である。 (もっと読む)


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