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Fターム[3J044DA17]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 用途、機能 (1,257) | オイルリング (95)

Fターム[3J044DA17]に分類される特許

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【課題】組合せオイルコントロールリングにサイドレールの単独回転を防止する機能を付与しその機能を長期間持続させる。また、フレッティング疲労に対する対策も提供する。さらに、低張力の組合せオイルコントロールリングにおいても、サイドレールの単独回転を防止できる組合せオイルコントロールリングを提供する。
【解決手段】上下二枚のサイドレールと、それらの間に介在し内周部に前記サイドレールの内周面を押圧する耳部を有するスペーサエキスパンダよりなる組合せオイルコントロールリングにおいて、前記耳部のサイドレール押圧面に略軸方向に延長する凹凸部を有し、前記凹凸部の凸面が角部を含む構成とする。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性、ガスシール性および油かき性を同時に満たすことが可能であり、かつその摺動面に形成された硬質皮膜自体が剥離することのないピストンリングを提供すること。
【解決手段】外周面に凹部が形成された母材と、前記凹部に設けられる硬質皮膜と、からなるピストンリングにおいて、前記ピストンリングの径方向に垂直な断面において、前記凹部を、母材の上下面のいずれか一方から他方に向かって、ピストンリング外周面に平行に延びる第1の面と、前記第1の面の一端からピストンリング外周面に向かって延びる第2の面と、から構成し、前記凹部に硬質皮膜を設けることで、ピストンリング外周面を、硬質皮膜が形成されている部分と母材が露出している部分とが存在し、前記凹部を形成する第2の面とピストンリング外周面とは10〜30°の角度をもって接しているようにする。 (もっと読む)


【課題】シリンダの内周面とピストンとの間のシール性を高める。
【解決手段】ピストン本体11のリング溝22に装着されるピストンリング31は、環状に連なった内周面33と外周面34と側面35,36を有する環状部材32を有している。環状部材32は、側面35,36が円錐面となるように内周面33を径方向外方に拡径する一方、外周面34を径方向内方に縮径してリング溝22に装着される。環状部材32の内周面隅部には内側シール部41が形成され、内側シール部41はリング溝22の底面に接触する。環状部材の外周面隅部には外側シール部42が形成され、外側シール部42はシリンダ15の内周面に接触する。環状部材32からなるピストンリング31は、リング溝22の底面とシリンダ15の内周面とに接触する。 (もっと読む)


【課題】背面通路の通路面積確保と、ピストン組付け時におけるオイルリングの折損抑制との両立を図る。
【解決手段】オイルリング溝21内に、オイルリング本体41との接触によりオイルリング40の径方向内側への移動を規制する規制部28,29を設ける。自由径に拡張しているオイルリング本体41が規制部28,29に接触した状態で、オイルリング本体41の内周面44のうちオイルリング溝21の内底面24に最も接近した箇所を第2最接近箇所51とする。ピストン20の外周面のうちオイルリング溝21に対し燃焼室側に隣接するランド26において、ピストン20の中心軸線CLを挟んで第2最接近箇所51の反対側となる箇所を第2反対側箇所32とする。両箇所51,32の距離L2を、オイルリング本体41の内周面44の直径Dよりも大きく設定する。 (もっと読む)


【課題】リング溝の対向面に下側レール部の下面が貼り付くことに起因してオイル消費が増大することを抑制することのできるオイルリング及び内燃機関を提供する。
【解決手段】オイルリング4は、ピストン2の外周面に形成されたリング溝3に装着されている。また、リング溝3において互いに対向する一対の上側対向面31及び下側対向面32上をそれぞれ摺動可能な一対の上側レール部51及び下側レール部52と、これらレール部51,52を連結する連結部53とを有している。連結部53にはオイルリング4の径方向に貫通するオイル戻し孔54が形成されている。下側レール部52の下面においてオイル戻し孔54の直下には全周にわたって溝56が形成されている。また、リング本体5には、オイル戻し孔54と溝56とを貫通する複数の貫通孔57が形成されている。複数の貫通孔57はオイルリング4の周方向において等間隔にて形成されている。 (もっと読む)


【課題】組合せオイルリングのサイドレールとスペーサエキスパンダの固着を防止する。
【解決手段】上下一対のサイドレール11,12と、それらの間に配置するスペーサエキスパンダ13とを備え、スペーサエキスパンダは軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置された上片14及び下片15と、これらを連結する連結片16と、上片と下片の内周側端部に起立形成し、サイドレールを押圧するための耳部17,18とを有し、耳部に貫通孔19を形成した組合せオイルリング10において、スペーサエキスパンダの上片及び下片とサイドレールとの間の隙間が半径方向内方に向かって連続的又は不連続に広がっている。不連続の場合、スペーサエキスパンダの上片及び下片の外周側端部から内周側の耳部付け根部にかけてサイドレール側の外郭線が3個以上の屈曲点を有する、あるいは1又は2個の屈曲点を有し、内周側が傾斜している。 (もっと読む)


【課題】組合せオイルリングのサイドレールとスペーサエキスパンダの固着を防止する。
【解決手段】上下一対のサイドレール11,12と、それらの間に配置するスペーサエキスパンダ13とを備え、スペーサエキスパンダは軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置された上片14及び下片15と、隣接する上片と下片とを連結している連結片16と、上片と下片の内周側端部に起立形成され、サイドレールを押圧するための耳部17,18とを有している組合せオイルリング10において、上片14及び下片15の外周側端部の周方向における一部分に軸方向に突出するサイドレール支持部14a,15aを形成し、外周側端部の周方向におけるサイドレール支持部以外の部分14b、15bは内周側から連続する同一面を有する、あるいはサイドレール支持部と軸方向反対側に突出し、耳部17,18にそれぞれ貫通孔19を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダボア壁面との間におけるフリクション性能のばらつきを抑制し、オイル消費の低減及びフリクション低減の効果を安定して得られる、トップリングとセカンドリングとオイルリングとからなるピストンリングを用いたディーゼルエンジン用ピストンリングの組合せを提供する。
【解決手段】ピストンリングの組合せとしてトップリングとセカンドリングとオイルリングとからなるものを用いるディーゼルエンジン用ピストンリングの組合せにおいて、当該トップリング又は当該オイルリングのシリンダボア径に対する張力比は、当該トップリングの張力(N)をAとし、当該オイルリングの張力(N)をCとし、当該シリンダボア径(mm)をDとした場合に、A/D≦0.25及びC/D=0.10〜0.36の各条件を満足するディーゼルエンジン用ピストンリングの組合せを採用する。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングとシリンダボア壁面との間のフリクション性能のばらつきを抑制し、オイル消費の低減及びフリクション低減の効果を安定して得られる、トップリングとセカンドリングとオイルリングとからなるピストンリングを用いたガソリンエンジン用ピストンリングの組合せを提供する。
【解決手段】ピストンリングの組合せとしてトップリングとセカンドリングとオイルリングとからなるものを用いるガソリンエンジン用ピストンリングの組合せにおいて、当該トップリング又は当該オイルリングのシリンダボア径に対する張力比は、当該トップリングの張力(N)をAとし、当該オイルリングの張力(N)をCとし、当該シリンダボア径(mm)をDとした場合に、A/D≦0.10及びC/D≦0.22の各条件を満足するガソリンエンジン用ピストンリングの組合せを採用する。 (もっと読む)


【課題】シリンダへの組み込み前にいずれの周方向に力が加わってもオイルリングの係止突起がピストンの凹部から平等に離脱しにくいオイルリング回転規制構造を提供する。
【解決手段】合口部21,31を有したオイルシール部品であるサイドレール20、30がピストン10に対して回転しないように保持するために、オイルリング溝11の壁面12,13に形成された凹部12a,13aに、サイドレールの合口端部が曲げられて起立することで構成された係止突起を入れ込んで係止するオイルリング回転規制構造において、合口部21に対して一方の周方向C2に位置する合口端部23に、第1係止突起23aが形成されるとともに、合口部31に対して前記一方の周方向とは逆の周方向C1に位置する合口端部に第2係止突起32aが形成される。互いに逆向きの第1係止突起と第2係止突起を同一のサイドレール又は異なるサイドレールに形成する。 (もっと読む)


【課題】複数のピストンリング本体を連続加工でき、ピストンリング本体がシリンダボアに対する高い追随性を有するピストンリング本体製造方法の提供。
【解決手段】素材2に対して引き抜きによる塑性加工工程(塑性加工装置8)、スリット形成工程(スリット形成装置12)、通油孔形成工程(通油孔形成装置14)、曲げ加工工程(巻き取りロール6)、切断加工工程を連続して実行するのでピストンリング本体の生産性が高い。スリット形成工程により形成されるスリット形状は台形であるので曲げ加工工程で各種の曲率を適用してもスリットの開口部が閉じない。このため曲げ加工工程での曲率の自由度が高く、径の異なる各種のシリンダボアに適合しやすい。特にスリットの形状は曲げ加工工程後に両内面が略平行となるので、適度でかつ十分な密度のスリットをピストンリング本体の内周側に形成する設計が可能となる。このためシリンダボアに対する追随性が高い。 (もっと読む)


【課題】本件発明の課題は、長期に渡ってピストンリングに対するアルミ凝着防止の効果を維持することができ、アルミ凝着防止に係るコストを低減することのできるピストンリング及びピストンリングの製造方法を提供することである。
【解決手段】上述の課題を解決するために、シリンダと摺動する外周摺動面、ピストンリング溝と接する上下面、及び内周面を備え、自己潤滑性粒子、又は、硬質の炭化物粒子から成る硬質粒子が分散粒子120として鋼中に分散する鋼材から成り、その上下面110において、当該鋼材の表面から当該分散粒子を突出させたピストンリング100を採用した。 (もっと読む)


【課題】オイル消費量を低減できるピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリング5は合口11を有する樹脂製リングであって、外周面6にはテーパ面7とテーパ面7の下側に軸方向平行面8があり、下面9には内周側と外周側を貫通する半径方向溝10が周方向に間隔を置いて複数形成され、前記軸方向平行面8の軸方向幅Wが前記半径方向溝10の軸方向深さDよりも大きく、シリンダ1装着時にリング合口11が閉じられる。外周下部にアンダカット部を有し、アンダカット部の軸方向幅が前記溝の軸方向深さよりも大きいことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のシリンダ内周面とピストン外周面との間において、スラスト側及び反スラスト側からこれらの中間位相位置へのオイル循環を改善すること。
【解決手段】ピストン2のオイルリング溝22内にはフロント側及びリヤ側にオイル戻し孔28,30,32,34,36,38が開口しスラスト側及び反スラスト側には開口していない。このためスラスト側及び反スラスト側で高圧化されたオイルはオイルリング溝22内に入ってオイル戻し孔28〜38があるフロント側及びリヤ側へ迅速に流れる。このためオイルが不足している位相にオイルを十分に供給することができ、課題とするオイル循環を改善することができる。全周に十分にオイルが行き渡って良好な潤滑効果を生じるので、内燃機関のフリクションを効果的に低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダボアの内壁のオイルをピストンの全周面に亘って掻き落とすようにして、周溝を通してオイルをオイル戻し穴に循環させることができ、オイル消費量が増大してしまうのを防止することができる内燃機関のピストン構造を提供すること。
【解決手段】内燃機関のピストン構造は、クランクシャフト21の回転に伴ってオイルリング15がシリンダボア2に対してクランクシャフト21の軸線方向の一方側と他方側とに交互に偏るように、ピストン3をシリンダボア2の軸線方向と略直交する方向に移動させるピストン移動手段を構成し、このピストン移動手段を、ピストンピン5に形成されたピン溝5aと、コネクティングロッド18の小端部19に設けられ、ピン溝5aに嵌合する位置決めピン23から構成する。 (もっと読む)


【課題】オイル消費量を低減でき、組付性も優れるピストンリングを提供する。
【解決手段】合口17を有する樹脂製リング12と金属製リング13が一体成形されたピストンリング10であって、前記金属製リング13が樹脂製リング12の合口17付近を除く外周面14の凹溝15に一体配置し、前記樹脂製リング12の外周面14が前記金属製リング13の部分において前記金属製リング13の外周面18よりも内周側で、金属製リング13の軸方向幅が外周に向かって小さくされた部分に配置している。前記樹脂製リング12の背面に樹脂製リング12を半径方向外方に押圧するコイルエキスパンダ11を有している。 (もっと読む)


【課題】オイルリングのシリンダ内壁面における余分なオイルを掻き落とす機能とシリンダ内壁面に適度な油膜を形成する機能とを十分に発揮し、当該オイルリングの薄幅化によっても製造コストを増大させず、ピストンのオイルリング溝内におけるオイルリングの周方向への回転を確実に防止可能な回転防止用2ピースオイルリング及びそれを用いた2ピースオイルリングの回転防止構造を提供する。
【解決手段】オイルリング本体における下側レールは、内周側の合口部を含むその近傍を切り欠いて形成した切り欠き領域を備え、当該コイルエキスパンダは、その一端側のみに曲げ加工を施して形成した係止部を備え、当該係止部の少なくとも一部分が、当該下側レールの切り欠き領域に配置され、且つ、その先端側をピストンに設けられるドレン孔又はスリット溝に挿入配置して当該オイルリング本体と当該ピストンとを係止する回転防止用2ピースオイルリングを採用する。 (もっと読む)


【課題】オイルリングのシリンダ内壁面におけるオイル掻き機能の低減防止を図ることができると共に、製造コストの増大を抑制し、且つ相手攻撃性を抑制することが可能な回転防止用2ピースオイルリング及びそれを用いた2ピースオイルリングの回転防止構造を提供する。
【解決手段】オイルリング本体の略H型状断面におけるウェブ位置と、上側レール又は下側レールの内周端部との間の領域に、当該合口部より所定距離離れた当該内周端部から当該合口端部に対し略平行に所定距離の切り込みを入れて形成した切り込み領域を備え、当該切り込み領域を折り曲げて、ピストンが備えるドレン孔に挿入係止可能な突出部を備え、当該突出部の先端のオイルリング周方向側端面の角部が、面取り加工されているものを採用する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関のピストンを冷却するシステムにおいて、トップリングの温度変化幅を小さくすることを課題とする。
【解決手段】本発明のピストンの冷却システムは、ピストンに埋設される環状のオイル通路であってトップリング溝に隣接するように配置されたクーリングチャネルと、クーリングチャネルへオイルを供給するオイルジェットと、を備え、燃焼室で発生する熱量が多いときは少ないときに比べオイルジェットからクーリングチャネルへ供給されるオイル量を多くするようにした。 (もっと読む)


【課題】簡単で安価な手段ですべてのピストンリングの均衡がとれた耐用寿命が達成され出力損失が最小にされるピストン内燃機関用のピストンの提供。
【解決手段】作動空間(5)を画定しシリンダライナー(3)内を移動するピストン(2)を備えるピストン内燃機関であり、ピストンとシリンダライナーとの間の隙間(13)が、ピストンリング(6、7、8)を備えるピストンリングパッケージ(9)によって覆われており、ピストンリングはピストンのピストンリング溝(10、11、12、)に配置され、かつ作動空間からのガスに曝され、隙間が、作動空間から最も離れたピストンリング(8)により気密閉鎖され、作動空間から最も離れたピストンリング(8)に前置された各ピストンリング(6、7)において、漏れの制御が許容され、漏れガスの圧力が、ピストンリング(8)に達する前に膨張空間(17)での膨張によって低下され、出力損失の大きな削減が達成され、ピストンリングの十分に均衡のとれた寿命が達成される。 (もっと読む)


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