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Fターム[3J048BD06]の内容

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【課題】入力加速度が小さく免震層の層間変形が小さい場合は小さな摩擦力を、入力加速度が大きく免震層の層間変形が大きい場合は大きな摩擦力を発揮できる摩擦ダンパーを提供する。
【解決手段】上部構造物12と下部構造物13との間に設けられた免震層に設置される摩擦ダンパー10であって、上下方向に伸縮可能な弾性部材14を介して上部構造物12の底面に設置された摺動部材15と、下部構造物13の上面に形成された円錐台状の複数の突起部16とを有し、免震層の層間変形に伴って、摺動部材15が突起部16上を摺動する。これにより、中小地震時における小さな層間変形に対しては小さな摩擦力を、大地震時における大きな層間変形に対しては大きな摩擦力を発揮することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、棒状ダンパーのコンクリート部の剥落を防止し、棒状ダンパーの耐久性や耐候性を向上させ、棒状ダンパーの繰り返し変形に対する安定したダンパー性能の維持を図るようにしたダンパー構造を提供する。
【解決手段】本発明に係るダンパー構造10は、上部構造物3と下部構造物2との間に配置された棒状ダンパー11と、下方に向かってラッパ状に開放された上部拘束空間S1を有し、上部拘束空間S1内に棒状ダンパー11の上部が挿入される上部拘束部12と、上方に向かってラッパ状に開放された下部拘束空間S2を有し、下部拘束空間S2内に棒状ダンパー11の下部が挿入される下部拘束部13と、を備えたダンパー構造10において、棒状ダンパー11は、鉄筋が埋設された棒状のコンクリート部15をポリエチレン管16で覆ったものであり、ポリエチレン管16は、上部拘束空間S1から下部拘束空間S2に渡って延在している。 (もっと読む)


【課題】施工上の問題を解決し、低コストで施工することができる制震間柱の施工方法を提供する。
【解決手段】建物の上部梁18と下部梁20との間に設けられ、上部梁18と下部梁20との間に層間変形が生じた際にダンパーとして機能して振動エネルギーを吸収する制震間柱であり、上部梁18の下面側に設けられ、上部梁18と鋼材22を介して接合した上部柱10と、下部梁20の上面側に設けられ、下部梁20と鋼材26を介して接合した下部柱12と、上部柱10と下部柱12との間に接合され、所定の層せん断力により降伏する鋼材からなるせん断パネル14を有するダンパー部材16とを備える制震間柱の施工方法であって、上部柱10を上部梁18のコンクリートの現場打設の前または同時に構築する一方で、ダンパー部材16を上部柱10から吊り下げた状態で下部柱12をコンクリートの現場打設により構築する。 (もっと読む)


【課題】
平常時に免震球が強風等により転動することを、弾性力を用いずに防止して軽構造物等の揺動を防止し、免震球内に、原位置に復元させる原位置誘導復元弾性棒状体を備えた免震球支承装置を得る。
【解決手段】
上下転動板2、3に挟まれ当接する免震球1の上下極点から、免震球1内に設けた誘導復元体収容室4内間に誘導筒孔5を開孔し、誘導復元体収容室4内から誘導筒孔5を通して原位置誘導復元弾性棒状体Eの一端側をそれぞれ上下転動板2、3に固着し他端側を自在状にし、原位置誘導復元弾性棒状体Eの一端側を固着した下転動板3を中心に免震球転動移行起動窪み穴7を開穴して免震球1の下極点側を落入させ、免震球1の全外周囲に近接させて支持移動置き基礎9を免震球1と同高にして上下転動板2、3間に配設して平常時に軽構造物を安定支持させ、転動免震時に該窪み穴7から免震球1が登上して転動免震し、該弾性棒状体Eが誘導筒孔5内を往復する。 (もっと読む)


【課題】構造体の音響振動、機械的振動を抑制したり弱めたりするためにテープ状の音響減衰材料の自動配置を可能とし、これにより、取り付けのための手作業への依存が低減され、かつ、より高い配置精度をもたらすこと。
【解決手段】構造体の上方で材料配置ヘッド36を移動させ、かつ、材料配置ヘッド36を用いて構造体上に減衰材料20を配置し、材料配置ヘッド36で押し付けることによって、構造体上に減衰材料20を取り付ける。 (もっと読む)


【課題】煩雑な工法を必要とせず、且つ、異音や効きの不安定性が次第に増加してゆく現象を防止できる技術を提供する。
【解決手段】スタビライザーバー100と外周形状が8角以下の多角形に形成された熱可塑性のプラスチック21との間に介在するブッシュ20を熱可塑性エラストマーにより構成する。この熱可塑性エラストマーにより構成されるブッシュ20は、溶融させた熱可塑性エラストマーを材料とした射出成型法により形成する。ブッシュ20を射出成型法により形成することで、ブッシュ20がスタビライザーバー100に溶着し、またブッシュ20がプラスチック21に溶着する。これにより、スタビライザーバー100にブッシュ20とプラスチック21とが一体化された構造となる。 (もっと読む)


【課題】軸方向と直交する面内で互いに交差する2方向の独立した加振力が作用した場合、それによる局部剪断歪み抑え耐久性を向上することのできる免震装置を提供する。
【解決手段】免震装置10において、各剛性フランジ6A、6Bと、これに対応するベースプレート7A、7Bとは、軸方向に直交する平面内の半径方向の相互の変位が拘束されており、かつ、軸線の周りには相互の回転変位が許容されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、地震振動等に対して大きな振動エネルギー吸収効果を発揮して安全性や居住性確保を図ることができ、かつ、部品点数が少なく構造が簡略で低コストの制震装置を提供する。
【解決手段】本発明の制震装置1は、単板構造又は各々複数枚重合構造の第1、第2の帯状弾性板2、3の両端に各々形成した円形状の巻回部2a、3a同士を各々嵌め付けて両端に目玉形の構造物への取り付け部4を形成し、第1、第2の帯状弾性板2、3の中央部を各々外側に弧状に膨出させて紡錐形状とした振動増幅機構として機能する紡錐形弾性体5と、第1、第2の帯状弾性板2、3間に形成される空間部6に配置され第1、第2の帯状弾性板2、3に両端を嵌着した振動エネルギーを吸収する振動減衰体7と、を有するものである。 (もっと読む)


【課題】ラーメン構造体又は耐震壁付きラーメン構造体が鉛直方向に連続する間隔を開けて隣接するように並立され、両構造体が前記の間隔部分を相互に短スパン梁若しくは境界梁等に代わる連結手段である回転式摩擦ダンパーユニットで連結して構築した制震建物を提供する。
【解決手段】梁材30の両側に一対の回転式摩擦ダンパー3A、3Bを連結してなる回転式摩擦ダンパーユニット3が、鉛直方向に連続する間隔を開けて隣接し並立するラーメン構造体1、1又は耐震壁付きラーメン構造体11、11の間隔部分2の鉛直方向に間隔を開けて複数配置され、回転式摩擦ダンパーユニット3の両側に位置する回転式摩擦ダンパー3A、3Bの端部6aを、並立するラーメン構造体1、1又は耐震壁付きラーメン構造体11、11と緊結して構築されている。 (もっと読む)


【課題】遮音材における加工工数が低減でき、遮音材の取付け工数が低減できる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】ダッシュボードロア20に沿わせた遮音材10は、左固定用穴11の回りをクリップ21で固定し、右固定用穴12の回りをクリップ21で固定することで左右辺が固定される。左右片をクリップで固定しただけでは中央が垂れるので、本発明では、遮音材10の幅方向略中央の下部に形成した段部13を巧みに利用し、段部13を車体部材で支えることで、中央の垂れを防止するようにした。
【効果】遮音材10に窓や切り込みを設ける必要ないので加工工数が発生しない。加えて、遮音材10の取付け作業は容易になり、取付け工数を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】振動緩衝作用が向上される緩衝装置を提供し、遮音性能が向上される金属製カバーを提供する。
【解決手段】緩衝装置21は、取付用ボス10に取り付けられるボルト7が挿通する挿通穴を有し、ボルト7を外囲する略環状の緩衝材40と、ヒートインシュレータ3を保持する第1保持部43と、緩衝材40を保持する第2保持部44と、第1保持部43と第2保持部44とを連結する連結部45とを備え、第2保持部44、連結部45及び第1保持部43が、取付用ボス10側からこの順序で設けられているグロメット41と、緩衝材40を軸線方向両側からそれぞれ隙間を有して挟む一対のフランジ部28、4を相互に連結し、緩衝材40との間に半径方向に隙間を有する連結部27とを備えるカラー部材22とを含む。 (もっと読む)


【課題】制震ダンパー自体にギャップ機構を付加することにより、経済性及び施工性を維持しつつ建物の層崩壊あるいは最弱層の甚大な被害を防止することを可能にし、且つ建物の層間変形量がギャップ幅未満である場合においても制震効果を発揮させることが可能な制震ダンパーを提供する。
【解決手段】制震ダンパーAが奇数枚の複数の鋼板1、2、3と粘弾性体4、5とを交互に積層して構成され、積層方向O1最外方の鋼板1(3)を含んで1枚おきに配された鋼板1、3が外鋼板とされ、隣り合う外鋼板1、3の間に配された鋼板2が中鋼板とされており、隣り合う外鋼板1、3の側端部1c、1d、3c、3d側の間に、中鋼板2と隙間Hをあけて、且つ隣り合う外鋼板1、3に一体に固着して、ギャップ機構のストッパー部材6、7を設ける。 (もっと読む)


【課題】 免震構造建物等に用いられる免震ゴムアイソレータを支持する下部支持構造を、力学的に簡単な構造とし、また構築作業の合理化を図る。
【解決手段】 積層ゴムアイソレータ1が据え付け固定される下部基礎構造の構築に際し、あらかじめ下部基礎構造となるコンクリートブロック10を、円錐台形状をなすプレキャストコンクリート製品として製作する。そして、積層ゴムアイソレータ1が配置される建物の基礎部位の基礎コンクリート5上にコンクリートブロック10を載置する。その周囲にコンクリートブロック10の周面をほぼ覆う高さにスラブコンクリート6を打設し、コンクリートブロック10をスラブコンクリート6内に埋設し、所定の基礎部位に位置決めして据え付ける。 (もっと読む)


【課題】本体ゴム部と一体で形成されたストッパゴム部の耐久性の向上が図られてなるアッパーサポートを提供する。
【解決手段】ピストンロッド54に取り付けられる有底テーパ筒状のベース部材12のテーパ筒部16に、テーパ筒状の本体ゴム部24を配設すると共に、かかる本体ゴム部24に対して、ベース部材12の底部18の上面に配置される筒状部48と、この筒状部48の上端部から軸直角方向外方に屈曲して延びる複数のフランジ部50とを有するストッパゴム部46を一体形成した。そして、複数のフランジ部50が、ピストンロッド54に取り付けられるストッパプレート84に接触した状態で、車体側取付部76と対向位置せしめられるように構成した。 (もっと読む)


【課題】水平力に対する減衰性能および上部構造物の上下回転変位に対する回転吸収性能を向上させるとともに、コンパクト化を可能にしたゴム支承装置を提供する。
【解決手段】ゴム積層体2と上部ゴム支承体4とを中間プレート3を介して一体化し、上部ゴム支承体4を上下に貫通する貫通孔7にせん断キー8を配置し、せん断キー8を上部ゴム支承体4の上面に固設した上沓7および中間プレート3に係合させてゴム支承装置1を構成し、ゴム積層体2のゴム層2aに、せん断ひずみ175%におけるせん断弾性係数が1.0N/mm以上、かつ、等価減衰定数が0.13以上のゴムを使用し、上部ゴム支承体4に、せん断ひずみ175%におけるせん断弾性係数が、ゴム層2aを形成するゴムよりも小さいゴムを使用する。 (もっと読む)


【課題】ブレースダンパーの長さの調整に柔軟に対応することが可能なブレースダンパーを提供する。
【解決手段】奇数枚の複数の鋼板6、7、8を平行に且つ間隔をあけて積層するとともに、鋼板6、7、8の座屈を防止するための一対の補剛部材10、11を最外方の一対の最外鋼板6、8の外側にそれぞれ間隔をあけて積層し、隣り合う鋼板6、7、8の間及び最外鋼板6、8と補剛部材10、11の間に粘弾性体9を介装してなるダンパー本体部1と、ブレースダンパーAの軸線O1方向両端部側にそれぞれ設けられ、ブレースダンパーAを建物の架構に接合するための一対の接合部2、3とを備え、一対の接合部2、3をH形鋼もしくはI形鋼を用いて形成する。 (もっと読む)


【課題】 薄板全体が躯体フレームに対して壁パネルの面内方向に回転するのを制限して、帯板と薄板の間に積層接着された粘弾性体に振動エネルギーをより有効に伝達させること
【解決手段】 建築物の躯体フレーム側と壁パネルの間に粘弾性体を介在させた構造において、薄板、粘弾性体、帯板をこの順で積層接着した複数本の制振機能付き胴縁を、薄板を躯体フレーム側として設け、制振機能付き胴縁の長手方向と壁パネルの長さ方向が直交する壁パネルを、帯板に固定することにより、粘弾性体を介して間接的に薄板に対して固定した構造とし、帯板を所要長さで割付け、割付けた帯板1枚ごとが躯体フレームに対して面内方向に回転可能なように、かつ帯板を躯体フレームに対して面外方向に拘束して構成した構造であって、制振機能付き胴縁の長手方向端部近傍で、薄板を躯体フレーム側に固定したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 円筒形部材(4)を含み、この部材の円筒形の周面(41)上に、ピストンの材料及び前記円筒形部材の材料に関して付着性を示す一層の柔軟な材料(5)が設けられた、ディスクブレーキ振動ダンパーに関する。
【解決手段】 円筒形部材(4)は、前記一層の柔軟な材料(5)がピストン(3)のキャビティの内壁(31)と接触した状態でピストンの軸線方向キャビティ(30)の内側に位置決めされるようになっている。 (もっと読む)


【課題】運動エネルギを熱エネルギに変換できる部材を利用して十分な振動抑制効果を得ることのできる振動騒音低減構造を提供する。
【解決手段】自由端を生じるように制振部材3を制振対象物1の制振対象面2に固定した振動騒音低減構造において、前記制振部材3よりも剛性の大きな棒状部材4に取り付けられ前記制振部材3の外周より大きな内周の穴7を有する突起部6と、前記棒状部材4の一方を自由端としこの棒状部材4を前記制振部材3と共に前記制振対象物1の制振対象面2に固定し、前記穴7に前記制振部材3を挿入することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】安価に製造することができ、設置場所が限定されない上、大規模な地震等により過度の負荷が加わった場合には、負荷の増大を抑えて、壊れたり周囲の構造物を破損させたりする事態を防止することが可能な制震ダンパーを提供する。
【解決手段】制震ダンパーは、第一部材2、第二部材3,3、粘弾性体4,4等によって構成されている。そして、第二部材3,3と粘弾性体4,4とが接着剤によって接着されているとともに、第一部材2と粘弾性体4,4との界面においては、粘弾性体4,4が自己粘着力によって第一部材2の表面に粘着している。また、接着剤による単位面積当たりの接着力が粘弾性体4,4の単位面積当たりの自己粘着力よりも大きくなるように調整されている。 (もっと読む)


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