説明

Fターム[3J063XE15]の内容

Fターム[3J063XE15]に分類される特許

61 - 80 / 191


【課題】クラッチの内周側に配したベアリングの周辺に、潤滑油のかき上げに適したギヤなどが存在しない場合でも、構造の大型化や複雑化を招くことなくベアリングの潤滑性能を高められるようにする。
【解決手段】右出力軸5の外周に設置したサイドケース51と、サイドケース51の内側に配されたクラッチハブ61及びクラッチプレート52,62と、クラッチピストン71とからなる右クラッチ50と、右クラッチ50の内周側で右出力軸5を回転自在に支持するサイドベアリング75と、サイドケース51によって画成されたクラッチ室67及びベアリング収納室77とを備えた駆動力伝達装置1において、クラッチピストン71に貫通穴からなる通路71aを形成し、クラッチ室67で右クラッチ50を潤滑した潤滑油が通路71aを通ってベアリング収納室77に導かれてサイドベアリング75を潤滑するように構成した。 (もっと読む)


【課題】エンジンからの駆動力が入力される入力軸と、入力軸と平行に配置された第1、第2カウンタ軸と、入力軸と第1、第2カウンタ軸との間に設けられた複数のギヤ列と、これらのカウンタ軸にそれぞれ固設され、ドライブ軸上のデフリングギヤを駆動する第1、第2デフ駆動ギヤとが備えられていると共に、第1カウンタ軸は、第2カウンタ軸よりも高い位置に配設されており、かつ第1カウンタ軸上に、所定の低速段用ギヤ列の被動ギヤと、該ギヤの反デフ駆動ギヤ側に配置されて、シフトレバーの操作に連動して前記被動ギヤを第1カウンタ軸に結合する同期装置とが配設された手動変速機において、該同期装置を良好に潤滑することができる潤滑構造を提供する。
【解決手段】第2カウンタ軸12上における1速段用(所定の低速段用)ギヤ列G1の被動ギヤ41と軸方向のほぼ同一位置にオイル掻き揚げ部材90を設ける。 (もっと読む)


【課題】リングギヤに潤滑油が再度付着することを抑制できるような潤滑装置を提供する。
【解決手段】潤滑装置は、ケーシングの底部に貯留された潤滑油をリングギヤ10によって掻き上げることにより、潤滑油をギヤ同士の噛み合い部分に供給するように構成されている。そして、ケーシングの内面とリングギヤ10の外周部との間には、このリングギヤ10の外周部を覆うように遮蔽部材31が設けられ、遮蔽部材31には、リングギヤ10により掻き上げられた潤滑油をこの遮蔽部材31の内側から外側へ排出する開口部32が形成されている。また、遮蔽部材31には、開口部32の上端縁32aから斜め上方に向けて突出する再流入防止板33が設けられている。 (もっと読む)


【課題】後方下がり配置としたFR用手動変速機において、カウンタシャフトの前端側に配置されるシンクロ機構や回転機構への潤滑油量を確保すること。
【解決手段】カウンタシャフト20の前端部にシンクロ機構23を有する低速ギヤ22を設け、変速機ケース1内にカウンタシャフトとその上のギヤとの外周を非接触で覆うオイルセパレータ50を取り付ける。シンクロ機構の外周を覆うオイルセパレータのギヤカバー部の上縁部は他の上縁部よりも低く、オイルセパレータの外周面の潤滑油に漬かる領域に、ギヤカバー部51方向への流れを起こさせるガイドリブ57,58を形成した。 (もっと読む)


【課題】潤滑が必要な複数の部位に油を適切に供給することが可能なバッフルプレートを提供する。
【解決手段】バッフルプレート100は、外筒部材40と内筒部材50とを備え、流体圧により内筒部材50および外筒部材40のいずれか一方が可動することで2方向からの油流れを整流する。 (もっと読む)


【課題】より長い時間ギヤ同士の接触部に潤滑材を介在させ円滑な駆動ができるものとする。
【解決手段】ウォーム24とはす歯ギヤ27とに潤滑材が塗布されて潤滑され、はす歯ギヤ27は、出力軸26方向沿って移動可能に配置されていると共に、ウォーム24の回転により前記はす歯ギヤが受ける軸方向の力に抗する方向にはす歯ギヤ27を付勢するばね部材28を備え、前記はす歯ギヤ27の歯幅は、はす歯ギヤ27が前記ウォーム24と噛合いう幅寸法と軸方向に移動可能な幅寸法の和以上としてる。ばね部材28は、潤滑材が十分に塗布されたウォーム24の回転によるスラスト力によりはす歯ギヤ27が移動する位置と、潤滑材が塗布されていない場合のウォーム24の回転によるスラスト力によりはす歯ギヤ27が移動する位置の差が、ウォーム24とはす歯ギヤ27の噛合い幅以上になるように付勢力が調整されている。 (もっと読む)


【課題】キャリヤの回転速度が小さくともピニオンギヤの潤滑不足を抑制できる遊星歯車機構の潤滑構造を提供すること。
【解決手段】遊星歯車機構の潤滑構造1−1であって、遊星歯車機構30は、駆動軸と連動して回転するリングギヤ31と、サンギヤ34と、リングギヤ及びサンギヤと係合するピニオンギヤ32と、ピニオンギヤを回転可能に支持するキャリヤ33とを有し、リングギヤの内周面31aから径方向内側に向けて突出し、軸方向に互いに対向する一対の壁部7,50と、径方向のピニオンギヤと対応する位置で壁部50を軸方向に貫通し、かつ一対の壁部と内周面とで形成される空間部51に開口するピニオン側貫通孔52と、ピニオンギヤよりも径方向の内側から空間部に潤滑油を供給する供給通路5aと、空間部において内周面及び一対の壁部にそれぞれ接続されて空間部を閉塞し、かつリングギヤと一体に回転する閉塞部材とを備える。 (もっと読む)


【課題】入力側ローラよりも発熱量が多い出力側ローラを確実に冷却して、出力側ローラの冷却不足を生ずることのない摩擦電動式駆動力配分装置を提供する。
【解決手段】主駆動輪へのトルクの一部を、入力側ローラ31から、出力側ローラ32、偏心継手41、出力軸15を順次経て従駆動輪へ伝達する。この間スリップ分だけ、出力側ローラ32の回転速度が入力側ローラ31のそれよりも遅く、回転速度の遅い出力側ローラ32の発熱量が、回転速度の速い入力側ローラ31の発熱量よりも多い。そこで入力側ローラ31の外周面31aに円周方向へ延在する第1溝42を設ける。第1溝42は、ローラ31,32の摩擦接触部においても、第1溝42の当該箇所における容積分だけオイルを保持するため、入力側ローラ31により掻き上げられて主に第2ローラ32に向かうオイル飛散量が、出力側ローラ32により掻き上げられて主に入力側ローラ31に向かうオイル飛散量より多くなる。よって、発熱量の多い出力側第2ローラ32が冷却不足になるのを防止し得る。 (もっと読む)


【課題】テーパローラベアリングに潤滑油を安定して供給できる変速機の潤滑構造を提供する。
【解決手段】軸24を支持するテーパローラベアリング34が取り付けられるハウジング18に、テーパローラベアリング34の大径部34Aが位置する方向の外方からその小径部34Bへと潤滑油を導く連通孔60が形成される変速機の潤滑構造であって、大径部34Aが位置する方向のハウジング壁18Aに、連通孔60の開口62を囲むように上方に向けて開口する略箱形状の油溜まり70と、ギヤZc5の掻き揚げにより飛沫となった潤滑油を受けてその飛沫方向を変向し油溜まり70の開口70Aへと導く閉塞断面を有する導油手段72と、を設けた。かかる構成によれば、導油手段72を介して十分な潤滑油を油溜まり70に溜めることができるので、油溜まり70と連通するテーパローラベアリング34に潤滑油を安定して供給できる。 (もっと読む)


【課題】差動機構のリングギアが掻き揚げたオイルの流れを、パーキングロック機構を利用して制御することが可能な動力伝達装置を提供する。
【解決手段】動力伝達装置10は、駆動軸の回転を止めることが可能なパーキングロック機構50を備え、当該駆動軸に機械的動力を分配する差動機構を収容するハウジング12内の底部13にオイルが溜められた状態で作動するものである。パーキングロック機構50は、ハウジング12内に設けられ、回動中心軸Sを中心に回動可能なディテントプレート60を有し、当該ディテントプレート60には、差動機構のリングギア22からのオイルを受けて、当該オイルの流れを偏向させることが可能な偏向面66が設けられており、当該偏向面66は、ディテントプレート60の回動角位置に応じて、オイルの流れを偏向させる方向を変化させる。 (もっと読む)


【課題】走行状態に応じて必要な部位に必要な量の潤滑油を供給することができる潤滑効率の良いハイブリッド車両用駆動装置を提供する。
【解決手段】装置10は、モータジェネレータ13及びモータジェネレータ14と、エンジン1の動力をモータジェネレータ13と出力軸12とに分配するギヤ30と、モータジェネレータ14の動力を減速して出力軸12に伝達するギヤ35と、エンジン1によって駆動されるオイルポンプ15と、出力軸12によって駆動されるオイルポンプ16と、オイルポンプ15からモータジェネレータ13及びギヤ30へ潤滑油を供給する第1潤滑油路21と、オイルポンプ16からモータジェネレータ14及びギヤ35へ潤滑油を供給する第2潤滑油路22と、第1潤滑油路21と第2潤滑油路22とを連通させる連通油路23と、連通油路23に設けられ第2潤滑油路22から第1潤滑油路21への潤滑油の流れのみを許可する逆止弁25を備える。 (もっと読む)


【課題】オイルポンプの損失を低減すると共に、エンジンの低回転時において作動油の一部を潤滑油として供給可能な油圧システムを提供すること。
【解決手段】油圧システム1は、エンジンの回転によって駆動するオイルポンプ11と、オイルポンプ11によって供給された油によって作動する少なくとも1つのアクチュエータ14と、アクチュエータ14の前に配置され、アクチュエータ14への油の供給を制御する第1制御弁13と、オイルポンプ11と第1制御弁13との間の第1油路に配置され、アクチュエータ14への油圧を所定油圧以下にするように第1油路から油を流出させるリリーフ弁12と、リリーフ弁12から流出した油を貯留するタンク15と、トランスミッションにおける変速要素17と、タンク15から変速要素17へ油を供給する第2油路に配置され、タンク15に貯留された油の変速要素17への供給を制御する第2制御弁16と、を備える。 (もっと読む)


【課題】各ギヤにより下方から上方のタンクへと段階的に潤滑油を送る際の効率を向上できる動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】出力軸ギヤ39と、出力軸ギヤの上方で、かつ、出力軸ギヤとは軸方向の異なる位置に配置された伝達軸ギヤ35と、潤滑油の貯留部29が形成されたケース4とを備える動力伝達装置100であって、伝達軸34の上方に配置され、出力軸ギヤおよび伝達軸ギヤに向かう開口部52を有する第一タンク30と、第一タンクの上方に配置され、回転する伝達軸ギヤにより第一タンクから送られた潤滑油を貯留する第二タンクとを備える。開口部は、軸方向における出力軸ギヤと対応する領域に形成され、かつ、回転する出力軸ギヤにより貯留部から送り出された潤滑油が流入する流入部50と、軸方向における伝達軸ギヤと対応する領域に形成され、かつ、潤滑油が伝達軸ギヤに向けて流出する流出部51とを有する。 (もっと読む)


【課題】ローラ対により掻き上げられた少ないオイルでも、上方におけるローラに係わる軸受を確実に潤滑し得るようにした駆動力配分装置を提供する。
【解決手段】入力軸12の左端から右端へ向かう動力左右後輪(主駆動輪)に伝達され、そのトルクの一部が第1ローラ31から第2ローラ32、駆動ピン36、出力軸15を経て左右前輪(従駆動輪)へ伝達され、これへの伝達トルク容量をクランクシャフト16の回転により制御可能である。出力軸15およびクランクシャフト16より成る軸ユニットと、入力軸12との軸間距離を規定するベアリングサポート25,26と、これが密接するハウジング内側面との間に、潤滑油路43,44を設定し、これら潤滑油路43,44を入力軸回転軸線O1よりも上方、好ましくは最上位位置に配置する。 (もっと読む)


【課題】潤滑性能の安定化を図ることができる潤滑装置を提供する。
【解決手段】潤滑装置Lは、第3速カウンタギヤG13と、オイルガータ6と、を有している。オイルガータ6は第2誘導部62を有している。第2誘導部62は、第2捕集部62aと、第2中間部62bと、第2排出部62cと、を有している。第2捕集部62aにより捕集された潤滑油がカウンタドライブギヤG17に向けて排出されるように、第2排出部62cは第2中間部62bから第2速カウンタギヤG12に向かって突出している。 (もっと読む)


【課題】出力軸の回転により出力軸から離れた潤滑油がカウンタ軸に付着することを抑制できる動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】車両の駆動源との間で動力を伝達する入力軸5と、入力軸と平行に配置され、車両の駆動輪との間で動力を伝達し、かつ、潤滑油により潤滑される出力軸43と、入力軸と平行に配置され、入力軸および出力軸のそれぞれとの間で動力を伝達するカウンタ軸34とを備え、カウンタ軸の中心軸線C6が、入力軸の中心軸線C3と出力軸の中心軸線C5とを結ぶ仮想線L4よりも鉛直方向下方に位置しており、車両の前進時における出力軸の回転方向A5とカウンタ軸の回転方向A6とが、それぞれの中心軸線よりも鉛直方向下方の領域で互いに離間する方向である動力伝達装置100であって、出力軸の回転により出力軸から離れた潤滑油がカウンタ軸に向かうことを抑制する抑制手段50を備える。 (もっと読む)


【課題】減速部の内部を適切に潤滑することができるインホイールモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】インホイールモータ駆動装置21は、モータ側回転部材25を回転駆動するモータ部Aと、モータ側回転部材25の回転を減速して車輪側回転部材28に伝達する減速部Bと、車輪側回転部材28に固定連結された車輪ハブ32とを備える。減速部Bは、モータ側回転部材25の一端に結合した円盤形状の偏心部材と、モータ側回転部材25の回転に伴って軸線Oを中心とする公転運動を行う公転部材26a,26bと、公転部材26a,26bの自転運動を生じさせる外周係合部材27と、車輪側回転部材32と結合し、公転部材26a,26bのうち外周部と軸線Oとの間に設けられた孔と係合する内側係合部材とを有する。そして内側係合部材は、その内部から表面まで延在し、該表面に潤滑油を供給する潤滑油路を含む。 (もっと読む)


【課題】ケーシング内の潤滑を確実に行うことができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】ケーシング3に回転可能に配置され第1ギヤ部5が設けられた第1軸7と、ケーシング3に第1軸7と相対回転可能で軸平行に配置されると共に第1軸7よりも鉛直方向下方に配置され第1ギヤ部5と噛み合う第2ギヤ部9が設けられた第2軸11と、ケーシング3に封入された潤滑オイルとを備えた動力伝達装置1において、第2軸11にケーシング3の鉛直方向下方に溜まった潤滑オイルを第1軸7よりも鉛直方向上方に導くオイル導入手段15を設けた。 (もっと読む)


【課題】オイルパン内の油面低下を抑制することにより、変速比の制御性およびベルト耐久性を向上することができる無段変速機を提供すること。
【解決手段】伝動ベルト49のプライマリプーリ38に巻き掛けられた第1の巻き掛け部分およびセカンダリプーリ39に巻き掛けられた第2の巻き掛け部分のそれぞれに対して、潤滑油を吐出する潤滑油吐出部72を備え、プライマリプーリ38およびセカンダリプーリ39の各プーリ溝42、47の幅を可変することにより、伝動ベルト49の巻き掛け半径を可変させて変速比γの制御を行う無段変速機10において、潤滑油吐出部72による第1の巻き掛け部分に対する潤滑油の吐出方向D1は、プーリ溝42の幅が予め定められた変速比γに対応する幅にあるときに、固定シーブ40または可動シーブ41の回転方向一方側の伝動ベルト49の巻き掛け端部に設定されるよう構成する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、低速回転時においてもピストンとシリンダとの摺動部に充分な量の給油をなし、高い給油性を確保して信頼性の向上を得られる密閉型電動圧縮機と、この密閉型電動圧縮機を備えて冷凍効率の向上を図れる冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】 密閉型圧縮機Mは、内底部に油溜り部19を備えた密閉容器1内の下部に電動機部4、上部に圧縮機構部3を、互いに回転軸5を介して配置し、圧縮機構部は、回転軸に一体に連設するクランクピン5bから軸方向を水平方向に向けたコンロッド9を介してピストン7を延設し、回転軸の回転にともなって油溜り部から潤滑油を汲み上げてクランクピン上端部からピストンの内周部と周辺部に飛散させる給油機構Kを設け、ピストンの内周部に飛散する潤滑油をピストンの外径面とシリンダ内筒部との摺動部に導く給油孔22を具備する。 (もっと読む)


61 - 80 / 191