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【課題】 可変減衰力ダンパーのピストンが短い周期で往復動する際にバルブプレートの応答性を高める。
【解決手段】 シリンダ22に嵌合するピストン25のオリフィス46,47の開度を変化させる減衰力制御機構が、第1、第2バルブプレート37,38と磁界を発生させる第1、第2コイル44,45とを備えたことにより、第1、第2コイル44,45が発生する磁界で第1、第2バルブプレート37,38を変形させてオリフィス46,47の開度を変化させ、ダンパーの減衰力を任意に制御することができる。その際に、第1バルブプレート37を対応する第1コイル44で変形させ、第2バルブプレート38を対応する第2コイル45で変形させるので、両コイル44,45が励磁および消磁される時間間隔を伸ばし、コイルのインダクタンスの影響を最小限に抑えて電流の立ち上がりを速めることで、ダンパーへの高周波の入力時の応答性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】ガススプリングが上下動するときのピストンのオリフィスの構造により発生する動作の不動帯を排除する。
【解決手段】 ガススプリング10またはダンパ用のピストンアセンブリ16が、互いに軸方向に離隔されている第1および第2のオリフィスプレート30、32を有している。第1および第2の低摩擦性リング50、52が、第1および第2のオリフィスプレートの間に配置されている。第1および第2の低摩擦性リングは、弾性部材60によって互いに分離されており、その弾性部材は、第1および第2の低摩擦性リングの間で作用し、伸長および収縮位置の間でピストンアセンブリが移動するときの不動帯動作が排除されている。 (もっと読む)


【課題】定常状態での高圧オイル室および低圧オイル室の油圧が一定の範囲以上に変化するのを抑制することが可能な懸架装置を備えた車両を提供する。
【解決手段】この自動二輪車1(車両)は、前輪8と、車体と、前輪8と車体との間に設けられるとともに、前輪8と車体とが相対的に移動するときの衝撃を吸収する左側フロントフォーク11とを備えている。左側フロントフォーク11には、内側オイル室11bと、外側オイル室11aと、内側オイル室11bと外側オイル室11aとを連通するオイル通路部27および36が設けられている。オイル通路部27および36には、内側オイル室11b側の油圧が所定の圧力領域の閾値以下の少なくとも一方の圧力になった場合に、オイル通路部27および36を介して内側オイル室11bのオイル量を調整することにより内側オイル室11bの油圧を調整する油圧調整部37および40がそれぞれ設けられている。 (もっと読む)


【課題】サージ及び温度変化による抗力変動を抑制可能とする。
【解決手段】粘性液体を封入して液体室9形成するシリンダ3と、液体室9内に移動可能に配置されたピストン5と、粘性液体を通過させてピストン5に抗力を与えつつ移動を許容するオリフィス7とを備えたショック・アブソーバ1において、オリフィス7は、シリンダ3の内周に周回状に形成された薄刃部11及びピストン5の外周に形成され薄刃部11との間で形成される通路面積をピストン5の移動ストロークに応じて漸次傾斜変化させるテーパ部23からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便かつ安価な構成を採りながら、制御応答性に優れたハイドロニューマチックサスペンションを提供する。
【解決手段】 アクチュエータ8のピストン24には圧力制御用MLV26が設けられており、この圧力制御用MLV26を介して上部液室22内のMRFが下部液室23に常時流入する。緩衝用アキュムレータ10の作動液室34とアクチュエータ8の上部液室22とを接続する連通パイプ9の管路には減衰力制御用MLV35が設けられており、この減衰力制御用MLV35によって連通パイプ9を通過するMRFの流量が制御される。圧力制御用MLV26や減衰力制御用MLV35に電流が供給されると、MRF中の強磁性微粒子45が鎖状のクラスタを形成し、MRFの粘度が上昇して各車輪における地上高や減衰力が変化する。 (もっと読む)


【課題】車両の振動騒音性能及び回頭性、操縦安定性の向上が得られる車両のパワーユニット支持構造を提供する。
【解決手段】パワーユニットPがマウントラバーを介して車体に支持される自動車のパワーユニット支持構造において、ストラットハウジング3とパワーユニットPの重心より上方の部分Paに、車幅方向に延在する直動ピストン形油圧ダンパ20を具備する支持部材10を架設する。ワインディング走行やコーナリング時等に加速度Gが作用したときには、直動ピストン形油圧ダンパ20の特性に従って慣性力に起因するパワーユニットPの傾倒による変位が抑制されて良好な回頭性や操縦安定性が得られる。パワーユニットPの変位Xの抑制にともなって、マウントラバーのばね定数を低減することが可能になり、パワーユニット振動の車体側への伝達が軽減されて車室内騒音の低減が期待できる。 (もっと読む)


【課題】ダンパケース内に往復動自在に収納された重錘及びダンパスプリングを具えた縦振動ダンパに作用する油の洩れを抑制して所要の縦振動制振効果を保持しつつ、高振幅を含む広範囲の振幅の縦振動に対しても十分な制振効果を発揮し得る軸系の縦振動制振装置を提供する。
【解決手段】軸101の縦振動により発生する2つの油室103,104内の油圧変化を縦振動ダンパ内の2つのダンパ油室3,4内に導入してダンパケース1内に収納された重錘2の両面に作用させる軸系の縦振動制振装置であって、重錘2に2つのダンパ油室3,4を連通する複数の連通路8,9を形成し、前記2つの油室103,104からの油圧を重錘2の両面に作用させて該重錘2の慣性力及びダンパスプリング7a,7bのばね力によって軸101の縦振動を制振し、また重錘2の往復動により前記連通路8,9を通して往復動する油の摩擦抵抗によって軸101の縦振動を制振する。 (もっと読む)


【課題】弾性体を圧縮させる部材として、緩衝器枠に組み込んだ粘性緩衝器を使用するので、ゴム状緩衝器及び粘性緩衝器のストロークを十分確保できず、緩衝容量の大容量化が制限される。
【解決手段】一方の車両に連結され、緩衝器枠仕切部2aを備える緩衝器枠2と、緩衝器枠2の一端部に形成されるシリンダ部6と、緩衝器枠仕切部2aの両側に配置され、他方の車両の伴板守30,31に係止する一対の伴板3,4と、シリンダ部6に内挿させたピストン5、ピストン5の両側を連通する絞り流路a、シリンダ部6内に収容される流動体8、及びシリンダ部6から突出する先端部が一端部側の伴板4に押し力及び引き力を伝達可能に係合するピストン棒5aを有する粘性緩衝器と、緩衝器枠仕切部2aの両側面と伴板3,4との間に挟装されて初期圧縮が与えられる弾性体(10a,10b)を有するゴム状緩衝器とを有する。 (もっと読む)


【課題】 組付性が向上するばかりでなく、設計上の自由度も大きくできる油圧緩衝器の減衰力発生バルブ構造を提供する。
【解決手段】 ピストンロッド1の小径差込部2に対してその中央の取付孔を介して取り付けられた圧側及び伸側ポート6、7を有するピストン8と、この伸側ポート7のうち、ピストン8の内面側となる開口端を開閉可能に閉塞すると共に、その中央の取付孔を介して差込部2に取り付けられることで、この差込部2に沿って上下動可能にされた伸側減衰力発生バルブ9と、差込部2の先端側に螺合されたナット13と、このナット13と伸側減衰力発生バルブ9との間に介在されて伸側減衰力発生バルブ9を伸側ポート7側へ付勢する伸側皿ばね11とを備えた油圧緩衝器の減衰力発生バルブ構造であって、上記ナット13には先端が伸側減衰力発生バルブ9より外側となるピストン8の内面に当接してナット13とピストン8との相対位置を規定する筒体14を設けた。 (もっと読む)


【課題】 好適な節度感を付与しつつ、操作体の振動を抑制することができる操作装置における節度付与構造体を提供する。
【解決手段】 シリンダ22は、回動操作されるブラケット12に固着されている。シリンダ22内には、ブラケット12の回動に従動して凹凸状の節度面32に摺接することによりシリンダ22に対して出没する方向へ移動する係合子24が収容されている。また、該シリンダ22内には、係合子24を節度面32側へ付勢するコイルバネ25が収容されている。さらに、シリンダ22内は、係合子24の区画壁部24aによって第1区画室A1と第2区画室A2とに区画され、それら区画室A1,A2内には液状緩衝剤26が充填されている。そして、係合子24には、両区画室A1,A2を連通してオリフィスとして機能する孔部24cが設けられている。 (もっと読む)


【課題】突き上げショックによる乗心地性の悪化を抑えることができるアッパーマウントを提供する。
【解決手段】アッパーマウント10は、シリンダ16内を上室22Uと下室22Lとに分ける分割部24が側壁側に設けられたピストン20を備えている。ピストンは、上側ピストンガイド18U及び下側ピストンガイド18Lにより上下方向に摺動可能になっており、ピストンにはダンパーロッド26が取付けられる。分割部には貫通孔28が形成され、この貫通孔内にはオリフィス30が形成されている。突き上げショック等の高い周波数の負荷が作用しない限り分割部の上側から下側へオイルが移動しないように、このオリフィスの寸法が決められている。分割部の定常位置よりも所定高さだけ高いシリンダ内壁位置には切欠溝32が形成され,ピストンの摺動方向Vに直交する平面における切欠溝の断面積は、高さ位置が高くなるほど徐々に小さくなっている。 (もっと読む)


【課題】高い寸法精度で作業性よく容易に加工でき、確実な動作性を確保できるものにし、低価格に製造できる油圧式オートテンショナを提供する。
【解決手段】ロッド16の上部を嵌めるホルダ25が一体に設けられたばね座21とシリンダ11の内底面間に、そのシリンダ11とロッド16を伸長する方向に付勢するリターンスプリング22を組込み、第1通路31と、第2通路33にチェック弁32、44を設けて、作動油のリザーバ室29への緩やかな移動で圧力変動を減衰させる油圧式オートテンショナにおいて、ロッド16およびピストン17の外周のうち、少なくともロッド16上部のホルダ25に嵌める部分の外周とピストン17の外周とを同一の最大径に設けた油圧式オートテンショナとする。ピストン17と一体のロッド16は、その形状によって切削加工およびセンタレス研削加工で作製できるものになり、高い寸法精度で作業性よく容易に加工できるものになる。 (もっと読む)


【課題】 作動流体の一部にMR流体を利用する場合に、製品コストの低減化の可能性を有しながら好ましい減衰力の発生状態を具現化できるようにする。
【解決手段】 減衰力調整式緩衝器を構成するシリンダ体1内にピストン体3で画成されるロッド側室R1とピストン側室R2がそれぞれ連通するシリンダ体1外のリザーバ室Rに一対のフリーピストン4,5で画成されながら磁気粘性流体を充満させる容室を有すると共に、この容室にこの容室をロッド側室側部分R3とピストン側室側部分R4とに画成しながらこの両側部分R3,R4の連通を許容する流路7aを形成した隔壁部材7を有し、かつ、この隔壁部材7が上記の流路7aに磁界を掛けるコイル8を有してなる。 (もっと読む)


【課題】 液圧ダンパの小型化を図るとともに、減衰特性の安定化と重量軽減、構造の簡素化、低コスト化を図る。
【解決手段】 シリンダ内にシリンダ外部へ突出するピストンロッドに結合したピストンを摺動自在に収装してピストンロッド側の液室と反ピストンロッド側の液室とに区画すると共に、この両室が減衰力発生手段を介して連通し、かつ、反ピストンロッド側の液室にはピストンロッドと同じ受圧面積を有して外部に突出するサブロッドを摺動自在に収装してなり、サブロッドとピストンは所定の間隔を有するとともに自由長以上に伸長したばねで連結され、かつ、シリンダ内には作動液が充満してなる。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、
補償ピストン装置と一緒に、作業媒体で充たされた作業室を閉成する作業シリンダと、
作業シリンダの開口を通って滑動可能に作業室内へ突入する作業ロッドと補償ピストン装置と、
を有するガスばねのガスばね特性の温度関連性を改善すること。
【解決手段】ガスばねの運転温度領域の下方の限界温度とほぼ同じである第1の温度と、上方の限界温度を約100℃上回る第2の温度との間に補償媒体の臨界温度が位置するように補償媒体が選択され、かつ補償媒体による補償ピストン装置の負荷面と、作業媒体による補償ピストン装置の負荷面と、ガスばねの設計温度での作業室の容積と、ガスばねの設計温度での補償室の容積と、補償ピストン装置を負荷する戻し媒体の、ガスばねの設計温度での戻し力とが、補償媒体の臨界温度を上回らないガスばねの運転温度で、補償媒体の状態点が気体圧力曲線の上に位置するように設定されていること。 (もっと読む)


【課題】旋回時に車体に発生するロールを抑制できる新規なショックアブソーバの提供。
【解決手段】ピストン部材10を車体S側に連結すると共にシリンダ部材20をアクスル部材D側に連結し、前記シリンダ部材20に、前記アクスル部材Dに設けられたタイヤTの接地点に前記車体Sの幅方向への応力が発生したときに、その応力によって当該シリンダ部材20内の流体圧力を変動させて前記車体Sのロールを制御するロール制御機構を備える。これによって、車両Sの旋回時にシリンダ部材20内の圧力が高くなってそのピストン部材10を戻す反力が発生するため、車体Sに発生するロールを効果的に抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 二輪車における乗り心地を良好に保つステアリングダンパとして、あるいは、小型船の操縦席における支持脚とされるシートダンパとしての利用に向くようにする。
【解決手段】 シリンダ体1内に出没可能に挿通されるロッド体2に保持されながらシリンダ体1内に摺動可能に収装されてシリンダ体1内に一方の油室R1と他方の油室R2を画成するピストン部3が上記の両方の油室R1,R2の連通を許容する減衰手段4を有してなり、ピストン部3がロッド体2の外周に介装されてロッド体2の軸線方向に摺動可能とされながら上記の減衰手段4を有するピストン体5を保持してなると共に、このピストン体5がロッド体2の外周に基端が担持された附勢バネ8の先端を係止させてなり、ロッド体2が上記の両方の油室R1,R2の連通を許容するバイパス路10を有してなると共に、このバイパス路10がピストン体5の軸線方向への摺動時に開閉可能とされる。 (もっと読む)


【課題】不整地路の走行時や突起乗り越し時のように小さなストロークのときには乗り心地を向上させ、実用強度のように大きなストロークのときには減衰力を大きくすることで振動の吸収エネルギを増大させることができるショックアブソーバを提供する。
【解決手段】ピストン8は、径方向に変形することで流通孔30の流路断面積が変化する構造としている。ピストン8が摺接するシリンダ内周面14aは、シリンダの長手方向の中間位置のシリンダ内周面の径に対して長手方向の端部側のシリンダ内周面の径が小さく設定されており、長手方向の端部側のシリンダ内周面で摺接するピストン8は、径方向内方に変形することで流通孔30の流路断面積が小さくなる。 (もっと読む)


【課題】 油圧ショベル等の作業機械のキャブを支持する構造に関し、簡素な構成でキャブの振動を吸収減衰させて、キャブに搭乗するオペレータの乗り心地を向上させるようにする。
【解決手段】 作業機械40のキャブ45のフロア下面外周部に分散して配置され、作業機械のフレーム42aに載置されてキャブ45を弾性支持する複数の第1マウント30と、キャブ45のフロア下面中央部に配置され、作業機械のフレーム42aに載置されてキャブ45を弾性支持し、第1マウント30と減衰特性が異なる第2マウント50とをそなえる。 (もっと読む)


【課題】 ピストンが本来持っている機能以外の新たな機能を簡単な構成で発揮できる構造を備えた油圧緩衝器のピストンを提供する。
【解決手段】 油圧緩衝器のシリンダ2から出没するピストンロッド3の基端に連結されてこのシリンダ2における油室内をロッド側油室Rと反ロッド側油室Pに区画するピストン1であって、ピストン本体4と、このピストン本体4の外周面に取付けられて上記シリンダ2内周面との間をシールしながら摺動するシール部材5とを備えると共に、このシール部材5にロッド側油室Rと反ロッド側油室Pとを連通する減衰力発生用の連通溝6を設けた。 (もっと読む)


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