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Fターム[3K059AB26]の内容

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Fターム[3K059AB26]に分類される特許

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【課題】被加熱物の部分的な加熱の集中を回避して、全体の温度分布を均一にすることのできる誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】コイル導体を筒状に巻回して構成した誘導加熱コイルと、この誘導加熱コイルの上面に置かれ、この誘導加熱コイルにより電磁誘導によって加熱される被加熱物と、この被加熱物を下面から支持する導電材製の支柱を備え、この支柱を前記誘導加熱コイルの中心の中空部内に挿入するとともに、少なくとも誘導加熱コイルの内壁と支柱との間に磁性体を配置してなる誘導加熱装置において、前記誘導加熱コイル内に配置した前記磁性体の上端を、前記誘導加熱コイルの上端より下方に下げる。 (もっと読む)


【課題】鋼板等の金属板や金属ストリップを被加熱材として連続的に誘導加熱する際に、被加熱材の加熱部位の形状や位置にかかわらず、従来よりも高精度に温度を制御する。
【解決手段】移動する金属材に対向して配設された電磁コイルを交流電源によって励磁して、金属材を誘導加熱する金属材の誘導加熱方法において、金属材を誘導加熱した後の金属材の目標温度を予め設定する温度設定工程と、誘導加熱前の金属材の表面の温度分布を測定する温度測定工程と、金属材の移動にしたがって、温度分布の測定値及び予め設定された温度を基にして、時間的に連続又は断続して交流電源の周波数を決定する周波数決定工程と、交流電源を用いて周波数で電磁コイルを連続的に通電する励磁工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】透光性を有する被処理部材を急速昇降温させる場合であっても、加熱・冷却効率が高く、被処理部材の温度分布に生ずるバラツキを抑えることができる熱処理方法を提供する。
【解決手段】誘導加熱を利用してウェハ24を加熱し、誘導加熱コイル16の配置経路に沿って流す冷媒によりウェハ24を冷却する熱処理方法において、前記誘導加熱コイル16により誘導加熱されるグラファイト20とウェハ24とを近接させると共にこれらの間に気体層26を介在させて、誘導加熱により加熱されたグラファイト20から放射される輻射熱と気体層26を介した熱伝達によりウェハ24を加熱し、前記冷媒により冷却されたグラファイト20による輻射熱の吸収と気体層26を介した熱伝達によりウェハ24を冷却することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱処理対象領域11やその近傍に貫通穴12の形成された薄板製部材10を誘導加熱しても貫通穴12の縁に特異昇温部が発現しないようにする。
【解決手段】熱処理対象領域11には薄板製部材10の一方の面から加熱用誘導子20を対向させてトランスバース配位で配置するとともに、貫通穴12には線輪30を遊挿または近接させて、加熱用誘導子20に高周波通電すると線輪30には加熱用誘導子20による高周波磁束とは逆相の高周波磁束の生じる状態を確立した上で、加熱用誘導子20に高周波通電を行う。このような手軽かつ低コストな手法により、貫通穴12近傍の磁界が減殺されて特異昇温が防止される。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱コイルの絶縁状態を、誘導加熱コイルを分解・切断することなく、且つ、加熱コイル使用状態において、連続的に診断可能とする。
【解決手段】絶縁部材(絶縁ボックス32、絶縁充填材38)と一体的に成型された誘導加熱コイル34の絶縁低下診断装置であって、前記誘導加熱コイル34に高周波電力を供給するための導電体(ケーブル50)の外殻部分に接地したシールド層48の接地箇所に設けられた電流測定用コイル(検出コイル54)と、このシールド接地に流れる電流を監視することで、前記誘導加熱コイル34の絶縁低下状態を判定する絶縁低下度判定手段(アンプ56)とを備える。 (もっと読む)


【課題】防水シートを固定部材へ確実に固定できる電磁誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】導電性を有する導電性層の上面に熱可塑性を有する熱可塑性層が積層されてなる固定部材54の上に、熱可塑性素材からなる防水シート52を介して載置された状態で用いられ、磁束Mを発生させることで固定部材54の導電性層に渦電流を発生させて、該導電性層を加熱することによって、固定部材54の熱可塑性層に防水シート52を加熱融着させるための電磁誘導加熱装置1において、固定部材54に対して防水シート52を介して押し当てられる押し当て面15と、押し当て面15に平行または略平行な面上に配置された渦巻き状のコイル22と、コイル22に交流電流を供給する電流供給部34とを設け、コイル22の芯部23に軟磁性体28を配置する。 (もっと読む)


【課題】多大な設備を要することなく、熱硬化性接着剤による接合工程において、効率良く接着剤を硬化ないしは半硬化させることができる金属部材の接合方法およびその装置を提供する。
【解決手段】複数の重ね合わせた金属部材100の間に熱硬化性接着剤を介在させて接合する方法または装置であって、金属部材100の接合部で磁石71a,71bによる磁場を発生させ、上記磁場を変化させることによって金属部材100に誘導電流を発生させ、上記誘導電流による金属部材100の発熱によって上記熱硬化性接着剤の加熱硬化を促進させる。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延工程の仕上圧延前に鋼材を加熱するに際し、鋼材の幅方向と移動方向の温度分布を同時に制御できるようにする。
【解決手段】鋼材Hを移動させながら,ヒータ31,32,33によってこの順に加熱する。ヒータ31のコア41,42と鋼材Hの中央部Pとの間の間隔X,ヒータ33のコア41,42と中央部Pとの間の間隔Xは,それぞれ可変とした。かかる構成において,中央部Pに与えられる昇温量ΔTの目標値,側方部Pに与えられる昇温量と昇温量ΔTとの昇温量差ΔEの目標値,側方部Pに与えられる昇温量と昇温量ΔTとの昇温量差ΔEの目標値に基づいて,各ヒータ31,32,33の出力の目標値,各間隔X,Xの目標値を求めた。また,鋼材Hの所定の位置に各ヒータ31,32,33のコア41,42が対向するときの各ヒータ31,32,33の出力は,互いに同一にした。 (もっと読む)


【課題】 円形平面を均一温度に加熱する誘導加熱コイル。
【解決手段】 円形平面を加熱する誘導加熱コイルにおいて、一方のターミナル1−リード導体2−第1平行導体3−連結導体4−放射導体5−連結導体6−放射導体7−連結導体8−直線導体9−連結導体10−放射導体11−連結導体12−放射導体13−連結導体14−第2平行導体15−他方のリード導体16−他方のターミナル17と連結されてコイル回路を形成する。これにより円中心部も加熱されて円形全平面が均一温度に加熱される。各導体は被加熱円形平面にほぼ平行に配設されるが、放射導体5、7、11、13と直線導体9のいずれか又はすべてが、被加熱円形平面との間隔が円形中心側が円形外周側より大きくなるようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、金属薄板を電磁溶接する平板状ワンターンコイルに関する。従来の平板状コイルには、溶接しにくいアルミニウム合金薄板を溶接する場合、大きな電源エネルギーを必要とする欠点があった。これを改良した電磁溶接用平板状ワンターンコイルを提供する。
【手段】平板状ワンターンコイル3を電源1およびスイッチ2に接続する。スイッチ2を閉じて、このコイルにパルス大電流を流す。電流が集中して流れる中央部分4Aの幅が変化しているので、アルミニウム合金薄板5A、5Bをエネルギー効率よく溶接できる。 (もっと読む)


【課題】薄い金属板であっても、磁性、非磁性を問わず加熱温度分布が制御でき、また、板幅変更、蛇行に追従加熱できる誘導加熱装置及び誘導加熱方法を提供する。
【解決手段】誘導コイルの内側を通過する金属板を誘導加熱する装置であって、金属板の表面側と裏面側の誘導コイルを構成する導体を、それぞれ該金属板へ垂直投影した際の垂直投影像において、表面側と裏面側の該導体が、該金属板の幅方向中央部においては、金属板の長手方向に対して互いに重ならないようにずらして配置されるとともに、該金属板の少なくともどちらかの幅方向端部においては、金属板の長手方向に対して互いに少なくとも一部が重なるように配置されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】加熱を利用した薄鋼板成形品の焼入れを、小規模高周波電源により低消費電力で且つ高能率に行うことのできる技術を提供する。
【解決手段】薄鋼板成形品を被処理物10とし、その焼入れ対象領域11を誘導加熱してから急冷する薄鋼板成形品の焼入れ方法であって、被処理物10の複数体13,14を夫々の焼入れ対象領域11が直列無端状に連なる閉電路が形成されるような導通取合(15)で且つ各体間の位置関係が固定されるように相互連結(16)して被処理物集合体13+14の形に仮組みし、該集合体の軸線と同方向の磁束が生じる誘導子17を該集合体の外側に配置して誘導子17に高周波通電することにより、誘導子の被処理物との結合度の指標である結合係数を高めた態様で上記閉電路を周回する誘導電流を生じさせて複数体の焼入れ対象領域11,11を同時に焼入れする。 (もっと読む)


【課題】支柱によって回転可能に支持された平板状の被加熱物を誘導加熱する際に、支柱の誘導加熱を回避しつつ、平板状の被加熱物を効率よく加熱することのできる誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】コイル導体を筒状に巻回して構成した誘導加熱コイルと、この誘導加熱コイルの上面に置かれ、この加熱コイルにより電磁誘導によって加熱される被加熱物と、この被加熱物を下面から支持する導電材製の支柱を備え、この支柱を前記誘導加熱コイルの中心の中空部に挿通するとともに、誘導加熱コイルの中空部内の前記支柱とコイル内壁との間に磁性体を配置し、支柱を磁気的に遮蔽する。 (もっと読む)


【課題】キュリー点以上に加熱する際に、金属帯板のエッジ部の急峻な温度上昇を防止して幅方向均温性に優れた誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】金属帯板を挟んで配置された誘導加熱コイル同士をコイル幅分だけ長手方向にシフトさせたシングルターンのコイルと、該コイルの近傍に並行配置され、該コイル電流と逆方向の電流を流すことにより磁場の拡散を防止する磁場拡散防止コイルとを有する加熱装置であって、シングルターンコイルの金属帯板への対向面を除く外周にフェライトコアを設置し、シングルターンコイルの前段または後段に金属帯板を挟んで上下に対向設置する誘導加熱コイルを、金属帯板の幅方向のエッジ近傍で、かつ、金属帯板の長手方向に配置し、誘導加熱コイルの金属帯板への対向面を除く外周にフェライトコアを設置したエッジヒータを有する誘導加熱装置である。これにより金属帯板の幅方向均温性を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】金属帯の幅を広くしても、金属帯のシワ形状悪化が緩和できると共に、フェライトコアの磁気飽和によって制約を受けるライン速度上限値が緩和でき、実用性を広げることができる板幅方向の均温性に優れた金属帯板の加熱装置を提供する。
【解決手段】金属帯板を挟んで配置されたシングルターン誘導加熱コイル2と、磁場拡散防止コイル3とを有する金属帯板の加熱装置であって、前記シングルターン誘導加熱コイル2の金属帯板への対向面を除く外周には第1フェライトコア4’を設置し、前記金属帯板の一方の面に設置する磁場拡散防止コイルの金属帯板への対向面を除く外周に、第2フェライトコア4を前記第1フェライトコア4’と接するように設置し、前記シングルターン誘導加熱コイル2の前段に、ソレノイド方式の誘導加熱コイル1、接触方式の通電加熱ロール、燃焼加熱炉のいずれかを設けることを特徴とする板幅方向の均温性に優れた金属帯板の加熱装置。 (もっと読む)


【課題】本発明は、金属薄板を電磁溶接又は電磁成形加工する平板状コイルに関する。従来の平板状コイルには、機械的強度はあるが、電源のエネルギー移送効率が悪い欠点があった。これを改良した電磁溶接又は電磁成形用の平板状複数巻きコイルを提供する。
【手段】ほぼ同じ平板状コイル板3A,3Bを2枚重ね、直列に接続した平板状二巻きコイルを電源1およびスイッチ2に接続する。スイッチ2を閉じて、このコイルにパルス大電流を流す。各コイル板には強度がある。電流が集中して流れる中央部分4Aのインダクタンスは、平板状一巻きコイル(コイル板1枚のコイル)の場合より大きくなるので、電源のエネルギー移送効率がよくなる。 (もっと読む)


【課題】設備全長の長大化を抑制し得、製造開始時におけるセッティング作業の高効率化並びに歩留まりの向上を図ることができ、更に、加熱温度の制御性並びに生産量の変化への追従性の改善を図り得るクラッド材製造設備の加熱装置を提供する。
【解決手段】加熱炉6内を通過する母材1を包囲するように配設される加熱コイル14と、該加熱コイル14に高周波電流Aを供給する高周波電源15とから構成される高周波誘導加熱手段13を有した加熱炉6を備える。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱装置を用いた鋼板の焼戻し処理方法を提供する。
【解決手段】
搬送ライン上に配置された、複数の誘導加熱装置を通過して所定の温度に加熱される鋼板を焼戻し処理する際、最後に通過する誘導加熱装置を含む、後段の誘導加熱装置は、好ましくはソレノイド型誘導加熱装置とし、1000Hz以上の高周波で、エネルギー密度を前段の誘導加熱装置と同等以上で加熱し、鋼板の一部または全部をAc点以上に加熱する。後段の誘導加熱装置による加熱において、鋼板がAc点以上となる加熱時間の合計を10秒以下とする。 (もっと読む)


横断方向フラックス誘導により工作物を誘導加熱するための装置及び方法が提供される。本装置は、工作物の各側に反転状況で折り曲げたヘッドセクションを含む一対の同一のコイルを含む。各コイルは組み立て状態において、工作物の各側の上に配置した全体にO字形のコイルを有効裡に形成する形態を有する。横断方向フラックス誘導装置と共に使用するための、複合型の、導電性及び磁性の、受動又は能動/受動補償装置も提供される。
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【課題】液槽や処理室等の表面を被覆している鋼板を、安全かつ容易に除去できる除去装置を提供する。
【解決手段】鋼板23の表面に沿って移動可能な装置本体2と、装置本体2に設けられて鋼板23を加熱する加熱手段3と、装置本体2と一体に移動して、加熱手段3により加熱されることにより軟化した鋼板23と被覆対象物20との接合部24を剥ぎ取る除去手段10とを備える。加熱手段3は、装置本体2に設けられる被加熱体4と、被加熱体4の周囲に巻回される誘導コイル6と、誘導コイル6に高周波電圧を印加する高周波電源7とからなり、高周波電源7から誘導コイル6に高周波電圧を印加して被加熱体4を加熱することで、被加熱体4に接触する鋼板23を加熱、軟化し、この軟化した鋼板23と被覆対象物20との接合部24を除去手段10により剥ぎ取る。 (もっと読む)


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