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Fターム[3K064AB03]の内容

流動層燃焼及び共振燃焼 (2,158) | 用途 (281) | 熱反応炉(例;焼却炉、熱分解炉) (134)

Fターム[3K064AB03]に分類される特許

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【課題】流動媒体の循環量を簡易かつ精密に制御し、ガス化室と燃焼室との間で熱分解残渣と熱の移動を容易かつ安定的に行うことができる流動床ガス化炉を提供する。
【解決手段】流動床ガス化炉1は、流動媒体を内部で流動させるガス化室10と、流動媒体を内部で流動させる燃焼室20とを備えている。ガス化室10では、流動媒体中で原料を熱分解して熱分解ガスと熱分解残渣を生成する。燃焼室20は、熱分解残渣を燃焼させて流動媒体を加熱する燃焼部22と、加熱された流動媒体を沈降させる沈降部24とを有する。流動床ガス化炉1は、燃焼室20の沈降部24に隣接する燃焼部22の領域22aに流動化ガスを供給して燃焼部22から沈降部24に流動媒体を移動させる散気装置71と、第1の散気装置71から噴出される流動化ガスの流量を調整して流動媒体の循環量を制御する循環制御装置82とを備えている。 (もっと読む)


【課題】一次焼却室内で焼却物が下部から焼却される際に、未燃焼物が周壁に付着し難くブリッジ状になり難いため、生木,生ゴミ,紙おむつ,鶏等の家畜糞尿,汚泥等の含水率が40%以上の焼却物でも、一次焼却室に直接投入して着火するだけで粒子層側から焼却させ完全燃焼させることができるので、都市ゴミや産業廃棄物,バイオマス燃料等の種々の焼却物を焼却でき汎用性に優れた焼却装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、略鉛直又は上部が下部より幅狭に形成された周壁3を有する一次焼却室2と、一次焼却室2と連通した二次焼却室15と、一次焼却室2の床8に敷設された粒子層9と、粒子層9内に埋設された炉床ガス供給部11と、炉床ガス供給部11に接続された送風機13と、を備える。 (もっと読む)


【課題】焼却炉において構造の簡素化、起動時間の短縮、未燃分の極小化、灰取出の簡素化を図る。
【解決手段】焼却物の燃焼残さ中の未燃分を再度熱分解するため、残さ流動熱分解室を最下部に配置し、一次燃焼室、焼却物投入部、二次燃焼室、煙突の順に上方に向かって積層することにより、構造の簡素化、単純なガス流れ、燃焼残磋の1ヶ所集積を可能にする。 炉壁は金属薄板二重壁構造とし、二重壁の空間に冷却空気を流し、併せて冷却水管を設置する。 冷却空気は灰取出し扉のある残さ流動分解室側面の二重壁空間内に供給し、炉壁を冷却しながら上方に向かって流れ、途中適宜に設けられた燃焼空気ノズルに空気を分流しつつ二次燃焼室の上端に達する。そこでこの冷却空気を周壁の多数の穴から高温排ガスに向かって吹出し、排ガスの冷却を行って煙突を保護する。 (もっと読む)


【課題】 流動床式ガス化炉から排出される不燃物に対し、簡単な処理で、その後の作業環境を効果的に向上させる。
【解決手段】 流動床式ガス化炉から排出される不燃物を、水槽24内に溜められた水26に投入し、その不燃物に含まれる炭分を水面に浮上させる。この炭分を分離した残りの不燃物を不燃物回収コンベア25等で水中から回収し、その搬出等を行う。 (もっと読む)


【課題】炉本体鉄皮内面に空気分散板を円筒体及び支持板を介在して溶接して設けてなる円筒形流動層式焼却炉における円筒体と支持板の溶接部に生じる発生歪みを簡便に予測すると共に、十分な強度を有する円筒体及び支持板の最適な形状を求める。
【解決手段】炉本体鉄皮9内面に空気分散板6を円筒体11及び支持板12を介在して溶接して設けてなる円筒形流動層式焼却炉20において、支持板12の厚さtc、円筒体11の直径Dと高さhの比h/D、円筒体11の厚さtb、及び、円筒形流動層式焼却炉20の使用温度Tの関係から、2次元数値解析などの数値解析を用いて近似式で表現した発生歪みEに基づいて、円筒形流動層式焼却炉20の使用温度Tにおける支持板12の厚さtc、円筒体11の直径Dと高さhの比h/D、円筒体11の厚さtbの最適値を算出する。 (もっと読む)


【課題】 ランニングコストを極力低く抑えながら、たとえ燃焼後の排ガス中に一酸化炭素やシアンなどの未燃焼ガスが含まれる燃焼状態にも十分に対応することのできる循環流動層炉。
【解決手段】 流動層炉本体1が、一次燃焼用空気供給手段9と二次燃焼用空気供給手段10を備え、下方の一次燃焼用空気供給手段9へ空気を供給する一次燃焼用空気供給源12と上方の二次燃焼用空気供給手段10へ空気を供給する二次燃焼用空気供給源14がそれぞれ各別に設けられ、一次燃焼用空気供給源12からの空気が、一次熱交換器17を通って流動層炉本体1へ、二次燃焼用空気供給源14からの空気が、二次熱交換器18を通って流動層炉本体1へ供給される循環流動層炉で、一次燃焼用空気供給源12から一次熱交換器17を通った空気の一部を二次燃焼用空気として流動層炉本体1へ供給する補助空気供給路19が設けられている。 (もっと読む)


【課題】焼却原料の燃焼によって発生した排ガスと二次燃焼用空気等の酸素含有気体との混合を簡単な構成で確実に行い,排ガスの二次燃焼の効率を向上させることができる流動床炉及び流動床炉の焼却方法を提供する。
【解決手段】焼却原料を攪拌して燃焼させる流動層10と,流動層10の上方に設けられ,焼却原料の燃焼によって発生した排ガスを燃焼させる二次燃焼室S2とを備えた流動床炉1において,二次燃焼室S2に気体を供給する複数の気体供給口40を,平面視において二次燃焼室S2の中央部を囲むように配置した。 (もっと読む)


炭素分が高く、硫黄分が比較的高くて灰分が比較的低い燃料を、潜在的に有害量の二酸化炭素と二酸化硫黄を放出することなく燃焼させる方法と装置が開示される。さらに、該方法と装置は、炭素分が高くて硫黄分が比較的高い炭質燃料の燃焼によって放出される二酸化炭素と二酸化硫黄の有用な生成物としての回収を可能にする手段を提供する。一般的には、炭質燃料は、石油コークス、一定品位の無煙炭、石炭及び天然ガスである。
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【課題】 簡単な構成にして環境に影響を及ぼす燃焼排ガス中のNOxやN2O濃度の低減及び灰溶融の抑制を図り且つ高温高効率な燃焼を実現可能な石炭等の固体燃料の循環流動層分離燃焼方法及び該方法を用いた燃焼装置を提供する。
【解決手段】 循環流動層燃焼を固体燃料の熱分解によるガス化、これにより生じるチャーの燃焼、上記ガス化されたガス化ガスの燃焼の3つの段階に分離し、固体燃料をガス化するガス化炉(10)から供給される固体燃料のチャーを燃焼炉(20)の下部で酸化剤を供給して燃焼させるとともに、燃焼炉(20)の上部(中央域A及び上域B)にガス化炉内で固体燃料のガス化により生成したガス化ガス及び酸化剤を供給し、当該燃焼炉上部において当該ガス化ガスを燃焼させるようにした。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、袋入りの廃棄物が大量に投入されても焼却処理用の炉へ安定して廃棄物を供給できる廃棄物供給装置を提供することである。
【解決手段】廃棄物を破砕する破砕機3の上流側に、廃棄物を入れた袋を破る4軸スクリュー式の破袋機2を設けて、ホッパ1に投入された廃棄物を破砕機3へ送る前にその袋を破るようにすることにより、袋入りの廃棄物が大量にホッパ1に投入されても、破砕機3では廃棄物が詰まらずに小さく破砕され、焼却処理用の炉Aの投入口Bへ安定して廃棄物を供給できるようにしたのである。 (もっと読む)


【課題】ゴミ焼却炉から排出された固体不燃物からの粉塵の飛散を効果的に防止する方法を提供する。
【解決手段】 ゴミ焼却炉下部から排出された固体不燃物を貯留する貯留槽において、貯留槽内に投入されて堆積する固体不燃物に連続的又は間歇的に高分子物質を含有する粉塵飛散防止剤液を散布しながら貯留槽に固体不燃物を蓄積させる。 (もっと読む)


【課題】 可燃物を予め破砕することなく処理することができ、流動層の温度を例えば約550℃以下に下げても流動媒体にチャーやタールが付着して排出されることを防止することができる可燃物の処理方法を提供する。
【解決手段】 流動媒体が充填された乾燥・熱分解室10に流動化ガスを供給して乾燥・熱分解室10内の流動媒体を流動化し、乾燥・熱分解室10内の流動層内に可燃物50を供給する。流動媒体が充填された燃焼室12から乾燥・熱分解室10に流動媒体を受け入れて可燃物50を乾燥し、乾燥された可燃物50および乾燥・熱分解室10内の流動媒体を燃焼室12に供給する。燃焼室12に酸素を含む流動化ガスを供給して燃焼室12内の流動媒体を流動化し、供給された可燃物50を燃焼室12の流動層内で燃焼する。燃焼室12内の流動媒体を乾燥・熱分解室10に供給する。 (もっと読む)


【課題】 信頼性を向上できる流動床炉を提供する。
【解決手段】 燃焼を行う炉部3、炉部3の底側に設けられて流動媒体10を流動化させるための空気を吹き出す散気部11、散気部11の下方に設けられて、炉部3内の内容物を抜き出すためのホッパー部5、ホッパー部5内に設置され、開口部の開口面積の拡大及び縮小が可能な整流板13、整流板13の開口部の開口面積を拡大及び縮小するための整流板駆動手段19と、整流板13よりも炉部3側の温度を検出する第1の温度検出手段15、整流板13よりもホッパー部5の出口部分5b側の温度を検出する第2の温度検出手段17を備え、第1の温度検出手段15で検出した温度と第2の温度検出手段17で検出した温度との温度差に応じて整流板駆動手段9を駆動する構成とする。 (もっと読む)


【課題】 流動床への燃料ガスの滞留時間が長くなって流動床で燃焼する燃料ガスの量が多くなり、流動床が効果的に加熱されて効率が向上すると共にCOやNOxの発生量も抑えることができる流動床式焼却炉を提供する。
【解決手段】 焼却炉1内の下部に砂等の流動媒体を装填して流動床2を形成し、流動床2内に散気手段5にて流動エアを散気して流動床2に混入された被焼却物を流動攪拌すると共にガスガン4aのような燃焼手段4で流動床2内に燃焼火炎を吹き出して流動床2を加熱することにより被焼却物を燃焼させるようにした流動床式焼却炉である。これにおいて、中空パイプ13に複数個のガス噴出孔14を列設したガス散出管15を流動床2内に導入し、空気の未混合の生の燃料ガスをガス散出管15に供給してガス噴出孔14から流動床2内に生の燃料ガスを供給するようにする。 (もっと読む)


本発明は燃料の熱化学変換方法に関するものであり、当該方法は、次の各ステップを備える。a)中心部の第1燃焼域(1)と、流動生成手段(2、15)によって第1燃焼域(1)から分離される第2燃焼域(7)とを有し、第1燃焼域(1)には、燃料を供給するための供給口(16)と、炉の底部(B)の当該供給口(16)と対向する位置に配置され、燃料流を第2燃焼域(7)内に向けるための部材とが設けられる流動層炉を用意する。b)底部(B)に向かう方向に燃料流を形成するように、供給口(16)をから燃料を供給する。c)燃料流が本質的に反対方向に誘導されるように、底部(B)上の燃料流を第2燃焼域(7)内に向ける。d)供給口(16)の周辺において更に燃料流の向きを変え、燃料流を第1燃焼域に還流させる。
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【課題】
バインダーを含有する被処理物の焼成によって生じる排ガスから、残留するタール成分を高効率で除去する。
【解決手段】
燃焼装置10は、流動層13を内蔵した処理室12,ヒータ16,焼成炉30から発生した排ガスが前記流動層13中を通過するように前記処理室12を強制排気する排気ブロア24を備えている。流動層13は、支持体14Aの表面に触媒14Bを担持させた多数の粒状の流動媒体14によって構成されている。前記触媒14Bは、例えば、PtやPdなどの金属触媒や合金触媒などが用いられる。また、前記ヒータ16は、流動層13中を通過する排ガスが、前記触媒14Bの活性温度以上となるように加熱を行う。焼成炉30から処理室12に送られた排ガスに含まれるタール成分は、前記流動媒体14との触媒反応によりほぼ完全燃焼するため、高効率で除去される。 (もっと読む)


【課題】、統合型ガス化炉において、ガス化室の流動化ガスを低コストで供給可能とするとともに、高炉ガス及び転炉ガスの有効利用を図る。
【解決手段】1つの流動床炉内に、有機性廃棄物を熱分解してガス化するガス化室1と、有機性廃棄物の熱分解により生成し流動媒体に随伴する随伴物を燃焼する燃焼室2とを備え、流動媒体をガス化室1と燃焼室2との間で循環させる統合型ガス化炉において、ガス化室1の流動化ガスとして、水蒸気と、高炉からの高炉ガス及び/又は転炉からの転炉ガスを供給する。 (もっと読む)


【課題】補助燃料を供給することなく含水廃棄物を自燃させることができ、運転コストの低減を図り得る含水廃棄物の燃焼方法及び装置を提供する。
【解決手段】流動層24を形成して可燃性固形分の燃焼を行う燃焼炉21と、流動層32を形成して投入される含水廃棄物27の乾燥・部分ガス化を行う部分ガス化炉22と、燃焼炉21からの排ガスから流動媒体を分離し部分ガス化炉22に供給するホットサイクロン29と、流動媒体が分離された排ガスと空気とを熱交換させて燃焼炉21及び部分ガス化炉22に導く高温の流動用空気を生成する蓄熱式熱交換器30と、可燃性ガスを燃焼させて得た高温ガスを燃焼炉21へ導く燃焼器36と、可燃性固形分を流動媒体と共に燃焼炉21に戻す戻し管21aとを備える。 (もっと読む)


【課題】統合型ガス化炉においてガス化室及び燃焼室の温度の安定化を図ることにある。また、熱分解に必要な熱量と利用可能熱量がバランスする平衡点を高温側にシフトさせ、熱分解生成物のタール収率を抑え、ガス収率を上げることができるようにすること。
【解決手段】1つの流動床炉内に、有機性廃棄物を熱分解してガス化するガス化室11と、有機性廃棄物の熱分解により生成し流動媒体に随伴する随伴物を燃焼する燃焼室12とを仕切壁13により隔離して設け、流動媒体をガス化室11と燃焼室12との間で循環させる統合型ガス化炉10において、燃焼室12の補助熱源として高炉からの高炉ガス、転炉からの転炉ガス、コークス炉からのコークス炉ガスのいずれか1種又は2種以上を供給する。 (もっと読む)


【課題】廃棄物を焼却し焼却灰を溶融して骨材を製造するための、焼却灰の塩基度調整が容易で、灰溶融炉の安定運転ができ、助燃料の消費量が少なく、結晶化度が高い高品質骨材製造システムを提供する。
【解決手段】循環流動炉6で焼却した廃棄物の焼却灰を灰溶融炉22で溶融した後、冷却しながら結晶化させる結晶化コンベア25を有する焼却灰溶融システムにおいて、前記循環流動炉6の炉内脱硫・脱塩の際の余剰となるよう石灰石を廃棄物とともに供給して該石灰石が高温でCaOとなる熱分解反応を生じせしめるステップと、余剰石灰分が均一に混合されている焼却灰を灰溶融炉22に投入するステップと、溶融スラグを前記結晶化コンベア25で再加熱することなく冷却して高品質骨材を製造するステップよりなり、前記灰溶融炉22に投入される焼却灰の塩基度(CaO/SiO比)が0.15〜2.5の範囲に入るように前記石灰石の供給量を設定する。 (もっと読む)


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