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Fターム[4C601EE01]の内容

超音波診断装置 (54,713) | 目的 (8,728) | 分解能向上 (233)

Fターム[4C601EE01]に分類される特許

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【課題】超音波診断装置に使用される超音波探触子おいて、単体使用で広帯域化する。
【解決手段】アレイ状に配列された複数の圧電素子20から成る超音波送受信子6において、各圧電素子20を送信層21の上に受信層22を積層して構成し、さらに送信用の圧電素子層212および受信用の圧電素子層222を、相互に異なる複数の厚さ部分212a,212b,212c;222a,222b,222cで構成する。したがって、各厚さ部分を共通の電極214,215;224,225で振動させても、共振周波数は厚さに反比例して調整され、複数の基本波を同時に送信でき、或いは基本波に高次調波を同時に受信できるようになる。これによって、単体の超音波探触子で、使用周波数帯域を広帯域化することができ、該超音波探触子の交換または切替えを伴うことなく、浅部から深部まで鮮明な画像を得ることができるとともに、高次調波断層画像も得ることができる。 (もっと読む)


【課題】3次以上の高調波成分をより高いS/N比で取得し、高分解能の画像を得る。
【解決手段】本発明の超音波診断装置Sは、超音波探触子2と、被検体内に超音波探触子2から第1超音波信号を送信するための送信部12と、超音波探触子2で超音波を受信するための受信部13と、受信部13で受信された第2超音波信号に基づいて被検体内の画像を形成する画像処理部15とを備える超音波診断装置において、受信部13の出力と予め設定された参照信号との相関処理を行うことによって3次以上の高調波成分を抽出する相関部14をさらに備え、前記超音波探触子2における受信素子を、容量性微細加工超音波トランスデューサー(cMUT)から構成し、前記相関部14を、CCD原理に基づくアナログ積和演算デバイスから構成する。したがって、微弱な3次以上の高調波成分をより高いS/N比で取得でき、高い鮮鋭性(分解能)を有する画像を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】3次以上の高調波成分をより高いS/N比で取得し、高分解能の画像を得る。
【解決手段】本発明の超音波診断装置Sは、超音波探触子2と、被検体内に超音波探触子2から第1超音波信号を送信するための送信部12と、超音波探触子2で超音波を受信するための受信部13と、受信部13で受信された第2超音波信号に基づいて被検体内の画像を形成する画像処理部15とを備える超音波診断装置において、受信部13の出力と予め設定された参照信号との相関処理を行うことによって3次以上の高調波成分を抽出する相関部14をさらに備え、前記超音波探触子2における受信素子を、圧電セラミックスと高分子とを有してなるコンポジット圧電体から構成し、相関部14をCCD原理に基づくアナログ積和演算デバイスから構成する。したがって、微弱な3次以上の高調波成分をより高いS/N比で取得でき、高い鮮鋭性(分解能)を有する画像を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】収差が大きく収差補正が困難である場合において、正確な収差補正値を導出し高分解能な超音波撮像を得る。
【解決手段】対象物に超音波を送信した際に該対象物から反射される信号を用いて画像を形成する画像形成方法であって、前記対象物に第1の超音波を送信した際に前記対象物から反射される第1の信号を受信する第1の工程と、前記受信した第1の信号に基づいて収差補正値を求める第2の工程と、前記収差補正値に基づいて補正した第2の超音波を前記対象物に送信した際に前記対象物から反射される第2の信号を受信する第3の工程と、前記収差補正値と前記第2の信号とから画像を形成する第4の工程と、を含み、前記第2の超音波の周波数は、0.5MHz以上20MHz以下であり、前記第1の超音波の中心周波数は、前記第2の超音波の中心周波数の3/16以上、9/20以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】放射線ビームを適当に制御することができるように、腫瘍及び臓器の位置及び形状の変化を測定することが望ましい。
【解決手段】軟部組織塊に対応する対象領域(ROI)は、超音波検査によって捕捉されるトレーニングビデオにおいて追跡される。ROIの位置は、有向グラフを構成するために用いられ、有向グラフにおいて、各ノードは追跡されるROIの位置を表し、エッジはROIの時間的な関係を表す。また、軟部組織塊は、そのグラフを用いて追跡することができる。 (もっと読む)


【課題】超音波ビームの方向を順次切り換えながら超音波の送受信を何度も繰り返すことなく超音波断層画像を得ることができる超音波撮像装置を提供する。
【解決手段】この超音波撮像装置は、複数の超音波トランスデューサからそれぞれ出力される複数の受信信号を処理する送受信部と、被検体の断面における複数のサンプリング点からの超音波エコーを表す受信信号行列を生成するサンプリング部と、被検体の断面における複数の位置からの超音波エコーが合成されるときの重み付け情報を表す変換行列を計算する変換行列計算手段と、変換行列計算手段によって計算された変換行列の逆行列を計算する逆行列計算手段と、逆行列と受信信号行列との積を計算することによって、被検体内の反射音源に関する情報を表す音源信号行列を求め、被検体内の超音波画像を表す画像信号を生成する音源情報計算手段とを具備する。 (もっと読む)


【課題】深さ方向に一様なビーム幅を有する送信ビーム及び受信ビームの形成。
【解決手段】送信用振動素子群を構成するMt(=3)個の振動素子から放射される送信
超音波を送信集束点Ft1に集束させることにより仮想的な点音源を形成する。そして、
この点音源から放射される送信超音波によって連続した複数の観測点Pxから反射する受
信超音波を、受信用振動素子群を構成するMr(=5)個の振動素子によって受信し、得
られたMrチャンネルの受信信号に対し観測点Pxが受信集束点となるような受信整相加
算を行なう。更に、前記受信用振動素子群と振動素子の配列方向に順次シフトさせた送信
用振動素子群の各々を用いて得られた受信信号に対しても同様の受信整相加算を行ない、
これら受信整相加算後の受信信号に対し送信集束点Ft1乃至Ft3から観測点Pxまで
の伝搬距離の差異に起因した送信遅延を補正する送信整相加算を行なう。 (もっと読む)


【課題】正弦的な連続波を用いて送受信信号間の周波数差を抽出する具体的な技術を提供する。
【解決手段】FM変調器18は、RF波発振器22から供給されるRF波、および、正弦波発振器20から供給される正弦関数の変調波に基づいてFM連続波を発生する。送信用振動子10は生体内へ送信波を連続的に送波し、また、受信用振動子12は生体内からの反射波を連続的に受波する。受信ミキサ28において、受信RF信号に対して送信用のFM連続波による検波が行われ、ゲート設定部30を経てバンドパスフィルタ(BPF)32によって送受信信号間における周波数差信号が抽出される。ゲート設定部30は、送信信号の周波数変化を示す正弦曲線のゼロクロス点を基準としてゲート期間を設定する。 (もっと読む)


【課題】周波数差信号の周波数スペクトラムから目標組織の情報を抽出する。
【解決手段】対称三角波によるFM変調処理が施されたFM連続波に対応する超音波が送受波され、受信ミキサ30は、受信RF信号に対して直交検波を施して複素信号を生成し、LPF36,38によって、送受信信号間における周波数差信号が抽出される。FFT回路40,42において周波数差信号が周波数スペクトラムに変換され、移動目標抽出部44は、周波数スペクトラムから移動目標に対応した複数のスペクトラム成分を抽出する。さらに、移動目標抽出部44は、FM連続波の周波数を全体的に増加または減少させることに伴う各スペクトラム成分の周波数軸上における挙動に基づいて、同一の移動目標から得られる両側帯波に対応したスペクトラム成分のペアを抽出する。 (もっと読む)


【課題】広帯域にわたって指向性を維持することを可能とする超音波プローブ及び超音波診断装置の提供。
【解決手段】台座20は、複数の凸部20a又は凹部を有する。各凸部20a又は凹部は、それぞれ振動素子1チャンネル分に相当する。各振動素子22は、複数のMUT素子30を有する。各MUT素子30は、超音波を送受波する。各凸部20a又は凹部には、複数のMUT素子30が配列される。これにより、各振動素子22は、凸部20a又は凹部の表面に沿って湾曲した放射面を有する超音波を送受信できる。 (もっと読む)


【課題】高感度な静電容量型超音波振動子および積層型静電容量型超音波振動子の製造方法を提供する。
【解決手段】基板と、前記基板上に形成した電極と、空隙層を隔てて構成されるメンブレンと、前記メンブレンを、前記基板上に空隙層を隔てて構成するためのメンブレン支持部と、メンブレン上に形成した電極とからなる静電容量型超音波振動子セルを、前記基板の面内に沿って二次元に配列すると同時に、前記基板に対して垂直方向にも積層配置した構造を有し、前記静電容量型超音波振動子セルの前記メンブレン支持部が、1層下のメンブレンの略中心部に位置する積層構造を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧電振動子から被検体内に超音波を送信し、反射された超音波を前記圧電振動子で受信して、その受信信号に基づく画像を表示する超音波診断装置に使用される超音波探触子おいて、視野深度が深く、解像度および鮮鋭度が高い画像を得られるようにする。
【解決手段】本発明の超音波探触子1は、圧電振動子10を、超音波を送受信する圧電フィルム層11と、前記圧電フィルム層11と被検体との間に介在され、それらの音響インピーダンスを整合する音響整合層12と、前記圧電フィルム層11と該圧電振動子10の筐体3への取付け部分との間に介在されるダンパー層14との通常の3層構造に加えて、さらに前記圧電フィルム層11と前記ダンパー層14との間に空孔15を有する音響増幅層13を設ける。したがって、より大きな送信波を送信することができるとともに、より高感度に受信波を受信することができ、こうして圧電振動子10の圧電特性を向上する。 (もっと読む)


【課題】 従来は、S/N比を改善するために、多くの送受信回路を搭載するために、コストが高くなり、基板面積が大きくなり、消費電力が多くなり、発熱が増加するという問題がある。
【解決手段】 複数の超音波振動子から成るプローブ7に切替回路8が接続され、切替回路8に発振回路9の出力端子が接続され、切替回路8の出力端子に受信回路10が接続され、受信回路10の出力端子見かけ上の開口を広くするように構成する制御部11に接続され、制御部11の出力端子は切替回路8、発振回路9、受信回路10に接続され、制御部11の出力端子は合成部12に接続され、合成部12の出力端子は画像生成部13に接続され、制御部11から切替回路8に開口切替信号が印可され、制御部11から発信回路9に発振タイミング信号が印可され、さらに、制御部11から受信回路10に受信タイミング信号が印可されている。 (もっと読む)


【課題】組織内部の光吸収体を高感度かつ高分解能に、しかも、短時間の内に検出する。
【解決手段】光源から導かれた光を試料内部に向けて射出する光射出部9と、該光射出部9の周囲に配置され、試料内部の光吸収体から発せられた音響信号を検出する3以上の音響検出器10とを備え、一の音響検出器10に隣接する2つの音響検出器10が、相互に交差する方向に隣接するように、相互に間隔をあけて配置されている光音響信号検出ヘッド2を提供する。 (もっと読む)


【課題】超音波合成映像で動きがある対象体に対して動きがない場合と同じ映像の解像度を維持するようにサイドローブの影響を除去する。
【解決手段】非順次的方式でビームを送信し、送信ビームの各送信に応じて受信される多数の受信ビームそれぞれに対してスキャンラインインデックスの増加方向のデータと減少方向のデータにグルーピングする。スキャンラインインデックスの増加及び減少方向によるグループ別に自己相関を実施し、それらの自己相関値それぞれに対して加重値を適用して合算し、サイドローブの影響を除去する。非順次的方式は、多数のスキャンラインを設定し、スキャンラインに対して段階的なインデックスを定義し、インデックスの増加及び減少が繰り返される非順次的な方式で前記スキャンラインに対して送信ビームの順序を設定し、設定された送信順序に従って前記送信ビームを送信する。 (もっと読む)


【課題】超音波探触子の短軸方向の低周波に対する周波数応答を均等化する。
【解決手段】圧電層2が、一方の面が超音波射出面となる圧電層2−3(第1圧電層)と、第1圧電層の超音波射出面の反対面に積層された圧電層2−4(第2圧電層)と、第1圧電層と第2圧電層の積層境界面に設けられ、超音波信号が供給される共通電極8と、第1圧電層の超音波射出面に設けられた第1の接地電極7−1と、第2圧電層の積層境界面の反対側の背面に設けられた第2の接地電極7−2を備えた超音波診断装置において、第1圧電層と第2圧電層がそれぞれ一定の厚みに形成され、第2圧電層に接する電極の背面に、圧電層を構成する圧電材に近い音響インピーダンスを有する材料からなる調整層9を設け、調整層は超音波振動子の配列方向に直交する短軸方向の厚みが中心部から端部に向かうにつれて徐々に厚く形成されてなる。 (もっと読む)


共焦点光音響顕微鏡システムは、光パルスを発するように構成されたレーザと、光パルスを受光してその光パルスを対象物の内部の領域に集束させるように構成された集束アセンブリと、光パルスに応じて対象物から発せられた音波を受信するように構成された超音波トランスデューサと、音波を処理して対象物の内部の領域の画像を生成するように構成された電子システムと、を含んでいる。集束アセンブリは、さらに、集束アセンブリの焦点が少なくとも1つの超音波トランスデューサの焦点と一致するように、光パルスを対象物に集束させるように構成される。
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【課題】いかなるタイプの超音波探触子を用いた場合においても、フレームレートを低下させずに的確にビーム集束度の判定を行い、超音波画像の画質を向上させることができる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】この超音波診断装置は、複数の超音波トランスデューサを含む超音波探触子と、超音波トランスデューサから出力される受信信号を処理する送受信部と、位相整合パラメータを用いて設定される遅延量に従って受信信号の位相を整合させて受信フォーカス処理を行うことにより、超音波の受信方向に沿った音線信号を生成し、音線信号に対して包絡線検波処理を施す受信制御部と、音線信号に基づいて画像信号を生成する超音波画像生成部と、音線信号に基づいて受信フォーカス処理におけるビーム集束度を判定し、判定結果に従って、位相整合パラメータを自動調整するビーム集束度判定部とを具備する。 (もっと読む)


【課題】高感度及び広帯域を達成すると共に、人体との音響整合性が良く超音波の伝播特性に優れた超音波トランスデューサを提供する。
【解決手段】超音波トランスデューサは、第1の表面に凹部及び凸部が形成された第1の圧電体と、第1の表面に凹部及び凸部が形成された第2の圧電体と、第1の圧電体の凹部及び凸部に沿って形成された第1の内部電極と、第2の圧電体の凹部及び凸部に沿って形成された第2の内部電極と、第1及び第2の圧電体の音響インピーダンスよりも小さい音響インピーダンスを有する充填材とを具備し、第1及び第2の圧電体の凹部の長さが凸部の長さよりも大きく、第1の内部電極と第2の内部電極との間に充填材が充填されるように第1の圧電体の凹部及び凸部と第2の圧電体の凸部及び凹部とが所定の間隔を伴って嵌合されて、積層圧電複合体が形成されている。 (もっと読む)


【課題】パルス圧縮されたエコー信号のレンジサイドローブの振幅を小さくすることのできる、パルス信号の送受信装置および送受信方法を提供する。
【解決手段】信号生成部11は、ガウス関数で振幅制御されたダイナミックレンジ30dB、40dBのチャープ信号からなる送信信号および参照信号を生成する。参照信号は、フィルタ係数としてマッチドフィルタ7の係数メモリに設定される。また、送信信号と略同じ波形の送信パルスが振動子1から送信され、エコー信号が振動子1で受信される。補正フィルタ6は、A/D変換器5でデジタル化されたエコー信号に対して、ダイナミックレンジを拡大する補正および波形歪みを除去する補正を施す。マッチドフィルタ8は、補正フィルタ6で補正されたエコー信号と係数メモリに設定された参照信号との相関演算を行うことにより、パルス圧縮されたエコー信号を出力する。 (もっと読む)


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