説明

Fターム[4D006KE15]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 制御 (5,047) | pH (262)

Fターム[4D006KE15]に分類される特許

201 - 220 / 262


【課題】濃縮水中の弱塩基性物質が脱塩室に逆拡散して処理水の水質を低下させることを防止可能な電気式脱イオン水製造装置を提供する。
【解決手段】脱塩室の両側に濃縮室を設け、これら脱塩室および濃縮室を電極室の間に配置し、陽極と陰極との間に電圧を印加しながら、脱塩室に弱塩基性イオンを含む被処理水を、濃縮室に濃縮水を、電極室に電極水を、それぞれ流入して被処理水中の不純物イオンを除去し、脱イオン水を製造する装置であって、濃縮室を流れる濃縮水を循環する、濃縮水タンクを含む濃縮水循環系に、解離していない分子の濃縮室側から脱塩室側への逆拡散を防止すべく、濃縮水タンクから濃縮室に向けて流出する循環濃縮水のpHを調整する濃縮水のpH調整手段を設けたことを特徴とする電気式脱イオン水製造装置。濃縮水のpHを、弱塩基性物質がイオン化するpHに調整、維持し、処理水側に逆拡散させないようにする。 (もっと読む)


【課題】界面活性剤を含有する排水を膜分離処理するに当たり、膜のフラックス低下を防止して、長期に亘り安定な処理を継続する。
【解決手段】膜分離処理に先立ち、アルカリ性条件下でオゾン酸化を行って、排水中の界面活性剤を酸化分解し、このアルカリ性の酸化処理水を膜分離処理する。酸化処理水を中和することなく、アルカリ性のまま膜分離装置に給水するので、膜分離装置内での微生物による汚染は抑制され、長時間フラックスの低下を防止することができる。膜分離に先立ちアルカリ性条件下でオゾン酸化を行って、排水中の界面活性剤を分解除去することができるため、界面活性剤による膜フラックスの低下を防止して長期に亘り安定な処理を継続することができる。 (もっと読む)


【課題】
下水や産業排水等の汚水を膜分離活性汚泥法を用いて処理された膜ろ過水を、逆浸透膜を用いて逆浸透膜処理を行い、得られた水を再生水として利用する再生水製造方法において、膜ろ過水中に残留する有機成分や無機成分を栄養分として増殖した微生物によって発生する逆浸透膜モジュールにおけるバイオファウリングを抑制する。
【解決手段】
被処理水を活性汚泥処理する生物処理槽1、生物処理槽内に浸漬設置した平膜エレメントから構成される分離膜モジュール2、及び、活性汚泥処理水を分離膜モジュールによって膜ろ過して得られた膜ろ過水を逆浸透処理する逆浸透膜モジュール13を備えてなる再生水の製造装置において、分離膜モジュール2の膜ろ過水流路に、膜ろ過水の流向とは逆方向に薬液を送液して、分離膜モジュールの膜ろ過水流路を殺菌する殺菌処理を1時間に1度から1週間に1度の頻度で実施することにより、再生水製造装置を洗浄する。 (もっと読む)


【課題】BOD成分と多価無機カチオンを含む被処理水をRO膜分離装置を用いて処理・回収する際、RO膜分離装置内での有機物の膜面付着によるフラックスの低下、バイオファウリングを防止すると共に、RO濃縮水のCOD値を効率的に低減して、RO濃縮水の排水処理等への悪影響を防止する。
【解決手段】被処理水に、生分解性のスケール防止剤を添加すると共に、アルカリを添加してpHを9.5以上に調整してRO膜分離装置4に通水する。RO濃縮水を生物処理する。RO給水のpHを9.5以上にすることによりRO膜分離装置でのバイオファウリングを防止し、非イオン性界面活性剤の膜面付着を防止してフラックスの低下を防止する。スケール防止剤の添加により、高pH条件での炭酸カルシウムスケールによる膜面閉塞を抑制する。生分解性のスケール防止剤を用い、濃縮水中を生物処理することにより濃縮水中のスケール防止剤を生分解してTOCを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】ろ過水に薬液が混入する危険性を抑制し、安全かつ確実に薬品添加逆洗が実施可能なろ過膜による水処理装置とその運転方法並びにろ過膜の洗浄方法を提供する。
【解決手段】膜ろ過ユニット21と、ろ過水通流弁61を有するろ過水送出ライン31と、逆洗水入口弁63を有しろ過水の一部を用いてろ過膜の通常逆洗を行う逆洗水通流ライン40と、このラインに薬品を添加して薬品添加逆洗を行う薬液注入ライン28と、逆洗水排出弁64を介して逆洗水を排出する逆洗水排水ライン41とを備えたろ過膜による水処理装置において、ろ過水送出ライン31は、膜ろ過ユニット出口部のろ過水導出部31aに、ろ過水導出部排水弁65を介してろ過水導出部内の水を排出するろ過水導出部排水ライン50を備えたものとし、通常逆洗後、薬品添加逆洗工程以降の工程を行う際に、ろ過水通流弁61を閉じた状態でろ過水導出部排水弁65を開として行う。 (もっと読む)


【課題】有機物含有排水をRO膜分離装置を用いて処理・回収する際、RO膜分離装置内での有機物の膜面付着によるフラックスの低下、バイオファウリングを防止すると共に、RO濃縮水のCOD値を効率的に低減して、RO濃縮水の排水処理等への悪影響を防止する。
【解決手段】有機物含有排水に、スケール防止剤を添加すると共に、アルカリを添加してpHを9.5以上に調整してRO膜分離装置2に通水する。RO濃縮水にペルオキシド基を含む硫黄化合物を添加すると共にUV照射して酸化処理する。RO給水のpHを9.5以上にすることによりRO膜分離装置でのバイオファウリングを防止し、非イオン性界面活性剤の膜面付着を防止してフラックスの低下を防止する。スケール防止剤の添加により、高pH条件での炭酸カルシウムスケールによる膜面閉塞を抑制する。硫黄化合物添加とUV照射で酸化力が非常に高い硫酸ラジカルを発生させ、濃縮水中の有機物を炭酸ガスや窒素ガスにまで分解し、水中から除去する。 (もっと読む)


【課題】水質調整設備の小型化と水質調整剤の節減を図ることができる膜分離装置の洗浄方法を提供すること。
【解決手段】原水の水質を調整する水質調整手段(水質調整槽)1と、該水質調整手段1によって水質が調整された原水を一次側に供給して二次側から透過水として取り出すとともに濃縮水を一次側から排出する膜分離モジュール4を備えた膜分離装置の洗浄方法であって、前記膜モジュール4の一次側を原水によってフラッシングして該膜モジュール4の分離膜6を洗浄する洗浄方法において、洗浄時には原水を前記水質調整手段(水質調整槽)1をバイパスして前記膜モジュール4の一次側に供給する。又、膜モジュール4の洗浄に供された洗浄廃水を、膜モジュール4の後段に設けられた排水中和手段(排水中和槽)9をバイパスして排水する。 (もっと読む)


逆浸透(RO)ユニットにおけるRO膜を監視する監視システムおよび方法は、RO膜の表面上の鉱物塩結晶の生成を検出することができる。この監視システムは、ROユニットへの供給流、またはROユニットからの濃縮流のいずれかから取り込まれたサンプル流を受け入れるように、ROユニットに結合された逆浸透監視セルを含んでいる。この逆浸透監視セルは、目視観察可能なRO膜を有しており、この目視観察可能なRO膜は、目視観察可能なRO膜の画像を生成および収集し、画像データ信号をデータ処理システムに伝達する撮像システムで見ることができる。データ処理システムは、画像データ信号を表示用の視覚的な画像に変換し、画像データ信号内のデータとROユニット内のRO膜に関するスケーリング状態との相関関係を求めるように動作する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、少なくとも1種の分離対象のアクチニド元素を金属イオン封鎖する少なくとも1種の分子、および膜濾過を使用することにより、水性媒体中で、1種以上のランタニド元素から前記アクチニド元素を分離する方法に関する。
【解決手段】この方法は、a)アクチニド元素を金属イオン封鎖し、膜により非錯体状態で保持されず、分離対象の前記アクチニド元素と錯体を形成可能な少なくとも1種の分子のうち、少なくとも2つを含む、膜により保持されることが可能な錯体を、アクチニド元素と形成可能な金属イオン封鎖分子を水性媒体と接触させるステップと、b)アクチニド元素がほぼ除去された水性廃液を含む透過物を片側に形成し、且つ錯体を含む保持物を形成するために、水性媒体を膜に通すステップと、を順に含む。 (もっと読む)


【課題】復水浄化装置に用いられるポリスルフォンからなる中空糸膜フィルタの強度低下を防止し得る発電所の運転方法を提供する。
【解決手段】復水系統の構成材料に銅合金を使用しかつ全揮発性薬品処理を実施している発電所における運転方法であって、ヒドラジン以外のアルカリ薬品により復水浄化装置入口水のpHを9以上に調整する、または、復水浄化装置入口水の溶存酸素を1ppm以下に調整する、あるいは、運転前に予め酸化鉄または/および水酸化鉄を復水浄化装置のろ過膜表面に捕捉させ、しかる後に通水処理を行うことを特徴とする発電所の運転方法。 (もっと読む)


【課題】微生物の除去が可能であり、海水をろ過膜に長時間通水した後、実質的に有害な薬品を使用せずに、ろ過膜の閉塞を安全な方法で回復させ、且つ安定したバラスト水量を得ることができるバラスト水製造装置、船舶及びブラスト水の製造方法を提供すること。
【解決手段】船舶が停泊する港湾域の海水をろ過膜装置でろ過して、該ろ過水をバラスト水とするバラスト水製造工程と、該ろ過膜の閉塞物を酵素により洗浄する酵素洗浄工程を有するバラスト水の製造方法、これを実施する装置及び該装置を搭載する船舶。 (もっと読む)


【課題】半透膜を用いてホウ素を効率的に除去し、高い水質の淡水を得ることができる実用的な淡水製造方法および淡水製造装置を提供する。
【解決手段】原水を前処理して得た前処理水を第一の半透膜ユニットの原水として第一の半透膜ユニットで処理し、第一の半透膜ユニットの透過水を第二の半透膜ユニットの原水として第二の半透膜ユニットで処理して淡水を得る淡水製造装置の運転方法において、第二の半透膜ユニットの原水にスケール防止剤を添加するとともに、第二の半透膜ユニットの濃縮水の少なくとも一部を第一の半透膜ユニットの原水に還流させることを特徴とする淡水製造装置の運転方法。 (もっと読む)


【課題】逆浸透膜や軟化器などを前段に設置せずとも、脱塩室内の硬度スケールの析出を防止する省電力型のEDIの運転方法及びEDIを提供すること。
【解決手段】陽極側がアニオン交換膜で区画され陰極側がカチオン交換膜で区画され且つアニオン交換膜とカチオン交換膜の間に位置する中間のカチオン交換膜で区画されるメッシュ状スペーサーが装填された第1小脱塩室とイオン交換体が充填される第2小脱塩室を内包する脱塩室と、脱塩室と脱塩室の間に配置された濃縮室を備える電気式脱イオン水製造装置を用い、硬度成分を含有する被処理水を第1小脱塩室と第2小脱塩室にこの順序で直列に通水させ脱イオン水を得ると共に、脱塩室の硬度スケールの析出を防止する。 (もっと読む)


【課題】脱塩及び/又は有機物除去を行うRO装置の膜面透過流束の低下を抑制し、長期安定運転を可能とする。
【解決手段】脱塩及び/又は有機物除去を行う逆浸透膜分離装置の運転方法において、アルカリを添加してpHを9.5〜13にした被処理水をフラッシング水として、一時的に逆浸透膜分離装置をフラッシングする。運転中にアルカリ性の被処理水でフラッシングを行うことにより、効果的に膜面を洗浄して膜面透過流束の低下を抑制し、長期に亘り安定運転を行うことが可能となる。このフラッシング時には、給水の殆どは膜を透過せず、従って、膜面における濃縮が生じないため、給水がアルカリ性であっても、膜面におけるスケール生成の問題は発生しない。従って、スケール防止のための前処理装置等は不要である。 (もっと読む)


【課題】過大な設備や煩雑な装置を必要とすることなく、炭酸及びアンモニア含有排水を処理して有効に再利用可能な処理水を回収する。
【解決手段】炭酸及びアンモニア含有排水をpH9以上の条件で2段RO膜分離処理して、排水中の炭酸成分を選択的に除去する。炭酸及びアンモニア含有排水を必要に応じてpH調整した後2段RO膜分離処理するという簡易な操作及び装置により、特に高温高圧条件下で腐食への影響が大きい炭酸成分のみを除去して水を回収し、回収水中に残留するアンモニア成分を有効に再利用することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、膜ろ過装置のアルカリ溶液注入配管に発生するスケールを防止し、安定に運転可能な膜ろ過装置を提供すること。
【解決手段】海水またはかん水をろ過する膜モジュールと、該膜モジュールにおいて膜ろ過されたろ過水を貯留するろ過水貯留槽と、該ろ過水貯留槽と前記膜モジュールの透過水側とを結ぶ送液配管と、前記送液配管を通して前記ろ過水を前記ろ過水貯留槽から前記膜モジュールの透過水側に送液する送液手段と、アルカリ溶液を前記送液配管に注入するアルカリ溶液注入手段とを有する膜ろ過装置であって、酸溶液を前記送液配管に注入する酸溶液注入手段が、アルカリ溶液注入手段と前記送液配管とが接続されている箇所よりもろ過水貯留槽側の送液配管に接続されていることを特徴とする膜ろ過装置。 (もっと読む)


【課題】膜脱気装置を効率的に洗浄して、経時による圧力損失の上昇、流量低下、脱気性能の低下や膜劣化を防止する。
【解決手段】給水中に連続又は間欠的に洗浄剤として酸又はアルカリを添加してプレフィルタ2及び脱気膜モジュール3に付着した汚染物質を洗浄除去する膜脱気装置の洗浄方法。 (もっと読む)


【課題】 廃液を減容化して、小型の装置により短時間で加熱乾燥処理を行うことができ、これにより廃棄物(硫酸分)や吸収液等の二次廃棄物の増大を防ぎ、しかもアンモニアなどの臭気の漏洩を防止して、効率よく加熱乾燥して廃棄物を減容化することができる化学洗浄廃液の処理方法を提案する。
【解決手段】 キレート化合物およびアンモニア発生性化合物を含む化学洗浄廃液を分別して廃液貯槽1、2、3に貯留し、それぞれの廃液をRO装置4で濃縮して透過液を放流し、RO装置4の濃縮液をpH制御することなく、加熱乾燥装置5で加熱乾燥して乾燥物を焼却装置7で焼却し、加熱乾燥装置5で発生するアンモニアを含む気体を、酸素とともに触媒分解装置6で触媒分解してアンモニアを窒素と水に分解する化学洗浄廃液の処理方法。 (もっと読む)


【課題】排液量および廃棄物量を低減した合成樹脂洗浄排水の処理工程を提供する。
【解決手段】合成樹脂を溶剤含有水溶液で洗浄した際に生成する洗浄排水を濾過槽35に送液し、フィルタ装置23にて濾過する。濾過速度が低下した場合、未使用アルカリ性水溶液貯留槽24から未使用アルカリ性水溶液26をフィルタ装置23の中空部内に送液する。フィルタ装置23のフィルタ膜から付着物が剥離したのち、フィルタ装置23の中空部からフィルタ膜再生使用済みアルカリ性水溶液を抜き取り、回収槽20へ回収する。再度濾過を行い、また濾過速度が低下した場合、ポンプ46を作動させてフィルタ膜再生用アルカリ性水溶液22を回収槽20から送液し、ポンプ42を作動させて未使用アルカリ性水溶液貯留槽24から未使用アルカリ性水溶液26を送液し、両者を合流させてフィルタ装置23の中空部内に送液する。 (もっと読む)


【課題】高TOC含有CMP排水を処理して良好な水質の水を効率的に回収する。
【解決手段】高TOC含有CMP排水をUF膜分離処理した後濾過水をpH11〜12で第1RO膜分離処理し、その透過水をpH6.5〜7.5で第2RO膜分離処理する高TOC含有CMP排水からの水回収方法。第1RO膜分離処理では、高アルカリ条件でTOC濃縮による膜フラックスの低下とスライム発生を抑制し、第2RO膜分離処理で水質を高める。 (もっと読む)


201 - 220 / 262