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Fターム[4D006NA40]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 膜の製造方法 (6,891) | 相分離を利用したもの (130)

Fターム[4D006NA40]に分類される特許

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エチレンクロロトリフルオロエチレンコポリマーから製造された球顆マトリックスを有する微小多孔性材料は、約0.01マイクロメートル超の平均孔径を有する複数の孔を有する。この材料は、熱誘導相分離(TIPS)プロセスによって製造され、これにはエチレンクロロトリフルオロエチレンコポリマー、希釈剤及び成核剤を融解混合して融解混合組成物を提供する工程と、この融解混合組成物を成形する工程と、この成形した融解混合物を冷却してエチレンクロロトリフルオロエチレンコポリマーの相分離を誘導し、相分離した材料を提供する工程と、この相分離した材料を延伸して微小多孔性材料を提供する工程とが含まれる。この微小多孔性材料は、物品に組み込むことができ、この物品には微小多孔性材料の1つ、2つ又はそれ以上の層が含まれ得る。
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本発明は、フッ化ビニリデンのホモポリマーまたはコポリマーで作られた一体型非対称疎水性中空糸膜であって、前記膜の壁が、指状細孔のない、スポンジ状の開放気泡の細孔の実質的に等方性の細孔構造を有するミクロ孔質支持層を含み、さらに前記支持層が壁厚の少なくとも90%にわたって広がり、かつ平均直径が0.5μm未満である細孔を含む、一体型非対称疎水性中空糸膜に関する。中空糸膜は、前記中空糸膜が、支持層に隣接してその外表面に分離層を含み、また前記中空糸膜が、細孔を有さない均質かつ均一な構造を有する外表面、40〜80容積%の孔隙率、25〜100μmの壁厚、100〜500μmの前記中空糸膜の内腔の直径、少なくとも25ml/(cm2・min・bar)の窒素透過性、および少なくとも250%の破断点伸びを有することを特徴とする。本発明はさらに、そのような中空糸膜を製造する方法に関する。 (もっと読む)


本開示は、微多孔性膜を形成する方法について記載する。より具体的には、蒸気誘導相分離法が、材料処理量が向上したマルチゾーン微多孔性膜を形成するために使用される。
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【課題】優れた分離能を有し、かつ膜表面が親水性に優れ、ファウリングしにくいポリアミド中空糸膜を提供する。
【解決手段】ポリアミド樹脂にて構成された中空糸膜である。ポリアミド樹脂は、メチレン基とアミド基の比率が、モル比で、−CH−:−NHCO− = 4:1〜10:1 である。中空糸膜は、膜表面の水に対する接触角が80度以下であり、透水量が100L/m・atm・h以上であり、かつ0.1μmの粒子の阻止率が90%以上である。 (もっと読む)


本開示は、親水性膜を形成するための方法を提供する。より具体的には、エチレンビニルアルコールコポリマー、水、及び第一溶媒を含む溶液から親水性膜を得る方法が提供される。親水性膜の形成のために、少なくとも第一溶媒の一部分は、50℃以下の温度で多孔質基材から除去される。 (もっと読む)


本開示は、非対称な膜の形成方法を提供する。より具体的には、コーティングされた多孔質基材を形成するために、重合可能種を多孔質基材に適用するための方法が提供される。コーティングされた多孔質基材は、340nm未満のピーク放射波長を有する紫外線源に暴露され、重合可能種を重合して多孔質基材中に保持される重合物質を形成し、その結果、第1主表面における重合物質の濃度は、第2主表面におけるよりも高い。
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【課題】高圧の液体においても耐圧性が大きく膜の形態を保持することができ、高温の有機溶媒性液体において膜の寸法変化がなく、膜の寸法安定性を確保することが可能なブレード強化中空糸膜を提供する。
【解決手段】本発明は、ブレード強化中空糸膜に関し、管状のブレードの表面に活性層を形成した中空糸膜において、ブレードを金属線と高分子繊維を混合して編造したところにその特徴がある。本発明によれば、膜の耐圧性により高圧下における分離工程に中空糸膜を使用することができ、膜の寸法安定性により高温下における有機溶媒分離に中空糸膜を使用することができるだけではなく、膜の伝導性により中空糸膜を種々の応用分野に適用することができるという効果がある。 (もっと読む)


事前に計量された量のドープを細長い多孔性ウエブの両方の面に同時に提供するための略垂直方向を持つ上部スロット面および下部スロット面をそれぞれが有する2つのスロットを含む両面型含浸装置[10](ただし、両方の面上の前記量は略同一である)と、前記両面含浸装置を通る前記細長い多孔性ウエブの下向きの輸送を提供する輸送手段、ならびにその後の相反転ステーション[11](ただし、前記下向きの輸送は、略垂直方向を持つ)と、凝析ステーション[12]と、洗浄ステーションとを含む、イオン透過性ウエブ強化セパレータを製造するための装置であって、前記相反転ステーション[11]により、前記ドープの相反転が提供され、前記凝析ステーション[12]により、得られた相反転ドープからの凝析および溶媒の洗浄が提供され、前記両面含浸装置[10]と前記相反転ステーション[11]との間にエアーギャップがあり、各含浸装置の下部面間の距離が各含浸装置の上部面間の距離より大きい。 (もっと読む)


【課題】高い表面多孔性を示し、高い浸透性すなわち流動性を有する中空繊維多孔質膜を提供する。
【解決手段】少なくとも一方の表面が実質的に無表皮であって、3000秒より小さいIPAフロー時間を有する過フッ素化熱可塑性重合体からなる中空繊維多孔質膜であって、(a)過フッ素化熱可塑性重合体を、この重合体と上臨界溶液温度を形成する溶媒中に溶解する工程と、(b)その一部分が冷却浴中に浸漬され、前記溶液の前以て冷却されるのを防止するべく十分高い温度に保持された環状の金型内に押出す工程と、(c)前記溶液を前記冷却浴中に押出す工程と、(d)前記溶液を前記上臨界溶液温度以下にまで冷却して、重合体リッチな固相と溶媒リッチな液相との2相に、液相−液相分離し、ゲル状の繊維を作製する工程と、(e)前記溶媒を前記ゲル状繊維から抽出して多孔質の中空繊維膜を形成する工程と、(f)前記多孔質中空繊維膜を乾燥する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】
微粒子(プリオン、ウィルス、細菌など)にとっては閉空間を、分子に対しては開空間を与えることができる隔膜としての高分子多孔膜を与える。液体中の微粒子を除去し、溶解した分子を高い回収率で回収し、かつ濾過容量の大きな膜の設計と製法を提供する。
【解決方法】
平膜の素材はセルロース誘導体およびそれをケン化した再生セルロース多層構造膜で、平均孔径が5nm〜500nm膜厚は40μm〜500μm、空孔率0.7以上で100層以上の積層体で1層の厚さが0.05μm〜0.5μmである膜を設計し、かつ膜の平均孔径の2倍の平均粒子径を持つ微粒子の平膜の表裏面での濾過による粒子捕捉量の比が1/5以下で1/100以上であることを特徴とする平膜と、該平膜を作製する方法において乾式法のミクロ相分離法で製膜し、流延用溶液をミクロな凹凸を持つ固体平板状に流延することを特徴とする製膜方法を採用すれば該平膜が作製できる。 (もっと読む)


【課題】 外圧型中空糸膜モジュールのエアスクラビング運転時における膜面擦過による分離機能の低下を抑制して、長期に再生使用を可能にする複合中空糸膜、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 三次元網目構造の外層と、それに続く緻密な中間層、それを支える球状構造の支持層で形成される複合中空糸膜。および3重管状紡糸ノズルを用い、内層スリットから球状構造を形成する樹脂溶液Aを、外層スリットから中間層を形成する樹脂溶液Bを、中心パイプから内部凝固液と共に同心円状に押し出し、外部凝固液中で冷却して凝固させる工程と、溶媒を抜く工程と、得られた中空糸膜状物にコーティングノズルを用いて三次元網目構造を形成する樹脂溶液Cをコーティングして非溶媒分離させる工程と、溶媒を抜く工程を経て製造される複合中空糸膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】エタノールなどの有機化合物の蒸気を含む有機蒸気混合物を蒸気透過法により分離させるガス分離膜として好適な、特に水蒸気透過性、水蒸気と有機蒸気との分離度、水蒸気と有機蒸気とに対する高温耐久性などが改良されたガス分離膜、および、そのガス分離膜に、有機蒸気混合物を接触させて、有機蒸気を分離・回収するガス分離方法を提供すること。
【解決手段】テトラカルボン酸成分が芳香族環を含むテトラカルボン酸類であり、ジアミン成分が、その90〜10モル%が3,4’−ジアミノジフェニルエーテル(B1)および4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(B2)であり、その10〜90モル%がその他の芳香族ジアミンであり、B1とB2とのモル比(B1/B2)が10/1〜1/10である芳香族ポリイミドで形成されたガス分離膜、および、該ガス分離膜を用いて、有機蒸気混合物から少なくとも1種の有機蒸気を分離・回収するガス分離方法。 (もっと読む)


【課題】 透水性能が高く、切れにくい中空糸分離膜の製造方法の提供。
【解決手段】 三重管ノズル1を使用する中空糸分離膜の製造方法であって、高温で溶媒に溶解して得られた高温状態のポリマー溶液を中間ノズル3から吐出し、中空部形成剤液を内側ノズル2から吐出し、孔形成剤液を外側ノズル4から吐出することにより紡糸した後、冷却して相分離させる。 (もっと読む)


【課題】
平膜を用いた膜分離モジュールにおいて孔拡散の特徴(孔の目詰りがない)と濾過の特徴(被処理液量の減少と物質の膜透過速度の任意設定の可能性)とを共々持つ孔拡散・濾過法を実現し、かつ(被処理液中に混在する)粗大粒子による目詰りを効率的に防止するモジュールを提供する。
【解決方法】
(1)
平膜として多段多層構造膜を用い被処理液側に平均孔径のより大きな多層構造膜を順次設定し(2)膜平面を垂直に設定し、(3)被処理液側には3個以上の液流出入口を持ち(4)拡散液側には2個以上の流出入口を設け、かつ(5)被処理液側の充填液量が拡散液側の充填液量を大きくした膜分離モジュール。 (もっと読む)


比較的大きな平均孔径を有する微多孔性膜、比較的大きな平均孔径を有する微多孔性膜の製造方法、及び比較的大きな平均孔径を有する微多孔性膜の使用方法が開示されている。
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透過物収集のための、シームレス膜物質(43)中に完全に封入されたある嵩を含んでなる膜袋(40);少なくとも1つの上記のシームレス膜袋を含んでなる濾過装置;膜型バイオリアクターにおける、水濾過又は廃水精製における、ならびに流体、蒸気及び粒子の混合物の濾過又は分離のための少なくとも1つの上記のシームレス膜袋の使用。2つのスペーサー布(11,12)がモノフィラメント(15)により離れて置かれ、透過路(23)を形成する。膜物質(43,44)が袋の境界(41)に沿って該空間を満たす。 (もっと読む)


【課題】異物を含有する流体から、濾過の運転圧力を上昇させずに、異物を容易に除去できるフィルタカートリッジが提供する。
【解決手段】プリーツ化されたフィルタパック10を備え、フィルタパック10が孔径が互いに異なる濾過媒体を複数層有し、少なくとも一つの前記濾過媒体は親水性の濾過媒体で、親水性の濾過媒体が非対称構造を有し、濾過の運転圧力を低減しつつ、異物の含有量が少ない流体を得るフィルタカートリッジとなる。 (もっと読む)


【課題】
相当直径が15nm以下の微生物や微粒子を隔離、除去、分離、濃縮を行うことが可能で、孔の目詰りがほとんどなく、そのため膜が一般工業方面に展開も容易な膜分離技術を提供する。
【解決手段】
気体または液体中に分散した相当直径15nm以下の微粒子を、孔拡散型の膜分離法を利用して、微粒子を吸着させることなく、ふるい効果で(1)微粒子のみを隔離するか(2)微粒子のみを除去するか、あるいは(3)微粒子のみを濃縮することを特徴とする微粒子の分離方法。

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【課題】 アルカリ洗浄液に対する耐性が高く、膜洗浄の前後において透過流束及び塩阻止率の変化が少ない乾燥複合半透膜の製造方法を提供することにある。また、該製造方法によって得られる乾燥複合半透膜を提供することにある。
【解決手段】 多官能アミン成分と多官能酸ハライド成分とを反応させて得られるポリアミド系樹脂を含む乾燥スキン層がポリスルホン系多孔性支持体の表面に形成されている乾燥複合半透膜において、下記式(1)を充たすことを特徴とする乾燥複合半透膜。
【数1】


〔ただし、Aは、ポリアミド系樹脂のアミド基のアミドI吸収帯(1660±10cm−1)における最大赤外吸収強度であり、Bは、ポリスルホン系多孔性支持体の微多孔層を形成するポリスルホン系樹脂のスルホン基の吸収帯(1245±10cm−1)における最大赤外吸収強度であり、Cは、乾燥スキン層の重量(mg/m)である。〕 (もっと読む)


【課題】 アルカリ洗浄液に対する耐性が高く、膜洗浄の前後において透過流束及び塩阻止率の変化が少ない乾燥複合半透膜の製造方法を提供することにある。また、該製造方法によって得られる乾燥複合半透膜を提供することにある。
【解決手段】 多官能アミン成分と多官能酸ハライド成分とを反応させてなるポリアミド系樹脂を含む未乾燥スキン層を多孔性支持体の表面に形成する工程、前記未乾燥スキン層上及び前記多孔性支持体の基材上に気体を吹き付けて余剰の溶液を除去する吹き付け工程、及び未乾燥スキン層を乾燥する乾燥工程を含む乾燥複合半透膜の製造方法。 (もっと読む)


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