説明

Fターム[4D006NA40]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 膜の製造方法 (6,891) | 相分離を利用したもの (130)

Fターム[4D006NA40]に分類される特許

21 - 40 / 130


【課題】薬液処理停止時に多孔質膜に薬液が接触しないようにする作業を簡便にできる多孔質膜処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の中空糸膜処理装置は、多孔質膜または多孔質膜前駆体の薬液処理工程に用いられるものであり、薬液Bが入れられた処理槽10と、処理槽10の外側に設置され、多孔質膜(中空糸膜A)または多孔質膜前駆体の移送方向を転回させて、多孔質膜または多孔質膜前駆体を薬液Bに浸漬させるように走行させる第1のガイド手段12aと、薬液B中を走行する多孔質膜または多孔質膜前駆体の移送方向を転回させて、多孔質膜または多孔質膜前駆体を液面上に引き上げるように走行させる第2のガイド手段12bと、第1のガイド手段12aおよび第2のガイド手段12bを各々支持するとともに、上下に移動可能な支持部材13とを備える。 (もっと読む)


【課題】 アミドイミド系ポリマー若しくはイミド系ポリマーからなる水処理用分離膜の製造方法において、アミドイミド系ポリマー又はポリアミック酸の非溶剤を含む水溶性凝固液に導くことなく、優れた空孔特性を有するアミドイミド系ポリマー又はイミド系ポリマーからなる水処理用分離膜が得られる製造方法を得る。
【解決手段】 本発明のアミドイミド系ポリマー若しくはイミド系ポリマーからなる水処理用分離膜の製造方法は、アミドイミド系ポリマー若しくはポリアミック酸と、該アミドイミド系ポリマー若しくはポリアミック酸の良溶媒である溶剤とからなる液組成物を基材の片面に塗布しフィルム状に流延した後、アミドイミド系ポリマー又はポリアミック酸の非溶剤を含む水溶性凝固液に導くことなく加湿乾燥に付し、ポリアミック酸を用いた場合にはさらにイミド化工程を経てイミド系ポリマーとする工程を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
温和な条件下で分子および粒子の拡散を利用した物質の膜分離を行う方法において、一次側流路における流速および膜間差圧を制御することができる分離方法及び分離装置を提供する。

【解決手段】分子および粒子の拡散速度の差を主に利用した物質の分離方法で、一次側流路の入口側あるいは出口側あるいは両方にポンプを有し、流体を分離する装置において、ポンプの吐出力を調節することで、流速および膜間差圧を調整することができる。また流体に圧力をかける手段として一次側流路入口に連結した流体用タンク内にエア圧をかけるか、あるいは貯水高さを高くして水頭圧を生じさせることによっても流速および膜間差圧を調節することができる。
(もっと読む)


【課題】中空支持体をポリマー溶液でコーティングして複合中空糸膜を製造する際に、ポリマー溶液に残存する気泡と、中空支持体に随伴して混入した気泡を取り除き、欠陥の発生を抑制する方法を提供する
【解決手段】中空支持体を引き取りながら中空支持体表面にコート層を形成させる複合中空糸膜の製造方法であって、中空支持体にポリマー溶液をコーティングし、続いて一定の空走時間を経た後、ポリマー溶液でコーティングした中空支持体により両端が封止された減圧ノズル内で脱泡を行った後、凝固浴中で相分離させコート層を形成することを特徴とする複合中空糸膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
従来の水処理膜に比べ、分離機能の向上により透過水の水質を安定させるために、分離機能層に優れたウイルス除去性能、耐ファウリング性能を有するポリフッ化ビニリデン系樹脂を用いた複合膜及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
支持膜上にセルロースエステルを9重量%以上46重量%以下、かつ溶融粘度が3300Pa・s以上を含有するポリフッ化ビニリデン系樹脂で形成されるコート層であって、該コート層の最外表面孔径が平均0.01μm以上0.1μm以下であり、コート層壁に平均孔径0.01μm以上0.5μm以下、かつ厚さ10μm以上120μm以下の三次元網目構造を形成していることを特徴とする複合膜。 (もっと読む)


【課題】熱誘起相分離法によるポリフッ化ビニリデン系多孔質膜の親水化方法であって、透水性の大きな低下を招くことなく、膜を親水化する方法を提供する。
【解決手段】熱誘起相分離法によって作製されたポリフッ化ビニリデン系多孔質膜を、濃度0.01〜3重量%のパーヒドロポリシラザン含有溶液に浸せきした後、140〜165℃の温度で加熱乾燥を行う。本発明方法によれば、ポリフッ化ビニリデン系多孔質膜を所定濃度のパーヒドロポリシラザン含有溶液に浸せきすることで、膜細孔内に溶液が有効に染み込み、これを加熱することによって膜表面および膜細孔内表面に-SiO2-基が形成され、膜表面のみならず膜全体が親水化される。また、透水性の大きな低下を招くことなく、膜が親水化されているといった特徴を有している。 (もっと読む)


【課題】温和な条件下で物質を分離精製する方法として、分子および粒子の拡散を利用した膜分離方法およびそれを可能にする取り扱いが簡便で組み立て再利用が可能な装置を提供する。
【解決手段】分子および粒子の拡散速度の差を主に利用した物質の分離方法において、多層構造を持つ多孔性平膜1と段ボール状の波型あるいは格子型流路スペーサー2を、流路方向が互いに交差状になるように交互に積層させた膜カートリッジを用いることで、一次側流路に流した流体の溶媒や溶質の一部が平膜を通して分離精製され、一次側流体とは対角方向を向く二次側流路へ排出される。膜カートリッジの側面全体が流路の入口出口となるため、分離装置が簡素化される。温和な低圧力条件下で行う分離方法であるため、膜と流路スペーサーの積層に要する面圧、あるいは接着力が小さくて済み、膜カートリッジの組立、分解、再利用が可能となる。 (もっと読む)


【課題】
微細かつ均一な多孔構造を活かして、人工腎臓等の血液成分分離膜として有用に用いることができる、ナノメーターオーダーからマイクロメーターオーダーに孔径制御可能なポリメチルメタクリレートからなる多孔体およびその製造方法を提供すること
【解決手段】
ポリメチルメタクリレートを主成分とする多孔体において、プロトン核磁気共鳴測定で得られるスペクトルから求められるメタクリル酸、メタクリル酸と炭素数2〜16の炭化水素基からなるメタクリル酸エステル、アクリル酸、アクリル酸と炭素数1〜16の炭化水素基からなるアクリル酸エステル、α−メチルスチレン、スチレン、無水マレイン酸、マレイミド、N置換マレイミドから選ばれる1種類以上の単量体が与える繰り返し単位量を(A)、メチルメタクリレートが与える繰り返し単位量を(B)とするとき、(A)/((A)+(B))×100が0.00001以上であることを特徴とする多孔体。 (もっと読む)


【課題】液体ろ過用膜の製造において用いることができる、ポリアクリロニトリル(PAN)ベースの両親媒性グラフトコポリマーを提供する。
【解決手段】本発明は、ポリアクリロニトリル主鎖とポリエチレンオキシドを含む複数の親水性側鎖とを含む両親媒性グラフトコポリマーを含む液体ろ過用膜を提供し、該親水性側鎖が、鎖の一端に重合性アクリレート基を有し、かつ親水性反復単位としてエチレンオキシドを有する共重合化マクロモノマーによって提供され、該グラフトコポリマーが微小相分離しており、該親水性側鎖が主鎖のポリアクリロニトリルを含む疎水性ドメインと相互散在したナノメートル規模のドメイン内に凝集されており、そして、該両親媒性グラフトコポリマーが、対応するポリアクリロニトリルポリマーによって吸着されるタンパク質の約20%未満を吸着する。 (もっと読む)


【課題】 表面開孔率および孔径を特定範囲に制御された多孔体を得ることを課題とし、本発明の多孔体は、ナノメーターオーダーからマイクロメーターオーダーに孔径制御可能な微細かつ均一な多孔構造を有することから、人工腎臓等の血液成分分離膜などの分離膜や吸着体として有用に用いることができる。
【解決手段】 連続孔を有し、該連続孔の孔径が0.001μm以上500μm以下であり、少なくとも一つの表面の開孔率が10%以上80%以下であるポリメチルメタクリレートを主成分とする多孔体。該多孔体からなる分離膜。該多孔体からなる吸着体。該多孔体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、フッ素原子含有ポリイミドを含む多成分のポリイミドからなり、緻密層におけるフッ素原子含有ポリイミドの割合を制御したポリイミド非対称膜の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 (1)ポリイミド成分Aとポリイミド成分Bとを、それらの数平均重合度であるNとNとが下記数式1を満たす組合せで混合して多成分ポリイミドの混合溶液を調製し、
【数1】


(2)前記多成分ポリイミドの混合溶液をさらに重合イミド化反応させ、次いで、
(3)前記多成分ポリイミドの混合溶液を用いて相転換法によって非対称膜を得る、
ことを特徴とする多成分ポリイミドからなる非対称膜の製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】乾湿式法を用いて、親水性ポリマーを膜基材ポリマーに比べて過剰使用すること無く、三次元網目構造を有する多孔質膜を得るための製造方法を提供すること。
【解決手段】乾湿式法を用いて疎水性ポリマーと親水性ポリマーとを溶媒に溶解させた製膜原液を用いた多孔質膜の製造方法であって、前記疎水性ポリマーが、232℃、100sec−1における溶融粘度が45KPoise以上のポリフッ化ビニリデンであり、(空走区間の絶対湿度)×(空走区間の滞在時間)の値が、22g/m・sec以上500g/m以下である多孔質膜の製造方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】 高い分離性能と透過性能を有する分離膜エレメントを提供する。
【解決手段】 分離膜の透過側に複数の粒状物が存在する分離膜において、基材厚みの5%以上95%以下の範囲で粒状物が基材に含浸していることを特徴とする分離膜複合体とする。 (もっと読む)


【課題】目的とする空間中の水分率の制御を熱エネルギーを使うことなく実施しつつ水分を除去し,気体状態の水分子は潜熱エネルギーを持つがこれを顕熱エネルギーとして回収し,水分の除去速度と除去後の水分率の到達可能域を大気中の水分率での制限を緩和し、かつ水分を除去すべき空間部が大気に隣接していない位量の場所でも適用される気体中からの水分除去方法を提供する
【解決手段】高湿で湿った気体より水分を除去する装置において、筒状の多孔性平膜モジュールの内部に湿った高温の気体(気体A)を流す回路を有し、該筒状平膜の外側を該気体より絶対湿度の低い気体(気体B)を流す回路を形成する二重筒で構成された装置で、多孔性の平膜は親水性高分子材料で構成されかつ、該膜の内部を2種の不織布が混在し、不織布を構成する繊維は相互に交絡していることを特徴とする装置であり水分の平膜透過機構が拡散の寄与が中心であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 所望の厚さ及び形状を有するエポキシ樹脂多孔体からなる多孔性支持体を容易に製造する方法を提供することにある。また、耐薬品性に優れる多孔性支持体、及び耐薬品性に優れ、実用的な透水性及び塩阻止性を有する複合半透膜を提供することにある。
【解決手段】 本発明の多孔性支持体の製造方法は、光重合性官能基を有するモノマー、エポキシ樹脂、硬化剤、及びポロゲンを含む樹脂組成物を用いて未硬化樹脂層を形成する工程、未硬化樹脂層に活性エネルギー線を照射して光重合性官能基を有するモノマーを重合することにより半硬化樹脂層を形成する工程、半硬化樹脂層を加熱してエポキシ樹脂を三次元架橋させることにより硬化樹脂層を形成する工程、及び硬化樹脂層中のポロゲンを除去して三次元網目状骨格と連通する空孔とを有するエポキシ樹脂多孔体を形成する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】 孔径が厚み方向で異なるエポキシ樹脂多孔体からなる多孔性支持体を製造する方法を提供することを目的とする。また、耐薬品性に優れる多孔性支持体、及び耐薬品性に優れ、実用的な透水性を維持しつつ塩阻止性を向上させた複合半透膜を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の多孔性支持体の製造方法は、光重合性官能基を有するモノマー、エポキシ樹脂、硬化剤、及びポロゲンを含む樹脂組成物Aを基材上に塗布して第1未硬化樹脂層を形成する工程、
第1未硬化樹脂層に活性エネルギー線を照射して第1半硬化樹脂層を形成する工程、
エポキシ樹脂、硬化剤、及びポロゲンを含む樹脂組成物Bを第1半硬化樹脂層上に塗布して第2未硬化樹脂層を形成する工程、
第1半硬化樹脂層及び第2未硬化樹脂層を加熱してエポキシ樹脂を三次元架橋させることにより、第1硬化樹脂層及び第2硬化樹脂層を一体形成する工程、及び
第1硬化樹脂層及び第2硬化樹脂層中のポロゲンを除去することにより、三次元網目状骨格と連通する空孔とを有する第1多孔層及び第2多孔層からなるエポキシ樹脂多孔体を形成する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】改善された加水分解安定性を有するポリアミド膜。
【解決手段】本発明によるポリアミド膜は、酸化防止剤を加水分解安定性の改善のための安定剤として含有する。 (もっと読む)


【課題】タンパク質の分離精製に好適なアフィニティー機能を有する多孔膜を、簡易な工程で製造することを可能にする方法を提供すること。
【解決手段】ポリマーと、ポリマーに対して親和性を有する有機液体と、アフィニティーリガンド及びこれに結合した疎水性鎖を有する有機化合物と、を含有し、ポリマーの濃度が高い濃厚相と、濃厚相よりもポリマーの濃度が低い希薄相とに相分離している相分離混合物を形成させる工程を備える、多孔膜を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】機械的強度、耐薬品性及び透水性を確保しながら、さらに防汚性を兼ね備えた高分子水処理膜を提供することを目的とする。
【解決手段】銅又は銀のナノ粒子又はイオンが膜に担持されてなる高分子水処理膜、このような高分子水処理膜を用いて水の浄化を行う水処理方法及びこの水処理方法により水処理を行う途上で、銅又は銀のナノ粒子又はイオンを含む薬剤により高分子水処理膜の耐生物汚染性を回復させる高分子水処理膜のメンテナンス方法。 (もっと読む)


【課題】 特定の反復単位からなる可溶性の芳香族ポリイミドで形成され、改良されたガス分離性能を有する非対称中空糸ガス分離膜を提供すること、特に水素ガスとメタンガスや窒素ガスとのガス分離性能などが改良された非対称中空糸ガス分離膜を提供すること、及び前記非対称中空糸ガス分離膜を用いたガス分離方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 テトラカルボン酸成分がジフェニルヘキサフルオロプロパン構造及びビフェニル構造からなるものであり、ジアミン成分がジアミノジベンゾチオフェン類、ジアミノジベンゾチオフェン=5,5−ジオキシド類、ジアミノチオキサンテン−10,10−ジオン類又はジアミノチオキサンテン−9,10,10−トリオン類と、3,3’−ジアミノジフェニルスルホン類と、m−フェニレンジアミン類とからなる、特定の反復単位からなる可溶性の芳香族ポリイミドで形成された非対称中空糸ガス分離膜に関する。 (もっと読む)


21 - 40 / 130