説明

Fターム[4D020DB12]の内容

吸収による気体分離 (12,080) | 制御、検知、数値限定の対象 (1,159) | 装置の構造、寸法 (44)

Fターム[4D020DB12]の下位に属するFターム

Fターム[4D020DB12]に分類される特許

1 - 20 / 37


【課題】析出物の付着を抑制するスクラバーのガスインレット部の構造を提供する。
【解決手段】スクラバーのガスインレット部10は、環状の外円筒管12と、その内側に同心円状に配され内円筒管14と、さらにその内側に同心円状に配されたインレットデバイス16と、ガス導入本管18で構成されている。インレットデバイス16は上下が開口された筒状体であり、上部開口から処理対象ガスを下方のガス導入本管18に導入するガス流路20を形成している。インレットデバイス16と内円筒管14の間に形成された水流路30はインレットデバイス16の下端部32より下方の位置でガス流路20と連通し、内円筒管14と外円筒管12の間に形成されたアルカリ水溶液流路22は内円筒管14の下端部24より下方の位置でガス流路20と連通している。 (もっと読む)


【課題】湿式排煙脱硫装置の吸収塔のスプレ部における水平断面方向での落下液量分布を均一化することにより、塔内壁部でのガス吹抜けを抑制し、高い脱硫性能で運転コストが安価な湿式排煙脱硫装置と方法を提供すること。
【解決手段】吸収塔において、排ガスの流れ方向に複数段設置したスプレ段の、最上段を除く少なくとも1段以上のスプレ段を対象に、塔内中央部に比べて塔内壁部近傍における単位断面積当りの吸収液の噴霧液量を多くすることにより、吸収液の落下液量分布を均一化して、塔内壁部近傍でのガス吹抜けを抑制する。噴霧液量を多くする手段として、スプレ段の吸収塔内壁部近傍に噴霧量の大きな大容量ノズルを設置し、中央部には小容量ノズルを設置する。 (もっと読む)


【課題】構成が簡易でしかも、長期間に亙っての運転でも濡れ性能が良好な気液接触板、気液接触積層ブロック体、気液接触積層構造体及びガス浄化装置を提供する。
【解決手段】本発明の気液接触板10は、基板11の上側から下側方向に処理液12が流れ、処理液12に接触したガス13の一部が該処理液12に吸収される気液接触板であって、基板11の下端部側が所定間隔のピッチを有する下に凸状の鋸歯状部14を有するものである。また、基板11には、所定間隔を持って複数段の液分散用の孔群20が設けられている。その配列は千鳥状配列としている。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、酸性ガス除去装置及びこれを利用した酸性ガス除去方法を提供する。
【解決手段】 下部から流入される硫黄酸化物及びホウ素酸化物のうち一つ以上の酸性ガスを含む燃焼排気ガスが通過される濾過層と、前記濾過層を支持する支持体と、圧縮空気によって粉末吸収剤を供給する供給装置とを有し、前記濾過層を通過した燃焼排気ガスの上昇力によって前記粉末吸収剤が流動化して前記燃焼排気ガスから酸性ガスを除去する円錐型流動化部と、前記円錐型流動化部の上部に配置され、水を噴射する水噴射ノズルを有し、噴射された水滴及び流動化した前記粉末吸収剤の循環によって前記燃焼排気ガスから酸性ガスを除去する流動化部と、前記流動化部の上端に連結される流入口と、前記円錐型流動化部に連結される再循環管とを有し、前記流入口を通して排出された前記粉末吸収剤を集め、前記再循環管を通して前記円錐型流動化部へ再循環させる再循環サイクロンとを含む。 (もっと読む)


【課題】三方向スプレーノズルを用いてスプレー塔方式における気液接触状態を改善し、高脱硫率を得られる吸収塔を備えた湿式排煙脱硫装置を関わるもの。
【解決手段】ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガスを吸収塔に導入し、下から上に流れる排ガス流れ方向に多段に設置したスプレーヘッダー9に配置したスプレーノズル10から吸収液循環ポンプ7で吸い上げた吸収液6を噴射して、排ガスと気液接触させる湿式排煙脱硫装置において、前記最上段を除き多段に設置した各段のスプレーヘッダー9のスプレーノズル10を上向きと下向きと横向きを有する三方向スプレーノズルとし、三方向スプレーノズルの各スプレーノズル口からの吸収液噴射量の比(上向き噴射流量:下向き噴射流量:横向き噴射流量)を0.2〜1:1:0.05〜0.4の範囲内としたことを特徴とする湿式排煙脱硫装置に関するもの。 (もっと読む)


【課題】多量の脱硫吸収液を用いることなく、一つの脱硫装置でボイラ側(再循環ライン側)とCO2回収装置側とに求められるSO2濃度に応じた異なる脱硫率の排ガス処理を行い、CO2回収装置の腐食防止と燃焼システム全体としてのSO2濃縮防止を図ることができる排ガス脱硫率を高めた排煙脱硫装置及びこれを備えた酸素燃焼システムを提供することである。
【解決手段】空気から窒素分を分離して得られた酸素を用い、石炭等の燃料をボイラで燃焼させる酸素燃焼し、脱硫装置3内で排ガスが上向きに流れる上昇流領域29と下向きに流れる下降流領域30を設け、上昇流領域29の上部に設けた空間部に第1の吸収部を経た排ガスの一部が外部に排出するための再循環出口ダクト2’を設け、該再循環出口ダクト2’から排ガス再循環ライン18を経由してボイラに排ガスを供給し、他の排ガスは出口ダクト2からCO2を回収するCO2回収装置17に排出させる。 (もっと読む)


【課題】空気中の二酸化炭素吸収装置を提供する。
【解決手段】回転充填ベッド1は密封外殼11を備え、外殼11上には空気入口12と吸収剤出口13を設置し、頂点面の中心には空気出口14と吸収剤入口15を設置し、内部にはモーター16により高速回転を連動する充填物17を設置し、充填物17中心には吸収剤入口15と通じる液体分布器18を設置し、空気ポンプ2は空気を空気入口12から外殼11内へと注入し、吸収剤は吸収剤入口15から入り、管線末端の液体分布器18を経て、充填物17の中心へ送られ、空気は空気入口12から入り、充填物17を経て中心へと進入し、吸収剤は高速回転を経て、100G以上の遠心力を受けて噴出し、空気中の二酸化炭素と充填物17の中心において交じり合い、化学吸収プロセスを執行し、空気中の二酸化炭素を吸収し、余剰気体は空気出口14から排出され、二酸化炭素を吸収する吸収剤は吸収剤貯蔵槽3中へ回収される。 (もっと読む)


【課題】排ガス処理装置のガスライザの数を大幅に減らしてもフロス層で溶存酸素濃度およびpHを所定範囲の値に維持できるようにして構造の簡素化を図る。
【解決手段】排ガス処理装置は密閉槽21を有する。密閉槽21は、隔壁22より上下2段のスペースに区切られる。隔壁22より下側が吸収液貯留部24とされ、隔壁22より上側が排ガス導入部26とされる。隔壁22には、吸収液貯留部24の上部空間24aから処理済の排ガスを導出するためのガスライザ30が設けられる。また、隔壁22のガスライザ30が設けられていない部分である有効領域には、多数の垂設管29が吸収液貯留部24内に貯留された吸収液内に至るように設けられている。当該有効領域に垂設管29が設けられていない非噴出領域を設ける。非噴出領域では、フロス層が形成されず、その周囲のフロス層から発泡した吸収液が流下することで、吸収液を循環させる。 (もっと読む)


【課題】塗装ブース5などから排出される排気51に含まれる揮発性有機化合物(VOC)の量を効率良く低減させることのできる排気処理装置を提供する。
【解決手段】排気処理装置10が、捕集水貯留室1と、この上に配置される気液混合器21及び横型の気液分離サイクロン22と、散気装置35を備えた縦型の気化筒3とからなる。気液混合器21は、複数段の板状多孔体(粗塵用エアフィルタ)211-1〜211-4と、最上段の板状多孔体211-1の全面に水56を供給する複数のノズル212とからなり、排気51を水56に接触させて揮発性有機化合物(VOC)を部分的に捕集する。気液分離サイクロン22から排出される捕集水56Aは、捕集水貯留室1を経て、気化筒3の上部に送られる。捕集水中の揮発性有機化合物(VOC)は、散気装置35から気泡と成って送り込まれる空気52に溶け込み、濃縮排気53を生成する。 (もっと読む)


【課題】煙道ガスから酸性ガスを効率よく除去するための低コストな煙道ガス洗浄装置を提供する。
【解決手段】煙道ガス入口120と、タワー140内の上部に設けられて酸吸収流体162を供給する流体インジェクター160及びスプレイヘッド164と、前記タワー内の下部に設けられ、煙道ガスと接触した後の酸吸収流体が収集される酸吸収流体リサイクルタンク部分142と、リサイクルタンク内に設けられて酸素含有ガス154を酸吸収流体中に導入するためのエアレーター150と、酸吸収流体の循環装置190とからなる煙道ガス洗浄装置であって、前記エアレーターの開口部152は、前記煙道ガス入口から前記リサイクルタンク部分の直径方向に規定した所定の距離Fあるいはそれより大きな距離の位置で酸素含有ガスを放出するように位置決めされており、ここで前記Fの値は前記リサイクルタンク部分の直径Dの少なくとも10%に等しい、煙道ガス洗浄装置。 (もっと読む)


【課題】通気抵抗を減少させ、コンパクトにする。
【解決手段】本発明の気液接触材料17は、吸水性シート21から成り、該吸水性シートが、繊維径3〜15μmの有機合成繊維を20〜80質量%含有し、該吸水性シートの構成繊維の少なくとも一部が熱融着しており、該吸水性シートの密度が、0.2〜0.5g/cmであり、該吸水性シートに、一個当たりの面積が0.75〜7.1mm(φ1〜3mm)で、エッジが明瞭な開孔が設けられており、該開孔の間隔が3〜20mmであって、且つ開孔の配列が千鳥状であり、該吸水性シートがヒダ折り構造であり、該ヒダ折り構造のピッチが3〜10mmであり、該ヒダ折り構造の内、折り返し部以外の該吸水性シートが、該空気の主たる流れ方向に対してなす角度θがtanθ<0.1を満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ベンチュリスクラバの吸収液スプレノズルの配置を適切なものとし、高効率で水銀成分やフッ素成分などの微量成分も吸収除去できかつ低動力なベンチュリスクラバを持つ湿式二段脱硫装置を得ること。
【解決手段】ボイラを含む燃焼装置から排出される排ガスの流路に設けた吸収液を噴霧するアドバンスドベンチュリスクラバ(AVS)2に排ガスの流れ方向に沿って下向きに排ガスを流通させる流路を有し、該流路の中で他の流路より狭い流路からなるスロート部Sを設け、該スロート部Sの壁面に排ガス流れ方向に沿って吸収液を噴霧するスプレノズル(以下ノズル)3を複数段状に配置し、かつ隣接するノズル3を互いに千鳥状に配置して設け、該複数段のノズル3の中の下段側のノズル3を上段側のノズル3より下向きに吸収液が噴霧するように配置し、AVS2の下流側の排ガス流路に設けた吸収液を噴霧するノズル3を有する吸収塔1とを備えた排ガス中の硫黄酸化物を処理する湿式二段脱硫装置である。 (もっと読む)


本発明は、概して、汚染物質隔離に関する。本発明は、特に、高物質移動システム及び効果的なpHスイング反応を利用することにより、現在の鉱物炭酸化プロセスの性能を大幅に向上させることに関する。より具体的には、本発明の側面は、汚染物質を隔離する間接的方法及び直接的方法に関する。 (もっと読む)


少なくとも1つの還元反応炉(3)と、溶融ガス化炉(4)とを備える溶融還元システム(1)のためのプロセスガス高純度化装置(2)を開示する。このプロセスガス高純度化装置においては、還元反応炉(3)からブラスト炉ガス(6)を運び去るための第1ラインシステム(5)と、溶融ガス化炉(4)からジェネレータガス(8)を運び去るための第2ラインシステム(7)とが設けられ、両方のラインシステム(5、7)はそれぞれの湿式スクラブ洗浄システムにつながり、ブラスト炉ガス(6)又はジェネレータガス(8)の流れは、好ましくは制御ギャップ(40)を変化させる1つ以上の制御要素(41)によって絞ることができ、スクラブ洗浄液又は冷却液(49)は回収し排出することができる。本発明によれば、ブラスト炉ガス(6)を搬送するための第1ラインシステム(5)の第1湿式スクラバーシステム(11)と、ジェネレータガス(8)を搬送するための第2ラインシステム(7)の第2ベンチュリスクラバーシステム(12)との両方が、共通の液滴分離装置(14)の中に開口している。
(もっと読む)


【課題】従来のラベル型脱酸素剤における臭気対策に関する問題を解決した、自動貼着包装に適したラベル型脱酸素剤の提供。
【解決手段】熱可塑性樹脂に鉄粉主剤の脱酸素剤組成物を分散した脱酸素樹脂層21に脱臭層23が接着されたシート状脱酸素体に、脱酸素樹脂層との接着層を貫通する通気孔25を設けることを特徴とし、該通気孔1個の大きさ(投影面積)が少なくとも0.01mm2以上であり、かつ通気孔の数が接着層の面積(投影面積)1cm2当たり1〜5000個とする。 (もっと読む)


【課題】気液接触材料の上下端からの気体のバイパスを防止し、気液接触効率を向上させる。
【解決手段】本発明は、水が滴下された気液接触材料11を気体が横向きに通過し、該気体中の汚染物質を除去するための汚染物質除去装置10であって、気液接触材料11の上端及び下端が水封されていることを特徴とし、好ましくは、気液接触材料11の上方には、開口17を有する底面16を気液接触材料11の上端に接触させた状態で上側水槽12が設けられていると共に、上側水槽12内に水を供給する給水設備13が設けられており、気液接触材料11の下方には、気液接触材料11の下端が浸漬するように下側水槽14が設けられている。 (もっと読む)


【課題】吸収塔内の燃焼排ガスの偏流を抑制し、SO2濃度の分布を小さくすること。
【解決手段】吸収塔2内のスプレノズル12の設置部より燃焼ガス流れの上流側の吸収塔側壁3の同一またはほぼ同一水平方向に複数の偏流板4を設置し、該吸収塔2の側壁3に対して下向きに設置する偏流板4を2つ以上の異なる設置角度で交互に設置することで、吸収液が単一の円筒状の水壁となって落下しなくなり、排ガスの偏流を抑制することができる。また、偏流板4のなす前記設置角度が大きい偏流板4の吸収塔中心部方向の長さを、前記設置角度が小さい偏流板4よりも長くすることで、設置角度の異なる2以上の偏流板から落下する吸収液の、吸収塔側壁3からの距離の差がより大きくなり、吸収液の分散性が向上し排ガスの偏流を抑制することができる。 (もっと読む)


水性吸収液(54)を使用する、ガスから二酸化イオウを分離する装置(50)に関する。この装置は、ハウジング(56)、開口板(64)、アウトレットボックス(68)、分配機構(66)、容器(60)、及びポンプ(58)を包含する。ハウジングは入口及び出口を有する。開口板は入口と出口との間に配置され、下方サイド、上方サイド、及び下方及び上方サイドを流動的に接続する開口を包含する。アウトレットボックスは、アウトレットボックスから排出される吸収液が、入口からのガスが開口板における開口を通過する前に、当該ガスと接触するように配置された分配機構を包含する。容器は吸収液を収容し、ハウジングと流動的に接続されている。ポンプは容器から吸収液を取り出し、導管を通って、開口板の上方サイドへ供給する。
(もっと読む)


【課題】炭気体中の酸性物質を効率的に除去でき、かつ、運転コストや装置コストも低廉で済む簡易な気体処理方法を提供すること。
【解決手段】酸を含む被処理気体をスクラバー10により中和する気体処理方法であって、スクラバー10は、アルカリ性物質を内部空間に有する複数の多孔質体が充填された処理部121を備えており、処理部121に水を注入することにより、多孔質体内部のアルカリ性物質を溶解させ、アルカリ性物質の溶解したアルカリ性水溶液が多孔質体の表面を覆うとともに、被処理気体をスクラバー10に導入してアルカリ性水溶液と接触させることにより前記被処理気体中の酸を中和する。 (もっと読む)


【課題】ポリオレフィン素材の膜を液漏れなく使用できるようにする。
【解決手段】被分離ガスと吸収液とを膜を介して気液接触させることにより被分離ガス中の特定成分ガスを上記吸収液に吸収させる工程と、それに続く上記吸収液から上記特定成分ガスを放散させる工程とを含むガス分離方法において、上記膜として、熱誘起型相分離法により製造したポリオレフィン多孔質膜を用いる。この膜は、熱誘起型相分離法により製造された後、さらに延伸加工して得られたものであってもよい。 (もっと読む)


1 - 20 / 37