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Fターム[4D047AB08]の内容

深冷分離 (3,528) | 分離、精製物 (601) | 炭化水素 (167)

Fターム[4D047AB08]に分類される特許

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【課題】燃料等に用いられるメタンと、石油化学プラント用原料等に用いられる天然ガス中の他の成分とを、これらが消費される場所にオンサイトで安定的に供給することのできる高圧天然ガスの分離方法およびそれに用いる分離装置を提供する。
【解決手段】ガスパイプライン中の高圧の天然ガスまたは都市ガスを原料とし、深冷分離により、その下部側に原料ガス中の高沸点成分を液体状態で溜め、その上部側にメタンリッチガスを溜める精留塔10と、原料ガスを冷却する熱交換器2と、熱交換器2を経由した原料ガスを冷却するリボイラー1と、リボイラー1を経由した原料ガスを断熱膨脹させる原料ガス膨脹手段(原料ガス膨脹弁3)と、精留塔上部のメタンリッチガスを熱交換器2を経由して第1の製品ガスとして外部に導出する第1製品ガス流路Mと、精留塔下部の高沸点成分を熱交換器2を経由して第2の製品ガスとして外部に導出する第2製品ガス流路Eとを備える。 (もっと読む)


【課題】液化天然ガス(LNG)タンク等から発生するボイルオフガス中の窒素濃度が変動した場合でも、そのなかから安定して窒素を除去することのできる、ボイルオフガス中の窒素除去方法と、それに用いる窒素除去装置を提供する。
【解決手段】本発明のボイルオフガス(BOG)中の窒素除去装置は、窒素ガス取出流路Tを通じて、上記精留塔10から取り出した窒素ガスの一部を、循環窒素圧縮機5,主熱交換器2,過冷却器6等を経由して、上記精留塔10の還流液として還元するための循環窒素ガス流路Rと、上記精留塔10から取り出した窒素ガスの他の一部を、LNGタンクから取り出したボイルオフガスに、その窒素濃度調整用として、混合器8等を介して添加混合するための混合窒素ガス流路Mと、を備える。 (もっと読む)


【課題】ガス状の媒体、特に水素または天然ガスを圧縮する方法であって、ガス状の媒体は、水による完全な飽和状態までの含水量を有することができ、ガス状の媒体は、液体が満たされた少なくとも1つのピストンで単段または多段式に圧縮される方法を改良して、公知の欠点を解消する。
【解決手段】液体として、圧縮されるべき媒体中に含まれている水により侵されないイオン液体、および/または低い蒸気圧の、圧縮されるべき媒体中に含まれている水により侵されない液体を用い、圧縮された媒体(2,5,8)を水分離器(D1,D2,D3,…)にかける。 (もっと読む)


【課題】 所定の濃度に濃縮した高濃度および低濃度の石炭層内メタンガスを効率よく極低温に冷却し液化するとともに分離された極低温空気を窒素ガスの再冷却に利用する省エネルギ化の実現およびCO2排出量の削減を行うのに好適なガス液化装置を提供する。
【解決手段】 極低温冷却メタンガス液化装置は、メタン用リブレット付矩形導管12および窒素用リブレット付矩形導管23をスパイラル状に接触させて配管したスパイラル式極低温冷却部11の窒素用リブレット付矩形導管23内に極低温度冷却用液化窒素13を流すことにより、当該リブレット付壁面を介して接触するメタン用リブレット付矩形導管12内を流れる石炭層内メタンガス2A,2Bを極低温に冷却し液化する。 (もっと読む)


【課題】 液化天然ガス(LNG)を生成する半閉ループシステムであって、閉ループシステムの特定の利点を開ループシステムの特定の利点と結合し、より効果的且つ効率的なハイブリッドシステムを提供する。半閉ループシステムでは、最終メタン冷却サイクルは、膨張式冷却とは対照的に、間接式熱変換を介し天然ガスストリームの大幅な冷却を提供する。
【解決手段】 本発明の天然ガスを液化する方法は、(a)主にメタン冷媒を有する間接熱交換を介し前記天然ガスを少なくとも40度Fで冷却し、それにより液化天然ガスを提供する段階、(b)前記液化天然ガスの少なくとも一部をフラッシュさせ、それにより主に蒸気部分及び主に液体部分を提供する段階、並びに(c)前記主に蒸気部分の少なくとも一部を、段階(a)で天然ガスを冷却するために用いられる前記主にメタン冷媒と結合する段階、を有する。 (もっと読む)


【課題】少ないエネルギーでLNGと個々の重質炭化水素液体生成物とを生産することができる天然ガス液化プロセスを提供する。
【解決手段】液化すべき天然ガスストリーム31を部分的に冷却し、中間圧力に膨張させて14,15、蒸留カラム19に供給する。この蒸留カラムからの底部生成物41は、液化天然ガス50の純度を下げるかもしれないメタンよりも重質の全ての炭化水素の大部分を含むのが好ましい。蒸留カラム19からの残存ガスストリーム37を圧縮して高い中間圧力とし16、加圧下で冷却して凝縮させ60、膨張させて低圧として、液化天然ガスストリームを形成させる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、液体復元及び生成の汎用性を拡張する統合NGLを有するLNG設備を提供する。
【解決手段】 例えば高位発熱量(HHV)及び/又はプロパン含有量のような種々の特性を有する液化天然ガス(LNG)及び/又は液体天然ガス(NGL)生成物を生成する重質除去/液体天然ガス復元を統合された天然ガス液化システムの効率的動作のための処理。結果として生じたLNG及び/又はNGLは2以上の市場の有意に異なる規格に適合可能である。 (もっと読む)


【課題】熱効率を向上させた天然ガス液化システム、熱回収システムを提供する。
【解決手段】(a)第1のガスタービン700を使用して第1のコンプレッサ268,256,234及び第2のコンプレッサ270,258,236を駆動し、これによって各コンプレッサ内の第1及び第2の冷媒をそれぞれ圧縮する段階と、(b)第2のガスタービン702を使用して第3のコンプレッサ及び第4のコンプレッサを駆動し、これによって各コンプレッサ内の前記第1及び第2の冷媒をそれぞれ圧縮する段階と、(c)前記第1及び第2のガスタービンの少なくとも1つから廃熱を回収する段階と、(d)前記回収された廃熱の少なくとも一部を使用して第1のスチームタービン704に動力を部分的に供給する段階と、(e)前記第1のスチームタービン704によって駆動される第5のコンプレッサ内の第3の冷媒を圧縮する段階とを含む。 (もっと読む)


【課題】熱負荷を小さくして小型で高効率な冷凍サイクル部とし、かつ、機器の配置を工夫し、たとえ既存のLNG船でも設置し得るボイルオフガス再液化装置を提供する。
【解決手段】BOG供給配管35、燃料用圧縮機33およびBOG搬送配管39を有する液化処理部5と、冷媒圧縮機9からの冷媒をエキスパンダ13によって一層低温とし、BOG搬送配管39を通るBOGを冷却する凝縮部17を有する冷凍サイクル部3と、を有するボイルオフガス再液化装置1であって、液化処理部5には、凝縮部17の上流側に、BOG搬送配管39を通るBOGとBOG供給配管35を通るBOGとの間で熱交換を行うBOGプレクーラ57が備えられ、冷凍サイクル部3には、凝縮部17の下流側に、エキスパンダ13によって駆動されるブースタコンプレッサ19と、ブースタコンプレッサ19からの冷媒を冷却する第二アフタクーラ29とを備える。 (もっと読む)


【課題】エキスパンダが望ましくない速度で運転することを避ける。
【解決手段】第1のエキスパンダ110からの流体流を受ける第2のエキスパンダ120の完全性に対して不安全な速度領域を通る遷移時間を、第2のエキスパンダ120の速度に自動的にバイアスをかけることによって制御する方法は、第2のエキスパンダの現在速度が増加しておりかつ第1の速度値より小さいか、または減少しておりかつ第2の速度値より小さいときに、第1のエキスパンダの現在速度より小さくなるように第2のエキスパンダの速度を設定するステップと、第2のエキスパンダの現在速度が増加しておりかつ第1の速度値より大きいか、または減少しておりかつ第2の速度値より大きいときに、第1のエキスパンダの現在速度より大きくなるように第2のエキスパンダの速度を設定するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】エキスパンダを望ましくない速度で運転することを避ける。
【解決手段】第1のエキスパンダ110の完全性に対して不安全な速度領域を通る遷移時間を、第1のエキスパンダ110から出力された流体流を受ける第2のエキスパンダ120の速度に自動的にバイアスをかけることによって低減する方法は、第1のエキスパンダの現在速度が増加しておりかつ第1の速度値より小さいか、または減少しておりかつ第2の速度値より小さいときに、第1のエキスパンダの現在速度より大きくなるように第2のエキスパンダの速度を設定するステップと、第1のエキスパンダの現在速度が増加しておりかつ第1の速度値より大きいか、または減少しておりかつ第2の速度値より大きいときに、第1のエキスパンダの現在速度より小さくなるように第2のエキスパンダの速度を設定するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】自動車の燃料として適正に使用することができる自動車用液化天然ガスおよびその製法を提供する。
【解決手段】メタン99mol%以上含有するとともに、エタン,プロパン,ブタンの少なくとも一つからなる高炭化水素を0.08mol%以上1mol%未満含有する自動車用液化天然ガスを燃料として使用する。この自動車用液化天然ガスは、製品液化天然ガス中の高炭化水素濃度を、炭化水素分析計24で検出し、その高炭化水素の濃度のばらつきを、精留塔3の精留条件の調節により、所定範囲内におさめることによって得られる。 (もっと読む)





天然ガスの液化又は再ガス化のための天然ガス処理施設が提供される。この施設は、天然ガスを加温し又は天然ガスを少なくとも液化温度まで冷却する主処理施設、例えば冷凍ユニットを有する。この施設は、この施設中に組み込まれた超伝導電気コンポーネントをさらに有する。超伝導電気コンポーネントには、従来型電気コンポーネントの使用により得られる電気効率と比較して施設の電気効率を少なくとも1パーセント向上させるよう超伝導物質が用いられている。超伝導電気コンポーネントは、1つ又は2つ以上のモータ、1つ又は2つ以上の発電機、1つ又は2つ以上の変圧器、開閉装置、1つ又は2つ以上の送電導体、変速駆動装置又はこれらの組み合わせであるのが良い。
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本発明は、炭化水素ガスストリームから、エタン、エチレン及びより重質の炭化水素成分を回収する方法と装置を開示する。ストリームを冷却し、低圧に膨張させ、第1分留塔に塔中間部の供給位置から供給する。蒸留液ストリームは、膨張ストリームの供給位置の下方で第1分留塔から取り出され、加熱され、第2分留塔に送られ、そこで頂部蒸気ストリームと底部液体ストリームが生成される。頂部蒸気ストリームは冷却されて凝縮し、凝縮ストリームの一部は第2分留塔に最上部フィードとして送られ、残りは第1分留塔に塔下部の供給位置から送られる。第2分留塔からの底部液ストリームは、冷却され、第1分留塔に最上部フィードとして送られる。
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メタン及び1種以上の高級炭化水素を含む天然ガス流の処理方法であって、(i)前記天然ガス流の少なくとも一部を水蒸気と混合する工程と、(ii)前記混合物を150〜300℃の範囲の吸気口温度で貴金属担持改質触媒に断熱的に通し、メタン、水蒸気、二酸化炭素、一酸化炭素、及び水素を含む改質ガス混合物を生成する工程と、(iii)前記改質ガス混合物を露点以下に冷却して水を凝縮し、前記凝縮物を除去して脱水改質ガス混合物を供給する工程と、(iv)前記脱水改質ガス混合物を、酸性ガス回収装置に通し、二酸化炭素、並びに前記水素及び一酸化炭素の少なくとも一部を除去し、それによってメタン流を生成する工程と、を含む、天然ガス処理方法が記載されている。前記メタン流は、燃料として使用してもよく、又は輸送若しくは貯蔵のために液化してもよい。また、あるいは、前記メタン流を、気化させたLNG流を含む天然ガス流の組成を調節してパイプライン仕様に合わせるために用いることもできる。
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【課題】選択量の軽質炭化水素ガスを液化するための軽質炭化水素ガス液化プロセスを効率的且つ経済的に設計する方法、構築する方法又は運転する方法を提供する。
【解決手段】本方法は、初期量の軽質炭化水素ガス59を液化するための軽質炭化水素ガス液化開始列15及びプロセスに対する軽質炭化水素ガスの最大量まで選択された追加量の軽質炭化水素ガス159,259を液化するための該軽質炭化水素ガス液化開始列に対する1段以上の任意の後続モジュール式拡張段115,215を含む。開始列は、軽質炭化水素供給ガス前処理設備、冷媒圧縮設備、極低温熱交換設備、アクセス設備、他の液化設備、液化製品貯蔵及び搬送設備などの設備を含む。これらの設備の少なくとも一部は、共用設備として用いられ、このような共用設備の使用は、後続の拡張段又はモジュールをプラント全体の容量を増加させるように構築させ得る。 (もっと読む)


酸性ガス除去システム(AGRS)と、硫黄成分除去システム(SCRS)を含む、生ガス流から酸性ガスを除去するためのシステム。酸性ガス除去システムが、サワーガス流を受け取り、これを主にメタンから構成されるオーバーヘッドガス流と、主に二酸化炭素から構成される底部酸性ガス流に分離する。硫黄成分除去システムは、酸性ガス除去システムの上流または下流のいずれかに設置される。SCRSはガス流を、受け取り、ガス流を、硫化水素を含む第1の流体流と、二酸化炭素を含む第2の流体流に全般的に分離する。SCRSがAGRSの上流にある場合、第2の流体流もまた主にメタンを含む。SCRSがAGRSの下流にある場合、第2の流体流は、主に二酸化炭素である。様々な種類の硫黄成分除去システムを利用することができる。
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