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Fターム[4D064BM04]の内容

Fターム[4D064BM04]に分類される特許

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【課題】凝集エレメントの凝集力を低下させることなく、微細水粒子の捕集効率を上げる。
【解決手段】凝集エレメントは、繊維60を集合させた不織布からなる。この繊維60は、繊維60の長手方向に対して直交方向外側に向かって延びるとともに、繊維60の長手方向に沿って延びる腕部61を備え、この腕部61は、繊維60の周方向に沿って3個以上配置されている。これによると、繊維界面長(繊維と水粒子の接触部長さ)は、従来の断面が円形の繊維を用いた場合と略同等になるため、凝集力も従来と略同等になる。また、繊維60に向かって燃料が流れる際の抵抗が小さくなり、それにより燃料流れの拡がりが小さくなるため、捕集可能幅が大きくなり、ひいては単一繊維捕集効率が高くなる。 (もっと読む)


【課題】燃料中に分散する水分の捕捉性能、排出性能を改善する。
【解決手段】燃料フィルタ装置10は、水分捕集器50を備える。水分捕集器50は、繊維集合体51を備える。燃料が、繊維集合体51を通過する際に、水分は繊維に捕捉され、凝集して水滴となり容器20内に沈降する。支持部材52の下板55は、傾斜面を有している。繊維集合体51に捕捉された水滴は、傾斜面によって出口へ案内される。さらに、傾斜面は、繊維集合体51を圧縮し、入口側に高密度部が位置し、出口側に低密度部が位置する繊維密度の分布を与える。この結果、燃料の流れ方向に沿って水滴が成長するにつれて繊維の隙間が大きくなる。この結果、水分の捕捉、凝集を促進でき、繊維集合体51からの分離を促進することができる。 (もっと読む)


【課題】 搭載スペースの省スペース化を図り、また、金属イオンの除去効率の向上を図ることを課題とする。
【解決手段】 コモンレール式燃料噴射システムにおいては、燃料タンクからエンジンへ燃料を供給する燃料供給システムに金属イオン除去フィルタ6が搭載されている。金属イオン除去フィルタ6は、供給配管の燃料流方向の上流端(燃料吸い込み口)に接続されている。具体的には、金属イオン除去フィルタ6が、燃料タンクの燃料貯留室に貯蔵されている燃料中に浸漬されている。そして、フィルタケース8のインレットポートおよびアウトレットポートには、燃料タンクの燃料貯留室に貯蔵されている燃料中に含まれる金属イオンを取り除くことが可能な多数のイオン交換樹脂ビーズ7、およびイオン交換樹脂不織布11、12が設置されている。 (もっと読む)


【課題】この発明は、燃料フィルタのブラケットヘの組付精度を向上させ、燃料フィルタをブラケットを介して安定して配置することを目的とする。
【解決手段】この発明は、取付部及び接続部を備え燃料フィルタをエンジンルーム内に配置し、車体に被取付部を備えるブラケットを取り付け、取付部と被取付部とを互いに嵌合する状態に位置させ、この位置から取付部をストッパが働く位置まで鉛直方向へ移動させることによって燃料フィルタのブラケットヘの取り付けが完了する燃料フィルタの取付装置において、ブラケットを、被取付部を備える縦壁部とその下端部から水平方向に延びる水平部とを備えるL字形状に形成し、水平部に電気配線のコネクタ部を取り付け、燃料フィルタをブラケットの縦壁部に沿って鉛直方向下向きに移動させた場合、ストッパが作用する位置で燃料フィルタの接続部がコネクタ部に接続されるようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】水位を検出するための検出手段の設定位置の自由度を向上することが可能な水分捕集器を提供すること。
【解決手段】水分捕集器を備える燃料フィルタ装置1のハウジング10内には、下部空間10bに貯留された水に浮いて水位面WLに応じて変位するフロート弁体15が配設されており、貯留水位が排水が必要な所定水位となったときに、下部端板25の弁座252に着座して燃料通路の通路断面積を絞り、下流側の燃料圧力を減少させて、ダイヤフラムポンプ装置60のノブ65を下方に変位させる。 (もっと読む)


本発明は、流体入口及び流体出口の形の流体連結部を有しフィルタエレメントを収容できるフィルタハウジングを含む濾過装置に関する。濾過中、流体はフィルタエレメントの濾材を通って、フィルタキャビティを囲む濾材の未濾過側から濾過済側へ流れる。濾材の一方の側が水分離装置及び分離された水のための分離ゾーンを有し、フィルタエレメントがフィルタキャビティに対する流体連結部を形成する通路と分離ゾーンの方向で開放した水通路を有する。フィルタエレメントがフィルタハウジングのエレメントリテーナ上に固定され、集水空間に連結され得る。少なくとも流体誘導装置の一部としてアダプタ部分を備え、その内部で、互いに分離された流体経路が形成され、これらの流体経路のうち、第1流体経路は通路を介してハウジングの流体連結部からフィルタエレメントの内部フィルタキャビティまで通じ、第2の流体経路はそれぞれの水通路を集水空間に連結する。
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本発明は、フィルタ収容坩堝(2)及びフィルタハウジングカバー(3)を有するフィルタハウジング(4)と、フィルタハウジングに配置される環状フィルタ要素(5)とを備え、フィルタ要素は下端円盤(9)に軸方向に突出したピン(10)を有し、濾過装置(1)が組み立てられたときに、かかるピンによって、フィルタ要素がフィルタ収容坩堝側で導管(11)に係合する濾過装置(1)、特に、オイル濾過装置または燃料濾過装置に関する。本発明によれば、濾過装置(1)が組み立てられたときに、環状フィルタ要素(5)の内側チャンバー(6)に係合する管状のドーム(13)がフィルタ収容坩堝(2)に設けられること、及び、その輪郭が環状フィルタ要素(5)に設けられたガイド要素(15)と協働するガイド輪郭(14)が管状のドーム(13)の自由端に設けられることは不可欠である。それ故に、組み立てを容易にすることができる。 (もっと読む)


【課題】水分捕集フィルタエレメントを大きくしないで、長寿命化しつつ水分捕集能力の低下を抑えることができる水分捕集フィルタエレメントを備える水分捕集器を提供する。
【解決手段】水分捕集器1は、親水性の繊維の集合体からなり、燃料中の水粒子を捕集する水分捕集フィルタエレメント10であって、燃料中の固形異物が通過可能な平均孔径を有する水分捕集フィルタエレメント10と、水分捕集フィルタエレメント10内に配置され、水分捕集フィルタエレメント10において燃料が通過する流路11を形成する形成部材25(251〜253)と、を備え、形成部材25(251〜253)は、水分捕集フィルタエレメント10において燃料が流路11に流入する流入部12と、水分捕集フィルタエレメント10において燃料が流路11から流出する流出部13とを直線で結ぶ燃料の流れを遮断して、流路11を直線の距離よりも長い流路11として形成している。 (もっと読む)


内部空間がフィルタ壁によって燃料用の入口流路および出口流路がそれぞれ開口する2つの独立したチャンバに分割されている外側筐体と、筐体の内部に取り付けられ、保護用ボディの内部に収容されていると共に制御回路に接続されている少なくとも1つのヒータと、少なくとも1つの温度センサとを備え、少なくとも1つの温度センサが、保護用ボディの外部に設置されていると共に、センサによって記録された温度に基づいてヒータ装置を管理する制御回路に接続されているディーゼル内燃機関用の改良されたフィルタ群を提供する。
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フィルタから空気を抜く方法が開示され、これにより使用済みフィルタの出口が未使用のフィルタの入り口に接続され、使用済みフィルタが逆さにされる。その後、使用済みフィルタの配水管が開放されて、空気が使用済みフィルタに入り、流体が使用済みフィルタの清潔な側から未使用のフィルタへと排出されるようになる。 (もっと読む)


【課題】燃料中に分散する水分の捕捉性能、排出性能を改善する。
【解決手段】燃料フィルタ装置10は、水分捕集器50を備える。水分捕集器50は、繊維集合体51を備える。燃料が、繊維集合体51を通過する際に、水分は繊維に捕捉され、凝集して水滴となり容器20内に沈降する。支持部材52の下板55は、傾斜面を有している。繊維集合体51に捕捉された水滴は、傾斜面によって出口へ案内される。さらに、傾斜面は、繊維集合体51を圧縮し、入口側に高密度部が位置し、出口側に低密度部が位置する繊維密度の分布を与える。この結果、燃料の流れ方向に沿って水滴が成長するにつれて繊維の隙間が大きくなる。この結果、水分の捕捉、凝集を促進でき、繊維集合体51からの分離を促進することができる。 (もっと読む)


【課題】一方向弁を用いることでリターン通路の構成を簡略化することができる燃料供給装置を提供する。
【解決手段】燃料タンク9より低い位置に配設されたアウトタンク式の燃料ポンプ20から、気泡を燃料タンク9に戻すリターン通路(上側リターン通路100、下側リターン通路101)に、一方向弁ユニット30を取り付ける。上側リターン通路101の上側端部を、燃料タンク9の底部に形成されたリターン側開口9bに接続する。一方向弁ユニット30に、傘部42および支持部41からなるアンブレラバルブ40を適用する。燃料ポンプ9側から圧力を受けた場合にのみ、傘部42が変形してリターン通路が連通するように構成する。上側供給通路200と下側供給通路201との間にプレフィルタ50を配設する。プレフィルタ50の上流側に、流量を任意に調整可能なコック60を配設する。 (もっと読む)


本発明は、フィルター室で、清浄室と非清浄室とを分離する少なくとも1つのフィルター本体を有するフィルター装置(2)と、清浄燃料や外部媒体を用いてフィルター本体を逆洗するための逆洗装置と、清浄室と連絡するように接続されるシリンダ室に、ストローク調整可能に配置されるピストンを有する補償装置(4)と、を備える、内燃機関用の、特に、例えば船舶用ディーゼル機関などの大型ピストンエンジン用の液体燃料を濾過するための濾過装置(1)に関するものである。ハウジング(5)が一体型の本体(27)の中にフィルター室及びシリンダ室を有している場合には、コンパクト且つ安価な設計を達成することができる。
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【課題】交換を要するほどにフィルタの目詰まりが進行した状態において、内燃機関が出力低下状態になることの回避を図った燃料濾過装置を提供する。
【解決手段】燃料中の異物を濾過するフィルタとして、2つのフィルタ(第1フィルタ31及び第2フィルタ32)を備える。そして、第1フィルタ31が配置される第1流通経路30aと第2フィルタ32が配置される第2流通経路30bとを並列配置させ、第2流通経路30bのうち第2フィルタ32の下流側部分にバルブ33(流路切替手段)を設ける。これにより、第1フィルタ31が目詰まりしていない通常時には、バルブ33が閉じることにより、第1フィルタ31へ燃料を流通させるとともに第2フィルタ32への流通を遮断し、第1フィルタ31の目詰まり発生時には、バルブ33が開放作動することにより、第2フィルタ32へ燃料を流通させる。 (もっと読む)


【課題】 マルチホールフィルタ(MHF)9で捕捉された異物が細孔13を塞いだ場合でも、MHF9の上流と下流との差圧によりMHF9が破損することを抑制する。
【解決手段】 MHF9の中にボール14〜16を収納することにより、MHF9に捕集された異物が細孔13を塞いだ場合でも、細孔13を塞いだ異物や、MHF9内を浮遊している異物を、MHF9内を不規則に移動するボール14〜16により粉砕できる。また、フィルタ装置を収容する燃料導入通路6よりも燃料流方向の下流側の燃料導入通路41の通路断面積を、ボール14〜16の直径よりも小さくしている。これにより、仮にMHF9が破損した場合でも、MHF9よりも下流側の燃料導入通路41を、ボール14〜16により塞ぐことができるので、MHF9よりも下流側に設けられる、インジェクタの摺動部や弁部に異物が流れ込まなくなり、インジェクタの全量噴射を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】燃料に含まれる金属イオンを除去する金属イオン除去装置において、金属イオンの除去工程を効率化する金属イオン除去装置を提供する。
【解決手段】金属イオン除去装置1は、燃料に含まれる陽イオンを引き寄せる陰極62と、燃料に含まれる陰イオンを引き寄せる陽極63と、燃料に含まれる金属イオンを捕捉する金属イオン除去部64とを備える。そして、陰極62は、金属イオン除去部64により包囲されている。これにより、金属イオンは、陰極62および金属イオン除去部64の方に引き寄せられて移動するため、金属イオン除去部64に近づくにつれて濃度が高まる。このため、金属イオンを、金属イオン除去部64によって捕捉しやすくなるので、金属イオンの除去工程を効率化することができる。 (もっと読む)


【課題】従来に比して燃料フィルタ周囲の複数の燃料流路を整然とした配置構成とすることが可能な燃料フィルタを提供する。
【解決手段】燃料フィルタ10では、第2燃料供給路52が接続される燃料流出路および第1戻り燃料流路55が接続される戻り燃料流入路の外部への開口がフィルタヘッド20に対して略同一方向に配設され、また、第1燃料供給路51が接続される燃料流入路および第2戻り燃料流路56が接続される戻り燃料流出路24の外部への開口がフィルタヘッド20に対して略同一方向に配設される。そして、フィルタヘッド20を車体フレーム9の所定部位に取り付けたときに、前記燃料流出路および前記戻り燃料流入路の開口が車体フレーム9の所定部位と近接し、第2燃料供給路52および第1戻り燃料流路55が車体フレーム9の所定部位を貫通した状態で前記燃料流出路および前記戻り燃料流入路にそれぞれ接続される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、装置が備える燃料タンク内にごみなどの不純物が溜まることを抑制できる燃料供給装置を提供する。
【解決手段】燃料供給装置20は、燃料Fを移動可能なポンプ装置30と、ポンプ装置30によって流動する燃料Fを濾過する濾過装置40とを備える。 (もっと読む)


【課題】燃料中の金属成分をより確実に除去可能にする。
【解決手段】イオン交換により金属イオンを吸着するイオン交換体11を、燃料を流通させる燃料経路(例えば燃料フィルタ7内)に水没した状態で配置する。これによると、イオン交換体11の周囲に水が存在するため、燃料がイオン交換体11の周囲を通過する際に、燃料に含まれる金属成分が確実にイオン化される。したがって、イオン交換により燃料中の金属成分をイオン交換体11に吸着させて、燃料中の金属成分を確実に除去することができる。 (もっと読む)


本発明は、フィルタハウジング(4)内に配置されて半径方向に未処理側(5)から清浄側(6)に流れが通り抜けるフィルタエレメント(7)を含む自動車の内燃機関(2)用の燃料フィルタ(3)に関するものである。上記燃料フィルタ(3)は、第1の水分離器(8)を含む。本発明は、上記燃料フィルタ(3)が、第1の水分離器(8)に直列に接続された、スムーズな流れを生じる第2の水分離器(11)を含むことを特徴とする。燃料は、燃料供給システム(1)中に存在する、または生じる圧力差によって、第2の水分離器(11)から放出され、放出された量の燃料は、燃料フィルタの未処理側(またタンク)に再循環される。
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