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Fターム[4D076AA07]の内容

蒸発、蒸留、凝縮、昇華、コールドトラップ (11,371) | 被処理物、回収物、回収部位 (1,769) | 被処理物の性状 (226) | 反応性物、熱により変質し易い物質 (62)

Fターム[4D076AA07]に分類される特許

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【課題】 (メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸エステルなどの易重合性化合物を蒸留する際に一般に用いられている無堰多孔板塔は、分離精製される液が飛沫となって蒸気に含まれ、その結果 蒸留塔の留出液に分離精製されるべき成分が留出してきて、分離性能が低下するという問題があった。
【解決手段】 無堰多孔板塔の塔頂部より取り出した留出液の一部を還流液として該塔に戻す際に、該還流液の供給位置より下部であって塔頂部に近く、原料供給段より上部の多孔板1段の間隔の1/2以上に相当する箇所に、無堰多孔板の代わりに充填物を設置することを特徴とする無堰多孔板塔を用いて、易重合性化合物を蒸留することにより、飛沫同伴を抑制し、かつ、重合物が生成するのを抑制、防止することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 遠心式薄膜真空蒸発装置に要求される条件を満たした高温の蒸気を、遠心式薄膜真空蒸発装置から排出される熱を利用して得ることにより、熱効率を改善させて省エネルギーでの運転を実現することのできる、新規な遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置並びにその運転方法の開発を技術課題とした。
【解決手段】 遠心式薄膜真空蒸発装置1から排出される熱を、熱媒体に取り込むことにより、加熱部40に供給される蒸気Sを生成する蒸気発生装置10の熱源として供することができるように構成されていることを特徴として成る。 (もっと読む)


【課題】 特に40℃以下での加熱を実現するとともに、加熱部内の蒸気から被処理物への熱移動が行われない場合であっても、加熱部への蒸気供給を安定して行うことのできる、新規な遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置並びにその運転方法の開発を技術課題とした。
【解決手段】 原料供給面31aに供給された原料液L0が、蒸発板31上を移動する過程で蒸発板31から熱を受けることにより、揮発性成分が蒸発して濃縮され、その後、濃縮液L1がペアリングチューブ6によって外部に排出されるように構成された遠心式薄膜真空蒸発装置1が具えられた装置において、加熱部40と加熱部40内の減圧を担う真空ポンプP3との間に、加熱部40内に供給された蒸気Sの凝縮水Dを外部に排出するためのドレン排出手段が具えられていることを特徴として成る。 (もっと読む)


【課題】計装機器接続用配管内における固形物の付着を抑制でき、計装機器の誤指示を防止し、長期安定運転が可能な蒸留塔及び蒸留装置を提供する。
【解決手段】本発明の蒸留塔10は、被蒸留液の蒸留の際に塔底部に溜まった塔底液を、リボイラを介して循環させる蒸留塔10において、蒸留塔10の側面に、リボイラにて加熱された塔底液を蒸留塔10内部に導入する塔底液導入用配管11と、計装機器に接続される計装機器接続用配管12とが、蒸留塔10内部と連通するように設けられ、計装機器接続用配管12の一方の端部は、蒸留塔10内部に配置されていると共に、端部の開口部12bが蒸留塔10の中心軸に向かないように屈曲または分岐している。 (もっと読む)



【課題】エチレン性不飽和モノマーの製造、精製、取扱又は貯蔵の間のモノマーの重合を抑制する方法の提供。
【解決手段】対象エチレン性不飽和モノマーの製造、精製、取扱及び貯蔵に際し、銅含有金属を含む装置を用いて、酸素の存在下に、モノマー、例えばアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルの製造、精製、取扱及び貯蔵の間に使用される装置内のポリマー汚染になる、望ましくない重合を抑制する。 (もっと読む)


【課題】温度により固化する成分を含む溶液から回収した成分の再利用をより図る。
【解決手段】溶液回収装置40は、酸素の非存在下及び所定の固化温度以上で固化反応が進行する含浸剤と含浸剤を溶解する溶媒とを含む溶液を分離部41へ収容し、分離部41に収容された溶液へ空気(酸素)を供給すると共に、分離部41の内部空間を減圧し、攪拌部42により溶液を攪拌しながら熱交換部43により溶液の温度を所定の固化温度を下回る所定の分離温度範囲となるよう調整し、溶液に含まれる溶媒を気化させ、気化した溶媒を主水回収部51及び副水回収部61により冷却して回収する。このように、酸素を供給しながら所定の分離温度範囲で減圧して含浸剤と溶媒とを分離することにより、含浸剤の固化を防止する。 (もっと読む)


方法において、液体混合物流の一部が蒸発されて、蒸気の流れおよび液体の減損流を生成する。蒸気は、蒸気から1つまたは複数の成分を発熱吸収するようになされたブラインに案内され、熱が除去されて、少なくとも熱の流れ、および1つまたは複数の成分内で濃縮されたブラインの流れを作り出す。前に引き出された熱が伝達されて、蒸発を推進させる。このような熱伝達は、気体状態から液体状態への作動流体の相変化に関連している。熱の除去は、液体状態から気体状態への作動流体の相変化を伴なう。液体状態では、作動流体は、重力、対流およびウィッキングの1つまたは複数によってのみ流れる。気体状態では、作動流体は、拡散および対流の1つまたは複数によってのみ流れる。
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【課題】本発明は、低温で蒸留することで風味や香に優れ、複数の異なる蒸留液や濃縮物に分離できる低温蒸留分離装置及びその分離方法の提供を目的とする。
【解決手段】減圧低温加熱槽と、当該減圧低温加熱槽から発生した一次溜出蒸気を旋回分離する旋回分離槽と、旋回分離槽の上部から溜出した二次溜出蒸気を冷却凝縮する冷却凝縮器と、当該冷却凝縮器にて凝縮された蒸留液を貯留する蒸留液槽とを備えたことを特徴とする。これにより、旋回分離槽の上部から溜出した軽い二次溜出蒸気を冷却凝縮器にて冷却凝縮して得た蒸留液と、旋回分離槽の下部に流下したコンク液と、減圧低温加熱槽の底部に残った濃縮物とに分離回収することができる。 (もっと読む)


本発明は、装置内で精製を行う不飽和化合物の精製方法であって、当該装置が少なくとも2つの蒸発器を有し、かつこれらの蒸発器は前記不飽和化合物の一部が1つの循環に送られるように接続されており、この際に第一の蒸発器で凝縮された蒸発物が単離され、かつ第二の蒸発器で凝縮された蒸発物が第一の蒸発器に導入される方法に関し、本方法は、凝縮された蒸発物を第一の蒸発器で精製すべき混合物から単離する質量流量が、凝縮された蒸発物を第二の蒸発器から第一の蒸発器に導入する質量流量よりも少ないことを特徴とする。さらに本発明は本方法を実施するための装置を記載し、当該装置は少なくとも3つの蒸発器を有し、これらの蒸発器は、第一の蒸発器の液相に残る残留物を、第二の蒸発器に導入することができ、第二の蒸発器の凝縮された蒸発物を第一の蒸発器に、及び第二の蒸発器の液相に残る残留物を第三の蒸発器に導入することができ、かつ第三の蒸発器の凝縮された蒸発物を、第二の蒸発器に導入することができるように、相互に接続されている。
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【課題】ドープ切り替え時に、ドープ製造設備などから排出される廃棄物から、溶媒を効率よく抽出する。
【解決手段】ドープ製造設備10は、TAC300と溶媒301とを含むドープ306を調製する。ドープ306の組成と異なる新たなドープを作る場合には、制御部29により、ポンプ21、31を停止し、弁26a、28aを閉位置にし、ホッパ27からのTAC300の供給を停止した後、ドープ製造設備10をなす各装置に洗浄液310を導入する。各装置内に残留するドープ306を洗浄液310とともに、廃液320として排出される。脱溶媒装置43に設けられた乾燥加熱室51では、廃液320の液面が減率乾燥状態となるまで、乾燥気体400中で廃液320を加熱する。湿潤加熱室52では、湿潤気体410中で廃液320を加熱する。 (もっと読む)


【課題】易重合性物質含有物の重合を防止しながら、易重合性物質を精製する方法に関する。
【解決手段】易重合性物質含有物を、再沸器を備える蒸留塔を用いて精製、分離する際に、前記蒸留塔と前記再沸器との間の連結管における蒸気の線速度を毎秒20〜60mでかつ滞留時間を3秒以下とすることを特徴とする易重合性物質含有物の精製方法。 (もっと読む)


【課題】半導体製造装置に腐食性ガスを供給する際に,ガスフィルタでは除去できない揮発性金属成分の混入を防止する。
【解決手段】半導体製造装置(例えば熱処理装置110)にガス供給流路220を介して腐食性の高いガスを供給可能なガス供給システムであって,ガス供給流路220に設けたガスフィルタ240と,ガス供給流路220のガスフィルタ240の配設位置よりも下流側に設けられ,ガス供給流路220を流通するガスに含まれる揮発性金属成分を液化させて除去する金属成分除去器250とを設けた。 (もっと読む)


従来のシステムほどのエネルギーを必要としない、効率的な浄水システムが提供される。本システムでは、原水の蒸発および凝縮で最大の効率を確保するため、システム全体の数多くの箇所で廃エネルギーが再利用される。本装置はソーラーパネル、風力タービン、12VのDC電源、110VのAC電源、220VのAC電源、または事実上利用可能なエネルギー源によって稼働してもよい。本装置は拡張可能であり、持ち運び可能になるように、非常に小さく製造されることもできる、または、実質的にいかなる適用形態にも適合するように、非常に大きく製造されることもできる。それにより、汚水または塩水が清潔な飲料水の供給源となりうる。 (もっと読む)


ジクロロヒドリンと、ジクロロヒドリンのエステル、モノクロロヒドリンおよび/またはそのエステルならびにポリヒドロキシ脂肪族炭化水素化合物および/またはそのエステルから選択される1種以上の化合物と、所望により水、塩素化剤、触媒および/または触媒のエステルを含む1種以上の物質とを含む混合物からジクロロヒドリンを回収する方法および装置を開示する。該混合物は、1工程で該混合物からジクロロヒドリンを含む低沸点留分を分離するために該混合物を蒸留または分留する間にジクロロヒドリンを回収するためにストリッピングされる。利点としては、所与の蒸留塔についてのジクロロヒドリンのより効率的な回収、重質副生成物の形成を助長する条件の回避による廃物の減少、および回収装置における低下された資本投資の低減が挙げられる。 (もっと読む)


【課題】トラップ入口の目詰まりを防止してトラップのメンテナンス頻度を少なくしたトラップ装置及びこれを用いた真空蒸着装置を提供する。
【解決手段】真空室からの排気経路に接続され排気ガス中に含まれる気化物質を凝縮させて捕捉するトラップ装置であって、気化物質が流入する流入口2と、排気ガスが流出する流出口4と、流入口から流出口に至るトラップ経路Tとを備え、トラップ経路を2個以上の分割経路S1、S2に分割したとき、各分割経路のコンダクタンスが流入口2側から次第に小さくなっている。 (もっと読む)


【課題】液状有機物質中の微量不純物を効率的に除去することにより、除去時間の短縮を図るようにした液状有機物質の精製方法を提供すること。
【解決手段】水蒸気導入部位を接液面内に有する反応容器であって、前記水蒸気導入部位が、端部に第1開口部を持つ管状構造を有すると共に、尖端に第2開口部を有するテーパー構造部位を、該尖端が第1開口部側に位置するように該管状構造内部に同心状に配設されており、かつ、該管状構造の側面であって、前記テーパー構造部位と該管状構造との接合部よりも第1開口部に近い位置に第3開口部を有する反応容器内で、液状有機物質に対して前記水蒸気導入部位から水蒸気を吹き込み乍ら該液状有機物質の精製を行うこと。 (もっと読む)


【課題】高温では成分に分解が生じたり、あるいは、析出して再利用できなくなってしまうような溶液であっても、濃縮し、再利用可能とすることができる溶液の蒸発濃縮装置を提供する。
【解決手段】外部に対して閉鎖され、内部で気流が循環する気流循環経路と、気流循環経路内に気流を循環させる気流循環手段とを有し、かつ、気流循環経路に、
気流に対して要濃縮処理溶液を接触させ、溶液中の水分を蒸発させて濃縮された溶液を回収する水分蒸発手段、水分蒸発手段からの水蒸気を含む気流中の溶液ミストを気流から分離し回収する溶液ミスト分離手段、ミスト分離手段からの溶液ミストが分離された水蒸気を含む気流を冷却して水蒸気を液化して取り除く冷却手段、及び、冷却手段からの冷却された気流中の水分ミストを気流から分離し回収する水分ミスト分離手段をこの順に備えた溶液の蒸発濃縮装置 (もっと読む)


【課題】市販有機酸クロライドを精製して高純度品を得る製造方法を開発する。
【解決手段】式1で示される分子内に不飽和基を有する有機酸クロライドに、有機アミンを加えて蒸留することにより分子内に不飽和基を有する高純度有機酸クロライドを製造することができる。有機アミンとしてはヘキサメチレンテトラミンを好適に用いることができ、また本方法はメタクリル酸クロライドやアクリル酸クロライドに特に好適に適用できる。分子内に不飽和基を有する有機酸クロライドと有機アミンを混合して後、直ちに、又はしばらく室温から80℃に加温して反応させてから、酸クロライドの沸点に合わせて常圧、及び、減圧蒸留すると好適な結果が得られる。 (もっと読む)


【課題】減圧濃縮のための効率的な装置および効率的な方法を提供する。
【解決手段】
減圧チャンバ2と、減圧チャンバ2内に配置され、乾燥させようとするサンプルが入った容器を収容する収容部を備えている遠心ロータ3と、遠心ロータ3を駆動する駆動モータ6と、減圧チャンバ2に接続された真空ポンプ15と、減圧チャンバ2内のサンプルの温度を調節する温度調節装置8と、減圧チャンバ2内の圧力を検出する圧力センサ17と、駆動モータ6、真空ポンプ15、温度調節装置8、および圧力センサ17へと接続され、減圧チャンバ2内の圧力センサ17によって検出される圧力によって減圧濃縮の終了点の検出を行い、終了点であると判断された場合に減圧濃縮を終了させる制御評価装置18を備える。 (もっと読む)


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