説明

Fターム[4F071FB01]の内容

Fターム[4F071FB01]に分類される特許

141 - 160 / 462


【課題】 プロトン伝導性、機械的強度、水に対する形状・寸法安定性のいずれにおいても優れた高分子電解質膜、該高分子電解質膜を構成する高分子電解質、該高分子電解質膜を用いた膜電極接合体および燃料電池を提供する。
【解決手段】 下記セグメントAと下記セグメントBとから構成され、各セグメントがB−A−Bの順に配列したトリブロック共重合体からなる高分子電解質であって、前記トリブロック共重合体中における前記セグメントAの重量分率Wが0.05<W<0.5である高分子電解質。
セグメントA:ガラス転移温度が40℃以下であるイオン伝導性セグメント
セグメントB:ガラス転移温度が70℃以上である非イオン伝導性セグメント (もっと読む)


【課題】製塩に用いられる陽イオン交換膜について、従来使用されている膜と比較し、電気抵抗を増加させずに、濃縮性能を向上させ、且つ機械的強度を向上させる。
【解決手段】高分子フィルム基材に陽イオン交換基を結合させてなる陽イオン交換膜において、該高分子フィルム基材として、超高分子量ポリエチレンフィルムを融点付近まで加温し一部溶融させ、前記加温条件下で前記フィルムが収縮しない程度に厚み方向に加圧することにより得られるフィルムを用いることを特徴とする製塩用陽イオン交換膜、及びその製造方法。前記により処理したフィルムに、電離放射線を照射することにより、該フィルム中にラジカルを発生させ、陽イオン交換基を導入可能な官能基を有する重合性単量体単独、又は該重合性単量体及び架橋性単量体の重合性混合物を用いてグラフト重合を行うことにより得られたフィルムを用いる。 (もっと読む)


【課題】
PEFCやDMFCの実用化のために安価で、イオン伝導度が高く、かつ、優れた耐水性を有するために水中での面積方向の寸法変化小さい電解質膜を作製し、高出力,高耐久性の固体高分子形燃料電池を提供することである。
【解決手段】
主鎖及び側鎖にイオン交換基を含有しないまたはイオン交換基当量重量が親水性セグメントのイオン交換基当量重量よりも大きい疎水性セグメントのガラス転移温度が、イオン交換基を含有する親水性セグメントのガラス転移温度に対して、実質的に同じまたは高いブロック共重合体を用いて、さらにそのブロック共重合体における疎水性セグメントが特定の平均分子量を有する場合に、イオン伝導度が高く、かつ、水中での面方向の寸法変化が小さい電解質膜が得られることがわかり、本発明に至った。 (もっと読む)


【課題】厚さが薄くても強度が高く、含水時の寸法安定性に優れ、抵抗の低い電解質膜、当該電解質膜の製造方法、出力が高く耐久性に優れる固体高分子形燃料電池用膜電極接合体を提供する。
【解決手段】不織布で補強されたイオン交換樹脂を主成分とする固体高分子形燃料電池用電解質膜であって、前記不織布は、平均繊維径が0.01〜6μmのポリプロピレンの繊維からなり、かつ、目付量が1.0〜4.0g/mであり、片面又は両面の最外層として、前記イオン交換樹脂と同じでも異なっていてもよいイオン交換樹脂からなる補強されない層を有し、前記補強されない層の総厚みが2〜10μmであり、前記固体高分子形燃料電池用電解質膜全体の厚みが10〜20μmであることを特徴とする固体高分子形燃料電池用電解質膜。 (もっと読む)


【課題】プロトン伝導性が十分高く、かつ吸水線膨張が小さい高分子電解質膜を提供する。
【解決手段】式(1)によって定義され、小角X線回折装置を用いて測定される膜面方向の周期長Lが52.0nmから64.9nmの範囲にあることを特徴とする高分子電解質膜。
L=λ/(2sin(2θ/2)) (1)
(ここで2θiは膜面方向の散乱角、λ1は膜面方向の散乱角を測定する場合のX線の波長を表す。)
式(2)によって定義され、小角X線回折装置を用いて測定される異方性kが0.295〜0.440の範囲にある前記記載の高分子電解質膜。
k=(2θi/λ1)/(2θz/λ2) (2)
(ここで2θi、2θzはそれぞれ膜面方向及び膜厚方向の散乱角、λ1、λ2はそれぞれ膜面方向及び膜厚方向の散乱角を測定する場合のX線の波長を表す。) (もっと読む)


【課題】従来よりも寸法安定性、機械的強度及び耐熱性に優れた高分子電解質膜を提供する。
【解決手段】ポリプロピレンを1質量%以上含有するポリオレフィン組成物を含み、空孔率10%〜90%、膜厚0.1μm〜50μm、空孔の孔径0.03μm〜5μmであるポリオレフィン微多孔膜と、前記ポリオレフィン微多孔膜の前記空孔に充填され、イオン交換容量が0.5〜3.0ミリ当量/gの高分子電解質と、を含む高分子電解質膜。 (もっと読む)


【課題】イオン伝導性、特に膜厚方向のイオン伝導性に優れる高分子電解質膜を提供する。
【解決手段】式(1)によって定義され、小角X線回折装置を用いて測定される膜面方向の周期長Lが52.0nm未満であることを特徴とする高分子電解質膜。
L=λ/(2sin(2θ/2)) (1)
(ここで2θiは膜面方向の散乱角、λ1は膜面方向の散乱角を測定する場合のX線の波長を表す。)
式(2)によって定義され、小角X線回折装置を用いて測定される異方性因子kが0.440を超える前記記載の高分子電解質膜。
k=(2θi/λ1)/(2θz/λ2) (2)
(ここで2θi、2θzはそれぞれ膜面方向及び膜厚方向の散乱角、λ1、λ2はそれぞれ膜面方向及び膜厚方向の散乱角を測定する場合のX線の波長を表す。) (もっと読む)


【課題】本発明は、プロトン伝導性及び高温での安定性を向上させることが可能なナノファイバー、該ナノファイバーを含む電解質膜、該電解質膜を有する膜電極接合体及び該膜電極接合体を有する燃料電池を提供することを目的とする。
【解決手段】ポリイミドを含むナノファイバーであって、前記ポリイミドが、スルホン酸基を有する構成単位を有するように構成されることによって上記課題が解決される。本発明のナノファイバーは、例えばスルホン化ランダムコポリイミド塩溶液を用い、エレクトロスピニングにより得ることができる。 (もっと読む)


【課題】イオン交換基導入の過程で使用される薬品などを含まず使用前の洗浄を容易にしたイオン交換体を得ることである。
【解決手段】比表面積が0.4m/g以上であり、かつスルホン酸塩置換基を含有する熱可塑性樹脂からなるメルトブロー不織布からなるイオン交換不織布。 (もっと読む)


【課題】不純物の溶出を伴うことなく、高い透水、透気量で液体、気体中の微量成分を吸着、濃縮、分離、除去することができる吸着体を提供する。
【解決手段】イオン交換基、キレート基及び群特異性アフィニティ吸着基よりなる群から選択される少なくとも一種の官能基がその表面に結合された焼結体の製造方法において、ポリオレフィン樹脂粒子焼結体表面にグラフト重合鎖からなる架橋体層を形成し、次いで前記官能基を該グラフト重合鎖に結合させることを包含する、焼結体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐ラジカル性が高く、プロトン伝導性に優れ、高いイオン交換容量を有し、酸触媒としての活性が高い特定の含窒素複素環を構成単位として分子内に含む高分子有機化合物および含窒素複素環誘導体の提供、およびそれを用いた医薬品、消毒剤あるいは抗菌剤、イオン交換体、電解質膜、触媒、膜電極接合体、燃料電池の提供。
【解決手段】アミン基を有する含窒素複素環を出発物質とし、塩基存在下で環状スルトンと反応させることにより得られる有機化合物、また、この方法で得られたアミン基を有する含窒素複素環をさらに出発物質とし、単独あるいは適当な試薬と各種重合反応を行うことにより得られる高分子有機化合物により課題を解決できる。 (もっと読む)


本発明は、特に燃料電池の電解質に使用可能なプロトン超交換膜として、新規な超伝導のハイブリッドポリマー材料、及びその製造工程、使用方法に関する。特に燃料電池内のプロトン伝導のためのハイブリッド電解質膜として用いられ得、この膜が存在することにより、特に導電性/性能、水や動作温度の制御や、熱及び化学的安定性、寿命といった点で優れた性能を示す、改良された新規のハイブリッドポリマー材料を提供することを目的とする。 (もっと読む)


【課題】耐ラジカル性が高く、プロトン伝導性に優れ、高いイオン交換容量を有し、酸触媒としての活性が高いスルホン酸基またはスルホン酸塩基を有する含窒素複素環を有する高分子有機化合物およびスルホン酸基またはスルホン酸塩基を有する含窒素複素環誘導体の提供、およびそれを用いた医薬品、消毒剤あるいは抗菌剤、イオン交換体、電解質膜、触媒、膜電極接合体、燃料電池の提供。
【解決手段】O−アルキレンスルホン酸基またはO−アルキレンスルホン酸塩基を有する含窒素複素環を構成単位として分子内に有するピリジン誘導体を出発物質とし、単独あるいは適当な試薬と各種重合反応を行うことにより得られるO−アルキレンスルホン酸基またはO−アルキレンスルホン酸塩基を有する含窒素複素環を構成単位として分子内に有する高分子有機化合物。 (もっと読む)


【課題】ラジカルクエンチ材料の電解質からの溶出を抑制でき、高いプロトン伝導性を示し、耐久性に優れた電解質を容易に提供すること。
【解決手段】プロトン酸基を含むプロトン伝導性高分子とラジカル捕捉機能を有するラジカルクエンチ材料とをプロトン酸基以外の部分を介して、加熱温度を60℃以上250℃以下で化学結合させ、プロトン伝導性高分子が芳香族系高分子であり、ポリエーテルケトンまたはポリエーテルエーテルケトンであり、フェノール樹脂であり、スルホン酸基を有して、水素イオン交換容量が、0.5meq/g以上10meq/g以下であり、ラジカルクエンチ材料が分子内に少なくとも1つのメチロール基を有することを特徴とする高分子電解質。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、薄膜に加工することが可能な低当量重量のフッ素化アイオノマーを提供することである。
【解決手段】本発明は(1)低い当量重量(950未満、好ましくは625〜850、そして最も好ましくは675〜800)および(2)高い伝導度(0.13S/cmよりも大きい)を有するようなアイオノマーおよび該アイオノマーを作製するための方法である。別の態様では、本発明は(1)低い当量重量(950未満、好ましくは625〜850、そして最も好ましくは675〜800)および(2)許容できる低さの水和(約120重量%未満)を有するアイオノマーである。これらのアイオノマーは、薄膜に加工することが可能であり、そして低湿度または高温の燃料電池用途に非常に良く適する。 (もっと読む)


【課題】ガスバリア性及びプロトン伝導性に優れたガスバリア性固体電解質材料を提供することを解決すべき課題とする。
【解決手段】プロトン伝導性高分子材料と、そのプロトン伝導性高分子材料に分子鎖が絡まっているエチレン−ビニルアルコール共重合体からなるガスバリア性高分子材料と、ジイソシアナート化合物によりガスバリア性高分子材料が架橋された架橋構造とを有するガスバリヤ性固体電解質材料とした。 (もっと読む)


【課題】製塩に用いられる陽イオン交換膜について、従来使用されている膜と比較し、電気抵抗を増加させずに、濃縮性能を向上させる。
【解決手段】電離放射線を照射することによりラジカルを発生させたポリオレフィンからなる多孔性基材に、スチレン、クロロメチルスチレン及びジビニルベンゼンの少なくともいずれかをグラフト重合した後、スルホン酸基を導入可能な官能基を有するスチレン及びジビニルベンゼンを含有する重合性混合物を充填して、熱重合を行うことにより得られたグラフトポリマーを含有するポリオレフィンからなる多孔性基材の細孔内に、スチレンとジビニルベンゼンとを少なくとも共重合成分とし、かつスルホン酸基を有する共重合体が充填された製塩用陽イオン交換膜。 (もっと読む)


【課題】より短時間でかつより簡単な装置を用いて、補強膜として機能する多孔質材料20中に電解質樹脂(溶液)30が均一に含浸した複合型電解質膜を製造する。
【解決手段】補強膜として機能する多孔質材料20に電解質樹脂が含浸している複合型電解質膜を製造する方法において、多孔質材料20を圧縮する工程と、圧縮後に多孔質材料20に生じる復元力Pを利用して多孔質材料20に電解質樹脂(溶液30)を含浸させる工程とを少なくとも含むようにする。 (もっと読む)


【課題】燃料電池等に使用するのに実用上必要な膜強度を持ち、含水状態において高い導電性を有すると共に、低湿度状態においても高い導電性を有し、かつフッ素を含まない環境上安全・安価に製造できる固体高分子電解質膜及びその製造方法を提供する。
【解決手段】(A)アルコキシシリル基とエチレン性不飽和結合を有するアルコキシシリル基含有不飽和モノマーと、(B)ケイ素原子と直接に結合したエチレン性不飽和結合とケイ素原子と直接には結合しないエチレン性不飽和結合を有するアルケニルシリル基含有不飽和モノマーと、(C)酸基とエチレン性不飽和結合とを有する酸基含有不飽和モノマーを含む不飽和モノマーを共重合してなるイオン伝導性高分子物質及び/又はその誘導体と、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体とを含むEPDM組成物を製膜、硬化してなる固体高分子電解質膜。 (もっと読む)


【課題】従来の多孔性基材と電解質樹脂とを複合化した電解質膜においては、多孔性基材が電解質樹脂の膨潤を抑えることにより、メタノール遮蔽性が高いという特徴があったが、プロトン伝導度を高めるために電解質樹脂のイオン交換基濃度を高めると、多孔性基材があってもメタノール遮蔽性が低下してしまう問題があり、プロトン伝導度とメタノール遮蔽性の両方を高い値で両立させ、バランスさせる電解質膜を提供する。
【解決手段】多孔性基材に、プロトン酸基を有する電解質樹脂の架橋体だけでなく、プロトン酸基を有しない特定の樹脂をも充填し、空孔中に存在する両樹脂が相分離構造を持つ複合膜とする。 (もっと読む)


141 - 160 / 462