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Fターム[4F206AD11]の内容

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【課題】 金型内に塗料を注入する前の段階で生じた塗料の硬化物が、塗料注入時に、固形物となって塗料の中を流れることよって発生する外観不良を防止する。
【解決手段】 本発明においては、所望する形状の成形品を成形するために形成した金型キャビティ15に隣接して、塗料注入口を設けた補助キャビティ18を形成し、補助キャビティと金型キャビティの間に中間キャビティTを形成する。そして、中間キャビティTにおいて金型開閉方向の最小寸法を、金型キャビティ15より小さくするとともに、補助キャビティ18に注入された塗料が、中間キャビティTを通って、金型キャビティ15に入るよう構成する。成形時において、中間キャビティに形成された塗料の流路は、他のキャビティ部分に比較して狭くなるので、硬化物はその狭い流路部分に挟まってそれより先に流れることができずに、その結果、欠陥のない優れた外観の成形品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 塗料注入口に近接するキャビティ端部で脱気不良となった空気が、塗料中を流れることによって発生する外観不良を防止する。
【解決手段】 本発明による型内被覆成形用金型は、塗料注入口に近接するキャビティ端部の形状を円弧状としたことにより、キャビティ端部に空気が溜まりにくい形状とした。 従って、脱気不良等による成形品の外観不良という問題を防止できる。また、キャビティ内における塗料のフローフロントは、塗料注入工程開始直後に、塗料注入口を中心とする同心円状に広がるので、金型嵌合面隙間に回り込む塗料の流れを抑えるため、金型キャビティ端部の形状を円弧状とし、該円弧について、塗料注入口を中心とする円の一部とするのが効果的である。 (もっと読む)


【課題】 金型内に塗料を注入する前の段階で生じた塗料の硬化物が、塗料注入時に、固形物となって塗料の中を流れることより発生する外観不良を防止する。
【解決手段】 本発明による型内被覆成形用金型は、所望する形状の成形品を成形するための金型キャビティ15に、金型開閉方向に略平行な立ち面部Tを介し隣接する補助キャビティ18を形成して、補助キャビティ18に塗料注入口を設ける構成とした。本発明による型内被覆成形用金型は、前述の構成としたことにより、塗料注入時において、立ち面部Tに形成される塗料の流路厚み側寸法が、他のキャビティ部分に比較して小さくなり、塗料の硬化物が、その狭い流路部分に挟まってそれより先に流れることができない。従って、塗料の硬化物が、補助キャビティ18から金型キャビティ15内に流れ込むことを防止でき、その結果として優れた外観の型内成形品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】耐久性の優れた撥水性、光触媒活性を有する樹脂基体を提供することを目的とする。
【解決手段】表面に加水分解可能な樹脂層を有する樹脂基板10表面上に、加水分解可能な樹脂層と化学結合し、加水分解可能なSiX(Xは加水分解可能な官能基)層を設けた樹脂基体、さらにその上に加水分解可能なSiX層と化学結合し、加水分解可能なTiY4、もしくはRnTiY4−n(nは1〜3の整数 Rはアルキル基、もしくはフルオロアルキル基、Yは加水分解可能な官能基)層を設けた。これにより、加水分解可能なシラン化合物SiX(Xは加水分解可能な官能基)層が、加水分解した(活性化した)樹脂分子と強固に化学結合することで、シラン化合物SiX層を介して樹脂分子同士を固定化し樹脂表面を安定化させることができる。 (もっと読む)


【課題】 表面粗さが良好で且つ密着力の高い金属膜を形成することが可能な加圧流体を用いたプラスチック部材の表面改質方法を提供することである。
【解決手段】 加圧流体を用いたプラスチック部材の表面改質方法であって、加圧流体を用いて浸透物質をプラスチック部材の表面内部を浸透させることと、上記プラスチック部材に浸透した上記浸透物質を溶媒で溶解して上記プラスチック部材の表面から上記浸透物質を除去することとを含む表面改質方法を提供することにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】金属色パターンを有するフィルムを基礎に、電波透過性を有する加飾成形体を効率良く製造する。
【解決手段】電波透過性能を有するものであって所定の金属色パターンを呈するフィルムアセンブリ10を基礎に、本フィルムアセンブリ10の金属色パターンの視認されない側である裏面側へ、本プラスチック成形体の基礎を成すベース基材部30をインジェクション成形手段等を用いて設けるベース基材部形成工程と、このように形成されたものの上記金属色パターンの視認される表面側へ、透明性のあるクリヤ層20を設けるクリヤ層形成工程と、からなる。 (もっと読む)


【課題】電子機器の筐体や構造部材に用いられる繊維強化プラスチック(FRP)製形状品と熱可塑性樹脂組成物の形状品とからなる樹脂製一体化物とその製造方法の提供。
【解決手段】成形された不飽和ポリエステル型の繊維強化プラスチック製形状品(1)と、前記繊維強化プラスチック形状品の表面に被覆された熱硬化性のコーティング材と、前記コーティング材の上面に射出成形によって成形し一体に固着された熱可塑性樹脂組成物(2)の形状品とからなる。繊維強化プラスチックは、熱硬化性の繊維強化プラスチックであり、熱可塑性樹脂組成物は、ポリブチレンテレフタレート系樹脂組成物であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】金属と樹脂を強固に一体化接合するように改善された金属部品と樹脂組成物部品の複合体とその製造技術である。
【解決手段】マグネシウム合金部品を金型にインサートし、樹脂組成物を射出させ接合して複合体を得る。マグネシウム合金板1に、常法の化成処理やその変形法を使用することで金属酸化物、金属炭酸化物、又は金属リン酸化物の表層を形成した部品が使用できる。金属酸化物、金属炭酸化物、又は金属リン酸化物からなる表面層にナノレベルでの結晶状物の量が多いほど表面は硬くミクロの目で見てザラザラ面になり射出接合力に良く、これらは化成処理法で制御できる。一方の樹脂組成物部品は、PBT又はPPS主成分とする樹脂組成物4を使用する。 (もっと読む)


【課題】極細導電繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物を通常の射出成形条件で成形しても、良好な表面抵抗率を有する導電性射出成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】極細導電繊維含有熱可塑性樹脂組成物を成形金型46内に射出して得た射出体4を、成形金型46内に保持したまま保温し続け、その後、冷却して取出す。保温することにより、極細導電繊維は射出体4の表面に露出するか又はその表面から100nm未満の内部に含有されて導電層を形成でき、導電性射出成形体となすことができる。この保温は、前記組成物がそのガラス転移温度の温度から融点温度よりも30℃高い温度の温度範囲及び/又は粘度が5.0×103Pa・s以上1.0×107Pa・s未満の範囲となるようになされる。 (もっと読む)


【課題】極細導電繊維を含有する熱可塑性樹脂組成物を通常の成形方法、成形条件で成形しても、良好な表面抵抗率を有する導電性成形体と製造方法を提供する。
【解決手段】成形体に形成された極細導電繊維含有導電層1は、成形体が加熱され、極細導電繊維2を表面に露出させたり、表面から突出させたり、表面から100nm未満の内部に含有させたりして形成される。この加熱は、極細導電繊維含有熱可塑性樹脂組成物のガラス転移温度の温度から融点温度よりも30℃高い温度の温度範囲にするか、粘度が5.0×103Pa・s以上1.0×107Pa・s未満の範囲となる温度範囲で加熱することでなされる。成形体は射出成形、押出し成形、プレス成形、転写成形、ラミネート成形などの公知の方法で得られたものが全て使用できる。 (もっと読む)


【課題】 燈本体3およびレンズ部4を備えて一体に製造される燈体9を、金型移動による射出成形方式を用いて製造するにあたり、燈本体3の内側面に反射面14が形成されたものを製造する。
【解決手段】 固定金型2を真空蒸着装置5が設けられたものとし、燈本体3およびレンズ部4を成形する一次の射出工程と、燈本体3およびレンズ部4を突き合わせて一体化する二次の射出工程のあいだに、燈本体3の内側面に反射面14を真空蒸着する反射面形成工程を設け、反射面のある燈体9にする。 (もっと読む)


【課題】成形時にボイドの発生を防ぎ、外側表面と凹凸を有する内側表面とに塗膜を備えた成形品を簡便にかつ低コストで成形することが可能な成形方法を提供する。
【解決手段】作業機械の外装部材として用いられ、リブ等の凹凸を有する内側表面となる第1面と、外側表面となる第2面とに塗膜を備える成形品(10)を成形する方法であって、前記第1面を成形可能な上型(2,2')と、前記第2面を成形可能な下型(3,3')とを作製すること、前記上型(2,2')のキャビティ面に塗料(6)を塗布すること、前記上型(2,2')と前記下型(3,3')とを型締すること、ポリオールと、ポリアミンと、水とを混合して第1混合原料を調製すること、前記第1混合原料にポリイソシアネートを混合して第2混合原料(9)を調製すると同時にキャビティ(8)内に注入し、反応射出成形法によりウレタンウレア樹脂からなる成形品(10)を発泡成形し、前記塗料(6)を成形品(10)に転写することを含む成形方法。
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【課題】 被覆の厚みを均一にすることを目的として、成形時の金型変形をコントロールするために、樹脂成形品の形状が決まる樹脂冷却時の型締力を、塗料硬化時における型締力と同一にするような型内被覆成形を行う場合において、発生しやすい成形品のひけと、金型よりの塗料漏れを防止する。
【解決手段】 塗料硬化時の工程(第4工程)において、初期の型締力を、少なくとも2段階以上の多段で昇圧して最終の型締力とするとともに、樹脂成形時の工程(第2工程)において、初期の型締力を降圧してから最終の型締力とする。
本発明によれば、塗料硬化時の工程において、型締力が高くなる際には金型内の塗料は粘度が高くなって流れにくくなった状態となっているため、金型から塗料が漏れ出しにくく、また、樹脂成形時の工程においても製品がひけにくい。 (もっと読む)


【課題】 第一の射出工程で射出成型される第一、第二の成型体3、4を用いて内部が成膜された中空状の成膜成型品10を簡単に製造する。
【解決手段】 第一の射出工程で射出成型された第一、第二成型体3、4に対し、可動金型1が固定金型2から離間している工程で、ロボットハンド5に設けられた成膜装置6を移動させて当てがい、成膜3a、4aを施し、しかる後、第一、第二成型体3、4を突き合わせて第二の射出工程により一体化して成膜成型品10を形成する。 (もっと読む)


【課題】 第一の射出工程で射出成型される第一、第二の成型体3、4を用いて内部が成膜された中空状の成膜成型品10を簡単に製造する。
【解決手段】 第一の射出工程で射出成型された第一、第二成型体3、4に対し、可動金型1が固定金型2から離間している工程で、ロボットハンド5に設けられた成膜装置6を移動させて当てがい、成膜3a、4aを施し、しかる後、第一、第二成型体3、4を突き合わせて第二の射出工程により一体化して成膜成型品10を形成する。 (もっと読む)


【課題】射出成形後、製品が硬化した段階で被覆材を注入しても、成形品の外表面や側端部の平滑面や光沢面がよい、かつ、塗料が金型外に漏れることのない射出成形金型およびその射出成形方法を提供する。
【解決手段】可動金型1aと固定金型1bとから構成され、成形型内で型締めの圧力をかけて合成樹脂を注入し、成形後に前記成形型内に被覆材を注入して射出成形品の表面を型内被覆する射出成形金型1において、可動金型1aと固定金型1bの一方に配置されてキャビティ9を形成する中子2と、中子2を水平に移動する中子移動手段とを備えたことを特徴とする射出成形金型1である。 (もっと読む)


【課題】 表面硬度(鉛筆硬度、耐擦傷性)と、柔軟性(曲げ性)を兼ね揃えたフィルムを得る。
【解決手段】透明プラスチックフィルム上に硬化被膜層を設けたハードコートフィルムであって、前記硬化被膜層が、アミノトリアジン化合物、パラホルムアルデヒド、および水酸基含有(メタ)アクリレートから1工程で合成され、平均分子量200〜20000のトリアジン環含有(メタ)アクリレートプレポリマーを含む硬化物からなることを特徴とするインサート成型用ハードコートフィルム。 (もっと読む)


【課題】少量の表面改質材料を使用し、短時間で熱可塑性樹脂表面に均一に浸透させる。
【解決手段】熱可塑性樹脂をキャビティ内で成形後、可動金型を開いて成形品の対象部分と固定金型との間に隙間を形成するステップと、表面改質材料を含有した超臨界流体、亜臨界流体または高圧ガスを前記隙間に導入するステップと、導入された前記超臨界流体、亜臨界流体または高圧ガスが前記隙間から漏出することを防ぐため、可動金型を所定量閉じることで前記隙間を狭めてこの狭小後の第2の隙間に前記超臨界流体、亜臨界流体または高圧ガスを封入するステップと、型締めして成形品を圧縮するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】2つの対向する面の間をシールするガスケットにおいて静的あるいは動的な種々条件下で安定したシールを維持する。
【解決手段】可逆的に圧縮可能な下方部17を有すると共に、上方延在部分が少なくとも1つ設けられた上方部14を有するガスケット1である。ガスケット1の上方部14には、第1上方延在部分34およびオプションとしての第2上方延在部分37が含まれている。上方部分の第1延在部分および第2延在部分の各々は、その下方側にて、下方部分の外面長手方向溝部73,76の上方に存在する垂直中央線49,58を有する。 (もっと読む)


【課題】 リサイクルの促進を図れるパーソナルコンピュータなどの情報機器用の樹脂筐体を提供する。
【解決手段】 ディスプレイ部分、サブパネル部分1、表示LED部分などのように光を透過させる必要がある透光部分と、これらの部分以外の光を透過させる必要がない非透光部分とを、透明樹脂とこの透明樹脂と同等の屈折率を有するガラス繊維とを含む材料を用いて、一体的に成形してある。デザイン性を高めるために、非透光部分に、塗装を施したり、着色樹脂フィルムを設けたりする。透光部分を発光させるために、蛍光顔料または蓄光顔料を材料に含ませる。 (もっと読む)


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