説明

Fターム[4G031GA01]の内容

酸化物セラミックスの組成 (18,827) | 製法 (3,951) | 原料粉末の製造、処理 (472)

Fターム[4G031GA01]に分類される特許

201 - 220 / 472


【課題】鉛の含有量が十分に低減されるとともに、広い温度範囲で十分に優れた圧電特性を有する圧電磁器及び当該圧電磁器を備える圧電素子を提供すること。
【解決手段】本発明の圧電素子20は、一対の電極2,3と圧電磁器1とを備える。圧電磁器1は、KNbOとBaTiOとの2成分が固溶した固溶体を主成分として含有している。そして、当該固溶体において、2成分の合計に対するKNbOのモル比率は0.5〜0.9である。 (もっと読む)


【課題】セラミックス前駆体の添加成分を主成分中へより分散させる。
【解決手段】原子配置セラミックスは、主成分であるa成分や添加成分であるb成分に配位可能な易配位部位22とa成分やb成分との結合が抑制される難配位部位23とを有する配位子21を、a成分及びb成分とに配位させてa錯体配位子24及びb錯体配位子25を作製し、2つ以上の難配位部位23と結合可能なc成分を含むイオン又は錯体(c成分26)をa錯体配位子24やb錯体配位子25を含む溶液へ加え、前駆体28を生成し、生成した前駆体28を穏和な条件で焼成することにより得られる。前駆体28の生成時に、b錯体配位子25同士は難配位部位23により結合が抑制され、これらの間にc成分が介在するから、添加成分であるb成分同士が隣接することがなく、b成分が隣りあって存在するのが十分抑制される。 (もっと読む)


【課題】ソフトPZTをも凌駕する高い圧電係数(d33>500pC/N)を持つことができる非鉛圧電材料を提供する。
【解決手段】Pb等の有害元素を含まない非鉛系圧電材料であって、{[(Ba1−x1M1x1)((Ti1−xZr1−y1N1y1)O]―δ%[(Ba1−yCa1−x2M2x2)(Ti1−y2N2y2)O]}(M1,N1,M2,N2は添加元素)の擬二元系固溶体(略称BZT−δ%BCT)からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電圧印加時における電歪量が低く、しかも高温負荷寿命およびDCバイアス特性を向上させることができる誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】チタン酸バリウムを含む主成分と、BaZrOを含む第1副成分と、希土類の酸化物を含む第2副成分と、Mn、Ni、Cr、CoおよびFeから選ばれる1種以上の酸化物を含む第3副成分と、Siの酸化物を含む第4副成分と、を含有する誘電体磁器組成物であって、誘電体磁器組成物が、複数の誘電体粒子2aと結晶粒界2bとを有しており、結晶粒界2bにおけるZrの含有割合および希土類元素の含有割合を測定したときに、Zrの含有割合および希土類元素の含有割合が1atom%以上である測定点の割合が、全測定点の90%以上、かつ、測定点におけるZrの含有割合の平均値および希土類元素の含有割合の平均値が1atom%以上である。 (もっと読む)


【課題】積層セラミックコンデンサにおいて、誘電体セラミック層が薄層化されても、静電容量温度特性がEIA規格のX5R特性を満足し、高温での絶縁抵抗が高く、高温負荷寿命特性が良好な誘電体セラミックを提供する。
【解決手段】積層セラミックコンデンサ1において、誘電体セラミック層2を、次の誘電体セラミックから構成する。すなわち、ABO(Aは、Baを必ず含み、さらにCaおよびSrの少なくとも一方を含むことがある。Bは、Tiを必ず含み、さらにZrおよびHfの少なくとも一方を含むことがある。)を主成分とし、副成分として、VならびにMn、Fe、Cu、Mg、Ni、CrおよびCoから選ばれる少なくとも1種を含む。そして、この誘電体セラミック中における上記Vの平均価数を4.2〜4.9とする。 (もっと読む)


【課題】電気泳動法によりセラミックス配向膜を容易に製造することができるようにする。
【解決手段】区別可能な複数の結晶面が表面に露出している略立方体形状のPZT粉末の表面に分散剤を吸着させることによりPZT粉末に電荷異方性を付与する。これにより、PZTセラミックス配向膜の形成面とPZT粉末の分散剤を吸着させた面とを略平行に対向させた状態で膜形成面にPZT粉末を電気泳動法により堆積させ、PZT粉末を配向させることができる。 (もっと読む)


【課題】 比誘電率εrが高く、Q×f値が大きな誘電体磁器を実現でき、低温焼成が可能な誘電体磁器組成物及び誘電体磁器を提供すること。
【解決手段】 下記組成式(1)で表される酸化物誘電体を主成分とし、ホウ素酸化物及びガラス組成物から選ばれる少なくとも1種を副成分として含有することを特徴とする誘電体磁器組成物。
a・CaO−b・LiO1/2−c・BiO3/2−d・REO3/2−e・TiO…(1)
[但し、上記式(1)中、REは、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Dy、Yb及びYからなる群より選ばれる少なくとも1種を表す。また、a〜eは、各成分の比率(モル%)を表し、
26<a≦45、
0<b≦12、
0≦c≦(a+d)/4、
0≦d≦12.5、
50≦e≦60、
0.65≦b/(c+d)<1.0、
a+b+c+d+e=100
となる関係を満たす値である。] (もっと読む)


【課題】結晶の配向性を高めるに際して、シート部同士をできるだけ接しないようにし、体積効率を高めて焼成する。
【解決手段】無機粒子をシート厚さが10μm以下のシート状に形成した複数のシート部32に成形し、このシート部32の間に上部スペーサ34及び下部スペーサ35を入れて積層した積層体に貫通孔26を設け、この貫通孔26に吊棒28を挿入し吊した状態で焼成し、積層焼成体20を作製する。シート部32は、シート厚さ方向に存在する材料が限られているため、焼成などにより粒成長すると、シート面方向に結晶粒子が成長する。また、シート部32の間にはスペーサ34,35により空間が形成されているからシート部同士が接しにくい。また、シート部32を積層し吊した状態で焼成するから、強度が必要な載置部材を省略可能であり、より体積効率を高めた状態で焼成することができる。 (もっと読む)


【課題】ルチル化率が低く(アナターゼ化率が高い)、反応性の高い微細な二酸化チタン粉末を用い、微細な誘電体粉末を製造しうる方法を提供する。
【解決手段】表面塩素量と内部塩素量との合計が2000ppm以下、表面塩素量が120ppm以下、ルチル化率が30%以下、BET比表面積が30m/g以上の二酸化チタン粉末を準備する工程、加熱分解によって酸化バリウムを生成するバリウム化合物粉末を準備する工程、二酸化チタン粉末とバリウム化合物粉末との混合粉末を準備する工程、および該混合粉末を熱処理する工程を含む誘電体粉末の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 従来よりも高温負荷寿命等の信頼性を示す特性が良好であり、誘電率の温度特性がX6S特性を満足し、誘電率が750〜1500である誘電体セラミックス及び積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 ABO+aGd+bRe+cM+Zr酸化物(ただし、ABOはチタン酸バリウム系固溶体をペロブスカイト構造を示す一般式で表したもの、GdはGdの酸化物、ReはDy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu及びYから選ばれる少なくとも1種類の金属酸化物、MはMg、Al、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn及びVから選ばれる金属元素の酸化物であり、a、b、cはそれぞれの酸化物を金属元素が1元素含まれる化学式に換算したときの、ABO1molに対するmol数を示す)で表記したとき、1.100≦Ba/Ti≦1.700、0.008≦a≦0.04、0.008≦b≦0.04、0.01≦c≦0.05の範囲である。 (もっと読む)


【課題】微粒チタン酸アルミニウム系セラミックスの有効利用を図り、BET比表面積が小さく、また粉末状に解砕した場合に細孔容量が小さいチタン酸アルミニウム系セラミックスを得ること。
【解決手段】微粒チタン酸アルミニウム系セラミックス、チタニア源およびアルミナ源、場合によりマグネシア源やシリカ源とも混合した前駆体混合物を、または微粒チタン酸アルミニウム系セラミックス粉末自体を、好ましくは成形して、粉末状態或いは成形体の状態で焼成することによりチタン酸アルミニウム系セラミックスを製造すること。 (もっと読む)


【課題】分極後の特性変化が小さく絶縁性が高い圧電/電歪セラミックスを提供する。
【解決手段】圧電/電歪素子1は、基体102の薄肉部104の上に、電極膜110、圧電/電歪体膜112、電極膜114、圧電/電歪体膜116及び電極膜118をこの順序で積層した積層構造を有している。圧電/電歪体膜112,116は、Aサイト構成元素として鉛を含み、Bサイト構成元素としてマグネシウム、ニッケル、ニオブ、チタン及びジルコニウムを含むペロブスカイト酸化物を含有するセラミックスの膜である。圧電/電歪体膜112,116を構成する結晶粒子は、コア部分よりもシェル部分においてニッケルの濃度が高くなり、シェル部分よりもコア部分においてマグネシウムの濃度が高くなるコアシェル構造を有する。このような圧電/電歪体膜112,116は、コロンバイト化合物を経由して合成した圧電/電歪材料の粉末を焼成することにより、得ることができる。 (もっと読む)


【課題】高誘電率でありながら、薄層化が可能で信頼性に優れた誘電体磁器組成物を提供することを目的とする。
MLCCの小型大容量化の要求に応えるため、誘電体層の薄層化を行ったが、従来の誘電体磁器組成物であるとMLCCの誘電体層内に誘電体層の厚みを超えるような粗大な粒子が含まれ、これがショート不良・信頼性悪化要因となり、薄層化が困難であった。
【解決手段】小型大容量化を達成するため、Aサイトの一部がCaで置換され、Bサイトの一部がZrで置換されたチタン酸ジルコン酸バリウムカルシウム(BCTZ)を主原料として使用し、Mn34、Y23、Al23、Nb25を添加することで、焼結後におけるMLCC内の結晶粒径が微細化するので、薄層化が可能でショート不良が少なく、信頼性に優れた積層セラミックコンデンサを提供することができる。 (もっと読む)


【課題】セラミック電子部品の誘電体層の誘電率や圧電定数を主とした特性を向上させることができ、かつ絶縁性、信頼性を向上させることができる誘電体セラミックス粒子の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために、本発明は、少なくともチタン源を含む粒子Aとバリウム源を含む粒子Bを溶液または融液C中において熱処理し前駆体粒子Dを合成する工程と、上記前駆体粒子Dとバリウム源を含む粒子Eを溶液または融液F中において熱処理しチタン酸バリウムを主成分とする配向粒子である誘電体セラミックス粒子Gを合成する工程と、を含む誘電体セラミックス粒子の製造方法において、上記チタン源を含む粒子Aが形状異方性を有することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】単結晶粒子の集合体よりなる多結晶材料、特に各単結晶粒子が立方晶系の結晶構造を有する多結晶材料であって、各単結晶粒子の結晶方位が揃った配向多結晶材料を提供する。
【解決手段】この配向多結晶材料の製造方法は、希土類元素が添加された単結晶粒子を含む原料粉末を、溶液中に懸濁してなる懸濁液(スラリー1)を準備する準備工程と、磁場中でスリップキャスティングを行うことにより、懸濁液から成形体を得る成形工程と、成形体を焼成して、結晶方位が制御された多結晶構造を有する配向多結晶材料を得る焼成工程と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】定格電圧が高い中高圧用途に用いられ、誘電率が高く、DCバイアス特性、電歪特性、高温負荷寿命特性に優れた誘電体磁器組成物と、電子部品を提供すること。
【解決手段】チタン酸バリウム100モルに対して、各副成分の酸化物または複合酸化物換算での比率が、BaZrO3:9〜13モル、希土類Rの酸化物:4.5〜5.5モル、Mgの酸化物:2.7〜5.7モル、Mnの酸化物:0.5〜1.5モル、Siの酸化物:3.0〜3.9モルであり、誘電体磁器組成物が、中心部と、中心部の周囲に存在し、少なくともZr、MgおよびRが含まれる拡散相と、からなる表面拡散粒子を有する。表面拡散粒子の個数割合が60%以上であり、拡散相におけるZrの濃度をx(atom%)、Rの濃度をy(atom%)、Mgの濃度をz(atom%)とした場合に、x、y、zが、点A、B、Cを頂点とする三角形に囲まれた領域内(線上を含む)にある。 (もっと読む)


【課題】主成分粉末及び副成分粉末が均一に分散された誘電体セラミックス材料の製造方法を提供する。
【解決手段】複数種の副成分粉末の混合物を仮焼成する仮焼成工程と、仮焼成された前記副成分粉末を粉砕する粉砕工程と、粉砕された前記副成分粉末をプラズマにより微粒化するプラズマ処理工程と、プラズマにより微粒化された前記副成分粉末を、主成分粉末に添加する工程と、を備えており、前記粉砕工程において粉砕された後の前記副成分粉末の粒度分布は、D90/D50<3.0であるようにした。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率で、比誘電率の温度変化率が小さく、かつ電界−誘電分極特性におけるヒステリシスの小さい誘電体磁器と、それを用いたコンデンサを提供する。
【解決手段】 誘電体磁器が、結晶粒子として、チタン酸バリウムを主体とし、マグネシウム、イットリウム、マンガンおよびイッテルビウムを含み、イッテルビウムの濃度が0.5原子%以下の結晶粒子1aからなる第1の結晶群と前記イッテルビウムの濃度が1原子%以上の結晶粒子1bからなる第2の結晶群とを有し、かつ前記第1の結晶群を構成する結晶粒子はさらにカルシウムを含み、前記結晶粒子1aおよび前記結晶粒子1bの平均結晶粒径が0.1〜0.25μmであり、前記第1の結晶群を構成する結晶粒子の面積をa、第2の結晶群を構成する結晶粒子の面積をbとしたときに、a/(a+b)が0.1〜0.4である。 (もっと読む)


【課題】結晶相が均一で、高密度なPbO含有量の多いチタン酸ジルコン酸鉛系焼結体の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るチタン酸ジルコン酸鉛系焼結体の製造方法は、化学量論組成で混合したチタン酸ジルコン酸鉛の原料粉末を900℃以上1200℃以下の温度で焼結した予備焼結体を作製し、前記予備焼結体を粉砕し、前記粉砕した予備焼結体の粉末に鉛酸化物粉末を添加して鉛過剰の混合粉末を作製し、前記鉛過剰の混合粉末を前記予備焼結体の焼結温度よりも低い温度で焼結する。焼結工程を二段階に分けることにより、PbZrO、PbTiO、ZrO、TiO、PbOその他の中間化合物が存在しない化学量論組成のPZTと過剰分のPbOの2種の結晶相のみからなる高密度(例えば95%以上)のPZT焼結体を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】分散性が良好なセラミックスラリーの製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも副成分粉末を含む混合物に、第1の分散処理を施して、副成分スラリーを調整する工程と、前記副成分スラリーに、主成分粉末を添加してから、第2の分散処理を施して、前記セラミックスラリーを調製する工程と、を備えており、前記副成分粉末は、Mg、Ba、Ca、Si、Mn、Al、V、Dy、Y、Ho、又は、Ybのいずれか1種の元素を含む化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物からなるものであり、前記副成分スラリー中の前記副成分粉末の平均粒径は、0.1μm以下であるようにした。 (もっと読む)


201 - 220 / 472