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Fターム[4G047KE03]の内容

重金属無機化合物 (11,210) | 製法−気相からの製造(蒸着) (165) | 蒸発源を加熱蒸発させるもの (102) | 分子線照射によるもの (16)

Fターム[4G047KE03]に分類される特許

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【課題】基材上に均一な超電導膜を形成して超電導特性の優れた酸化物超電導線材を製造すること。
【解決手段】超電導原料溶液20が収容されたU字状管30内を、テープ状の基材10を移動させることにより、基材10の表面に超電導原料溶液20を付着させる工程において、U字状管30の内壁に、U字状管30の内壁と離間させつつ基材10の移動方向に案内するガイド部40を配置し、このガイド部40によって、基材10を、U字状管30中を基材10の移動方向に案内して移動させる。 (もっと読む)


【課題】主面上に中間層や超電導層などを成膜した際に、膜剥がれが生じ難い酸化物超電導線材用基材の製造方法の提供。
【解決手段】超電導線材用基材の製造方法は、表面粗さRaが6nm以下であって、成膜法により主面上方に中間層102を介して酸化物超電導層105が積層される金属基材100に対し、金属基材100の表面を有機溶剤により拭き取り洗浄することにより、洗浄前後で金属基材100の表面の水に対する接触角を9.8%以上減少させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導薄膜線材の製造において、結晶配向性の低下やバラツキの発生が抑制された高い結晶配向性を有する酸化物超電導層を形成して、高い超電導特性を有する酸化物超電導薄膜線材を安定して提供する。
【解決手段】配向金属基材上に酸化物超電導薄膜層を設ける際に、配向金属基材と酸化物超電導薄膜層の中間に形成される酸化物超電導薄膜層形成用の中間層であって、表層の結晶ドメインサイズが25nm以下である酸化物超電導薄膜層形成用の中間層。前記酸化物超電導薄膜層形成用の中間層の上に形成されている酸化物超電導薄膜層。配向金属基材上に、前記酸化物超電導薄膜層形成用の中間層が形成され、さらに、前記中間層の上に、酸化物超電導薄膜層が形成されている酸化物超電導薄膜線材。前記酸化物超電導薄膜層が塗布熱分解法を用いて作製されている酸化物超電導薄膜線材。 (もっと読む)


【課題】超電導線材のIc特性を向上させる。
【解決手段】基材11上に、Baと反応する希土類元素を含有する中間層12を形成する第1工程と、中間層12上にBaを含有する酸化物超電導層13を形成する第2工程と、を有する超電導線材1の製造方法であって、第2工程は、基材11をTg−30℃<T1<Tg(Baと希土類元素とを含有する不純物が生成し始める温度)の条件を満たす温度T1で加熱しながら、酸化物超電導層13の1層目となる第1酸化物超電導層13Aを形成する初期工程と、温度T1とは異なる温度T2で又は一旦温度を下げて再度温度T1で、基材11を加熱しながら、酸化物超電導層13の残り2層目以降となる第2酸化物超電導層13Bを形成する本工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 バルク体全体の臨界電流密度の向上および制御により疑似永久磁石等の性能を大幅に改善でき、また、現存の加速器により実施可能で、しかも、複数のバルク体の臨界電流密度のばらつきを抑制してアンジュレータの性能向上も図れるバルク超伝導体の臨界電流密度制御方法、及びアンジュレータ用バルク超伝導体の製造方法を提供すること。
【解決手段】 バルク状の第二種超伝導体に対し、エネルギーが前記バルク体を透過可能な大きさで、かつ、柱状欠損の生成閾値よりも低い粒子ビームを照射して臨界電流密度の制御を行った。 (もっと読む)


【課題】 超電導層全体の超電導結晶が高度に配向化する熱処理方法、つまりは高臨界電流値を有するRE123超電導薄膜テープ線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 金属基板上に中間層を形成する中間層形成工程と、前記中間層上に原料を塗布して前駆体線材を形成する前駆体形成工程と前記前駆体線材を熱処理し、RE123超電導薄膜を形成する薄膜形成工程を備え、前記薄膜形成工程において、前記金属基板を誘導加熱法によって加熱し、熱が前記金属基板側から前記原料側に伝わるよう熱処理することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】正確に膜厚を制御した最小構成元素数の銅酸化物高温超伝導体RE2CuO4(REは希土類元素)の単結晶薄膜をより大きな面積に形成できるようにする。
【解決手段】形成対象の化合物RE2CuO4と、面内および面間の少なくとも1つの格子定数が±1%の範囲で一致する単結晶から構成された単結晶基板101の上に、希土類元素REと銅と酸素とを含んで構成された前駆体薄膜102を、蒸着法により形成する。蒸着における希土類元素REおよび銅の供給量を制御することなどにより、形成される前駆体薄膜102における希土類元素REおよび銅の組成比を、化学式RE2CuO4の化学量論組成にする。この後、高温、低酸素分圧雰囲気下での固相エピタキシーと低温還元により酸素の組成も化学量論組成に合わせて超伝導化した単結晶薄膜を作製する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、接続強度が高い超電導接続構造体、簡単な接続作業で形成できる超電導線材の接続方法、超電導コイル装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の超電導接続構造体1Aは、基材11と、該基材11上に設けられた酸化物超電導層17と、該酸化物超電導層17上に設けられた安定化層19とを備え、その一端部が接続端21、31とされた少なくとも2本の超電導線材2、3と、各超電導線材2、3の各接続端21、31どうしを接続する複数の接続用超電導テープ4とを有し、各超電導線材2、3は、各安定化層19側の表面21a、31aが同じ側となり、且つ、前記各接続端21、31の側端面どうしが隣接するように配されており、各接続用超電導テープ4は、互いに間隔を空けて配列するように、それぞれ、その安定化層19側の表面4aが、各接続端21、31の各安定化層19側の表面21a、31aに亘って接合されている。 (もっと読む)


【課題】中間層の成膜工程を改善することで、所望の超電導特性(例えば臨界電流特性)を実現できるとともに、中間層の薄膜化により超電導線材の生産性を向上できる技術を提供する。
【解決手段】金属基板上10にイオンビームアシスト蒸着法により配向層21を形成し、この配向層の上に緩衝層22を形成する超電導線材用テープ基材2の製造方法において、配向層に所定の熱履歴を与えることにより配向層の格子歪みを緩和する。具体的には、配向層を200℃以上1000℃以下、好ましくは400℃以上600℃以下で加熱することにより、配向層に所定の熱履歴を与える。 (もっと読む)


【課題】優れたJc(臨界電流密度)やIc(臨界電流値)を有する高温超電導線材を製造することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】配向金属基板上1に、中間層2および超電導層3が形成されている酸化物超電導薄膜の製造方法であって、配向金属基板を、真空雰囲気あるいは還元雰囲気に設けた熱処理室22内で、配向金属基板上に形成された酸化層を還元除去する温度で加熱し、その後、100℃以下まで冷却する熱処理工程と、熱処理工程後の配向金属基板を、熱処理室より取り出して大気中に曝露する曝露工程と、成膜室23内で、曝露工程後の配向金属基板上に、酸化物薄膜層を形成させる中間層形成工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】鉄砒素系超伝導体の高品質な超伝導薄膜を備えた超伝導体構造、その製造方法、及び電子素子を提供すること。
【解決手段】基板と、前記基板上に形成され、III-V族半導体から成るバッファ層と、前記バッファ層上に形成され、下記式(1)で表される組成を有する超伝導薄膜と、を含み、前記超伝導薄膜におけるAs−As間隔は、前記III-V族半導体におけるV族原子間距離の約1倍であることを特徴とする超伝導体構造。式(1)LnFeAsO1-pq(式(1)において、Lnは1種以上のランタノイド元素であり、0<p<1、0≦q<1) (もっと読む)


【課題】超電導層の安定化と交流損失の低減が可能で、且つ簡便に製造できる超電導線材の提供。
【解決手段】金属基材11の表面11c側に金属酸化物からなる中間層12、超電導層13及び第一の金属安定化層14がこの順に積層され、中間層12に達して第一の金属安定化層14及び超電導層13を幅方向に分割する第一の溝18及び第二の溝19が、第一の金属安定化層14及び超電導層13に、長手方向に沿って一体に形成され、金属基材11の裏面11d側に第二の金属安定化層16が積層され、第二の金属安定化層16が、超電導層13と電気的に接続されていることを特徴とする超電導線材1。 (もっと読む)


【課題】本発明は、MgBを良好な結晶配向性を維持しつつ成膜させることで、臨界電流密度が高く超電導特性の良好な超電導導体を提供することを第一の目的とする。また、本発明は安定してMgBの結晶配向を制御し、高い超電導特性を有するMgB超電導導体の製造方法を提供することを第二の目的とする。
【解決手段】本発明の超電導導体10は、金属基材11と、金属基材11上に、イオンビームアシスト(IBAD)法により形成された3回対称MgO(111)層13と、MgB層14とが積層された積層体よりなることを特徴とする。 (もっと読む)


ワイヤの機械的な完全性を維持する一方で、2本の積層ワイヤを共に接合する2面ジョイントが開示されている。2面ジョイントは、テーパ端部を有した2本の積層HTSワイヤを接合することができ、底部ストラップおよび頂部ストラップを備えている。一態様では、積層した繋いだ超伝導体ワイヤは、超伝導体ジョイントを備えており、それは、第1および第2超伝導体ワイヤを備えている。各ワイヤは、ラミネート層と、該ラミネート層上の基板層と、該基板層上の緩衝層と、該緩衝層上の超伝導体層と、該超伝導体層上の空隙層と、該空隙層上のラミネート層とを備えている。各ワイヤは、第1積層ワイヤの第2ラミネート層と第2積層ワイヤの第2ラミネート層とに電気的に接続する第1HTSストラップと、第1ラミネート層に近接したバッキング・ストラップを備えている。
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【課題】MgO基板の上に、バリウムと銅とを含む酸化物からなる高品質な高温超伝導薄膜が、再現性よく形成できるようにする。
【解決手段】Caの含有量が147ppm程度のMgO基板101を用意し、これを酸素雰囲気102の中に配置された状態とし、加えて、MgO基板101に1000℃・12時間の加熱処理が行われた状態とする。このことにより、MgO基板101の表面に形成されている劣化層が除去された状態とする。次に、MgO基板101を、分子線エピタキシー装置の処理室内に搬入し、基板温度を700℃とした状態とし、Nd,Ba,及びCuを蒸発源とする分子線エピタキシー法により、MgO基板101の上にNd1Ba2Cu37-d(0≦d≦0.3)からなる高温超伝導薄膜103が膜厚250nm程度に形成された状態とする。 (もっと読む)


本発明の膜は特にマイクロ波およびRF用途に関して最適化された高温超伝導(HTS)薄膜である。特に、本発明はマクロ波/RF用途に関して最適化された膜を製造するために1:2:3の化学量論からの大きなずれを有する組成に焦点を合わせる。RF/マイクロ波HTS用途はHTS薄膜が優れたマイクロ波特性、特に低い表面抵抗、Rおよび高線形表面リアクタンスX、すなわち高JIMDを有することを要する。そのようなものとして、本発明はその物理的組成、表面モルホロジー、超伝導特性、およびこれらの膜からつくられるマイクロ波回路の性能特性に関して特徴がある。
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