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Fターム[4G070CC11]の内容

Fターム[4G070CC11]に分類される特許

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【課題】プロピレンのプロピレンオキサイドへの接触気相酸化反応の選択性を高め、反応器内で使用可能な内部管単位体積当たりのプロピレンオキサイドの生産率を高め、さらに同時に反応管の全長の温度特性を制御することで、特に反応の暴走及び爆発のリスクについて反応の安全性を向上させたプロピレンオキサイドの製造方法を提供すること。
【解決手段】管型反応器の中で、酸素分子によるプロピレンの接触気相酸化反応によってプロピレンオキサイドを製造する方法であって、該管型反応器は入口チャンバー、中央チャンバー、出口チャンバーを備えており、該中央チャンバーは、反応ガス流と接触してプロピレンオキサイドを生成させる固体触媒を充填した反応管の束を有しており、方法は、該反応管の内部断面積が、該反応管の入口と出口の間で該反応管の全長の少なくとも一部にわたって減少し、任意の残りの部分にわたって一定であることを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】気相プロセス処理を含む、粒子の流動化を利用する化学プロセスと、マイクロチャンネル(以下、単にチャンネルとも称する)を通して流体中を移動する触媒粒子の触媒作用を受ける化学反応とを提供することである。
【解決手段】化学反応を実施するための方法であって、ヘッダーと、流れ改質用マニホルド連結部とを通して流体流れを流動させることにより分与流れを形成すること、を含み、ヘッダーがマイクロチャンネル列との間にインターフェース部分を有し、(a)分与流れがマイクロチャンネル列を通して固形粒子を搬送し、(b)分与流れが固形粒子を連行する方法。 (もっと読む)


【課題】処理塔システムの床圧の動的変化を補償するシステムを提供する。
【解決手段】処理塔システム10は、入口と、出口と、ピストンヘッド16と、制御された床圧力をピストンヘッドに、ひいては塔内に配置されている基材床36に提供するためのピストン圧力室26と、を含んでいる。追跡調整器50が、加圧された水圧流体の供給源及びピストン圧力室並びに塔の入口と流体連通している。追跡調整器は、処理塔12に流入する処理流体流れの圧力を受信する。追跡調整器は、加圧された水圧流体の供給源と流体連通している水圧流体排流口63を有している。追跡調整器は、処理流体流れの圧力の降下を検出すると、ピストン圧力室からの水圧流体を、加圧された水圧流体の供給源へ向かわせ、処理流体流れの圧力の上昇を検出すると、加圧された水圧流体の供給源からの追加の水圧流体をピストン圧力室に向かわせることにより、基材床の圧力を調節する。 (もっと読む)


本発明は石油化学、ガス化学、石炭化学に関し、特にフィッシャートロプシュ反応下でのCOおよびHからのC以上の炭化水素の合成に関する;本発明は合成液体炭化水素を製造する方法および系に関する。合成液体炭化水素の製造方法は、冷却液をシェルに供給する垂直式シェルアンドチューブ型反応器中、固定触媒床でのフィッシャートロプシュ反応下、合成ガスの触媒による転化により提供され、合成ガス転化率が60〜80%に達するとすぐに、圧力勾配を前記チューブに沿って0.1bar/m未満まで低下させ、該値を全工程中、維持する。フィッシャートロプシュ合成用反応器はシェル内にある触媒を備えた複数のチューブを有し、チューブ出口の直径の、チューブ入口の直径に対する比率が1.5/1〜2.5/1である。本発明は触媒床で最適温度範囲を達成できる;熱移動および物質移動を改善し、チューブ底部での液体生成物の蓄積を防止する。
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【課題】従来高温高圧下での液相反応の結果物を得るマイクロリアクターが提案されているが、実際に生じている若しくは扱われる高温高圧溶液反応は、固体を伴う不均一系が一般的であり、従来のマイクロリアクターでは、不均一系の反応を実現できなかった。
【解決手段】リアクター部のキャピラリー中に粉砕して粒度を揃えた固体を充填し、両端をフィルタで蓋をし、リアクター部の下流に複数の背圧管を選択できる流路切替器を配置する構成とした。 (もっと読む)


【課題】効率よく生成物を生成させるために、多量の原料ガスを反応器に流入させても、反応器の差圧の上昇を抑制することができ、生成物の収率の低下を招かないような反応方法を提供する。
【解決手段】供給された原料ガスを反応させる触媒層を備え、その触媒層と熱交換を行い除熱及び加熱ができる反応器において、
触媒層を備えない状態において、常温の空気を、反応器出口圧力を常圧とし熱媒による加熱なしで、触媒層容積あたり標準状態換算で空間速度を7,200(1/hr)として前記反応器に流入させた場合の前記反応器の差圧が50Pa以下であり、
前記触媒層が、原料ガスの入口から出口に向かって複数の反応帯域に分割され、前記複数の反応帯域は原料ガスの入口から出口に向かって触媒充填時の空隙率を減少させるように配置されている反応器を用いる反応方法により課題を解決する。 (もっと読む)


気体分配構造を有するスラリー泡カラム反応器(11)には、上側スパージャー(12)と、下側スパージャー(13)と、開放端を有するチューブ(14)とを備えている。前記下側スパージャー(13)から供給された気体が前記チューブ(14)内に進入し、前記チューブ(14)内に存在しているスラリーの密度を低下させる。このスラリー密度差によって、前記チューブ(14)内における前記スラリーを上昇させ、それにより前記チューブ外側のスラリー(14)を下降させて、スラリーの循環を維持するとともに前記容器壁を触媒で洗浄する。
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本発明は硫黄および水素から硫化水素を製造するための反応容器に関し、その際、該反応容器は、部分的または完全に、その化合物もしくは元素の反応混合物に対して耐久性のある材料からなり、高い温度でも耐久性を維持する。
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本発明は、アルカリ性金属塩を含有する、固体で無機のかつアルカリ性の粒子材料の炭酸化における流動層反応器の使用を表す。また本発明は、アルカリ性金属塩を含有するセメントキルンダスト(CKD)の処理方法も表す。該処理方法は、2つの工程:(a)水和工程;及び(b)炭酸化工程を含み、該炭酸化工程は、流動層反応器において行われる。本発明の好ましい局面において、処理CKDは、硫黄ポリマーコンクリート(SPC)における骨材として使用される。従って、本発明はまた、本発明の処理CKD、元素硫黄及び改質硫黄を加熱及び混合して混合物を製造することを含む、SPCの製造方法も提供する。該SPCは、例えば、有害廃棄物等の物質を保管するための封じ込め建造物のように、物質の透過を制限するための障壁として使用することができる。 (もっと読む)


平衡状態でのメタノールの製造のための触媒方法及び反応器の改善された設計であって、ここで、メタノールは、それが生成した時に、メタノール触媒の触媒活性を低下させることなく、反応器内で気相から液相へと分離される。これは、触媒粒子と間接的に接触している液状冷却剤の沸点または温度を調節することによって及び冷却表面積に対する触媒床体積の特定の比率を供することよって達成される。それによって、メタノールは、それが気相で生成した時に、その殆どが反応域内に均一に分布して配置された冷却表面の所で、及び仮にあったとしても触媒床の非常に限られた領域内で凝縮する。
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本発明はフィッシャー・トロプシュ合成反応用固体触媒と液体生成物を連続して分離して排出するための装置及び方法に係り、より詳しくは合成ガスから合成油を製造するフィッシャー・トロプシュ合成反応において、固体触媒粒子と生成物とのスラリーを供給ガスの周期パルスによって連続的に分離することだけでなく、生成物を反応器の下部を通して排出させて、長鎖炭化水素であるワックスを含むフィッシャー・トロプシュ合成物を安定して得ることができるフィッシャー・トロプシュ合成反応用固体触媒と生成物を連続して分離して排出するための装置及び方法に関する。
反応器の上部に設置され、反応物のスラリーレベルを感知するレベル感知手段と、前記反応器の下部に設置され、反応器の内部に混合されたスラリーから液体生成物を分離して排出させる固体触媒/生成物分離手段及び排出手段と、前記レベル感知手段から感知信号を受信して前記排出手段の開閉動作を制御する制御部とを有し、前記分離手段は固体触媒を濾過し、前記排出手段はレベル感知手段が測定した合成生成物の量に従って、固体触媒から分離された生成物を反応器の下部から連続的に排出させるフィッシャー・トロプシュ合成反応用固体触媒と生成物を連続して分離して排出するための装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】
反応管内の温度に応じて含ハロゲン化合物を含む被処理ガスを可変定量して供給できるとともに、ガス化した含ハロゲン化合物が再液化することなく、安定して反応管内に供給することができる分解処理装置に対する被処理ガスの送出方法及び分解処理装置を提供する。
【解決手段】
分解処理装置10は、反応管20内の温度に応じて、反応管20に対し液体の含ハロゲン化合物をガス化した被処理ガスを可変定量可能に送出するチュービングポンプ78を備え、分圧設定装置90がチュービングポンプ78と反応管20の間の管路84に設けられている。 (もっと読む)


【課題】リンを含有するバイオマスを高温高圧ガスで処理し、処理後の反応物からリン酸塩を回収する方法を提供すること。
【解決手段】非金属系触媒の存在下において、リンを含有するバイオマスを100〜250℃の範囲内の温度、及び0.1〜4MPaの範囲内の圧力の条件下で熱水処理し、熱水処理することにより得られた、前記非金属系触媒を含む前記リンを含有するバイオマスのスラリー体を、374℃以上の温度、及び22.1MPa以上の圧力の条件下で水熱処理する。そして、前記水熱処理にて生成した灰分を塩酸と反応させ、前記灰分と反応させた後の前記塩酸をろ過し、前記塩酸をろ過したろ液を水酸化ナトリウム水溶液と反応させ、前記ろ液を前記水酸化ナトリウム水溶液と反応させた後に生じた沈殿物を回収する。 (もっと読む)


液体供給原料を合成気体と他の非凝縮性気体生成物へ触媒転化するためのリアクタシステムを提供する。リアクタシステムは、液体供給原料と気体生成物をダウンフロー方向に並流で流すことを可能とするよう構成された熱交換リアクタを具える。リアクタシステムは、特に、水相改質を用いてバイオマス由来の含酸素炭化水素から水素及び軽質炭化水素を生成するために有用である。生成された気体は、PEM燃料電池、固体酸化物燃料電池、内燃機関、又はガスタービン発電を介してエネルギを生成する燃料源として用いられるか、あるいは追加の生成物を生成する他の化学的なプロセスで用いられると理解されてもよい。気体生成物は精製され収集され、続いて使用されるか分配されてもよい。 (もっと読む)


【課題】軸の両端に配置された各ピストンでそれぞれ隔てられた2つのシリンダー内の2つの空間において圧力差が発生しても一方のシリンダーが動くのを防止することができ、ピストンの往復運動を継続して行うことができるとともに、ピストンやシリンダーの破損を防止することができる流体供給装置等を提供すること。
【解決手段】
軸の両端に配置されたピストンをそれぞれ備える2つのシリンダーの一方に第1の流体を注入することにより第1の流体の圧力で2つのピストンを移動させ、他方のシリンダーに第2の流体を受け入れ、一方のシリンダーに注入した第1の流体を排出するとともに、他方のシリンダーに受け入れた第2の流体を外部に供給する流体供給装置において、2つのシリンダーを、シリンダーが通過できる大きさの空洞を内側に有し、各シリンダーの外周上に設けた溝にそれぞれ嵌合する複数の突起を内側面に設けたシリンダー固定具で固定する。 (もっと読む)


本発明は、アリルグリシドエーテルAをHSi−化合物Bと触媒C及び場合により更なる補助物質の存在下に反応させる反応の連続的な工業的な実施のための設備、反応器及び方法であって、該設備が、成分A(1)及びB(2)用の出発物質合流部(3)と、交換可能な予備反応器の形の少なくとも2つの反応器ユニット(5.1)及び該予備反応器システムに後接続された少なくとも1つの更なる反応器ユニット(5.3)を含む少なくとも1つのマルチエレメント反応器(5)と、生成物後処理部(8)とを基礎とする形式のものに関する。
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本発明は、炭化水素原料の接触分解に関する。特に、本発明は、FCC反応器のストリッピング域における廃FCC触媒からの炭化水素のストリッピングを改良するように設計された、コーダルトレーを有する流動接触分解(FCC)反応器の触媒ストリッパー区域を用いる装置および方法に関する。 (もっと読む)


【課題】ダイアフラムの損傷を防止しかつ固体粒子の衝突が生じても誤作動を生じさせず、正確に流動床内の、特に圧力差を測ることができ、これにより、触媒供給と流動床からの重合体の排出量とを正しく制御することが可能な、気相重合装置における触媒供給量および重合体排出量の制御装置を提供する。
【解決手段】
圧力空間内に臨むように取付けられるダイアフラムの少なくとも受圧側の外面に、気体の通過を許容しかつ粉体の通過を規制する網状体30を取付けた第一のダイアフラム型圧力検出装置12と第二のダイアフラム型圧力検出装置13とにより、流動床反応器1内の差圧を検出して、この差圧を一定になるように制御することを特徴としている。 (もっと読む)


本発明は、(a)反応管と、(b)反応管を取り囲む反応器シェルと、(c)シリコン粒子層が形成されシリコン析出が起きる反応管内に形成される内部領域、及び不活性ガス雰囲気下に維持される反応器シェルと反応管の間に形成される外部領域と、並びに(d)内部領域と外部領域との間の圧力差が0バール(bar)以上1バール以下の範囲内に維持される制御手段と、を備え、それによって、比較的高反応圧力下であっても反応管の物理的安定性を維持でき、粒状多結晶シリコンを効率的に製造することができる、流動層反応器中での粒状多結晶シリコンの大量製造方法に関する。
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