説明

Fターム[4G146BB03]の内容

Fターム[4G146BB03]に分類される特許

121 - 140 / 175


【課題】粉砕により発生する黒鉛の新たな活性面の露出を抑制し、不可逆容量が小さくて、可逆容量の大きいリチウムイオン二次電池用負極材の製造方法を提供すること。
【解決手段】黒鉛粒子と、キノリン不溶分が0.3%以下、固定炭素分が50%以上のピッチと、空気中400℃に加熱した時の揮発分が50%以上、不活性雰囲気中800℃に加熱した時の残炭率が3%以下の溶融性有機物とを溶融混練し、混練物を焼成炭化および黒鉛化したのち粉砕することを特徴とするリチウムイオン二次電池用負極材の製造方法。また、この製造方法において、黒鉛粒子とピッチの混合比が、炭素質粒子100重量部に対しピッチが25〜40重量部であり、混練物を成形した成形体を焼成炭化および黒鉛化し、粉砕することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】初回充放電時の初期効率と放電容量を高く維持したまま比表面積と平均粒子径が小さい物性を有することで、高エネルギー密度かつ高電流負荷特性を併せ持った電極が作製可能なリチウムイオン二次電池用負極炭素材等に好適な黒鉛材料を安価に提供する。
【解決手段】生コークスなどの不活性雰囲気下で300℃から1000℃まで加熱した際の加熱減量分が5質量%以上20質量%以下の炭素原料を粉砕し、次いで粉砕された炭素原料を黒鉛化処理することによって、レーザー回折法により測定した体積基準の粒子径分布においてD50%が2〜9μmであり、比表面積が2〜6m/gであり、且つ粒子表面に実質的なコーティング層が存在しない又は等方性の結晶構造を持ち且つ実質的に単一組成の粒子からなる黒鉛材料を得る。 (もっと読む)


【課題】 同じ活性炭を用いて製造された分極性電極を水溶液系電気二重層キャパシタの正極及び負極に同じように使用しても、高い体積あたりの静電容量値を示す分極性電極とそれを用いた水溶液系電気二重層キャパシタを提供すること。
【解決手段】 MP法で測定した細孔直径分布におけるピーク値が0.74nm未満、BET法で測定した比表面積が650〜1800m/gである、易黒鉛化性炭素材料をアルカリ賦活処理して得られた活性炭、これを用いて製造した分極性電極、及び該分極性電極と水溶液系電解液を用いた電気二重層キャパシタによって上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】バイオマスの廃棄物を熱分解することにより、物質資源や材料資源として無駄なく十分に有効利用可能な、資源ロスの少ない廃棄物熱分解処理システムおよび方法を提供する。
【解決手段】キルン1において、バイオマス等の有機性廃棄物は、350〜850℃で熱分解される。キルン1で生成された炭化物はリサイクル処理装置2に送られ、熱分解ガスはガス改質システム3のクラッカ4に送られる。クラッカ4において、熱分解ガスは部分燃焼されて1000〜1200℃の高温状態となり、改質される。改質ガスは、冷却後、バグフィルタ7においてクラッカ4で生成された煤が捕集され、捕集された煤はリサイクル処理装置2に送られる。リサイクル処理装置2においては、キルン1からの炭化物と、バグフィルタ7で捕集された煤とが、各種の変換技術を用いてマテリアルリサイクル処理され、高機能性を有するナノカーボン材料が生成される。 (もっと読む)


【課題】電気二重層キャパシタ用活性炭の製造原料として、好適に用いることができる炭素質物および低温焼成炭素粉末を提供すること。
【解決手段】石油系重質油および/または石炭系重質油を熱処理して得られたコークスに
、カルシウム化合物を添加混合し、該混合物中のカルシウム含有量が100重量ppm以上10,000重量ppm以下となるように調製された炭素質物または該炭素質物に焼成および微粉砕処
理を施した低温焼成炭素粉末を電気二重層キャパシタ用活性炭の製造原料として用いる。 (もっと読む)


【課題】不可逆容量の増加を防止することが可能なリチウムイオン二次電池負極用メソカーボンマイクロビーズ黒鉛粉の製造方法を提供する。
【解決手段】
本発明に係るリチウムイオン二次電池負極用メソカーボンマイクロビーズ黒鉛粉の製造方法は、ピッチ類を熱処理してメソカーボンマイクロビーズを得た後、該メソカーボンマイクロビーズを流動状態下、不活性雰囲気中で600℃超、900℃未満の温度範囲で焼成し、その後黒鉛化することを特徴とする。
ここで、前記流動状態は、ロータリーキルンを用いて流動させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 石炭火力発電設備等で質系バイオマスを混焼する際においては、木質系バイオマスを効率的に炭化する。
【解決手段】 本発明によれば、木質系のバイオマスをごみ焼却設備の廃熱を利用して炭化した後に、竪型粉砕機により所定の粒度以下に粉砕する。炭化したバイオマスの粉砕に竪型粉砕機を用いることによって効率的な粉砕が可能であり、炭化させるための熱源として、国内各所に設置されているごみ焼却設備の廃熱を利用すれば、省エネルギの点で非常に効果的である。さらに、予め木質系バイオマスを、所定の寸法以下に予め破砕して炭化することによって、炭化の効率化が期待できる。また、石炭火力発電所の発電用ボイラに木質系バイオマスを使用する場合は、石炭粉砕用の竪型粉砕機を使用して炭化した木質系バイオマスを粉砕することにより設備が簡略化できる。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池負極材に適用することができ、充放電容量及び充放電効率の安定性に優れた炭素材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】前記炭素材用フェノール樹脂組成物に第1の熱処理を行い、炭素前駆体を得る工程(a)、
前記炭素前駆体を粉砕して、BET比表面積を10〜150m2/gにする工程(b)、及び
前記工程(b)後の炭素前駆体に、第2の熱処理を行い、炭素材とする工程(c)、
を含む。前記製造方法から得られる炭素材のBET比表面積は、2〜12m2/gであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】結晶性が高く、かつ、球状であるリチウムイオン二次電池負極材料に適する黒鉛材料の製造方法の提供。
【解決手段】メソカーボン小球体黒鉛化粉の製造方法であって、メソカーボン小球体焼成粉の表面部分を剥離手段により剥離し、剥離された前記表面部分である剥離部と残部との混合物を得る剥離工程と、前記混合物から、前記剥離部を除去し、前記残部を得る除去工程と、前記残部を黒鉛化処理し、メソカーボン小球体黒鉛化粉を得る黒鉛化工程と、を具備するメソカーボン小球体黒鉛化粉の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高密度で高強度である気体不透過カーボン材の製造法及び該製造法で得られた気体不透過カーボン材を提供することを目的とする。
【解決手段】平均粒径が3μm〜15μmの微粒メソフェーズカーボンを120MPa〜180MPaの圧力で成形した後、これを1600℃〜2000℃まで昇温して焼成することを特徴とする気体不透過カーボン材の製造法及び該製造法で得られ、かつ見掛け密度が1860kg/m以上、曲げ強さが85MPa以上及び硬さが100以上である気体不透過カーボン材を提供することで課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】 切削用バイト、ドレッサー、ダイスなどの加工工具や、掘削ビットとして使用できる、十分な強度、硬度、耐熱性を有する緻密で均質なダイヤモンド多結晶体を提供すること。
【解決手段】 実質的にダイヤモンドのみからなる多結晶体であって、炭素の同位体であるC13を50%以上含み、硬度が90GPa以上であることを特徴とする高硬度ダイヤモンド多結晶体、及びC13を50%以上含む非ダイヤモンド型炭素物質を、温度2000℃以上で、ダイヤモンドが熱力学的に安定である圧力条件下で、焼結助剤や触媒の添加なしに直接的にダイヤモンドに変換させると同時に焼結させることを特徴とする前記高硬度ダイヤモンド多結晶体の製造方法。 (もっと読む)


【解決手段】 触媒活性炭素繊維と、それらを調製するための方法について説明されている。活性炭素繊維は、金属を含有したナノ粒子を活性触媒として使用することにより、特定の用途に合わせて容易に最適化された、制御された多孔率分布を有するように作られている。活性炭素繊維は、限定するわけではないが、様々な電気化学装置(例えば、コンデンサ、バッテリ、燃料電池など)、水素貯蔵装置、ろ過装置、触媒基質などを含む、炭素材料が入っているあらゆる種類の装置で用いられる。 (もっと読む)


【課題】 電気二重層キャパシタ用活性炭およびリチウム二次電池用負極活物質などの蓄電装置用電極材料またはその原料として好適に用いることのできる低温焼成炭素(粉末)を提供すること。
【解決手段】 石油系重質油および/または石炭系重質油と、該石油系重質油および/または石炭系重質油を熱処理して得られるコークスに微粉砕と炭化を施して得られる熱処理コークス粉末(原料粉末)との混合物を、熱処理して得られる複合コークスに、さらに揮発分が1重量%未満、かつ真比重が1.90未満となるように炭化後、平均粒径が1μm以上30μm以下に微粉砕すること、または該複合コークスを平均粒径が1μm以上30μm以下に微粉砕後、揮発分が1重量%未満であり、かつ真比重が1.90未満となるように炭化することにより得られる低温焼成炭素粉末を蓄電装置用電極材料、またはその原料として用いる。 (もっと読む)


本発明の目的は、リチウムイオン二次電池の陰極材料の可逆的比容量とサイクルの安定性を高めることである。本発明は、リチウムイオン電池の複合炭素陰極材料を開示する。前記材料は球状黒鉛及びそれを被覆する被覆層を有する複合黒鉛であり、前記被覆層は有機物の熱分解グラファイトであって、さらに、黒鉛結晶体の層間に遷移金属元素が挿入される。また、本発明は、リチウムイオン電池の複合炭層陰極材料の製造方法をも開示する。前記方法は、黒鉛の粉末化、整形と球状化、純化、洗浄、脱水と乾燥、多価遷移金属塩溶液への浸漬し、有機物との混合被覆、炭素化又は黒鉛化処理という工程を有する。従来の技術と比べて、本発明の陰極材料は、リチウムの挿入能力、脱離能力が抜群であり、サイクル安定性が優れ、炭素陰極材料の可逆的比容量が350mAh/gより多く、第一回目のクーロン効率が94%より大きく、500回のサイクル後の容量の維持率が80%より多いほか、その製造工程が簡単で操作しやすく、コストが低いという長所がある。
(もっと読む)


【課題】 醤油粕を原料とし、吸着性能に優れ、安価で良質な活性炭を提供する。
【解決手段】 圧搾後の醤油粕を、4mm角以上が10%以内であり、平均では約2mm程度となるように粉砕すると共に、20倍量の水で希釈してスラリー化した後で、該醤油粕スラリーを、高温嫌気性菌を使用して、55℃の条件下で10日間、嫌気発酵処理し、得られた発酵残渣を、塩分濃度0.5%以下になるように脱塩処理した後に、脱水し、その後、乾燥し、得られた乾燥固形物を造粒後、炭化処理し、次いで、賦活処理する。 (もっと読む)


【課題】粉体の炭素材料を黒鉛化するにあたり、不純ガスの混入なく、生産性良く効率的に加熱することにより黒鉛粉体を製造する方法、装置。
【解決手段】炭素製容器に炭素粉末を充填し、容器自体に通電し加熱昇温する。また、加熱室内に、この容器を連続的に送入、加熱、取出しを行えるように装置化した。これによりリチウム2次電池用に好適な黒鉛炭素粉末が得られる。 (もっと読む)


【課題】 汚染源である家畜排泄物より炭素体の製造方法の提供
【構成】 家畜排泄物とフェノール樹脂を混合し一体化させた複合体を、500℃〜800℃の加熱により炭素化して得る炭素体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 浄水処理においてかび臭を効率よく吸着除去できる活性炭を提供する。
【解決手段】 かび臭除去用活性炭は、直径1.8nm以下の細孔容積が0.28ml/g以上(例えば、0.28〜0.5ml/g)、かつメジアン径が30μm以下(例えば、1〜30μm)の粉末状である。活性炭の比表面積は700〜2000m2/gである。活性炭は、水蒸気賦活された木質系活性炭であってもよい。 (もっと読む)


【課題】 充放電特性に優れた非水電解質二次電池用の負極材を製造することができる炭素材の製造方法と、この製造方法により得られた炭素材、この炭素材を用いた二次電池用負極材、及び、非水電解質二次電池を提供する。
【解決手段】 (a)樹脂組成物とアルカリ金属含有化合物とを混合し、アルカリ金属含有炭素材前駆体を調製する工程、(b)前記アルカリ金属含有炭素材前駆体を、炭化処理する工程、及び、(c)前記炭化処理後の処理物を水洗して、該処理物の少なくとも表面部位に存在するアルカリ金属成分を実質的に除去する工程、を有することを特徴とする、炭素材の製造方法と、この製造方法により得られたことを特徴とする炭素材、及び、この炭素材を含有することを特徴とする二次電池用負極材と、この二次電池負極材を用いることを特徴とする非水電解質二次電池。 (もっと読む)


【課題】 リチウム二次電池用負極活物質および電気二重層キャパシタ用活性炭などの蓄電装置用電極材料として好適に用いることができる電極材料用炭素質物および低温焼成炭素粉末(炭化品)を提供すること。
【解決手段】 石油系および/または石炭系重質油を熱処理して得られるコークス
を、粒径2mm以上の粒子が0.1重量%以下、かつ粒径0.05mm以下の粒子が0.1重量%以下に粗
粉砕および分級して得られる炭素質物を用い、さらに、平均粒径1μm以上30μm以下に微
粉砕した後600℃以上1,400℃以下の温度で焼成するか、または600℃以上1,400℃以下の温度で焼成した後平均粒径1μm以上30μm以下に微粉砕することにより得られる電極材料用
低温焼成炭素粉末(炭化品)を蓄電装置用電極材料として用いる。 (もっと読む)


121 - 140 / 175