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Fターム[4G169CC03]の内容

Fターム[4G169CC03]に分類される特許

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【課題】重質油に対する分解活性と脱硫活性とを両立させ、両機能共に優れる水素化分解触媒を提供すること。
【解決手段】結晶性アルミノシリケートと該結晶性アルミノシリケートを除く多孔性無機酸化物とを含む担体に活性金属を担持した重質油水素化分解触媒であって、
(a)前記担体が、結晶性アルミノシリケートと該結晶性アルミノシリケートを除く多孔性無機酸化物の合計量基準で、結晶性アルミノシリケート45質量%以上60質量%未満と該結晶性アルミノシリケートを除く多孔性無機酸化物40質量%超55質量%以下を含み、(b)前記活性金属が、周期表第6族、第8族、第9族、第10族金属のうち少なくとも一種の金属であり、かつ、(c)前記重質油水素化分解触媒の細孔分布が、細孔径50〜10,000Åの細孔で定義される総細孔容積が0.40cc/g以上、細孔径が100Å以上200Å未満である中間メソ細孔容積の総細孔容積に占める割合が60%以上である、重質油水素化分解触媒である。 (もっと読む)


【課題】カーボンナノチューブの内部チャネルを触媒反応器として用いるために特定の前処理を通じてカーボンナノチューブの内部チャネルにのみ金属触媒ナノ粒子を担持させることで、多様な触媒反応に応用できる金属触媒ナノ粒子が担持された高性能カーボンナノチューブ触媒及びこの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は金属触媒ナノ粒子がカーボンナノチューブの内部チャネルの表面にのみ選択的に担持されたカーボンナノチューブ触媒及びこの製造方法に関するものであり、より詳しくは、特定の前処理を通じてカーボンナノチューブの内部表面に欠陥を形成した後、前処理されたカーボンナノチューブに気相の金属前駆体を流し、化学気相蒸着法でカーボンナノチューブの内部チャネルにのみ金属触媒ナノ粒子が担持され得るように製造した優れた選択的触媒反応活性及び耐久性を有する金属触媒ナノ粒子が担持されたカーボンナノチューブ触媒及びこの製造方法に関する。 (もっと読む)


触媒、及び再処理物質を含有する前駆体組成物から触媒を作製するプロセスが開示される。この触媒は、5〜95重量%の再処理物質を含有する触媒前駆体を硫化することにより作製される。再処理物質を用いる触媒前駆体は、水酸化物又は酸化物の物質であってもよい。再処理物は、触媒前駆体の形成若しくは造形により生じる又は造形触媒前駆体の破壊若しくは取扱いにより形成される物質であってもよい。再処理物は、造形プロセス、例えば押出プロセスへの触媒前駆体供給物質の形態、又は造形プロセスにおいて不良品若しくは屑として生じた触媒前駆体物質であってもよい。幾つかの実施態様において、再処理物は、造形可能な軟塊の稠度であってもよい。別の実施態様において、再処理物は、小片又は粒子、例えば微細物、粉末の形態である。
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【課題】重質原油と残油から不純物である重金属(メタル)と硫黄の除去に関し、特に重質原油と残油の脱メタル(HDM)と脱硫(HDS)用の触媒調製に関する。
【解決手段】 スチームで賦活され、細孔構造として、0.7−1.8cc/gの全細孔容積を持ち、200−2000Åの細孔径を持つ細孔が20%又はそれ以上を占め、細孔径が380−900Åの範囲の細孔の容積比が200−2000Åの範囲の細孔径を持つ細孔の容積に対して40%又はそれ以上である押出成型カーボン担体を有する、重質原油と残油の水素化処理用、特に脱メタル用触媒である。 (もっと読む)


【課題】触媒の内部まで重金属を捕捉できるようにし、反応装置内における触媒の活性低下や圧力損失を緩和し、より安定した運転を達成できるようにする点の提供。
【解決手段】炭化水素油の水素化処理における活性金属成分の合計含有量が、酸化物基準で、0質量%、又は、0を超えて0.2質量%未満であり、平均細孔径が14nm以上である無機酸化物からなることを特徴とする炭化水素油の水素化脱金属触媒及びそれを用いた水素化処理方法。 (もっと読む)


【課題】重質フラクションとヘテロ原子との含有比率が一層高く、水素の含有比率が一層低い輸入原油を可能な限り品質向上させる。
【解決手段】第VIB族からの少なくとも1種の金属と、主要プロモータVIII-1および共プロモータVIII-i(iは2〜5の範囲である)と称される第VIII族からの少なくとも2種の金属と、多孔性の耐火性酸化物によって構成された少なくとも1種の担体とを含み、第VIII族からの元素は、原子比[VIII-1/(VIII-1+・・・+VIII-i)]によって規定される比で存在し、該比は、0.5〜0.85の範囲である、触媒、並びに、重質炭化水素仕込原料の水素化処理方法であって、少なくとも1回の水素化脱金属工程と少なくとも1回の水素化脱硫工程とを包含し、水素化脱金属および水素化脱硫の工程のそれぞれにおいて同一の原子比を有する本発明による触媒を使用する。 (もっと読む)


本発明は、アルミノケイ酸マグネシウム粘土を用いた水素化脱金属触媒及び水素化脱金属法を対象とする。アルミノケイ酸マグネシウム粘土は、特徴的な29Si NMRスペクトルを有する。アルミノケイ酸マグネシウム粘土は、一連の特異な反応ステップの生成物である。手短に言うと、本発明の触媒及び方法で用いられるアルミノケイ酸マグネシウム粘土は、酸性pHの水性条件下で、ケイ素成分、アルミニウム成分及びマグネシウム成分を一緒にして、第1の反応混合物を形成し、続いて第1の反応混合物のpHを約7.5超に調整して、第2の反応混合物を形成する。第2の反応混合物を、アルミノケイ酸マグネシウム粘土の形成に十分な条件下で反応させる。生成したアルミノケイ酸マグネシウム粘土は、水素化脱金属の触媒及び方法に使用するための高い表面積及び活性を併有する。 (もっと読む)


【課題】再生水素化処理用触媒を簡便に製造する方法、並びに該再生水素化処理触媒を用いた石油製品の製造方法を提供する。
【解決手段】周期表第6族金属から選択される少なくとも1種及び第8〜10族金属から選択される少なくとも1種を含む水素化処理用触媒について、未使用の状態及び水素化処理に使用した後の状態でX線吸収微細構造分析より取得したスペクトルの広域X線吸収微細構造領域から得られる該動径分布曲線において、IM−O/I0M−O≦1.5[式中、IM−Oは水素化処理に使用した後の水素化処理用触媒の6族金属原子−酸素原子結合に帰属されるピークの強度を示し、I0M−Oは未使用の水素化処理用触媒の6族金属原子−酸素原子結合に帰属されるピークの強度を示す]で表される条件を満たす時に、水素化処理に使用後の水素化触媒について再生可能と判定。再生可能と判定された、水素化処理に使用した後の水素化触媒を再生処理する。 (もっと読む)


本発明は、水素化処理触媒を調製する方法であって、a)第VIII族の少なくとも1種の元素および/または第VIB族の少なくとも1種の元素および無定形担体を含有する焼成および/または乾燥触媒前駆体に、20超の誘電率を有する少なくとも1種の極性溶媒中の少なくとも1種のリン化合物溶液から構成される含浸溶液を含浸させる少なくとも1回の工程、b)工程a)から得られる前記含浸触媒前駆体を熟成させる工程およびc)次の焼成工程なしで、工程b)から得られる前記触媒前駆体を乾燥させる工程を包含する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】接触改質ガソリン留分を増産できるとともに、ベンゼン、トルエン及びキシレン等の炭素数が6〜8の芳香族炭化水素を増産することができる、接触改質ガソリンの製造する方法を提供すること。
【解決手段】原油の常圧蒸留により得られるナフサ留分と重質炭化水素を水素化精製して得られる精製ナフサ留分との混合留分を原料とし、これを接触改質することを特徴とする接触改質ガソリンの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】細孔容積が大きく、しかも、高強度であるアルミナ担体及びそれを用いた水素化脱金属触媒並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】pH10〜14に調整された敷水を攪拌しながら、敷水に塩基性塩化アルミニウムの水溶液を5分以内でpH6.5〜10.0となるように添加し、更に塩基性のアルミニウム塩の水溶液及び塩基性塩化アルミニウムの水溶液をpH6.5〜10.0の範囲内に保持しつつ、10分から2時間かけて同時に攪拌しながら添加してアルミナ水和物を得た後、このアルミナ水和物を順次、洗浄、熟成、噴霧乾燥、捏和、成型、乾燥、及び焼成してアルミナ担体を得る。更に、得られたアルミナ担体に活性金属成分を担持して水素化処理触媒を得る。 (もっと読む)


【課題】 アスファルテンを含有する炭化水素油の水素化改質方法において、当該炭化水素油のコーク劣化し易さを事前に把握でき、かつ後段でコーク劣化を引き起こすコーク前駆体を生成すると考えられる前段の水素化脱金属処理工程におけるコーク劣化を抑制する方法及び当該工程において使用する水素化脱金属触媒を提供する。
【解決手段】 アスファルテンを含む炭化水素油を水素化脱金属処理したのち、その後段で、水素化脱硫処理、水素化分解処理等の水素化改質処理をするに際し、前記水素化脱金属処理工程において、前記炭化水素油を、その中に含まれるアスファルテンの熱天秤測定による1質量%減少温度よりも低い温度で、当該工程に供給することを特徴とする、炭化水素油の水素化改質方法である。 (もっと読む)


本発明は、水蒸気の存在下で焼成したベーマイトアルミナに水溶性塩Ba/Mgおよびリン酸HPOを共含浸させることにより得られる化学組成物を調製する方法を提供する。前記化学組成物は、充填物から生じる金属、特にバナジウムをSOの存在下で捕捉するため、ひいては接触分解触媒の活性および選択性を保護するために、接触分解プロセスにおいて添加剤として使用される。 (もっと読む)


【課題】脱メタル活性が高く、触媒寿命の長い炭化水素油の脱メタル触媒及びこの触媒を用いて、バナジウムやニッケルを含む劣質な重質油を効果的に水素化処理する方法を提供することである。
【解決手段】無機耐火性酸化物担体(A)に、周期律表第6族に属する金属と周期律表第9族及び/又は第10族に属する金属を担持してなる炭化水素油の脱メタル触媒において、周期律表第6族に属する金属が該担体(A)中に均一に分散し、かつ周期律表第6族に属する金属と周期律表第9族及び/又は第10族に属する金属を含有する無機耐火性酸化物粒子(B)が、担体(A)中に均一に分散していることを特徴とする炭化水素油の脱メタル触媒である。 (もっと読む)


i)アルミナ前駆体を、全乾燥混合物に基づいて20から40重量%の範囲内の量の、0.5から50μmの範囲内の直径および100μm以下の長さを有する可燃性炭素含有繊維と混合する工程;
ii)硝酸および水を加えて、押出し可能な塊を形成する工程;
iii)この混合物を押し出して成形粒子を形成する工程;
iv)成形粒子を乾燥させる工程
v)350から600℃の範囲内の温度で、5容量%以下の酸素を含む雰囲気中で該粒子を加熱する工程;および
vi)次いで、450から600℃の範囲内の温度で、少なくとも12容量%の酸素を含むガス混合物中で該粒子を加熱する工程
を含む触媒の調製方法。前記方法によって得ることができる触媒、および炭化水素留分の前記触媒による脱金属方法。
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【課題】水素化活性金属成分の量が少なくても高い脱金属活性を示す水素化脱金属触媒および該水素化脱金属触媒に好適な特定の細孔構造を有するアルミナ担体の提供。
【解決手段】アルミナ成形体であって、窒素吸着によるBET法により測定した比表面積(SA)が100〜250m/gの範囲にあり、水銀圧入法により測定した細孔直径4nm以上の全細孔容積(PV)が0.50〜1.50ml/gの範囲であり、全細孔容積(PV)の1/2に相当する平均細孔直径(PD)が15〜30nmの範囲にあり、細孔直径8〜20nm範囲に細孔容積分布の第1ピークを有するとともに、細孔直径18〜30nm範囲に細孔容積分布の第2ピークを有し、かつ、第1ピークの値より第2ピークの値が大きく、細孔直径100nm以上の細孔容積(PV)が0.05ml/g以下であるアルミナ担体。 (もっと読む)


ヒ素濃度及びジオレフィン濃度を有するモノオレフィン含有炭化水素流からの、ヒ素の除去及びジオレフィンの選択的水素化のための二重機能を有する触媒並びにこのような触媒を製造するための及び使用するための方法。この触媒は、追加の第VIII族金属でオーバーレイされている、耐火性酸化物及び第VIII族金属の熱処理造形混合物である。 (もっと読む)


【課題】不利な原油を、輸送及び処理設備での処理に適するよう一層望ましい特性を有する原油生成物に転化するか、或いは不利な原油の他の特性への変化を最小限にしながら、不利な原油の選択された特性を変化できる経済的かつ技術的なシステム、方法、及び/又は触媒を提供する。
【解決手段】原油原料を1種以上の触媒と接触させて原油生成物を含む全生成物を製造する方法。原油生成物は25℃、0.101MPaにおいて液体混合物である。原油生成物の有機酸金属塩中のアルカリ金属及びアルカリ土類金属の合計含有量は、原油原料の有機酸金属塩中のアルカリ金属及びアルカリ土類金属の合計含有量の90%以下である。原油生成物の他の1つ以上の特性を原油原料のそれぞれの特性に比べて10%以上変化できる。 (もっと読む)


【課題】 バナジウムやニッケルなどの金属化合物を多量に含む炭化水素油の水素化処理に使用して、高い脱メタル活性を有し、しかも高い脱硫活性を有する炭化水素油の水素化処理触媒組成物および該触媒組成物を使用した炭化水素油の水素化処理方法の提供。
【解決手段】 担体に水素化活性金属成分を担持してなる水素化処理触媒組成物中に粒子状のリチウムアルミノシリケートを含有することを特徴とする炭化水素油の水素化処理触媒組成物および該触媒組成物を使用した炭化水素油の水素化処理方法。 (もっと読む)


本発明は、スラリー組成物を用いて重油の品質を改善する方法を対象にする。このスラリー組成物は、第VIB族金属酸化物とアンモニア水を混合して水性混合物を形成すること、及びこの混合物を硫化してスラリーを形成することを含む一連のステップで製造される。次に、このスラリーは、第VIII族金属化合物で促進される。引く続くステップは、スラリーを炭化水素油と混合すること、及び得られた混合物を水素ガスと組み合わせて(液体相に水を保持する条件下で)、活性スラリー触媒を製造することを含む。
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