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Fターム[4H060BB12]の内容

工業ガス (2,952) | プロセスの種類 (978) | CO含有ガスの転化 (119) | CO+H2O(転化)CO2+H2 (61)

Fターム[4H060BB12]に分類される特許

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【課題】石炭ガス化ガスから回収された二酸化炭素の様に硫化水素を含むガスから少ないエネルギーで硫化水素を除去することができ、かつ、硫化水素の除去性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】石炭ガス化ガスからCO回収系20で回収された回収CO10は、所定の温度に加熱されて吸着塔1a又は1bに供給される。吸着塔1a,1bにはチタンとモリブデンとニッケルの酸化物を含有する吸着剤が用いられ、硫化水素が吸着剤に固定される。吸着剤を再生する際には、酸化ガス12が所定の温度に加熱されて吸着塔1a又は1bに供給される。 (もっと読む)


【課題】水蒸気量が少ない場合でも触媒劣化がなく、COシフト反応を効率よく行うことができるCOシフト変換システム及び方法、石炭ガス化発電プラントを提供する。
【解決手段】COシフト触媒11を有し、生成ガス12中のCOをCO2に変換するCOシフト変換装置13と、該COシフト変換装置13の上流側に設けられ、生成ガス12中に水蒸気14を供給する水蒸気供給手段15と、水蒸気14を供給した後に、水スプレ16を混合器17により供給する水スプレ供給手段18と、を具備するCOシフト変換部20とからなり、前記COシフト変換部20が少なくとも2以上直列に多段連結されている。 (もっと読む)


【課題】廃熱を有効利用することができるエネルギー回収装置及び石炭ガス化発電プラントを提供する。
【解決手段】エネルギー回収装置10は、再生過熱器11からの低圧凝縮水12を給水13と熱交換する熱交換器14と、該熱交換器14で熱交換された低圧蒸気15を圧縮過熱して中圧蒸気16を得る圧縮機17とを備えるものであり、低圧凝縮水12の圧力が0.3MPag、温度が140〜150℃の場合、給水(常圧、30℃)13と熱交換させることで、圧力0.2MPag、温度120℃の低圧蒸気15とすることができ、この低圧蒸気15を圧縮機17により昇圧昇温させることで、圧力4.0MPag、温度300℃の中圧蒸気16を得る。 (もっと読む)


【課題】代替天然ガスの生成システム及び方法を提供する。
【解決手段】システムは、放射シンガス冷却器(RSC)を含む。RSCは、流体を送るように構成された冷却管体を含む。RSCは、約750°Fから約850°Fまでの流体の過熱を可能にするレベルでRSCから出る流体の圧力及び温度を生成するような伝熱面積を有するように構成される。加えて、伝熱面積は、流体がRSCの外部にある第1の経路における熱交換器を通過するときに流体に伝達される熱量に基づいて決定される。 (もっと読む)


【課題】より高いCO2回収率が得られるCO2分離回収装置並びに高いプラント効率のCO2分離回収装置を備えた石炭ガス化複合発電プラントを提供する。
【解決手段】本発明のCO2分離回収装置は、CO2とH2を主成分とするガスを導入して、COとH2OとするCOシフト反応器を備え、
COシフト反応器の入り口側に設けられた入口弁と、COシフト反応器の出口側に設けられた出口弁と、入口弁の前段に高温蒸気を与えるための蒸気制御弁と、COシフト反応器に流入する流体のガス組成を検知するガス組成分析器とを備え、
ガス組成分析器の分析結果から求めたCOとH2Oのモル量差により蒸気制御弁を制御し、
COシフト反応器の触媒槽温度からCOシフト反応器の入口弁と、出口弁を制御する。 (もっと読む)


【課題】石炭ガス化プラントにおいて、エネルギーロスを抑制でき、イニシャルコストの低減とシステムの合理化を行うことが可能なシフト触媒、ガス精製方法及びガス精製設備を提供する。
【解決手段】HSを含むガス中のCOをHOと反応させてCOとHへ変換するシフト反応を促進させるシフト触媒であって、少なくともMo及びNiを含む。または、HSを含むガス中のCOをHOと反応させてCOとHへ変換するシフト反応を促進させるシフト触媒であって、少なくともMo及びポーリングの電気陰性度が1.8〜2.0の金属元素を含む。Al、TiO、及びZrOの中から選ばれる1種以上の無機酸化物を含むのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素を実質的に放出することなく水素を製造することができ、また電力消費も大幅に低減して低コストで水素を製造することができるようにする。
【解決手段】本発明の水素ガス製造装置10Aは、水分を含有する水分含有液体と、粉体状の糖原料とを混合して水分糖原料混合液体を製造する水分糖原料混合液体製造部1Aと、その水分糖原料混合液体製造部1Aで製造された水分糖原料混合液体を加熱して蒸気化し反応させて水素ガスを発生させる水素ガス製造部2Aと、を備えている。 (もっと読む)


【課題】炭素系燃料をガス化して得られた生成ガスをシフト反応器に直接供給した場合に、シフト反応触媒の表面に塩化アンモニウムが析出してもシフト反応触媒を容易に再生し、ガス化システムにおける熱効率の低下を抑制する。
【解決手段】石炭1等の炭素系燃料を酸素3等の酸化剤と反応させて一酸化炭素及び水素を主成分とする生成ガスを発生させるガス化部10と、シフト反応触媒を用いて生成ガスを水蒸気と反応させて二酸化炭素及び水素を主成分とするシフトガスに変換するシフト反応部40とを含むガス化システムにおいて、シフト反応部40は、シフト反応触媒を備えた少なくとも2系列のシフト反応器41、42を有し、シフト反応器41、42のうち少なくとも1系列には、生成ガスを通ガスし、他の系列のシフト反応器には、再生ガスを通ガスし、生成ガスと再生ガスとを切り替え可能とし、再生ガスは、塩化アンモニウムの沸点以上の温度に昇温してシフト反応器41に通ガスする。 (もっと読む)


【課題】ガス化発電システムにおいて、シフト反応に伴ってシフト反応器で発生する熱エネルギーを有効に利用して発電効率の向上を図ると共に、シフト反応で発生したメタノール処理を不要にし、系統の補給水量の増加を防ぐ。
【解決手段】炭素燃料をガス化して生じる生成ガスが供給され、シフト蒸気を用いて生成ガス中の一酸化炭素を二酸化炭素に変換するシフト反応器5と、シフト反応後の生成ガス中の水分を除去するノックアウトドラム15と、シフト反応後の生成ガスを燃料とするガスタービン21を備えるガス化発電システムにおいて、ノックアウトドラム15からのドレンが供給される蒸発器6を設ける。蒸発器6は、シフト反応器5で発生する反応熱を用いて、供給された水分を蒸発させて蒸気を発生させる。蒸発器6で発生した蒸気は、シフト蒸気に用いる。 (もっと読む)


【課題】CO分離回収装置に供給するパージ用の窒素ガスに少量の酸素が含まれていた場合でも、触媒の酸化を抑制して前記触媒の還元を不要とし、CO分離回収装置の起動時間の短縮を可能とする石炭ガス化ガスのCO分離回収装置を提供する。
【解決手段】
石炭ガス化ガス中のCOをシフト触媒によりCOに転換するCOシフト反応装置で生成されたCOを石炭ガス化ガスから分離して回収する石炭ガス化ガスのCO分離回収装置において、CO分離回収装置の起動時又は停止時に、パージ窒素を供給するパージ窒素流路と、水素ガスを供給する水素ガス流路とを夫々配設し、COシフト反応装置の上流側となる主系統の流路に、水素ガス流路を通じて供給された水素ガスと反応してパージ窒素に含有する酸素を燃焼させる燃焼触媒を充填した燃焼触媒器を設け、燃焼触媒器の上流側となる主系統の流路に脱硫器を設置して構成した。 (もっと読む)


【課題】CO濃度が高い条件で運転されても、充填された触媒の劣化を抑制できるCOシフト反応装置を提供する。
【解決手段】直列接続された複数のシフト反応器22、24、26と、主ガスライン21から分岐して最上流のシフト反応器22をバイパスさせるガス流量を調節する第1の流量調節手段29及び/又は30と、最下流のシフト反応器26から流出されるガスを昇圧して、最上流のシフト反応器22の上流に戻すリサイクルガスライン64と、リサイクルガスの流量を調節する第2の流量調節手段66と、シフト反応用蒸気ミキサー32とを備え、最上流のシフト反応器22の出口部のガス温がシフト反応触媒の耐熱限界温度より低く、かつCOをCOとHにシフトさせる温度以上になるように、前記第1及び第2の流量調節手段により最上流のシフト反応器22に流入するガス流量を調節する。 (もっと読む)


【課題】CO2を回収する際において、設備容量のコンパクト化を図ると共にボイラのシステム効率の向上を図ることができるボイラ設備を提供する。
【解決手段】バイオマスを燃料としてガス化させることでガス燃料を生成するガス化炉10と、ガス化炉で生成されたガス燃料と化石燃料を燃焼させて発生した熱を回収するボイラ30とを設けると共に、ボイラ30のボイラ本体31での燃焼前において、COシフト反応器63及びCO2分離装置64とを設け、CO2を回収するようにしているので、ボイラ燃焼後に較べ、設備容量のコンパクト化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】炭素を含む固体燃料をガス化した粗製ガス中のHSとCOを同時に除去する処理プロセスにてHS共存下でCOをCOに転換する耐硫黄性COシフト触媒の硫化処理を特別な機器を設置せずに簡単な配管構成によって可能にしたガス精製方法を提供する。
【解決手段】炭素を含む固体燃料をガス化した粗製ガス中に含まれるCOを触媒によりCOへ転換するシフト工程と、シフト工程で転換されたCO及び精製ガス中のHSを吸収液により吸収するガス吸収工程と、ガス吸収工程でCO及びHSを吸収した吸収液を加熱してCOとHSを吸収液から脱離させるガス再生工程を備え、前記ガス吸収工程で吸収液に前記CO及びHSを吸収させて精製した精製ガスをガスタービンに燃料ガスとして供給する燃料供給工程を備えたガス精製方法において、ガス再生工程で吸収液から離脱したHSを前記シフト工程に供給するHSリサイクル工程を備えた。 (もっと読む)


【課題】ガス化ガスのエネルギー効率を向上させることのできるガス化ガス精製システムを提供する。
【解決手段】本発明のガス化ガス精製システム10は、燃料である石炭をガス化するガス化炉11と、ガス化炉11で生成されたガス化ガス12中の一酸化炭素(CO)を、COシフト触媒21下で二酸化炭素(CO2)に変換するCOシフト反応装置15と、COシフト反応装置15でCOシフト反応させた後のガス化ガス12中のハロゲン化合物を除去するスクラバ装置17と、スクラバ装置17でハロゲン化合物を除去した後のガス化ガス12中の二酸化炭素(CO2)及び硫化水素(HS)を除去するガス精製装置19とを備える。 (もっと読む)


【課題】プラント全体の効率を向上させるおよび/または経済性向上させること。
【解決手段】石炭乾燥・微粉炭化設備5と、空気吹ガス化炉6と、ガス精製設備7と、ガスタービン8と、排熱回収ボイラ9と、蒸気タービン10とを備えた空気吹き石炭ガス化複合発電設備2と、石炭乾燥・微粉炭化設備5と、酸素吹ガス化炉15と、ガス精製設備7と、化学物質製造設備16とを備えた酸素吹き石炭ガス化化学物質製造設備3とを具備しており、前記空気吹き石炭ガス化複合発電設備2の前記ガス精製設備7で処理された合成ガスを、前記酸素吹き石炭ガス化化学物質製造設備3の前記化学物質製造設備16に、あるいは前記酸素吹き石炭ガス化化学物質製造設備3の前記ガス精製設備7で処理された合成ガスを、前記空気吹き石炭ガス化複合発電設備2の前記ガスタービン8に導く第1の配管17を備えている。 (もっと読む)


【課題】炭素系燃料をガス化し生成ガスに含まれる二酸化炭素を回収して水素及び一酸化炭素の混合ガスを製造するガス化システムにおいて、生成ガスに含まれる一酸化炭素のシフト反応設備に供給する水蒸気を低減し、プラント建設費を抑制するとともに、熱効率を向上させ、安定的に高い二酸化炭素の回収率を得る方法を提供する。
【解決手段】炭素系燃料1をガス化するためのガス化炉10、前記炭素系燃料1を供給するための燃料供給部111、及び、酸化剤を供給するための酸化剤供給部112を含み、かつ、シフト反応に利用するための水を供給するための水供給配管、及び、この水供給配管と前記ガス化設備とを直接接続する水供給部113を具備するガス化設備10と、このガス化設備10で発生する二酸化炭素を除去するための二酸化炭素除去設備60とを含み、前記ガス化設備10と前記二酸化炭素除去設備60との間にシフト反応設備40を有するシステムとする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、二酸化炭素分離回収装置で燃料ガスに含まれた一酸化炭素を二酸化炭素に転換するシフト反応熱を有効に回収して発電システムの発電効率を向上することにある。
【解決手段】
燃料ガス中の一酸化炭素を二酸化炭素に変換するシフト反応器と、燃料ガスから吸収液に二酸化炭素を吸収させる二酸化炭素吸収搭と、吸収液を再生する吸収液再生装置とを有する二酸化炭素分離回収装置と、二酸化炭素吸収搭で二酸化炭素を除去した燃料ガスを燃焼させて駆動するガスタービン装置と、ガスタービン装置の排ガスで蒸気を発生する排熱回収ボイラとを有するガス化発電システムとを備え、シフト反応器で生じたシフト反応熱で昇温した燃料ガスと熱交換して蒸気を発生する蒸発器を設け、蒸発器で発生した前記蒸気をシフト反応器の上流側の蒸気混合器に供給してシフト蒸気として燃料ガスと共に前記シフト反応器に流入するように構成した。 (もっと読む)


【課題】バイオマスを原料として高純度の水素を効率的に生成するとともに、システム全体から排出される二酸化炭素を低減させた、新規な水素の製造・利用方法を提供することを目的とする。
【解決手段】バイオマスを原料として、熱分解により水素を含むバイオガスを生成する熱分解ガス化工程と、前記バイオガスを、メンブレンシフト反応器で水素リッチガスに変性させるとともに水素を分離するメンブレンシフト反応工程と、水素を分離して得られる、濃縮された二酸化炭素を含むガスから二酸化炭素を分離する分離工程とを備える水素製造・利用方法である。これにより、いわゆるカーボンネガティブを実現することができる。 (もっと読む)


本発明は、コークス製造プロセスにおいて発生するコークス炉ガスが、有益ガスとして材料としての活用に供給される、コークス炉装置の運転方法に関する。本発明によれば、コークス製造プロセスに必要な熱エネルギーの少なくとも一部を提供するために、化石燃料、好ましくは石炭からのガス化プロセスを使って得られた合成ガスが燃焼ガスとして供給される。 (もっと読む)


【課題】 バイオマスや廃棄物から製造された原料ガスであっても、高温燃料電池用の燃料ガスとして必要とされる水素を含む状態にされる実用的な燃料ガスを得る。
【解決手段】 炭化ガス化炉1からの原料ガスを高温分解装置2で高温の雰囲気に曝す前に原料ガスの性状に応じて水蒸気導入路11から水蒸気を添加し、熱分解性の不純物を除去すると共に水性シフト反応を生じさせ、原料ガスの組成を調整して水素を増加させ、高温燃料電池用の燃料ガスとして必要とされる水素を含む状態にされる実用的な燃料ガスを得る。 (もっと読む)


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