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Fターム[4J029JF37]の内容

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【課題】良好な静電密着性を有し、しかも、長期連続運転をしても異物含有量の増加が少なく、極めて高度な清澄度を有するポリエステルが安定して生産できる製造方法を提供すること。
【解決手段】芳香族ジカルボン酸を主体とするジカルボン酸と、アルキレングリコールを主体とするグリコールを原料として、少なくともアルカリ土類金属化合物およびリン化合物の存在下でポリエステルを連続的に製造する方法において、下記要件を同時に満たすポリエステルの製造方法。 (1)上記製造工程の反応槽間の移送ラインに攪拌式のインラインミキサーを設置し、該インラインミキサーにアルカリ土類金属化合物を添加すること (2)リン化合物を添加する前の反応槽より留出する留出物とリン化合物を添加した反応槽およびそれ以降の反応槽より留出する留出物を区分して分留処理することによりグリコールを回収し、該回収グリコールを原料グリコールとして循環再使用すること (もっと読む)


【課題】高性能なポリエステルが安定して生産でき、かつグリコールを循環再使用できる製造方法を提供する。
【解決手段】スラリー調製槽で調製されたジカルボン酸とグリコールからなるスラリーをエステル化反応槽に供給し、1基のエステル化反応槽を用いてエステル化反応を行い、ついで重縮合反応槽にて重縮合を行うことにより連続的に製造する方法であって (1)リン化合物をスラリー調製槽、エステル化反応槽、重縮合反応槽、及びこれらの槽間の移送ラインからなる群から選ばれる少なくとも一箇所に添加すること (2)アルカリ土類金属化合物をスラリー調製槽、スラリー調製槽からエステル化反応槽へ至る移送ライン、エステル化反応槽から重縮合反応槽へ至る移送ラインからなる群から選ばれる少なくとも一箇所に、攪拌式のインラインミキサーを設置し、該インラインミキサーに添加すること (3)留出するグリコールを蒸留塔で分留回収し循環再使用すること (もっと読む)


【課題】バイオマス資源から得られた脂肪族ジカルボン酸とジオールとを反応させて、目的とする分子量(還元粘度)のポリエステルを安定に製造する方法を提供する。
【解決手段】水分量が0.5重量%以上、5重量%以下の脂肪族ジカルボン酸を用いる。製造されるポリエステルは還元粘度(ηsp/c)が1.4dL/g以上で、末端カルボキシル基量が50当量/トン以下であることが好ましい。また、脂肪族ジカルボン酸は、バイオマス資源から誘導されたコハク酸であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】環境問題、化石燃料資源の枯渇問題等の解決に大きく貢献し、実用的な物性を有するバイオマス資源由来ポリエステル製モノフィラメントを提供する。
【解決手段】主たる繰り返し単位がジカルボン酸単位及びジオール単位であるポリエステルから得られたモノフィラメントにおいて、該ポリエステルの原料であるジカルボン酸及びジオールの少なくとも一方がバイオマス資源から得られたものであって、該ポリエステル中の末端カルボキシル基量が50当量/トン以下であることを特徴とするバイオマス資源由来ポリエステル製モノフィラメント。 (もっと読む)


【課題】高度な清澄度を有するポリエステルが安定して生産できる製造方法を提供する。
【解決手段】スラリー調製槽で調製されたジカルボン酸とグリコールからなるスラリーをエステル化反応槽に連続的に供給し、1基のエステル化反応槽を用いてエステル化反応を行い、引き続き重縮合反応槽にて重縮合を行うことにより連続的に製造する下記の方法。 (1)リン化合物をスラリー調製槽、エステル化反応槽、重縮合反応槽、およびこれらの槽間の移送ラインからなる群から選ばれる少なくとも一箇所に添加する。 (2)アルカリ土類金属化合物をスラリー調製槽、スラリー調製槽からエステル化反応槽へ至る移送ライン、エステル化反応槽から重縮合反応槽へ至る移送ラインからなる群から選ばれる少なくとも一箇所に、攪拌式のインラインミキサーを設置し、該インラインミキサーに添加する。 (もっと読む)


【課題】リン化合物の存在下、かつ単数のエステル化反応槽を用いてエステル化反応を行い、ポリエステルを連続的に製造する方法において、経済性の高い方法で、かつ得られるポリエステルの品質を低下させることなく、該ポリエステルの製造工程で留出されるグリコールを回収し循環再使用できる方法を提供すること。
【解決手段】製造工程より留出するグリコールを蒸留により分留して循環再使用する、リン化合物の存在下で行うポリエステルの製造方法において、下記要件を同時に満たすことを特徴とするポリエステルの製造方法。
(1)リン化合物をエステル化反応槽から重縮合反応槽へのエステル化反応生成物の移送ラインに添加すること
(2)上記分留をエステル化反応槽より留出する留出分と重縮合反応槽より留出する留出分を区分して処理すること (もっと読む)


【課題】帯電の立ち上がり性に優れ、高画像濃度を提供する良好な帯電量レベルを備える電子写真トナー用結着樹脂及び該結着樹脂を含有した電子写真用トナーを提供すること。
【解決手段】Sn-C結合を有していない錫(II)化合物とスルホン酸基含有化合物との存在下、原料モノマーを縮重合させて得られる縮重合系樹脂を含む電子写真トナー用結着樹脂、および該結着樹脂を含有してなる電子写真用トナー。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、色相、熱安定性、分子量変動の少ないポリラクチドの製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、(i)ラクチドを金属触媒および開始剤の存在下で開環重合し重量平均分子量5万〜12万プレポリマーを製造する第1重合工程、並びに
(ii)プレポリマーをさらに重合し重量平均分子量12万〜50万のポリラクチドを製造する第2重合工程を含むポリラクチドの製造方法であって、
第1重合工程におけるラクチド反応率が90%以上であり、第2重合工程において、プレポリマーにラクチドおよび金属触媒を添加して、ラクチド反応率が90%以上になるまで重合することを特徴とするポリラクチドの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 連続重縮合法において良好な静電密着性を有し、しかも、連続運転をしても異物含有量の増大が少なく、高度な清澄度を有するポリエステルが安定して生産できる製造方法を提供すること。
【解決手段】 少なくともアルカリ土類金属化合物およびリン化合物の存在下に連続式重縮合法でポリエステルを製造する工程の反応槽間の移送ラインを複数本に分岐し、各分岐ラインにスタティックミキサーを設置し、ポリエステル中間体が流れるラインに設置されたスタティックミキサー部にアルカリ土類金属化合物を添加し生産する方法において、得られるポリエステル樹脂に含有され異物粒子数を測定し、最大径25μm以上の異物粒子数がポリエステル1gあたり5個を超えたら、ポリエステル中間体の流路を切り替え、該流路の切り替えと同時に、アルカリ土類金属化合物の添加を切り替えた流路に設置されたスタティックミキサー部に変更し連続生産を続けることを特徴とするポリエステルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】分子量分布が狭く、かつ高分子量の脂肪族ポリエステルを効率的に生産できる製造方法及び、該ポリエステルをブロックとして含有するポリエステルブロック共重合体を提供する。
【解決手段】ジカルボン酸単位と脂肪族ジオール単位とを有する環状エステルを、130℃以上の温度で重合する。この重合は触媒存在下で開環重合するのが好ましく、また溶媒非存在下で溶融重合により行うことが好ましい。該環状エステルに更にポリエーテル単位あるいはオキシカルボン酸単位を含有させることにより、ブロック共重合体を製造する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高融点であり、結晶化点が低いポリ乳酸の製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、(A)主としてL―乳酸単位からなり、重量平均分子量が5万〜50万で、融点が140〜180℃のポリマーAと、
(B)主としてD−乳酸単位からなり、重量平均分子量が5万〜50万で、融点が140〜180℃のポリマーBとを、
重量比(A/B)が10/90〜90/10の範囲で共存させ、240〜300℃で熱処理しポリ乳酸を製造する方法であって、ポリマーAおよびポリマーBの少なくとも一方は、ラクチドを分岐性開始剤および金属触媒の存在下で開環重合したものであることを特徴とするポリ乳酸の製造方法である。 (もっと読む)


イソイジドとジカルボン酸又はジカルボン酸無水物とを含む混合物の重縮合によるポリエステルの製造方法であって、反応はモノマーの溶融物中で行われ、これらのモノマーは活性化されていない方法。ジアンヒドロヘキシトールの3つの異性体、即ちイソソルビド、イソマンニド及びイソイジド、の1種又は複数種をベースとしたポリエステルは、粉体塗料、トナー組成物、並びにエンジニアリングプラスチックで使用するのに好適な特性を有する。これらのポリエステルは、以下の式で表されるポリエステルを含む。但し、nは3〜300の範囲である。

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【課題】多大なエネルギーを必要とせず、耐水性、乾燥性を損なう事なく良好な塗膜を形成し、また良好な保管性を有するアルキド樹脂水系エマルションの製造方法を提供すること。
【解決手段】多価カルボン酸(誘導体)、モノカルボン酸、及び多価アルコール(誘導体)よりなるポリエステル形成組成物を予備重縮合して得られたポリエステル前駆体を水系媒体中に分散する工程、及び、水系媒体中に分散された該ポリエステル前駆体を更に重縮合する工程を含み、ブレンステッド酸触媒の存在下に、該ポリエステル形成組成物を予備重縮合する、及び/又は、該ポリエステル前駆体を重縮合する、ことを特徴とするポリエステル樹脂分散物の製造方法、及びこの製造方法により得られた樹脂分散物を基材上に塗布乾燥して得られる塗膜。 (もっと読む)


(a)1分子当たり少なくとも3つのアルコール性ヒドロキシル基を有する少なくとも1種の化合物と、(b)一般式(I)で表される少なくとも1種の試薬及び(c)一般式X3−(A1m−X4で表される少なくとも1種の試薬[式中、変数は以下のように定義される:X1及びX2は、同じか又は異なっており、ハロゲン、C1〜C10アルコキシ、C6〜C10アリールオキシ、及びO−C(=O)−ハロゲンから選択され、X3は、OH、SH、NH2、NH−C1〜C4−アルキル、イソシアネート、エポキシ、COOH、COOR12、C(=O)−O−C(=O)、C(=O)−Cl、から選択された官能基であり、R12はC1〜C4−アルキル又はC6〜C10アリールであり、A1はスペーサー又は単結合であり、mはゼロ又は1であり、X4はそれぞれ置換又は非置換のフェノール基、ベンゾフェノン、芳香族アミン、及び窒素含有複素環から選択された基である]との反応によって製造した、安定化基を有する超分岐ポリカーボネート。
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【課題】本発明は、医療用インプラント等に適した所望の物性を保持しつつ、金属触媒含有量の極めて低い安全な生体内分解吸収性高分子の製法を提供する。本発明は、また、工業規模で利用可能な、生体内分解吸収性高分子中の金属触媒含有量の低減化方法を提供する。
【解決手段】金属触媒の含有量が金属換算で1ppm未満である生体内分解吸収性高分子の製法であって、(1)モル比40/60〜60/40の範囲のラクチドとε−カプロラクトンを、金属触媒の存在下共重合させて共重合体を製造する工程、及び(2)該共重合体を、40℃未満の温度で、酢酸とイソプロパノールを体積比25/75〜45/55の範囲で含む混合溶媒で洗浄及び乾燥する工程を有することを特徴とする製法。 (もっと読む)


【課題】 結晶性芳香族ポリエステルとラクトン類を反応させて、一定品質のポリエステルブロック共重合体を工業的に効率よく製造できる方法を提供する。
【解決手段】 本発明の製造方法では、溶融した結晶性芳香族ポリエステル(A)をギアポンプにより、(B1)又はラクトン組成物(B2)を定量ポンプにより、それぞれ一定速度で連続的にスタティックミキサーに供給し、反応させてポリエステルブロック共重合体を得る。この製造方法において、ギアポンプ入り側圧力が0.0098MPa(ゲージ圧)以上となるように結晶性芳香族ポリエステル(A)を供給するのが好ましい。また、ラクトン(B1)又はラクトン組成物(B2)の仕込み圧力は好ましくは1.96MPa(ゲージ圧)以上となるように調整する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、医療用インプラント等に適した所望の物性を保持しつつ、金属触媒含有量の極めて低い安全な生体内分解吸収性高分子の製法を提供する。本発明は、また、工業規模で利用可能な、生体内分解吸収性高分子中の金属触媒含有量の低減化方法を提供する。
【解決手段】金属触媒の含有量が金属換算で1ppm未満である生体内分解吸収性高分子の製法であって、(1)モル比65/35〜85/15の範囲のラクチドとε−カプロラクトンを、金属触媒の存在下共重合させて共重合体を製造する工程、及び(2)該共重合体を、40℃未満の温度で、酢酸とイソプロパノールを体積比45/55〜55/45の範囲で含む混合溶媒で洗浄及び乾燥する工程を有することを特徴とする製法。 (もっと読む)


【課題】 粒度分布がシャープであり、粉体特性に優れた樹脂粒子の製造方法を得ることが本発明の目的である。
【解決手段】 樹脂(a)又は樹脂(a)の前駆体(p)を超臨界あるいは亜臨界状態の水(B)中に溶解し、前駆体(p)を水(B)中に溶解した場合は前駆体(p)を重合させた後、冷却及び減圧の少なくとも一方の操作、好ましくは(1)樹脂(a)が溶解した超臨界あるいは亜臨界状態の水溶液(B’)の入った容器、あるいは水溶液(B’)が流動する配管を外部より冷媒により冷却する方法、(2)水溶液(B’)を0〜100℃の冷媒中に吐出させる方法の少なくとも一方の方法の操作を行うことにより、樹脂粒子(A)又は樹脂粒子(A)の水分散体を得ることを特徴とする、樹脂粒子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】脂肪族ポリエステル類が低コストで短時間に環境低負荷な手法により得られる簡易な製造方法を提供する。
【解決手段】脂肪族ジオール類と脂肪族ジカルボン酸類とを触媒の存在下、マイクロ波加熱して脂肪族ポリエステルを製造する方法において、触媒として無機スズ塩を用い、かつ減圧下で反応させる。 (もっと読む)


【課題】圧縮気体(compressed gas)を用いたフィラメント及びシート状の生分解性ポリエステル材料を提供する。
【解決手段】a)圧縮気体を反応溶媒として用い、触媒の存在下環状単量体を液相重合して生分解性ポリエステルを製造する段階;b)上記生分解性ポリエステルをフラッシュ紡糸してフィラメント材料を製造する段階;及びc)上記フィラメント材料をカレンダリングして点結合した形態のシート材料を製造する段階を含む。安定化剤の添加を必要としない圧縮気体を反応溶媒として用い、液相重合反応とフラッシュ紡糸が単一連続工程でなされるため、医学、化学、農学、環境などの分野で有用な生分解性及び生体適合性材料として用いられる生分解性ポリエステル材料の製造に有用である。 (もっと読む)


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