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溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 制御、測定又は数値限定 (648) | 対象がスラグの成分組成であるもの (181)

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【課題】本発明の目的は、前記の欠点、課題を解消する鋼の連続鋳造用モールドパウダーを提供することにあり、特に、鋼を連続鋳造する際に、鋳片表面キズや割れの発生がなく、ブレークアウトまたはブレークアウト予知警報の誤動作などの操業トラブルもなく、鋼の生産性を向上させ、製造コストを大幅に低減できうる鋼の連続鋳造用モールドパウダーを提供することにある。
【解決手段】本発明の鋼の連続鋳造用モールドパウダーは、1300℃における粘度が5〜100ポイズであり、パウダースラグフィルムが白濁したガラス質であり、フルオライトが晶出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コールドクルーシブル式誘導溶解法を利用した酸化精錬技術において、少なくとも炭素およびCaを含む不純物元素を合金中から除去できる方法を明示すること、および、この酸化精錬技術を、製品鋳塊重量が例えば10kg以上となる実用規模の精錬技術にまで発展させるための方法を明示すること。
【解決手段】精錬剤は、酸化鉄とCaハライド組成フラックスとの混合物である。Caハライド組成フラックスは、例えばフッ化カルシウムに酸化カルシウムを5〜30wt%配合したCaF-CaOである。酸化鉄の添加重量を、合金溶湯プール6中の炭素およびカルシウムを含む不純物元素を全量酸化させるために算出される算出重量の0.2倍以上、4.0倍以下とする。また、合金溶湯プール6の重量に対するCaハライド組成フラックスの添加率を、0.5wt%以上、5.0wt%以下とする。精錬工程では、チャンバー内の排気状態を15分以上保持する。 (もっと読む)


【課題】脱燐が困難なFe−Cr−Ni系ステンレス鋼を脱燐して最終的に0.02mass%以下の燐濃度に抑えることができるとともに、冷えたCr原料を投入する必要がなく、また、入手が容易な低品質(高P)の合金スクラップ原料を有効活用することができる技術を提供する。
【解決手段】2つの電気炉を用いて原料を溶解し、それらを合わせることで目的とする成分のステンレス鋼を製造する低燐ステンレス鋼の製造方法であって、第1の電気炉においては、少なくともFe、Cr、Niを含む鋼を溶解し、第2の電気炉においては、少なくともFeを含む鋼、あるいは少なくともFeおよびNiを含む鋼を溶解し、第2の電気炉にて溶解した溶鋼に酸素を吹き込むことによりPを酸化除去し、第1および第2の電気炉で溶解した鋼を合わせた後、P濃度を0.02mass%以下とする低燐ステンレス鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】低融点介在物を起因とする連続鋳造時のノズル詰まりや、圧延鋼板での表面欠陥を防止できる溶鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】取鍋中の溶鋼を大気圧雰囲気においてArガス攪拌を行いつつ精錬する簡易取鍋精錬法を用いて、Al脱酸またはAl−Si脱酸した溶鋼中に希土類元素(REM)を添加し、溶鋼に供給するREM添加量は溶鋼質量に対して5〜20ppmの範囲内であり、REM添加時期は簡易取鍋精錬法での最終成分調整後であって、かつ添加から処理終了までの時間が均一混合時間以下の時期に行い、介在物組成を質量比で、CaO%=1〜25%、Al23%=8〜95%、REM酸化物%=3〜90%とすることにより、形成される介在物を高融点化して無害化する。 (もっと読む)


【課題】転動疲労寿命が例えばLl0で1×10回を超えるような、優れた耐疲労特性を有する機械構造用部品を、球状化焼鈍を行うことなしに提供する。
【解決手段】C:0.45〜0.70mass%、Si:0.8mass%以下、Mn:0.7〜1.5mass%、S:0.06mass%以下、P:0.02mass%以下、Al:0.05mass%以下、Cr:0.1mass%以下、Ti:0.003mass%以下、Mo:0.05〜0.60mass%およびO:10ppm以下を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の組成になる鋼材を、製鋼時のスラグ組成がSiO2/CaO:4〜10、CaO/Al2O3:1.5〜5.0、TiO2:1%以下およびMgO:2〜15%を満足する条件の下に溶製し、次いで該鋼材を部品形状とする、熱間加工を施して該加工後の組織をベイナイト70%以上に調整し、その後前記部品の少なくとも一部分に高周波焼入れを行う。 (もっと読む)


【課題】クロムを含有する廃棄物を特別な処理装置を用いずに処理し、クロムを鋼材成分として回収する処理方法を提供する。
【解決手段】二次精錬が行われる取鍋1の溶融スラグ3中に、クロムを含有する廃棄物4を入れ、還元剤を添加することにより、廃棄物4中のクロムを還元して、廃棄物4を処理する。クロムを含有する廃棄物4を溶融還元処理することでクロムを直接溶鋼成分として回収する。廃棄物4に含まれるクロム酸濃度を0.5%以下とすることで、土壌への6価Cr溶出基準0.05mg/lを下回るようになり、通常のスラグと同様の処理が可能になる。 (もっと読む)


【課題】無害化剤の添加や処理効率を低下させるような特別の処理を施すことなく、還元スラグを無害化させることが可能な還元スラグの処理方法を提供すること。
【解決手段】Crを含み、塩基度([%CaO]/[%SiO2])が1.5以上であり、S含有量が0.1mass%以上である還元スラグを水で浸潤させ、80℃以上の温度で反応させる反応工程を備えた還元スラグの処理方法。前記反応工程は、炉から排出された200℃以上の前記還元スラグに前記水を加えるものでも良い。あるいは、前記反応工程は、炉から排出され、200℃未満の温度に冷却された前記還元スラグに前記水を加え、加熱手段を用いて前記水を80℃以上に加熱するものでも良い。 (もっと読む)


【課題】スラグ中での溶解速度が高く、かつハンドリング性の良好なスラグ調整剤を提供すること。
【解決手段】スラグ調整剤は、酸化物換算で20質量%以上、98%質量%以下のMgOを主成分とし、残部がCaO、SiO、カルシウム炭酸化物、及びカルシウム水酸化物の少なくともいずれか1種以上、並びに不可避的不純物からなる原料に、外掛けで0.1質量%以上、2.0質量%以下の発泡剤、及び、外掛けで0.01質量%以上、0.2質量%以下の有機繊維の少なくともいずれか一方を添加し、さらにバインダーを加えて混練、成形、及び乾燥してなる。 (もっと読む)


【課題】溶接による大入熱時の状況下においても、非常にHAZ靱性が優れているものにする。
【解決手段】取鍋精錬においてスラグSの組成を所定の成分とした上で、スラグSの厚みを200mm以上400mm以下とする。スラグSの融点とスラグSの厚みとの関係を所定の式を満たすものとする。溶鋼2のAl濃度を0.01%以上に保った状態で15W/ton以上60W/ton以下で攪拌する。溶鋼2を昇温させる際の還流量を100ton/min以上200ton/min以下として10min以上攪拌する。Al投入量を0.5kg/ton以上2.0kg/ton以下とする。酸素吹き付け量を0.4Nm3/ton以上2.0Nm3/ton以下とする。昇温後は、還流量を100ton/min以上200ton/min以下として5min以上攪拌する。 (もっと読む)


【課題】溶接による大入熱時の状況下においても、非常にHAZ靱性が優れていて異方性も少ないものにする。
【解決手段】取鍋精錬においてスラグSの組成を所定の成分とした上で、スラグSの厚みを200mm以上400mm以下とする。スラグSの融点とスラグSの厚みとの関係を所定の式を満たすものとする。溶鋼2のAl濃度を0.01%以上に保った状態で15W/ton以上60W/ton以下で攪拌する。溶鋼2を昇温させる際の還流量を100ton/min以上200ton/min以下として10min以上攪拌する。Al投入量を0.5kg/ton以上2.0kg/ton以下とする。酸素吹き付け量を0.4Nm3/ton以上2.0Nm3/ton以下とする。昇温後は、還流量を100ton/min以上200ton/min以下として5min以上攪拌し、Caの添加終了後から鋳造開始までの時間を10min以上〜60min以下にする。 (もっと読む)


【課題】最終製品における介在物を極力低減するとともに、成分偏析を極力抑えることによって、磁気特性に優れたFe−Ni系パーマロイ合金の製造を可能にした、新規な方法について提案する。
【解決手段】Ni:35〜40mass%未満を含むFe−Ni系パーマロイ合金の原料を溶解して得られた溶鋼の脱酸および脱硫工程において、アルミナ系またはマグネシア系耐火物容器を用い、この容器内溶鋼中に、石灰石、蛍石およびアルミナをフラックスとして添加したのち、Alを用いて脱酸および脱硫を行って、溶鋼中の酸素および硫黄の合計濃度を150ppm以下に抑制すると共に、Al、MgO−Al、MgO系高融点酸化物系介在物組成を生成させて製造する方法。 (もっと読む)


【課題】 モールドパウダーの流入不良や不均一流入に起因する拘束性ブレークアウトを抑制すると同時に、凝固シェルのバルジングに起因するバルジング性湯面変動を抑制して、炭素含有量が0.07質量%以下の炭素鋼及び極低炭素鋼を2.5m/min以上の鋳造速度で安定してスラブ鋳片に鋳造する。
【解決手段】 塩基度(質量%CaO/質量%SiO2)が1.0以上1.2未満であるモールドパウダーを用いて、炭素含有量が0.07質量%以下の炭素鋼及び極低炭素鋼を2.5m/min以上の鋳造速度でスラブ鋳片に鋳造する。 (もっと読む)


【課題】溶鋼2次製錬用脱硫スラグは、年間50万トン発生するが、多くはフッ素を含んでいるため、そのまま廃棄できず、高炉スラグとして再利用し、無害化するか、処理しきれない分は、保管・管理しているのが実情であるが、脱硫スラグ中の硫黄分を除去し、再び脱硫スラグ原料として使用可能とする方法を提供する。
【解決手段】脱硫スラグ中の硫黄分を除去する方法として、約1000℃で空気酸化をさせることで、硫黄分が、揮発除去できることを理論的かつ実験的に確かめたもので、高温で硫黄分をSO2として気化させて除去する。 (もっと読む)


【課題】sol.Al濃度が0.1質量%以上の高Al鋼を連続鋳造する場合にも安定して鋳造でき、熱延粗圧延直後のスケール除去を十分に行えるようにする。
【解決手段】sol.Al濃度が0.1〜1.5質量%、Si濃度が0.3〜2.0質量%、C濃度が0.05〜0.18質量%である普通鋼の連続鋳造に用いるモールドフラックスである。CaO含有率をSiO2含有率で除した比(CaO/SiO2)が1.0〜2.0で、P2O5が1.0〜8.0質量%、B2O3が0.5〜5.0質量%のうちの1種または2種を含有し、かつ、凝固温度が1050〜1200℃、1300℃における粘度が0.5〜2.5dPa・sで、一旦溶融させたフラックスを毎分10℃の速度で冷却した常温試料中の主な結晶相がカスピダインである。
【効果】sol.Al濃度が0.1質量%以上の高Al鋼を連続鋳造する場合にも、高圧水等によるスケール除去を促進でき、島状スケールの少ない熱延鋼板が得られる。 (もっと読む)


【課題】減圧機能を有する取鍋精錬設備を用いて、フッ素を含有しないフラックスを精錬剤として使用して、Ti≦0.0030%,T.O≦0.0010%の軸受鋼やそれに類する清浄鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】転炉又は電気炉からの出鋼後、減圧下でAr又はN2ガスを使用して溶鋼およびスラグを撹拌して精錬し、精錬剤としてフッ素を含有するフラックスを使用せず、取鍋精錬後のスラグ組成が、質量濃度で、CaO:30〜60%,MgO:3.0〜15%,Al2O3:10〜30%かつ(%CaO)/(%SiO2):2.0〜10.0である条件下において、該取鍋精錬後のスラグ組成を質量濃度で、TiO2:1.0%以下、かつNa2OとK2Oとの合計として0.05〜1.00%とする。 (もっと読む)


【課題】転動疲労による破損に対して良好な耐久性を有し、優れた転動疲労寿命を確保できるとともに、冷間加工性にも優れる軸受鋼鋼材の提供。
【解決手段】C:0.85〜1.2%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.05〜0.6%、P≦0.03%、S≦0.010%、Cr:1.2〜1.7%、Al≦0.005%、Ca≦0.0005%、O≦0.0020%を含有し、残部はFeと不純物からなる化学成分を有し、非金属介在物について、酸化物の平均組成が質量%で、Cao:10〜60%、Al2O3≦35%、MnO≦35%及びMgO≦15%で残部SiO2と不純物からなるとともに、鋼材の長手方向縦断面10箇所の100mm2の面積中に存在する酸化物の最大厚さの算術平均の値と硫化物の最大厚さの算術平均の値が、それぞれ、8.5μm以下で、更に、鋼材の表面からR/2部位置までの平均断面硬さがビッカース硬さで290以下である軸受鋼鋼材。但し、「R」は軸受鋼鋼材の半径を表す。 (もっと読む)


【課題】高Si鋼において、疲労特性に優れたばねの製造に有用な高清浄度ばね用鋼を提供する。
【解決手段】C:1.2%(質量%の意味、以下同じ)以下(0%を含まない)、Si:1.8〜4%、Mn:0.1〜2.0%、total Al:0.01%以下(0%を含まない)を含み、残部鉄および不可避不純物からなり、上記Si量と鋼中の固溶(SIMS)Ca量が、下記式(1)の関係を満たすことを特徴とする疲労特性に優れた高清浄度ばね用鋼。
Si×10−7 ≦ 固溶(SIMS)Ca ≦Si×5×10−7 …(1)
[式中、固溶(SIMS)Ca、Siは、鋼中におけるそれぞれの含有量(質量%)を示す] (もっと読む)


【課題】 電気炉や取鍋精錬炉の鋼の精錬温度を制御して、スラグ中のf−CaOの滓化を促進し、f−CaOの晶出を抑制して、エージング処理を行わなくても十分に膨張特性の低いスラグの製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼の精錬方法において、CaOを含む造滓材を取鍋精錬などの還元精錬中のスラグ中に最終投入した後、精錬温度を1600℃以上に昇温すると共に、スラグを該1600℃以上の温度域で一定時間以上、すなわち略15分間以上、保持することにより、製鋼スラグ組成を特定の範囲内に保持して、スラグの組成をCaOが晶出しない組成に限定することを特徴とする膨張安定性の高い低膨張性製鋼スラグの製造法で、エージング処理を行わなくとも膨張安定性の高い製鋼スラグを製造する。 (もっと読む)


【課題】モリブデン鉱石等を原料とせず、フェロモリブデンを高効率、かつ安価に製造するフェロモリブデンの製造方法およびこの製造方法により製造されたフェロモリブデンを提供する。
【解決手段】モリブデン原料として二硫化モリブデンを含む廃潤滑剤、鉄原料として酸化鉄含有物質、炭素質還元剤、脱硫剤およびスラグ形成剤を混合する混合工程(S1)と、混合工程(S1)で混合した混合物を、加熱、溶解して溶解物とし、当該溶解物中に、生成したフェロモリブデンを沈殿させる溶解工程(S2)と、フェロモリブデンを沈殿させた溶解物を冷却して生成したスラグと、当該スラグ中のフェロモリブデンとを分離する分離工程(S3)と、を含み、溶解工程(S2)において、加熱温度を1400〜1600℃に制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】伸線加工性と耐疲労特性がさらに改善された高清浄度鋼を提供する。
【解決手段】鋼線材中の厚み2μm以上の酸化物における平均組成が、SiO2:30〜60%、Al23:1〜30%、CaO:10〜50%、B23:0.1〜10%の範囲(質量基準)である。複合系酸化物を低融点組成とした上でB23:0.1〜10%を含有させることにより、熱間圧延時に複合酸化物を著しく軟質化させ、また著しく伸線加工時の破砕性を向上でき、その結果、熱間圧延や伸線加工で複合酸化物が微細に分断される結果、伸線加工性や耐疲労特性を顕著に改善できる。さらに、酸化物にMgO、Na2O、K2O、Li2O、ZrO2、MnO、Ce23、La23、Nd23、TiO2、NbO、FeO、Fe23の1種以上を0.1〜15%以下の範囲で含有してもよい。 (もっと読む)


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