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Fターム[4K013FA05]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 制御、測定又は数値限定 (648) | 対象がスラグの成分組成であるもの (181)

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【課題】含クロム鋼の炉外精錬に当たり、この精錬時に多量に発生するスラグに対し、該スラグ中に含まれるクロムを三価の状態に固定する含クロム鋼精錬スラグの処理方法について提案する。
【解決手段】含クロム鋼をAODまたはVODで炉外精錬する時に発生するスラグについて、このスラグの塩基度をCaO/SiO>1.2に調整することによって、クロムの還元を導いて、三価のクロム酸化物Crが濃度を3.0wt%以下にし、その後、精錬後の含クロム溶鋼を、排滓後のスラグが大気にさらされる面積を示す、スラグ湯面面積(Sm)とスラグ容積(Vm)との比(S/Vm−1)が4以下である容器中に排滓する含クロム鋼精錬スラグの処理方法。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有する製鋼スラグから水中へのフッ素溶出を抑制して、土壌環境基準に準拠した低フッ素溶出の製鋼スラグを製造する。
【解決手段】フッ素を含有する製鋼スラグを常温まで冷却した後、該製鋼スラグに燐酸又は燐酸塩の水溶液を添加する。この水溶液中には、水溶カルシウムイオンも存在させる。この水溶液中で、燐酸イオン、カルシウムイオン及びフッ素を反応させることより、フッ素を含有するアパタイト系化合物を形成して、これにフッ素を固定して不溶出化する。 (もっと読む)


【課題】溶鋼処理中におけるスラグフォーミングを抑制できる溶鋼処理方法を提供する。
【解決手段】転炉内において吹き下げられた溶鋼に対して、取鍋内において炭素を投入することにより、この溶鋼の炭素含有量を上昇せしめる溶鋼処理方法において、前記投入の一部又は全部は、炭素含有量C[wt%]が70を超える物質によるものとする。この物質の投入により添加される炭素の重量としての炭素添加重量Wc[kg/tonSteel]と、溶鋼処理の終了時点におけるスラグ中のCaO含有量[wt%]を同じくAl2O3含有量[wt%]で除した比としての溶鋼処理終了時比C/Aと、が下記式の何れかを満足するように溶鋼処理終了時比C/Aを制御する。
Wc<0.4のとき、Wc×1.7+0.6≦C/A≦2.0…(1)
0.4≦Wc<1.5のとき、Wc×0.2+1.2≦C/A≦2.0…(2)
1.5≦Wcのとき、1.5≦C/A≦2.0…(3) (もっと読む)


【課題】優れた疲労特性の鍛造品を得るための介在物の微細化された鍛造用鋼、およびこうした鍛造用鋼を製造するための有用な方法を提供し、更には、この様な鍛造用鋼を用いて得られる、良好な疲労特性を発揮しうる介在物の微細化された鍛造品(特に、一体型クランク軸)を提供する。
【解決手段】本発明の鍛造用鋼は、鋼中の溶存Mg濃度が0.04〜5ppm、かつ鋼中の溶存Al濃度が50〜500ppmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Al−Siキルド鋼の昇熱と脱硫とを同時に可能な精錬方法を提供する。
【解決手段】スラグ中のFeO及びMnOの減少速度に基づいて、溶鋼へ酸素が供給される速度である第1酸素供給速度αを求める。溶鋼に吹き付けられる酸素の流量に基づいて、溶鋼へ酸素が供給される速度である第2酸素供給速度βを求める。所謂攪拌動力ε[Watt/ton]が80であるときに、溶鋼中のAl濃度とSi濃度との和に前記攪拌動力εを乗じたものに或る定数Aを乗じたものとしての脱酸元素供給速度δの酸素換算である脱酸元素酸素除去速度γと、前記の第1酸素供給速度α及び第2酸素供給速度βとの和と、がバランスすることを利用して前記定数Aを求める。Al濃度及びSi濃度と攪拌動力εと、求められた前記定数Aと、を用いて前記脱酸元素供給速度δを求める。求められた前記脱酸元素供給速度δと、前記第2酸素供給速度βと、の比δ/βを2以上とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの処理方法において,製鋼スラグを効率的に還元してスラグ中のトータル鉄の濃度を十分に低減させることにより,処理後のスラグの品質および外観を向上させる。
【解決手段】溶融製鋼スラグを溶銑が保持された反応容器に装入し,反応容器に装入された溶融製鋼スラグに,上吹きランスから酸素を吹き込みながらSiO含有物質および還元用の炭素含有物質を添加し,製鋼スラグ中のトータル鉄の濃度が1.5質量%以下となるまで,製鋼スラグの溶融状態を維持したまま製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う際に,上吹きランスから吹き込まれた酸素による製鋼スラグのへこみ深さLと製鋼スラグの厚みLS0との比をL/LS0≦0.7とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの処理方法において,スラグの溶融状態を維持しながら製鋼スラグの改質還元処理を行うことで,遊離CaOや気泡をほとんど含まない高品質のスラグを得るとともに製鋼スラグの外観を改善し,かつ,製鋼スラグ中の有価成分を十分に回収する。
【解決手段】溶融製鋼スラグを溶銑が保持された反応容器に装入し,反応容器に装入された溶融製鋼スラグにSiO含有改質材および還元用炭素源を添加し,製鋼スラグの溶融状態を維持したまま製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う。 (もっと読む)


【課題】稲作と畑作との両方に有効な成分をもつ珪酸質肥料とそのための原料スラグとを提供すること。
【解決手段】CaO、SiO、MgO、Alを主成分とし、これらがCaO:30〜50mass%、SiO:20〜40mass%、MgO:8〜30mass%、Al:1.0〜15mass%の組成を有し、かつCaO/SiOの比率が0.8以上1.4未満であるステンレス鋼精錬滓などからなるスラグとその製造方法、およびこのスラグを原料とする珪酸質肥料。 (もっと読む)


【課題】スラグ成分組成、溶鋼の昇熱処理および攪拌処理の適正化により、脱硫と清浄化とを同時に促進させ、極低硫高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜4により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程、工程2:工程1の後に取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合する工程、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う工程、工程4:工程3の後に溶鋼をRH真空脱ガス装置を用いて処理するに際し、RH真空槽内に酸化性ガスを供給して溶鋼温度を上昇させる工程。前記の溶製方法において、工程1または工程2においてAlを添加し、工程4を省略してもよい。 (もっと読む)


【課題】減圧下で、螢石を使用せずに、かつ低Al含有率のもとで、CaO系脱硫剤を上吹きすることにより、従来以上の脱硫を達成できる極低硫鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.5%以下、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.2〜2.0%、S:0.005%以下およびAl:0.01〜0.5%を含有する溶鋼の表面に、減圧下において、CaF2を含まないCaO系フラックスを吹き付けて脱硫処理を行うに際し、前記フラックス中のCaO純分の供給速度であるV(kg/min/t)が溶鋼中Al含有率である[Al](%)に応じて下記(1)式により表される関係を満足する極低硫鋼の製造方法である。
0.35×ln[Al]+1.9≧V≧0.32×ln[Al]+1.55・・(1) (もっと読む)


【課題】 電気炉による製鋼スラグを道路用材料の路盤材やアスファルト骨材等とするため、新規設備や工程を不要として従来の工程を準用することで僅かな費用で製品の品質を損なうこと無く処理する還元性スラグの膨張特性の改質方法を提供する。
【解決手段】 電気炉の酸化精錬後に一定量の酸化性スラグを伴って電気炉から出鋼された溶鋼を現ヒートの還元精錬用の取鍋に移注し、その際に先行ヒートにて出鋼後に残る還元性スラグと残湯の全部を先行ヒートの取鍋から上記の現ヒートの還元精錬用の取鍋に移注し、次いで、この還元性スラグと残湯の全部を移注した取鍋から酸化性スラグ及び還元性スラグの混合物を直ちにスラグ鍋に移注することにより、これらの酸化性スラグ及び還元性スラグを溶融状態にて混合して混合スラグとした後、この混合スラグを土間あるいはスラグパン等の緩冷却工程へ排滓する。 (もっと読む)


【課題】アルミナクラスターによって生じる溶鋼のノズル詰まりや溶鋼の品質低下を確実に防止できるアルミキルド鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を取鍋,タンディッシュ経由で鋳型に注入して連続鋳造し,アルミキルド鋼を製造する際に,溶鋼にAlを添加して脱酸した後,REMを下記(1)式に示す範囲内の添加量で添加する。
0.025×(T.[O]+ΔO)<W<0.05×(T.[O]+ΔO)・・・(1)
[但し,W:REMの添加量(質量ppm),T.[O]:REM添加前に溶鋼が含有する総酸素量(質量ppm),ΔO:REM添加後からタンディッシュ到達までの間に予測される溶鋼の酸素増加量(質量ppm)] (もっと読む)


【課題】鋼塊にスラグ巻き込みに起因する介在物がほとんど存在しない高清浄鋼を製造する。
【解決手段】1回目の2次精錬処理では、攪拌動力密度が5〜60W/tonとなるように吹き込みガスの流量を調整すると共に、脱ガス処理後のスラグ組成が、CaO/SiO2≧3.5且つCaO/Al23=1.5〜3.5且つT.Fe+MnO≦1.0質量%となるようにスラグ調整を行い、脱ガス処理では、その中期までは攪拌動力密度が50〜200W/tonとなるように吹き込みガスの流量を調整し、中期以降は攪拌動力密度が140W/ton以下(0W/tonを除く)となるように吹き込みガスの流量を調整し、2回目の2次精錬処理では、攪拌動力密度が25W/ton以下(0W/tonを除く)となるように吹き込みガスの流量を調整する。 (もっと読む)


【課題】脱酸後に生成するスラグ成分を調整するだけで従来よりも低いAl原単位で操業することができるアルミキルドステンレス鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】クロムを含有する溶鋼を脱酸処理後、アルミ脱酸を行い、脱酸直後、CaO及びMgOを投入した。Alの投入はスラグ中のAl濃度が20wt%以上となるように調整し、またCaO及びMgOの投入は、スラグ中のCaOとAlの重量比、CaO/Alが0.5以上、1.7以下であり、かつMgO濃度が15wt%以上となるように調整する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、既存の電気炉及び脱ガス装置を用い、COの大気放出量の削減を図りながら低コストで低窒素鋼を溶製可能とする「溶鋼の脱窒方法」を提供することを目的としている。
【解決手段】電気炉で鉄スクラップを主鉄源として溶鋼を溶製し、別の精錬容器に出鋼,保持した後、該溶鋼の浴面上に、加炭することなくCaOを投入してから、Al含有物資を添加し、当該溶鋼に酸素含有ガスを供給する。その際、前記精錬容器に出鋼する溶鋼の炭素含有量を0.01〜0.05質量%としたり、前記Al含有物資及びCaOの投入量は、スラグのCaO/Alが0.8〜1.2となるように、Al量で3〜20kg/steel−トン及びCaO量で1〜50kg/steel−トンとするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶融金属又は溶融金属の表面上にあるスラグ層のパラメータの正確な測定が可能となる改良した測定装置を提供する。
【解決手段】該装置は、キャリア管(2)を備え、キャリア管の一端部において、測定ヘッド(3)が配置されて本体がキャリア管内に取り付けられ、A/D変換器(11)が、測定ヘッド又はキャリア管内に配置され、A/D変換器(11)は、測定ヘッド上又は測定ヘッド内に配置された少なくとも一つのセンサ(5、6、7)に接続され、測定ヘッドは接点部(14)を有し、該接点部は、その接点端子(13)を介してA/D変換器の信号出力部に電気的に接続され、接点部は、キャリア管に挿入されたランス(1)に接続され、該ランス内にせいぜい二つの信号線(16)が配置され、該信号線は、一端部がA/D変換器に接続され、他端部がコンピュータ又は分析装置(17)に接続される。 (もっと読む)


【課題】Nd添加により溶鉄中にNdPを生成させるに際し、溶鉄中酸素および硫黄の阻害作用を排除し、優れた溶解P濃度の低減効果を確保できる溶鉄の処理方法を提供する。
【解決手段】P:0.0001%以上0.5%以下、O(酸素):0.005%以下、S:0.005%以下を含有する溶鉄にNdを添加して、溶鉄中のNd濃度を0.001%以上1%以下とするに際し、スラグ中の(CaO/Al2O3)の値を0.7以上9以下、およびスラグ中の(CaO/SiO2)の値を0.65以上として、溶鉄中のNd濃度:[Nd](質量%)を、溶鉄中のP濃度:[P](質量%)、溶鉄中のO濃度:[O](質量%)および溶鉄中のS濃度:[S](質量%)に応じて、下記(1)式により表される関係を満足するように制御する溶鉄の処理方法である。
0.2<{[Nd]−0.8([S]+[O])}/(0.8[P])<20 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】Ndの添加により溶鉄中に効率よくNdP介在物を形成させて、溶解P濃度を低減するとともに、上記介在物を除去する必要のない溶鉄の処理方法を提供する。
【解決手段】C:3.5%以下、Si:2.5%以下、Mn:3%以下、P:0.0001%以上0.5%以下およびAl:3%以下を含有する溶鉄にNdを添加するに際し、スラグ中の(CaO/Al2O3)の値を0.7以上9以下、およびスラグ中の(CaO/SiO2)の値を0.65以上として、溶鉄中のNd濃度:[Nd](質量%)を溶鉄中のP濃度:[P](質量%)に応じて下記(1)式または(2)式により表される関係を満足するように制御する溶鉄の処理方法である。
4.8×10-5/[P]≦[Nd]・・・・(1)
4.8×10-5/[P]≦[Nd]≦9.6×10-3/[P]・・・・(2) (もっと読む)


溶鋼中のアルミナ介在物の濃度を制御して凝固時にフェライトの不均一な核生成サイトとして作用する有効TiNの生成効果を極大化して等軸晶率が向上するようにする凝固組織が微細なフェライト系ステンレス鋼の製造方法及びこれにより製造されるフェライト系ステンレス鋼に関し、脱炭反応が行われる段階と、Alを投入する段階と、複合脱酸段階と、合金化段階と、第1次判別段階と、第2次判別段階と、連続鋳造する段階とを含んでなる。
(もっと読む)


【課題】等軸晶の割合を簡便な方法で安定的に高位に維持でき、例えば、製品板の加工性の向上及び表面性状の改善を図ることが可能なTi含有含クロム溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】予備処理を施した溶銑にクロム源を添加し、吹酸処理して粗溶鋼を溶製する一次精錬を行った後、粗溶鋼が含有する成分の調整をして溶鋼を製造する二次精錬を行う含クロム溶鋼の製造方法において、二次精錬の際に、仕上脱炭処理後の溶鋼を覆うスラグの組成を、CaO/SiO2:2.2以上3.2以下、Al23:20質量%以上30質量%以下、MgO:12質量%以上22質量%以下、Cr23:1.0質量%以下にそれぞれ制御した後、溶鋼にTi源を添加する。 (もっと読む)


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