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Fターム[4K029CA04]の内容

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Fターム[4K029CA04]に分類される特許

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【課題】溶着現象を抑制した耐摩耗性及び耐高温酸化特性を持つ多層皮膜被覆部材を提供する。
【解決手段】基材2表面に硬質皮膜1を2層以上被覆した多層皮膜被覆部材において、該硬質皮膜1は外層である第1硬質皮膜4と、内層である第2硬質皮膜3を有し、該第1硬質皮膜4は、SiBNCO系であり、該第2硬質皮膜3は、金属成分がAl、Ti、Cr、Nb、W、Si、V、Zr、Moから選択される2種以上、非金属成分がNと、硼素、C、O、Sから選択される1種以上を有し、該第1硬質皮膜4の表層は、Si−C結合を示すピークから求めた面積をα、Si−O結合を示すピークから求めた面積をβとしたとき9≦α/β≦22、B−N結合を示すピークから求めた面積をXとし、B−O結合を示すピークから求めた面積をYとし、比をX/Yとしたとき、5≦X/Y≦12、であることを特徴とする多層皮膜被覆部材。 (もっと読む)


【課題】成膜中に膜材料の表面に付着または析出した異物を落下し易くできる成膜方法、膜材料、および成膜装置を提供すること。
【解決手段】成膜方法は、膜材料22を蒸発させて基板28の表面28aに成膜する成膜方法であって、膜材料22は、表面が曲面で構成された形状を有する固体からなり、複数の膜材料22をハース20に収容し、膜材料22の表面を加熱することにより膜材料22を蒸発させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 高い耐欠損性と耐摩耗性を有する切削工具を提供する。
【解決手段】 立方晶窒化硼素(cBN)を70体積%以上含有するcBN焼結体からなる基体6の表面を被覆層7で被覆し、cBN焼結体は、粒径4〜6μmのcBN粗粒子と粒径0.5〜1.2μmのcBN微粒子とのcBN粒子の周囲を、少なくとも周期表4、5、6族金属から選ばれる1種以上の元素の炭化物と鉄族金属を含む結合相で結合してなり、被覆層7は、Ti1−a−b−c−dAlSi(C1−x)(ただし、MはNb、Mo、Ta、Hf、Yから選ばれる1種以上、0.45≦a≦0.55、0.01≦b≦0.1、0.01≦c≦0.05、0.01≦d≦0.1、0≦x≦1)からなる切削工具1である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内部応力が小さい酸化亜鉛薄膜を提供することを課題とする。
【解決手段】透明基材上に蒸着プロセスを経て形成される酸化亜鉛薄膜であり、該薄膜はCuKα線を用いたX線回折法により酸化亜鉛の(002)面からの回折線が得られ、最大ピーク強度If(cps:酸化亜鉛)を膜厚(nm)と透明基材が示すハローの最大ピーク強度Is(cps:透明基材)とで除した数が0.15以下とすることとし、さらに該薄膜の波長550nmにおける屈折率が1.98以下とすること。 (もっと読む)


【課題】十分な耐熱性と耐摩耗性を備え、より過酷な切削環境においても皮膜の性能を十分に発揮できる密着強度を有する多層皮膜被覆部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】基材の表面に硬質皮膜を2層以上被覆した多層皮膜被覆部材において、該硬質皮膜は外層である第1硬質皮膜と、内層である第2硬質皮膜を有し、該第1硬質皮膜は、SiaBbNcCdOeであり、該第2硬質皮膜は、金属成分がAl、Ti、Cr、Nb、W、Si、V、Zr、Moから選択される2種以上、非金属成分がNと、硼素、C、O、Sから選択される1種以上を有し、該第1硬質皮膜と該第2硬質皮膜との界面から少なくとも500nmまでの該第1硬質皮膜を低酸素濃度域とし、該低酸素濃度域における酸素含有量を原子比でfとしたとき、0<f≦0.05、であることを特徴とする多層皮膜被覆部材。 (もっと読む)


【課題】成膜する際に基板表面に異物が付着することにより膜に欠陥が生じるのを防止し、製造歩留りを向上できる成膜装置を提供すること。
【解決手段】成膜装置100は、膜材料22を蒸発させて基板28の表面28aに成膜する成膜装置であって、成膜室10と、成膜室10内の底部14側に配置されており、膜材料22を収容するハース20と、成膜室10内にハース20に対向して配置されており、基板28を保持する保持部26と、成膜室10内にプロセスガス49が導入されるガス導入口18と、成膜室10の底部14に設けられた開口部14aと、開口部14aを介して成膜室10に連通されており、成膜室10内の雰囲気を排気する排気口34が設けられた排気室30と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶着性の高い被削材の切削加工で硬質被覆層がすぐれた自己潤滑性を発揮することにより、すぐれた耐摩耗性を示す表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具の工具基体表面に、AlとTiの複合窒化物系硬質被覆層あるいはAlとCrの複合窒化物系硬質被覆層を介して、または、介さずに、組成式:Ni(C1−X)で表した場合、0.1≦X≦1.0(但し、Xは原子比)を満足するNiの炭窒化物層、窒化物層を蒸着形成する。 (もっと読む)


【課題】本願発明の課題は、高硬度を維持しつつ残留圧縮応力の低減化を図り、硬質皮膜層1、2の密着強度を改善して硬質皮膜被覆切削工具の長寿命化を図る。
【解決手段】本願発明は、超硬合金を基材とする切削工具に硬質皮膜を被覆した硬質皮膜被覆切削工具において、表面側に硬質皮膜層1、基材側に硬質皮膜層2が被覆され、硬質皮膜層1は(AlCr1−a)N、但し、0.5≦a≦0.75、0.9≦x≦1.1であり、硬質皮膜層2は(TiAl1−b)N、但し、0.4≦b≦0.6、0.9≦y≦1.1であり、X線回折における硬質皮膜層1の(200)面の格子定数をα1(nm)の時、0.411≦α1≦0.415であり、硬質皮膜層2の(200)面の格子定数をα2(nm)の時、0.413≦α2≦0.418、であることを特徴とする硬質皮膜被覆切削工具である。 (もっと読む)


【課題】 高い耐欠損性と耐摩耗性を有する表面被覆部材を提供する。
【解決手段】 硬質相2を結合相3で結合したサーメット基体4と、その表面を被覆する被覆層5とからなり、硬質相2が第1硬質相2aと第2硬質相2bとからなり、サーメット基体4の表面について、第1硬質相2aの平均粒径をaと第2硬質相2bの平均粒径をbとの比率(b/a)が2〜10、表面における硬質相2全体に対する第1硬質相2aが占める平均面積をAと第2硬質相2bが占める平均面積をBとの比率(B/A)が2〜10であり、被覆層5は、層厚が3.5〜10μmで、Ti1−a−b−c−dAlSi(C1−x)(ただし、MはNb、Mo、Ta、Hf、Yから選ばれる少なくとも1種、0.45≦a≦0.55、0.01≦b≦0.1、0.01≦c≦0.05、0≦d≦0.1、0≦x≦1)からなる切削工具1等の表面被覆部材である。 (もっと読む)


コーティングシステムは、(AlCr1−y)X(式中、Xは、N、CN、BN、NO、CNO、CBN、BNOおよびCNBOからなる群の1種を表し、yは、金属相部分の化学量論組成を記載する)から実質的になる少なくとも1つのタイプA層と、(AlCr1−u−v−wSiMe)X(式中、Xは、N、CN、BN、NO、CNO、CBN、BNOおよびCNBOからなる群の1種を表し、Meは、W、Nb、MoおよびTaからなる群の1種または該群の構成要素の2種以上の混合物を表し、u、vおよびwは、金属相部分の化学量論組成を記載する)から実質的になる少なくとも1つのタイプB層とを含む。上記タイプA層対上記タイプB層の厚さ比は、1を超える。ワークピースは、このようなコーティングシステムを含む。これにより、非常に優れた摩耗保護が提供され、コーティングシステムおよびワークピースは、広範な種々の適用に用いられ得る。
(もっと読む)


【課題】本願発明の課題は、硬質炭素膜が有する高硬度の特性を維持しつつ耐熱性を改善して、非鉄材料の切削工具表面やダイキャスト金型表面等、高温に曝される工具の耐久性を向上させることである。
【解決手段】本願発明は、基材上に固体カーボンターゲットを用いたフィルタードアーク蒸着により硬質炭素膜を被覆した被覆工具であって、該硬質炭素膜はSiを原子%で2%以上、10%以下含有し、X線光電子分光分析によりもとめたSiCピーク強度比は0.05以上、0.5以下であり、ナノインデンテーションによりもとめた硬度は40GPa以上、74GPa以下であり、該硬質炭素膜表面の凸部及び凹部の面積率をD(%)としたとき、D≦0.01であることを特徴とする硬質炭素膜被覆工具である。 (もっと読む)


【課題】耐溶損性に優れた中間層の表面に耐焼付き性に優れた機能性被膜を形成することで、耐焼付き性、及び、耐溶損性を向上させるダイカスト用金型等を提供すること。
【解決手段】ダイカスト用金型1は、金型基材KKと、金型基材KKの表面に形成される中間層CSであって、Cr,Ti及びAlから選ばれる少なくとも1種の金属、又は、Cr,Ti及びAlから選ばれる少なくとも1種の元素を含む化合物の単層又は複層からなる中間層CSと、中間層CSの上に形成される機能性被膜KHであって、Feを20質量%以上含有し、かつ、Fe酸化物が形成された機能性被膜KHとを備える。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性および密着性に優れた硬質皮膜被覆部材および成形用冶工具を提供する。
【解決手段】硬質皮膜被覆部材は、Crを含有する鉄基合金からなる基材と、基材の表面に膜厚1〜10μmで形成された第1皮膜層と、第1皮膜層の表面に膜厚2〜10μmで形成された第2皮膜層とを備え、第1皮膜層が、Cr1−a−b(C1−c)からなり、MがW、V、Mo、Nb、Ti、Alから選ばれる1種以上の元素であり、a、b、cが原子比であるときに、0≦a≦0.7、0≦b≦0.15、0≦c≦0.5、0.3≦1−a−bを満足し、第2皮膜層が、Nb1−d−e−fCrAl(C1−g)からなり、LがSi、Y、Bから選ばれる1種以上の元素であり、d、e、f、gが原子比であるときに、0.05≦1−d−e−f≦0.5、0.05≦d≦0.5、0.4≦e≦0.7、0≦f≦0.15、0≦g≦0.5を満足する。 (もっと読む)


【課題】圧電効果の大きな組成範囲の強誘電体膜を備えた素子を効率よく製造する。
【解決手段】第3中間電極7を備えた圧力勾配型プラズマガンを用いてHeガスと酸素ガスの混合プラズマを発生させ、この混合プラズマ中の酸素ラジカルにより成膜材料を酸化させる強誘電体膜を形成する。放電ガスとしてHeを用いることにより高濃度の酸素ラジカルを発生させることができるため、圧電効果の大きな組成範囲、例えばPb(ZrTi1−x)O(x>0.4)の膜を効率よく製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 TiN膜について耐摩耗性が確実に高い物性であるものを選択的に得ることができ、またはそのような好ましい物性のTiN膜が形成された耐摩耗性TiN膜形成体とし、またはそのような耐摩耗性TiN膜形成体を効率よく製造することである。
【解決手段】 TiN膜についてX線回折分析で測定される結晶方位の(111)面、(200)面、(220)面、(311)面、(222)面および(400)面の合計ピーク強度を100%とした場合における(111)面強度比が80%以上であり、かつ(220)面強度比が3%以下である耐摩耗性TiN膜またはこれを金属製基材の表面に形成して、摺動材、工具、金型などのTiN膜形成体とする。基材とTiN膜との間にTi金属の中間層を設けるとTiN膜の耐剥離性が向上し、基材に窒化層を形成するとTiN膜との密着性が向上する。 (もっと読む)


【課題】岩塩構造型硬質皮膜の結晶粒子径を微細化させて、硬質皮膜の耐摩耗性などの特性を改善した微細結晶硬質皮膜の形成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】立方晶岩塩型構造を有する硬質皮膜層A と、立方晶岩塩型構造以外の結晶構造を有する硬質皮膜層B とが交互に積層された構造の結晶皮膜を形成する際、磁場印加機構を有するアーク蒸発源とスパッタリング蒸発源とが各々1台以上具備された成膜装置によって、前記硬質皮膜層A の構成成分をアーク蒸発源にて蒸発させるとともに、前記硬質皮膜層B を特定の化合物として、これら硬質皮膜層B の構成成分をスパッタリング蒸発源で蒸発させ、基板上に硬質皮膜層A とB とを交互に順次積層していく。 (もっと読む)


【課題】摺接部の耐摩耗性を向上し易い摺動部材を提供することを課題とし、そのような摺動部材を製造し易い製造方法を提供する。
【解決手段】被接部21に当接して摺動する摺接部23、25、26、27を備え、摺接部23、25、26、27の表面に、複数の被覆層41、42・・・が界面を有して積層された被覆膜40が形成された摺動部材21、22において、被覆膜40は、界面を複数設けることにより、各被覆層41、42・・・を単独で被覆膜40の膜厚に形成した場合に比べ、摩耗速度を小さくしたものである。 (もっと読む)


【課題】高硬度被削材の高速高送り切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)組成式:(Ti1−αAlα)Nあるいは組成式:(Ti1−α−βAlαβ)N(但し、Mは、Tiを除く周期律表4a,5a,6a族の元素、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上の添加成分を示し、原子比で、0.45≦α≦0.75、0.01≦β≦0.25)を満足するTiとAl(とM)の複合窒化物層からなる下部層、(b)組成式:(Cr1−γγ)N(但し、原子比で、0.01≦γ≦0.1)を満足するCrとYの複合窒化物層からなる上部層、以上(a)、(b)で構成された硬質被覆層を形成してなる表面被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】高硬度材の高速高送り切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)組成式:(Ti1−αAlα)Nあるいは組成式:(Ti1−α−βAlαβ)N(但し、Mは、Tiを除く周期律表4a,5a,6a族の元素、Si、B、Yのうちから選ばれた1種又は2種以上の添加成分を示し、原子比で、0.45≦α≦0.75、0.01≦β≦0.25)を満足するTiとAl(とM)の複合窒化物層からなるTiAl(M)N薄層、(b)組成式:(Cr1−γγ)N(但し、原子比で、0.01≦γ≦0.1)を満足するCrとYの複合窒化物層からなるCrYN薄層、上記(a)、(b)の交互積層からなる硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】溶着性の高い被削材の切削加工で硬質被覆層がすぐれた自己潤滑性を発揮することにより、すぐれた耐摩耗性を示す表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、マトリックス相と分散相とから構成される硬質被覆層を少なくとも1層以上蒸着形成した表面被覆切削工具において、マトリックス相は、Al、Ti、Crのうちの1種以上の元素の窒化物および/または炭窒化物からなり、分散相は、Ni窒化物、Ni炭窒化物のうちの少なくとも1種以上のNi化合物からなる。 (もっと読む)


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