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Fターム[4K032CM01]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 熱処理後の再冷間加工 (54) | 再冷間加工あり (54)

Fターム[4K032CM01]に分類される特許

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【課題】精密バネやリチウムイオン二次電池容器に適した、表面抵抗が低く、鉛フリーはんだ濡れ性に優れ、板厚精度が高いステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15%以下、Si:1.0%以下、Mn:3.0%以下、Cr:10.0%以上22.0%以下、Ni:4.0%以上10.0%以下、Cu:1.0%以上4.5%以下、N:0.15%以下を含有するステンレス鋼母材と、このステンレス鋼母材の表面上に形成された該ステンレス鋼母材に由来するCuを含む不動態皮膜と、更にその上に設けられたNiまたはNi合金めっき層とを備えるステンレス鋼材。前記不動態皮膜は、熱間圧延後のステンレス鋼材に酸洗を施し、無酸化性雰囲気中での最終焼鈍時に酸洗を行わずにNiまたはNi合金めっきを施すことにより形成される。 (もっと読む)


【課題】最大板厚が80mmの厚肉で、D/t=10〜20のような強曲げ加工時に、780MPa以上の高強度と90%以下の低降伏比を両立すると共に、鋼管加工後にも良好な靭性を安定して達成することができる円形鋼管用鋼板を提案する。
【解決手段】所定の化学成分組成を満たし、所定の関係式で規定される焼入れ性指数DIが8inch以上であると共に、下記(A)、(B)および(C)の要件を満足する。
(A)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、ベイナイトが90面積%以上である、
(B)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた領域の平均円相当直径が4μm以下である、
(C)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、平均円相当直径が0.5〜3μmで、ビッカース硬さHvが700以上の島状マルテンサイトを3〜10面積%で含んでいる。 (もっと読む)


【課題】建造物や橋梁等の構造物、自動車の足回り鋼材、機械用歯車等部品に使用される鋼材として、高価な合金元素を添加しないで、製造設備に過大な負荷をかけることなく現有の製造ラインを用いて、高強度かつ高延性で、エネルギー吸収能に優れた厚鋼板、形鋼、異形棒鋼、棒鋼及び鋼線等の鋼材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、0.05〜0.20%のC、1.0〜3.5%のSi、4.5〜5.5%のMn、0.001〜0.080%のAl、0.030%以下のP、0.020%以下のS、0.010%以下のN、0.045%以下のNbを含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、引張強さが1100MPa以上、伸びが25%以上、かつ引張強さと伸びとの積(TS×El)が30000MPa・%以上とした鋼材で、短時間焼鈍処理により、フェライトとオーステナイトとの生成比率を制御した2相組織を有する。 (もっと読む)


【課題】材料コストの低減や製造工程の簡略化を図るとともに、耐疲労性に優れたばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる組成を有し、ばね素線の任意の横断面において、面積比率で焼戻しマルテンサイト組織が95%以上であり、任意の横断面の円相当直径をD(mm)としたときに、圧縮残留応力層が表面から0.35mm〜D/4の範囲まで形成され、その最大圧縮残留応力が800〜2000MPaであり、前記横断面の中心のビッカース硬さが550〜700HVであり、表面から深さ0.05〜0.3mmの範囲に、前記中心硬さより50〜500HV大きい高硬度層が形成されていることを特徴とするばね。 (もっと読む)


【課題】旧オーステナイト結晶粒度を11番以上とし、ベアリングレースの長寿命化を図ることができるようにする。
【解決手段】ベアリングレースの製造方法において、熱間圧延された軸受鋼を焼鈍して加工素材6とする素材製造工程1と、素材製造工程1で製造された加工素材6を冷間鍛造しリング素材7を成形する冷間鍛造工程2と、冷間鍛造工程2で成形されたリング素材7に冷間でリング圧延を施すことでベアリングレース素材を成形する冷間リング圧延工程4と、冷間リング圧延工程4で成形されたベアリングレース素材8に熱処理を施しベアリングレースを製造する熱処理工程5とを備えている。冷間鍛造工程2における加工度F1が0.5以上0.8以下となるように冷間鍛造を行う。 (もっと読む)


【課題】高強度で高靭性なばね用鋼線及びその製造方法、耐疲労性や耐へたり性に優れるばねを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5%〜0.8%、Si:1.0%〜2.5%、Mn:0.20%〜1.0%、Cr:0.5%〜2.5%、V:0.05%〜0.50%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなるばね用鋼線であり、400℃〜450℃×20分の低温焼鈍を施したとき、この低温焼鈍後の降伏応力が、当該低温焼鈍前と比較して300MPa以上高い。このばね用鋼線は、ばね加工前において降伏応力が低いことで加工性に優れ、ばねを容易に形成できる。また、このばね用鋼線は、ばね加工後の歪取り熱処理を想定した上記低温焼鈍後の降伏応力が高いことで、耐疲労性や耐へたり性に優れるばねが得られる。このばね用鋼線は、焼き入れ焼戻し後の線素材に特定の減面率の伸線加工を施すことで製造できる。 (もっと読む)


【課題】TS550MPa以上、YR80%以下でTSと一様伸びとの積が7500MPa・%以上の低降伏比かつ高一様伸びを有する鋼、その製造方法および高強度低降伏比溶接鋼管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%超0.14%以下、Si:0.01〜0.5%、Mn:1.0〜4.0%、Al:0.003〜0.08%、Nb:0.01〜0.08%、Ti:0.005〜0.025%、更にCu、Ni、Mo、Cr、V、B、Ca、REM、Zr、Mgの1種以上を含有し、微視組織がフェライト主体またはベイナイト主体の母相と該母相中に分散するMAの平均アスペクト比が2.0以下、面積率が5〜20%で、さらに、その90%以上がフェライト粒界または旧オーステナイト粒界に存在する鋼。上記組成の鋼をAc以上に加熱後、仕上圧延温度Ar以上で熱間圧延し冷却停止温度500℃未満で空冷または加速冷却後、Ac以上Ac以下に再加熱する。前記鋼を母材部とし、特定組成の溶接金属を備えた溶接鋼管。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、0℃のシャルピー吸収エネルギーが100J/cm以上の靱性に優れた高耐食性フェライト系ステンレス鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】 質量%で、C:0.015%以下、Si:0.5%以下、Mn:1.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.35%、N:0.015%以下、Cr:18.0〜24.0%、Mo:0.4%以下、Cu:0.3〜0.6%、Ti:0.01%以下、V:0.01〜0.10%、Nb:0.15〜0.35%で、かつ、(Nb+2V)/Ti≧30、8≦(Nb+2V)/(C+N)≦85を満たして含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、フェライト相以外の粒状物が2μm以下の粒径で分散した組織を有することを特徴とする靱性に優れた高耐食性フェライト系ステンレス鋼板およびその製造法。 (もっと読む)


【課題】 振動、騒音低減及び衝突安全の要請に応えることができる、制振性に優れた鋼その製造方法及び該鋼を含んで構成される制振体の提供。
【解決手段】
炭素0.001〜0.20重量%、シリコン0.01〜3.0重量%、マンガン5.0〜18.0重量%、クロム0.01〜20.0重量%、アルミニウム0.001〜0.1重量%、残部鉄を含んでなる鋼であって、積層欠陥エネルギー(SFE(mJ/m)を20(mJ/m)以下の条件を満たす化学組成になるように溶製し、所定の熱処理条件、冷却条件及び冷間加工条件を満たす製造方法によってε−Ms相が10〜50体積%となるようにする。 (もっと読む)


【課題】 耐へたり性、耐久性、耐腐食疲労性に優れた自動車懸架用コイルばねを製造するための技術を提供する。
【解決手段】 本発明の自動車懸架用コイルばねの製造方法は、成形後のコイルに対して熱処理を行い、熱処理後のコイルに対して温間ショットピーニングを行い、前記温間ショットピーニング後のコイルに対してホットセッチングを行う。この自動車懸架用コイルばねの製造方法では、質量比にしてC:0.35〜0.55%、Si:1.60〜3.00%、Mn:0.20〜1.50%、Cr:0.10〜1.50%を含有するとともに、Ni:0.40〜3.00%、Mo:0.05〜0.50%、V:0.05〜0.50%のうちいずれか1種類以上を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を素材としてもよい。 (もっと読む)


【課題】イーシ゛ーオーフ゜ン缶の材料として好適である高強度高加工性缶用鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.070%以上0.080%未満、Si:0.003%以上0.10%以下、Mn:0.51%以上0.60%以下等を含有し、圧延方向断面において、平均結晶粒径が5μm以上、結晶粒の展伸度が2.0以下であり、板厚の3/8の深さから板厚の4/8の深さまでの間の断面の平均ビッカース硬度から、表面から板厚の1/8の深さまでの間の断面の平均ビッカース硬度を引いた硬度差が10ポイント以上、および/又は板厚の3/8の深さから板厚の4/8の深さまでの間の断面の最大ビッカース硬度から、表面から板厚の1/8の深さまでの間の断面の最大ビッカース硬度を引いた硬度差が20ポイント以上、引張強度が500MPa以上、破断伸びが10%以上であることを特徴とする高強度高加工性缶用鋼板。 (もっと読む)


【課題】 医療用処置具の操作用ロープと連結部材とを接合部材を用いて接合する際、操作用ロープへの熱影響による機械的強度特性を低下させることなく、これを向上させる技術課題である接合法を用いた医療用処置具を開示するものである。
【解決手段】 操作用ロープにオーステナイトステンレス鋼線の強加工の伸線加工を行った金属素線を用いて撚合構成し、強加工のオーステナイト系ステンレス鋼線の温度と引張破断強度特性に着目して、引張破断力が向上する温度と合致した溶融温度をもつ接合部材を用いて接合することにより、接合部の操作用ロープの引張破断力をより向上させて接合した医療用処置具であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐水素脆性と高強度とを両立する高強度耐水素脆性Fe−Ni基合金を提供する。
【解決手段】質量で、Niを24〜27%、Crを13.5〜16%、Moを1〜1.5%、Tiを1.9〜2.35%、Vを0.1〜0.5%、Alを0.35%以下、Bを0.001〜0.010%、Cを0.08%以下、Siを1%以下、Mnを2%以下、Pを0.04%以下、Sを0.03%以下、残部をFeと不可避な元素からなり、時効熱処理によって析出物を析出させたFe−Ni基の合金において、冷間加工することで、引張強度が1000MPa以上で1350MPaを超えないように調整したことを特徴とする高強度耐水素脆性Fe−Ni基合金。 (もっと読む)


【課題】炭素含有量の多い高炭素鋼線について、組織崩壊や延性低下を生ずることなく伸線加工を行って、所望の高強度かつ高延性の鋼線を得ることのできる鋼線の製造方法およびそれにより得られる鋼線を提供する。
【解決手段】パーライト組織を有する炭素含有量0.70〜1.10質量%の鋼線材に対し、最終熱処理後に湿式伸線加工を施す鋼線の製造方法である。湿式伸線加工を2回に分けて行うとともに、前半の湿式伸線加工後、後半の湿式伸線加工前に、中間熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】芯線にステンレス鋼線を用いてコイルスプリング体を芯線と接合する際、芯線への熱影響による機械的強度特性を低下させることなく、これを向上させる技術課題である接合法を開示するものである。
【解決手段】芯線2に固溶化処理したオーステナイト系ステンレス鋼線を用いて、総減面率が80%から97.6%の強加工の伸線加工を行い、芯線2とコイルスプリング体3とを接合する際に接合部材として溶融温度が180℃から495℃の共晶合金を用いて接合して機械的強度特性を向上させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Fe−Ni−Cr系アイソエラスティック組成物を提供し、かつ、ひずみ特性の優れたひずみゲージを製造すること。
【解決手段】Fe、Ni及びCrを主成分とし、Mn、Mo及びSiを副成分としたFe−Ni−Cr系合金からなるアイソエラスティック組成物において、Mnを1wt%から3wt%で添加することによって、アイソエラスティック組成物(合金)を作製する。さらに、その合金を、金属加工、熱処理し、優れたひずみ特性を持つひずみゲージを製造する。 (もっと読む)


【課題】特に異物環境下での転動疲労寿命の大幅な向上を実現する方途について提案する。
【解決手段】質量%でC:0.7%〜1.3%、Si:0.1〜0.8%、Mn:0.2〜1.2%、P:0.025%以下、S:0.02%以下、Al:0.1%以下、Cr:0.9%〜1.8%、N:0.01%以下およびO:0.003%以下を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼材に、浸炭窒化深さが2mm以上となる浸炭窒化−焼入れ処理を行ったのち、高周波焼戻しを行い、その後の成形加工において、硬さの向上代がビッカース硬さで20ポイント以上の加工を少なくとも鋼材の表層部分に加えた後、該表層部分に加熱温度:820〜900℃として高周波焼入れし、さらに焼戻しを行う。 (もっと読む)


【課題】簡単な熱処理を施すことによって、変形特性に優れる鋼管及びその製造方法と、該鋼管の母鋼管を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.10%、Mn:1.00〜2.50%を含有し、 Si:0.80%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.10%以下、 N:0.01%以下に制限し、更に、Ni:1.00%以下、Mo:0.60%以下、Cr:1.00%以下、Cu:1.00%以下の1種又は2種以上を含有し、Mnの含有量と、Cr、Ni、Mo、Cuの1種又は2種以上の含有量とが、Mn+Cr+Ni+2Mo+Cu≧2.00を満足し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる母鋼管を、Ac+10℃〜Ac+60℃に加熱し、その後、空冷する。 (もっと読む)


【課題】冷間加工性を保持させつつ、部品加工後において、強度特性に優れると共に、硬さのばらつきが少なく、さらに、クランクシャフト等のような大きな部品を製造することもできる機械構造用鋼、および、その製造方法、ならびに、その機械構造用鋼を加工してなる機械構造用部品を提供する。
【解決手段】C:0.005〜0.045質量%、Si:0.005〜0.05質量%、Mn:0.4〜1質量%、P:0.05質量%以下、S:0.005〜0.05質量%、Al:0.005〜0.03質量%、N:0.01〜0.02質量%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、N固溶量は0.008質量%以上であり、化合物状態のN量は0.002質量%以上であり、フェライト相の組織分率は95%以上であり、フェライト相の結晶粒は、平均結晶粒径が5〜20μm、アスペクト比が0.5〜2であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】弱磁性、高ヤング率でその温度係数が小さく、硬度が高い磁性不感高硬度恒弾性合金、ひげぜんまい、機械式駆動装置及び時計を提供する。
【解決手段】原子量比にて、Co20〜40%及びNi7〜22%の合計42.0〜49.5%、Cr5〜13%及びMo1〜6%の合計13.5〜16.0%、及び残部Fe(但しFe37%以上)からなる合金を、1100℃以上融点未満に加熱後冷却し、ついで線引き加工と中間熱処理とを繰り返し、加工率90%以上の線引き加工を施して<111>繊維軸を有する繊維組織の線材となし、さらに圧下率20%以上の冷間圧延加工を施して薄板になした後、580〜700℃に加熱して、{110}<111>集合組織を有し、飽和磁束密度2500〜3500G、0〜40℃におけるヤング率の温度係数(-5〜+5)×10−5-1及びビッカ−ス硬度350〜550を有する磁性不感高硬度恒弾性合金。 (もっと読む)


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