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Fターム[4K042CA11]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Ni5%以上 (110)

Fターム[4K042CA11]に分類される特許

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【課題】円筒状部材に熱処理を施すときに、円筒状部材の真円度の低下を抑制することが可能な治具、及び当該治具を用いた円筒状部材の熱処理方法を提供する。
【解決手段】パイプ1を加熱し、さらにその後冷却することによりパイプ1に熱処理を施す際に、パイプ1の端部を拘束する治具10であって、円環状に形成され、常温時の内径が常温時のパイプ1の外径と一致し、かつ、熱膨張率がパイプ1の熱膨張率以上の大きさである外側拘束部12を備える。 (もっと読む)


本発明は、マルテンサイト系鋼が0.4%〜3%のAl含有量で、金属間化合物および炭化析出物によって硬化されることができるように、他の金属の含有量を含むマルテンサイト系鋼を製造する方法に関し、(a)鋼の全体をそのオーステナイト化温度よりも上に加熱するステップと、(b)前記鋼をおよそ周囲温度に冷却するステップと、(c)前記鋼を低温媒体中に配置するステップと、を含む。温度Tは、実質的にマルテンサイト変態温度Mf未満であり、鋼の最も熱い部品がマルテンサイト変態温度Mfより低い温度に達した瞬間から温度Tで前記鋼が前記低温媒体中に保持される時間tが、少なくともゼロ以外の時間tに等しく、温度T(℃で)および時間t(時間で)は、式T=f(t)によって関連付けされており、t,f’(t)に関する関数fの一次導関数は、正であり、t,f”(t)に関するfの二次導関数は負である。
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【課題】腐食攻撃から保護される高強度コンポーネンツを、既知の方法よりも一層容易に製造できる方法を提供することにある。
【解決手段】上記課題のため、本発明によれば、a)所望の組成を有するステンレス鋼から少なくとも数セクションが作られた鋼製品を用意する段階と、b)鋼製品を、ステンレス鋼のAc3温度より高いオーステナイト化温度に加熱する段階と、c)加熱された鋼製品を、プレスダイ内でコンポーネントに熱間プレス硬化する段階と、d)得られたコンポーネントの少なくとも1つのセクションを、マルテンサイト構造にとって充分高い冷却速度で冷却し、急速冷却されたセクションを形成する段階とを有する熱間プレス硬化コンポーネントの製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】高い高温機械強度と良好な熱間加工性を有する排気バルブ用耐熱鋼及びその製造方法を提供する。
【解決手段】必須添加元素と任意に含まれ得る任意添加元素とを添加元素とする質量%で、0.50〜0.90%のC及び15.0〜25.0%のCrを含み、微細炭化物及び/又は微細炭窒化物を少なくとも結晶粒内に分散析出させた高窒素高Crオーステナイト鋼からなる排気バルブ用耐熱鋼である。必須添加元素をC、Cr、N、Mn、Ni及びPとして、任意添加元素をNb、Ti、Si、W、Mo、V、Co、B、Zr、Mg、Ca及びCuとし、所定の質量%を含有する。かかる排気バルブ用耐熱鋼は、鍛造工程と、1000〜1200℃の温度範囲で保持した後に油冷する固溶化熱処理工程と、700〜800℃の温度範囲で時効処理する工程とを経て製造される。 (もっと読む)


【課題】良好な切れ味を確保しながら高い耐食性を発揮する刃物を提供する。
【解決手段】母材23がオーステナイト系ステンレス鋼からなる刃物であって、刃物の表層部に、母材23のオーステナイト相に炭素が固溶することにより、最大硬度がHv600以上の母材23より硬度の高い炭素固溶硬化層24が形成され、上記炭素固溶硬化層24により刃先21が構成されている。したがって、脆性によって刃付けや再研磨ができないという問題が生じることがなく、高硬度でシャープな刃を立てて、食肉に使用した場合にも優れた切れ味を発揮し、ドリップによる商品価値の低下や食感の悪化という問題が生じにくい。また、従来のマルテンサイト系のものに比べて格段に高い耐食性を発揮する。 (もっと読む)


【課題】Fe−Ni−Cr系アイソエラスティック組成物を提供し、かつ、ひずみ特性の優れたひずみゲージを製造すること。
【解決手段】Fe、Ni及びCrを主成分とし、Mn、Mo及びSiを副成分としたFe−Ni−Cr系合金からなるアイソエラスティック組成物において、Mnを1wt%から3wt%で添加することによって、アイソエラスティック組成物(合金)を作製する。さらに、その合金を、金属加工、熱処理し、優れたひずみ特性を持つひずみゲージを製造する。 (もっと読む)


【課題】耐SSC性に優れた油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015%以下、Si:1.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Al:0.01〜0.10%、Cr:10〜14%、Ni:3〜8%以下、Ti:0.03〜0.15%、N:0.015%以下を含み、さらに、Cu:1〜4%、Mo:1〜4%、W:1〜4%、Co:1〜4%のうちから選ばれた1種または2種を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有するステンレス継目無鋼管に、750〜840℃の範囲の温度に加熱したのち焼入れする焼入れ処理と、引続き、650℃以下の温度で焼き戻す焼戻処理を施す。これにより、降伏強さ95ksi級の高降伏強さと、さらにHRCで27未満という低硬さを兼備し、耐SSC性に優れた油井管用マルテンサイト系ステンレス継目無鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】材料表面に圧縮残留応力層と、高耐食性元素のコーティング層とを同時に形成し、高温高圧水環境中において材料の耐食性を向上することができるピーニング用ショットおよびその製造方法を提案すること。
【解決手段】 本発明に係る鉄−クロム−ニッケル合金製ピーニング用ショットは、材料表層に圧縮残留応力層を形成させ、材料表面に高耐食性を有する元素であるクロムを付与する表面改質方法に使用する鉄−クロム−ニッケル合金製ピーニング用ショットであって、使用するショットの表面層2のクロム量が中心部1に比べて多いことを特徴とする。 (もっと読む)


良好な窒化特性を有する鋼組成物を本体として含む鋼製ピストンリングと鋼製シリンダーライナを開示する。鋼組成物は以下の元素、0〜0.5重量%のB、0.5〜1.2重量%のC、4.0〜20.0重量%のCr、0〜2.0重量%のCu、45.30〜91.25重量%のFe、0.1〜3.0重量%のMn、0.1〜3.0重量%のMo、0〜0.05重量%のNb、2.0〜12.0重量%のNi、0〜0.1重量%のP、0〜0.05重量%のPb、0〜0.05重量%のS、2.0〜10.0重量%のSi、0〜0.05重量%のSn、0.05〜2.0重量%のV、0〜0.2重量%のTi、および0〜0.5重量%のWからなる。鋼製ピストンリングと鋼製シリンダーライナは、鋳鉄部品の製造用の機械および技術を使用する鋳造プロセスで製造し得る。 (もっと読む)


良好な窒化特性を有する特にピストンリングとシリンダーライナの製造用の鋼組成物は、該鋼組成物100重量%に対して表示された以下の割合の元素、0.5〜1.2重量%のC、4.0〜20.0重量%のCr、45.30〜91.25重量%のFe、0.1〜3.0重量%のMn、0.1〜3.0重量%のMo、2.0〜12.0重量%のNi、2.0〜10.0重量%のSi、そして0.05〜2.0重量%のVを含有する。これは、出発材料の溶融塊を製造し、溶融塊を調整型に流し込むことにより製造し得る。得られた鋼組成物を窒化すると、焼入れ焼戻した球状黒鉛鋳鉄を上回る特性を有する重力鋳造製造により製造される窒化鋼組成物を得る。 (もっと読む)


【課題】 強度及び靭性が高いレベルでバランスされ、特に、自動車や航空機等のシートフレームとして適する構造材を提供する。
【解決手段】薄肉鋼同士をその一部において接合加工して一体化し、接合加工後に一部を熱処理して、熱処理された部分とそれ以外の部分とで強度及び靭性を異ならせた構造材である。熱処理によって構造材全体を均質に高強度化したのではなく、部分的に強度の高い部分と弱い部分とを形成しており、強度と靭性が高いレベルでバランスされた構造材を得ることができる。強度と靭性とが高いレベルでバランスされているため、特に、自動車や航空機等のシートフレームとして適している。 (もっと読む)


【課題】 粗製芳香族カルボン酸の精製工程における装置材質の腐食による補修、および、補修のための運転停止に伴う生産損失等のコスト増加を抑制し、さらに設備の更新時期を延長させることのできる芳香族カルボン酸の精製装置を提供する。
【解決手段】 粗製芳香族カルボン酸と水とを含有する液状物を調製する液状物調製槽、該液状物を加熱溶解する加熱溶解装置、及び、加熱された該液状物中の粗製芳香族カルボン酸を精製する精製槽、を有する芳香族カルボン酸の精製装置において、液状物調整槽、加熱溶解装置、精製槽、及びこれらを接続する配管並びに該精製槽から精製反応液を排出する排出管のうち少なくとも一部分が固溶体化熱処理を施された金属からなることを特徴とする芳香族カルボン酸の精製装置。 (もっと読む)


【課題】高温強度特性、鍛造性および溶接性に優れた蒸気タービンの鍛造部品用のNi基合金、この蒸気タービンの鍛造部品用のNi基合金を用いて作製された、蒸気タービンの動翼、蒸気タービンの静翼、蒸気タービン用螺合部材、および蒸気タービン用配管を提供することを目的とする。
【解決手段】高温強度特性、鍛造性および溶接性に優れた、蒸気タービンの鍛造部品用のNi基合金は、質量%で、C:0.01〜0.15、Cr:18〜28、Co:10〜15、Mo:8〜12、Al:1.5〜2、Ti:0.1〜3、B:0.001〜0.006、Ta:0.1〜0.7を含有し、残部がNiおよび不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【目的】耐水素脆化性および常温での耐塩害腐食性に優れ,大幅な厚肉大径化に頼ることなく,例えば40MPa程度の高圧水素の輸送に好適なオーステナイト系ステンレス鋼溶接管を提供する。
【構成】質量%で,C:0.15%以下,Si:4.0%以下,Mn:3.0%以下,P:0.10%以下,S:0.03%以下,Ni:6〜20%,Cr:14〜28%,N:0.25%以下を含有し,残部がFeおよび不可避的不純物からなり,(1)式で示されるM値が−100以下,(2)式で示されるD値が6〜10に調整されている高圧水素輸送用オーステナイト系ステンレス鋼溶接管を提供する。
M=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo・・・(1)
D=(Cr+1.5Si+0.5Nb+Mo)−(Ni+0.5Mn+30C+30N)・・・(2)。 (もっと読む)


ステンレス鋼の細長く薄いストリップ製品が開示されている。この製品は、重量パーセントにして、最大0.03のCと、最大1.0のMnと、最大0.75のSiと最大0.040のPと、最大0.020のSと、10.9〜11.1のCrと、10.9〜11.1のNiと、0.9〜1.1のMoと、1.5〜1.6のTiと、最大0.25のAlと、0.7〜0.8のNbと、最大1のCuと、最大0.010のBと、最大0.030のNを含有している耐食性合金から作られている。この合金の残部は、鉄と通常の不純物である。この細長く薄いストリップ製品は、固溶化熱処理及び時効硬化状態において、少なくとも280ksi(1930.5MPa)の室温引張強度を発揮する。前記ストリップ材を製造する方法と前記ストリップ材を用いてゴルフクラブヘッドを製造する方法も開示されている。 (もっと読む)


【課題】製造コストの高騰、製造時間の長期化を生じることなく、適正強度、靭性を有するタービンロータ及びタービンロータの製造方法を提供する。
【解決手段】高Cr鋼からなる高温用ロータ材と、低Cr鋼からなる低温用ロータ材とを溶接して構成されたタービンロータにおいて、前記高温用ロータ材が、窒素含有量が質量%で0.02%以上である高Cr鋼で形成され、前記高温用ロータ材と低温用ロータ材を溶接する溶加材が、窒素含有量が質量%で0.025%以下である9%Cr系溶加材である。 (もっと読む)


【課題】洗浄剤を使用した洗浄工程を行わずに加工油を除去することができる無端金属ベルトの製造方法を提供することにより、窒化処理を阻害する要因を排除し、無端金属ベルトの強度を確保するとともに、無端金属ベルトの歩留まりを改善する。
【解決手段】(f)圧延工程の後に行われ、(f)圧延工程において使用されベルト状部材5に付着した加工油6を除去する(g)加工油除去工程をさらに備え、(f)圧延工程において、加工油6は、無機系物質を含まないものを使用して、(g)加工油除去工程において、ベルト状部材5を加熱してベルト状部材5に付着した加工油6を蒸発させることによって、加工油6を除去した後に、(h)二次溶体化処理工程を行う。 (もっと読む)


【課題】1770〜1940MPaのTSと8%以上のElを有する延性に優れたホットプレス部材、そのホットプレス部材用鋼板、およびそのホットプレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.30〜0.45%、Si:0.05〜3.0%、Mn:1.0〜4.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、組織全体に占めるフェライト相の面積率が5〜40%で、マルテンサイト相の面積率が60〜95%であり、前記フェライト相とマルテンサイト相の平均粒径が7μm以下であるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れたホットプレス部材。 (もっと読む)


低含量のコバルトを有する硬化マルテンサイト鋼、該鋼から部品を製造する方法、およびこれにより得られる部品。該鋼は、その組成が、重量パーセントで:C=0.18〜0.30%;Co=1.5〜4%;Cr=2〜5%;Al=1〜2%;Mo+W/2=1〜4%;V=微量〜0.3%;Nb=微量〜0.1%;B=微量〜30ppm;Ni=11〜16%。ここで、Ni≧7+3.5Al;Si=微量〜1.0%;Mn=微量〜4.0%;Ca=微量〜20ppm;希土類金属=微量〜100ppm;Nが≦10ppmであるとき、Ti+Zr/2=微量〜100ppm。ここで、Ti+Zr/2≦10N;10ppm<N≦20ppmであるとき、Ti+Zr/2=微量〜150ppm;O=微量〜50ppm;N=微量〜20ppm;S=微量〜20ppm;Cu=微量〜1%;P=微量〜200ppmであり、残りが、鉄、および溶練から生じる不可避の不純物であることを特徴とする。この鋼から部品を製造する方法、およびこれにより得られる部品。
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本発明は、少なくとも、酸素を含む雰囲気中でリング(14)を酸化させるプロセスステップ(VIII−O)と、アンモニアを含む雰囲気中でリング(14)を窒化する後続のプロセスステップ(VIII−N)とを含む、駆動ベルト(1)において使用するための金属リング(14)のための製造方法における熱処理プロセスを提供し、酸素を含む雰囲気中でリング(14)を酸化させるプロセスステップ(VIII−O)が、450℃を超える温度及び/又は数分以上の間行われる。
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