説明

Fターム[4K042CA11]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Ni5%以上 (110)

Fターム[4K042CA11]に分類される特許

41 - 60 / 110


【課題】 浸炭焼入れし、かつ結晶粒を微細化し、表面の浸炭異常層を除去することで、従来にない優れた衝撃強度、曲げ強度を有する浸炭部品を製造する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.45%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.20%以下、Cr:0.30〜3.0%、Cu:0.30%以下、Al:0.001〜0.1%、N:0.01%未満、Ti:0.05%未満、B:0.0010〜0.0050%を含有し、さらにNb:0.02〜0.50%、V:0.02〜0.50%のいずれか1種もしくは2種を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼を用い、機械加工もしくは鍛造によって部品形状に成形した後、ガス浸炭焼入れを行ない、その後に1回以上のズブ焼入れを行なった後、これを焼戻し、その後に浸炭異常層を除去することにより浸炭部品を製造する。 (もっと読む)


【課題】高い耐熱性を有しており、高温域での耐へたり性に優れる耐熱ステンレス鋼線、耐熱ばね及びその製造方法を提供する。
【解決手段】耐熱ステンレス鋼線及び耐熱ばねは、質量%で、C:0.04〜0.08%、Si:0.60〜1.40%、Mn:0.5〜3.0%、Cr:16〜20%、Ni:7.0〜10.5、及びN:0.16〜0.25%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、横断面の平均結晶粒径が8μm以上20μm以下である。また、耐熱ばねの製造方法は、上記耐熱ステンレス鋼線をばね加工した後、500℃以上650℃以下の条件で1分以上1時間未満の低温焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、高温で繰り返し使用しても発錆し難い、耐食性(防錆性)に優れたFe基合金製クリップおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、質量%でC:0.01〜0.10%、Ni:20.0〜35.0%、Cr:10.0〜20.0%、Mo:0.05〜5.0%、V:0.10〜1.0%、Al:0.05〜3.0%、Ti:1.5〜4.0%、B:0.001〜0.010%、Si:1.0%以下、Mn:2.0%以下、残部はFeおよび不可避的不純物を含むFe基合金でなり、クリップの表面の少なくとも深さ0.1μmから1μmのCr濃度が母相の80%以上であるFe基合金製クリップである。例えば、前記Fe基合金でなる金属板をクリップ形状に塑性加工後の熱処理において、少なくとも450℃以上の温度域における雰囲気を非酸化性かつ非窒化性とする製造方法によって得られる。 (もっと読む)


【課題】質量%で、Cr:20〜45%を含有するオーステナイト系高Ni鋼材同士の溶接接合部構造において、1000℃以上の温度で長期間使用したとき、溶接熱影響部のクリープ破断強度が低下し難く、長寿命を達成する。
【解決手段】オーステナイト系高Ni鋼材同士を溶接する前又は後に、前記鋼材同士の少なくとも溶接部分及びその近傍領域に、750〜1000℃の温度で0.5〜100時間の時効処理を行ない、前記鋼材同士の溶接における溶金部又は鋼材再溶解部の近傍の溶接熱影響部に微細な2次炭化物を析出させる。 (もっと読む)


【課題】優れた耐CO2腐食性と拡管性を兼備し、さらに継手部からの漏れを防止できる油井用ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】鋼管の両端面側を、好ましくは3%以上の拡管率で拡管加工し、該拡管加工された部位に溶接用開先を形成する。これにより、とくに溶接継手部での漏れが防止でき、油井内に挿入された状態での拡管性が向上する。使用する鋼管は、降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25−u-El)を満足する鋼管とする。この鋼管は、質量%で、C:0.25%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.10〜2.50%、P、S、Al、Nを適正範囲とし、Cr:10.5〜18.0%を含有する組成と、焼戻マルテンサイト相を主相とし、第二相として体積率で5%以上のオーステナイト相と、あるいはさらに5%以下のフェライト相とを含む組織を有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】優れた耐CO2腐食性と、さらに厳しい拡管加工にも耐えられる優れた拡管性とを兼備し、さらに継手部からの漏れをも防止できる、油井用ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】鋼管の両端面側を、好ましくは3%以上の拡管率で拡管加工し、該拡管加工された部位にねじを形成する。これにより、とくにねじ継手部での漏れが防止でき、油井内に挿入された状態での拡管性が向上する。なお、使用する鋼管は、降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25−u-El)を満足するステンレス鋼管とすることが拡管性向上に寄与する。この鋼管は、質量%で、C:0.25%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.10〜2.50%、P、S、Al、Nを適正範囲とし、Cr:10.5〜18.0%を含有する組成と、焼戻マルテンサイト相を主相とし、第二相として体積率で5%以上のオーステナイト相と、あるいはさらに5%以下のフェライト相とを含む組織を有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】材料自体がその使用環境において優れた振動吸収能を有する制振性鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
炭素0.05重量%以下、マンガン15重量%以上、18重量%未満、クロム9重量%以上、15重量%未満、ニッケル0.01重量%以上、4重量%未満、アルミニウム0.01重量%以上、0.05重量%未満、窒素0.01重量%以下、残部鉄からなり、その成形加工の最終工程において、800℃以上、1000℃未満で加熱溶体化処理を行い、しかる後断面積比で10%以上、50%以下の冷間加工を施すことによって、10%以上のイプシロン・マルテンサイト相を発現させた高強度高減衰能Fe−Mn−Cr−Ni合金を制振性鋼管に適用し、そのばねの断面積/(長さ)で定義される指標F値が0.002以下で使用することによって上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】極めて反応性の高い雰囲気下で使用しても耐久性が高く、しかも生産上低コストで製造することのできるベローズの製造方法およびベローズを提供すること。
【解決手段】本発明のベローズの製造方法はCr:15〜30重量%、Ni:5〜40重量%、Al:0.9〜6重量%、Mo:1重量%未満、Mn:0.1重量%未満、C:0.1重量%未満、S:0.1重量%未満、P:0.1重量%未満、残部:Feおよび不可避的不純物を含む平板状母材(ただし、平板状母材100重量%とする。)から未処理ベローズを形成する第I工程と、該未処理ベローズを、水素水分比(H2/H2O、体積比)が2×103〜1×1012の範囲にある水および水素を含む雰囲気下、温度が750〜8
95℃の範囲で加熱することにより、該未処理ベローズ表面にAl23不働態膜を形成する第II工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼製の加工品の硬化を可能にし、それと同時に該加工品の高い耐蝕性が得られる方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼製の加工品の表面硬化のための方法において、該加工品を溶融塩中に浸し、そして該塩に24時間〜240時間にわたって晒すにあたって、前記溶融塩の温度が400℃未満であり、かつ前記溶融塩が以下の組成:60〜100質量%の酢酸カリウム、0〜100質量%の酢酸ナトリウム、0〜2質量%の金属塩を有することで解決される。 (もっと読む)


【課題】高強度・高耐食ボルトを安価に製造することを目的に、安価な高耐食2相ステンレス鋼線の冷間鍛造性を確保すると共に、ボルト製品の高強度化を付与することにある。
【解決手段】質量%で、C;0.005〜0.05%、Si;0.1〜1.0%、Mn;0.1〜10.0%、Ni;1.0〜6.0%、Cr;19.0〜30.0%、Cu;0.05〜3.0%以下、N;0.005〜0.20%を含有し、残部がFeおよび実質的に不可避的不純物で構成され、C+N;0.20%以下、(a)式のM値が60以下、(b)式のF値が45〜85であり、引張強さが550〜750N/mmに調整されることを特徴とする冷間鍛造性に優れた高強度・高耐食ボルト用オーステナイト・フェライト系2相鋼線材である。さらに、必要に応じて、Mo、B、Al、Mg、Ca、Nb、Ti、Zr、Vを添加することができる。 (もっと読む)


内部破壊靱性が向上した表面硬化ギア鋼であり、16.3重量パーセントのCo、7.5重量パーセントのNi、3.5重量パーセントのCr、1.75重量パーセントのMo、0.2重量パーセントのW、0.11重量パーセントのC、0.03重量パーセントのTi、0.02重量パーセントのV、及び残部がFeを含む。トポロジー的稠密(TCP)相が実質的に存在しない主としてラスマルテンサイトからなる微細構造を有する。微細MC炭化物を含むべく浸炭され、少なくとも約62HRCの表面硬さ及び少なくとも約55MPa・m1/2(50ksi・in1/2)の内部靱性を与える。
(もっと読む)


本発明は、マンガン鋼の成形体を炭素鋼と接合するための中間部片、とりわけマンガン高炭素鋼鋳造コアをコントロール・レールに接合するための中間部片に関する。この中間部片は、60重量%未満のフェライト部分を有するオーステナイト−フェライト系2相鋼からなる群から選ばれた鋼からなる。マンガン高炭素鋼鋳造部品をコントロール・レールに接合するこの方法は、60重量%未満のフェライトを有する2相鋼からなるオーステナイト−フェライト中間部片が、マンガン鋼鋳造部品及びコントロール・レールに溶接されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大気中、真空中、水中および潤滑剤中で低摩擦係数を有し、耐久性、耐荷重性に優れる摺動部材および転動部材を提供する。
【解決手段】基材最上層にダイヤモンドまたはダイヤモンド膜が形成された第一の摺動面を有する第一の摺動部材と、Cが0.15〜0.55重量%、Niが3.5〜10.0重量%、Crが8.0〜25.0重量%を含有して残部がFeと不可避な不純物からなり、焼入れ処理および焼戻し処理により表面硬さがロックウェル硬さで45〜55HRCとなる鉄基合金または鉄基合金層からなる第二の摺動面を有する第二の摺動部材と、を有し、第一の摺動面と第二の摺動面とで摺動可能にされていることを特徴とする低摩擦摺動部材とする。 (もっと読む)


【課題】油井管に要求される耐食性だけでなく、目標とする強度をも兼ね備えた高合金管を、過度に合金成分を添加することもなく、冷間加工条件を選択することによって製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、Si:0.5%以下、Mn:0.3〜1.0%、Ni:25〜40%、Cr:20〜30%、Mo:0〜4%、Cu:0〜3%、N:0.05〜0.30%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有する高合金素管を熱間加工によりあるいはさらに固溶化熱処理することにより作製した後、冷間引抜加工によって高合金管を製造する方法。 (もっと読む)


組成が、重量パーセントで:C=0.20〜0.30%;Co=微量レベル〜1%;Cr=2〜5%;Al=1〜2%;Mo+W/2=1〜4%;V=微量レベル〜0.3%;Nb=微量レベル〜0.1%;B=微量レベル〜30ppm;Ni=11〜16%(Ni≧7+3.5Alとする);Si=微量レベル〜1.0%;Mn=微量レベル〜2.0%;Ca=微量レベル〜20ppm;希土類元素=微量レベル〜100ppm;N≦10ppmであるとき、Ti+Zr/2=微量レベル〜100ppm(Ti+Zr/2≦10Nとする);10ppm<N≦20ppmであるとき、Ti+Zr/2=微量レベル〜150ppm;O=微量レベル〜50ppm;N=微量レベル〜20ppm;S=微量レベル〜20ppm;Cu=微量レベル〜1%;P=微量レベル〜200ppmであり、残りが鉄および精錬により生じる不可避の不純物であることを特徴とする鋼。当該鋼から部品を製造する方法、及びこのようにして得られる部品。 (もっと読む)


【課題】軸部の途中で異種材料が接合されたエンジンバルブについて、均一な窒化層を形成しつつ窒化処理後の接合部に発生する軸径差を微小にするエンジンバルブの製造方法を提供する。
【解決手段】フッ素源ガスを含むガス雰囲気中にエンジンバルブを加熱保持してその表面にフッ化物を生成させるフッ化処理工程の後、炭素源ガスを主体とするガス雰囲気中に上記エンジンバルブを加熱保持してその表面に炭素を優先的に拡散させる炭素拡散処理工程を実施し、その後窒素源ガスを主体とするガス雰囲気中に上記エンジンバルブを加熱保持する窒化処理工程を行なうエンジンバルブの窒化処理方法であって、フッ化処理後、5容量%以上の炭素源ガス雰囲気中300〜600℃で10分以上保持することにより、弁軸と弁傘が異なる材質の接合バルブであっても、窒化処理後に接合部両側の軸径差を微小にすることが可能となる。 (もっと読む)


高強度、高靭性、及び優れた低サイクル疲労寿命を発揮する時効硬化可能なマルテンサイト系鋼合金及び同合金の製造方法が開示されている。この合金は、約0.2〜0.36の炭素と、最大約0.20のマンガンと、最大約0.10のケイ素と、最大約0.01のリンと、最大約0.004の硫黄と、約1.3〜4のクロムと、約10〜15のニッケルと、約0.75〜2.7のモリブデンと、約8〜22のコバルトと、最大約0.01のアルミニウムと、最大約0.02のチタンと、最大約0.001のカルシウムを実質的に含有し且つ残部が鉄及び通常の不純物である重量%組成から成るマトリックスを有している。この合金は、マトリックス中に分散した複数の介在物を有する。その介在物は、主要寸法にして約0.4μm〜約7.0μmで且つ主要寸法にして少なくとも約1.6μmの中間寸法を有するカルシウム化合物を含み、希土類元素を実質的に含んでいない。
(もっと読む)


【課題】拡管性および耐CO2性に優れた油井用ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25−u-El)(ここで、n:n値、u-El:均一伸び(%))を満足するステンレス鋼管とする。これにより、優れた拡管性を確保できる。この鋼管は、質量%で、C:0.25%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.10〜2.50%、P、S、Al、Nを適正範囲とし、Cr:11.5〜18.0%を含有する組成と、焼戻マルテンサイト相を主相とし、第二相として体積率で5%以上のオーステナイト相と、あるいはさらに5%以下のフェライト相とを含む組織を有する。なお、Cuの群、Ni,Mo,V,Nbの群、Ti,Zr,B,Wの群、Caの群のうちの1群または2群以上を、必要に応じて選択して含有できる。 (もっと読む)


本発明は、36%Ni−Fe合金スチールから作られた溶接された構造体、及び極低温を必要とする物質と関連した貯蔵タンク、パイプライン、及び他の装置に使用するための該溶接されたスチール構造体の製造法に関する。該溶接されたスチールは、溶接部及びベーススチールの両方において類似の熱膨張係数を有する。 (もっと読む)


【課題】セパレータと電極間で発生する接触抵抗が低く、耐食性に優れており、かつ低コストの遷移金属窒化物、燃料電池用セパレータ、燃料電池スタック及び燃料電池車両を提供する。
【解決手段】Cr濃度が25[%]以上のオーステナイト系ステンレス鋼を含む基材を窒化することにより得られる遷移金属窒化物であって、この遷移金属窒化物は、基材によって形成された基層の上に連続して形成され、立方晶のM4N型の結晶構造を有する窒化物と六方晶のM2-3N型の結晶構造を有する窒化物とを含むナノレベルの積層結晶構造を有する第1の層(第1の窒化層)と、この第1の層の上に連続して形成され、六方晶のCrN、CrN並びにM2−3N型の結晶構造、及び立方晶のMN型の結晶構造のうちの少なくとも1種の結晶構造を有する窒化物を含み、基材の表面窒化処理部として基材の表面から深さ方向に連続して形成された第2の層(第2の窒化層)とを備える。 (もっと読む)


41 - 60 / 110