説明

二次硬化ギア鋼

内部破壊靱性が向上した表面硬化ギア鋼であり、16.3重量パーセントのCo、7.5重量パーセントのNi、3.5重量パーセントのCr、1.75重量パーセントのMo、0.2重量パーセントのW、0.11重量パーセントのC、0.03重量パーセントのTi、0.02重量パーセントのV、及び残部がFeを含む。トポロジー的稠密(TCP)相が実質的に存在しない主としてラスマルテンサイトからなる微細構造を有する。微細MC炭化物を含むべく浸炭され、少なくとも約62HRCの表面硬さ及び少なくとも約55MPa・m1/2(50ksi・in1/2)の内部靱性を与える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
主要な側面において、本発明は、表面硬さと内部靱性との独特かつ有用な組み合わせにより回転翼航空機の動力伝達性能を向上させることができる高性能浸炭ギア鋼に関する。
【0002】
関連出願の相互参照
本願は、2007年8月22日出願の米国仮特許出願第60/957,307号及び2008年8月20日出願の米国特許出願第12/194,964の優先権を主張する国際特許出願である。上記出願の双方が本明細書に参照として組み込まれる。
【0003】
政府の関心
本発明の主題の開発に関する活動は、米国政府、海軍航空兵器センター契約第N68335−06−C−0339号において少なくとも部分的に資金援助を受けた。このため、米国において実施権又は他の権利が許諾される可能性がある。
【背景技術】
【0004】
米国海軍は、ギアの耐久性を20%増加させると国防補給庁に年間1700万ドルの費用節約をもたらすと試算する。しかし、回転翼航空機産業は20年にわたり新たなギア鋼を採用していなかった。その代わりに、レーザピーニング、超仕上、及び方向性鍛造のような表面処理最適化に集中していた。かかる処理は、耐久性向上の点で見返りの低減をもたらしている。本発明は、処理性向上を補う解決を与え、小さなサイズ及び重量の高性能ギアが高い運転温度で多くの動力を伝達できることを可能とする。
【0005】
浸炭X53(特許文献5)は、回転翼航空機のトランスミッションの現役材料である。X53と比較すると、本発明は、表面強度及び内部破壊靱性を増加させる点、並びに高温暴走時の高温硬さを与えるべく450℃までの熱安定性を増加させる点に特徴がある。特許文献4もまた、表面硬化鋼を開示する。しかし、特許文献4の実施例A1は、限られた表面硬さ、すなわち60−62というロックウェルCスケール硬さ(HRC)を示す。特許文献4の他実施例では、鋼C3が69HRCという大きな表面硬さを示すが、この鋼の内部は靱性に欠ける。ギアとして有用とするためには、当該鋼の内部破壊靱性を55MPa・m1/2(50ksi・in1/2)よりも大きくする必要がある。したがって、55MPa・m1/2(50ksi・in1/2)を越える有用な内部靱性において少なくとも約62−64HRCの表面硬さを有する浸炭ギア鋼の必要性が高まっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】国際公開第03/076676(A)号パンフレット
【特許文献2】国際公開第03/018856(A)号パンフレット
【特許文献3】国際公開第99/39017(A)号パンフレット
【特許文献4】米国特許第6464801(B2)号明細書
【特許文献5】米国特許第4157258(A)号明細書
【非特許文献】
【0007】
【非特許文献1】KUEHMANN C J ET AL: “GEAR STEELS DESIGNED BY COMPUTER” ADVANCED MATERIALS & PROCESSES, AMERICA SOCIETY FOR METALS. METALS PARK, OHIO, US, vol. 153, no. 5, 1 May 1998 (1998-05-01), pages 40-43
【非特許文献2】SAHA A ET AL: “Computer-aided design of transformation toughened blast resistant naval hull steels: Part I” JOURNAL OF COMPUTER-AIDED MATERIALS DESIGN, KLUWER ACADEMIC PUBLISHERS, DO, vol. 14, no. 2, 25 January 2007 (2007-01-25), pages 177-200
【非特許文献3】SAHA A ET AL: “Prototype evaluation of transformation toughened blast resistant naval hull steels: Part II” JOURNAL OF COMPUTER-AIDED MATERIALS DESIGN, KLUWER ACADEMIC PUBLISHERS, DO, vol. 14, no. 2, 25 January 2007 (2007-01-25), pages 201-233
【非特許文献4】OLSON ET AL: “Advances in theory: Martensite by design” MATERIALS SCIENCE AND ENGINEERING A: STRUCTURAL MATERIALS: PROPERTIES, MICROSTRUCTURE & PROCESSING, LAUSANNE, vol. 438-440, 25 November 2006 (2006-11-25), pages 48-54
【非特許文献5】OLSON ET AL: “Morris Cohen: A memorial tribute” MATERIALS SCIENCE AND ENGINEERING A: STRUCTURAL MATERIALS: PROPERTIES, MICROSTRUCTURE & PROCESSING, LAUSANNE, CH, vol. 438-440, 25 November 2006 (2006-11-25), pages 2-11
【非特許文献6】CAMPBELL: “Systems designed of high performance stainless steels” DISSERTATION SUBMITTED TO THE GRADUATE SCHOOL IN PARTIALFULFILLMENT OF THE REQUIREMENTS FOR THE DEGREE DOCTOR OF PHILOSOPHY. FIELD OF MATERIALS SCIENCE AND ENGINEERING, XX, XX, 1 January 1997 (1997-01-01), pages VII-XVII
【発明の概要】
【0008】
要するに、本発明は、回転翼航空機のトランスミッションに対して特に有用な高性能ギア鋼を含む。本鋼は、従来の浸炭ギア鋼と比較して大きな表面硬さ及び内部破壊靱性を示す。本鋼は、合理的な炭化物ソルバス温度に適するよう設計される。これにより、ガス又は真空浸炭処理が可能となる。溶体化熱処理温度からのガス焼入れに際し、本鋼は主としてラスマルテンサイトからなるマトリックスに変態する。焼戻しの間、二次MC炭化物の最適強化分散が析出する。ここで、Mは、Mo、Cr、W及び/又はVである。本鋼の高い焼戻し温度により、X53又は9310のような従来のギア鋼と比較して、トランスミッション要素の高い運転温度が可能となる。
【0009】
高い内部靱性を達成するべく、本マトリックスの組成は、室温以下でも十分な延性−脆性遷移が可能となるように注意深くバランスされる。設計された組成はまた、σ及びμのような脆性のトポロジー的稠密(topologically close-packed(TCP))金属間化合物相を析出させる熱力学的駆動力を有効に制限する。本発明に係る鋼の靱性は、浸炭及び固溶の熱処理サイクルの間安定な結晶粒ピニング粒子の微細分散を分布させることによりさらに向上する。結晶粒ピニング粒子は、均質化中に固溶した後、鍛造中に析出するMC炭化物である。ここで、Mは、Ti、Nb、Zr、Vであり、好ましくはTiである。
【0010】
【表1】

【0011】
本発明に係る例示の鋼は上表においてC64として示される。Wを含めたことにより、本鋼は特許文献4に開示された鋼(すなわちA1、C2、及びC3)とは異なる。Wを含めることは、Cr又はMoと同様にMC駆動力を増大させ、好ましくないTCP相の析出のための熱力学的駆動力を特異的に制限する。Mo及びCrがμ相よりもσ相を優先的に促進する一方で、Wは逆効果を与える。したがって、Wを加えることにより、σ相及びμ相のための駆動力全体がバランスしていずれのTCP相の析出も回避される。
【0012】
合金C69Bは比較例である。合金C69BはWを含みTCP相の析出を回避する傾向があるが、当該マトリックス中の不十分なNiにより室温以上での延性−脆性遷移が生じる。したがって、本発明の実施例に係る合金においては室温以上での延性−脆性遷移を生じさせると同時にMC駆動力を最大にするNi含有量は、他の周知の二次硬化鋼よりも多くされて有効な靱性における最高の表面硬さが可能となる。
【0013】
高い表面硬さ、良好な内部靱性、及び上記高温性能ゆえに、本開示に係る鋼は、ヘリコプターのトランスミッションのためのギアに対して特に実用的と考えられる。本鋼の他の用途には、車両のギア機構及び装甲が含まれる。例示の上記鋼における組成に関し、本合金は、平均値のプラス又はマイナス5パーセントの範囲内の組成変動を含むことが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0014】
以下の詳細な説明の中で、下記図面が参照される。
【図1】本発明の合金のための所望の階層的微細構造と、必要な処理と、特性目標との間の相互作用を表すシステム設計チャートである。
【図2】本合金の時間−温度処理ステップを概略的に示す。
【図3】動力伝達ギアに対して有用な可能性のある様々な鋼の最大表面硬さ及び内部破壊靱性をプロットしたグラフである。本願発明に係る典型的な実施例も合金C64としてプロットかつ特定される。
【図4】様々な試験温度における合金C64及びC69BのシャルピーVノッチ(CVN)衝撃エネルギーをそれぞれ黒丸及び白丸でプロットしたグラフである。
【図5】合金C64の浸炭サンプル及び特許文献4の合金A1について達成された硬さプロファイルをそれぞれ黒丸及び白丸示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
一般に、本発明の主題は、少なくとも約62−64HRCの表面硬さ及び約55MPa・m1/2(50ksi・in1/2)よりも大きい内部破壊靱性を有する二次硬化浸炭ギア鋼を含む。図1のシステム設計チャートにより、所望の階層的微細構造と、処理と、特性目標との間の相互作用が表される。本発明の究極的目標は、各サブシステムを制御することにより全システムを最適化することと、表面硬さ、内部破壊靱性、及び耐温度性の最も有用な組み合わせを与えることとにあった。
【0016】
ギアの故障モードは一般に、曲げ疲労、接触疲労、及び温度誘発スコーリングという3つのカテゴリに分類される。曲げ疲労及び接触疲労は高い表面硬さにより制限することができる。高い表面硬さを達成するべく、本発明に係る鋼は、焼戻し中に析出するコヒーレントなMC炭化物による効率的二次硬化を用いる。本鋼の高いCo含有量は転位回復を遅らせて、熱暴露に応じた転位密度を低減する。MC炭化物は、焼戻し中に当該転位上にコヒーレントに析出して、強固な二次硬化を与える。これにより、62−64HRCという表面硬さが可能となる。
【0017】
また、本発明に係る鋼合金は温度誘発スコーリングも制限する。当該合金の接触疲労強度が当該表面下の任意の点において適用応力よりも低下する場合に表面下スコーリングが生じる。十分な疲労強度を与えることで表面下スコーリングを回避するべく、典型的には少なくとも約1mm深さまで硬化された表面が好ましい。本発明に係る鋼は、浸炭中に達成される炭素含有量勾配により、この望ましい表面深さを実現する。
【0018】
本鋼は、主としてラスマルテンサイトからなりTCP相が存在しないマトリックスを含む。また、本鋼は、MC炭化物が微細な規模で分布することにより強化される。主としてラスマルテンサイトからなるマトリックスを生成するべく、マルテンサイト開始温度(Ms)は、浸炭表面において約100℃よりも高くする必要がある。これを目的として、本発明は、注意深く最適化されたNi含有量を有する。Niは耐割れ性のためには望ましいが、オーステナイトを安定化させることによりMsを押し下げる。Ni含有量が、鋼の延性−脆性遷移を室温よりも十分低く(好ましくは−20℃よりも低く)する一方で十分高いMsを維持するべく選択される。鋼の延性−脆性遷移温度(DBTT)は、様々な温度におけるCVN衝撃エネルギーを測定することにより特徴付けられる。図3に示すように、初期のプロトタイプ合金C69Bは150℃までは割れが生じやすいことを示すが、本発明の合金C64の最適化された組成はDBTTを約−20℃まで押し下げることに成功している。
【0019】
靱性をさらに高めるべく、平均粒径を約50μよりも小さくする必要がある。固溶処理中の望ましくない結晶粒成長を防ぐべく、本鋼は、MC粒子の結晶粒ピニング分散を用いる。ここで、MはTi、Nb、Zr、又はVであり、好ましくはTiである。結晶粒ピニング効率を高めるには、当該結晶粒ピニング分散の粒子サイズを微細化する必要がある。MC粒子の微細化されたサイズは、均質化中に粒子が固溶した後に鍛造中に析出するシステムを設計することにより達成される。MC粒子は、その後の浸炭及び固溶熱処理サイクルの間安定なままである。
【0020】
その結果得られるラスマルテンサイトマトリックスには、望ましくないTCP相が存在しない。焼戻し中にTCP相の析出が回避されるのは、当該相が合金の延性及び靱性を低下させるからである。TCP相を析出させる熱力学的駆動力が、本発明においてはCr、Mo、及びWの含有量によって制限される。
【0021】
本発明に係る合金の開発に関連する実験例を以下に示す。
【実施例1】
【0022】
Fe、16.1重量%のCo、4.5重量%のCr、4.3重量%のNi、1.8重量%のMo、0.12重量%のC、0.1重量%のV、0.1重量%のW、0.02重量%のTiの1361kg(3,000-lb)真空誘導溶解が高純度材料から調製された。当該溶解は、断面9.7cm(1.5平方インチ)の棒にされた。最適処理条件は、1050℃で90分間の溶体化、油焼入れ、1時間の液体窒素浸漬、室温までの空気中での暖め、468℃で56時間の焼戻し、及び空冷であった。本条件のDBTTは150℃から250℃であった。
【実施例2】
【0023】
Fe、17.0重量%のCo、7.0重量%のNi、3.5重量%のCr、1.5重量%のMo、0.2重量%のW、0.12重量%のC、0.03重量%のTiの13.6kg(30-lb)真空誘導溶解が高純度材料から調製された。表面材料のMsは、膨張計測から162℃として測定された。これは、モデル予測に一致する。本プロトタイプの浸炭応答が硬さ測定から決定された。最適処理条件は、当該鋼を927℃で1時間浸炭と同時に溶体化、油焼入れ、及び液体窒素浸漬であった。その後482℃で16時間焼戻した結果、62.5HRCの表面硬さが得られた。浸炭サンプルの表面深さは約1mmであった。本鋼のアトムプローブ断層撮影により、TCP相が存在しないことが確認された。
【実施例3】
【0024】
Fe、17.0重量%のCo、7.0重量%のNi、3.5重量%のCr、1.5重量%のMo、0.2重量%のW、0.12重量%のCの1361kg(300-lb)真空誘導溶解が高純度材料から調製された。本プロトタイプはTiを含まないので、TiC粒子の結晶粒ピニング分散は形成されなかった。その結果、平均粒径は83μであり、靱性が極めて低かった。本プロトタイプからの内部材料のCVN衝撃エネルギーは、1641MPa(238ksi)の最大引張応力(UTS)において6.8N・m(5ft・lb)であった。
【実施例4】
【0025】
Fe、17.0重量%のCo、7.0重量%のNi、3.5重量%のCr、1.5重量%のMo、0.2重量%のW、0.12重量%のC、0.03重量%のTiの第2の1361kg(300-lb)真空誘導溶解が高純度材料から調製された。本組成はTiを含み、平均粒径は35μである。靱性が実質的に向上した。本プロトタイプからの内部材料のCVN衝撃エネルギーは、1641MPa(238ksi)のUTSにおいて31.2N・m(23ft・lb)であった。対応する処理条件は、当該鋼を927℃で8時間浸炭と同時に溶体化、油焼入れ、1時間の液体窒素浸漬、496℃で8時間の焼戻し、及び空冷であった。本条件での破壊靱性は、110MPa・m1/2(100ksi・in1/2)であった。本条件でのDBTTは、ほぼ室温であった。
【実施例5】
【0026】
Fe、16.3重量%のCo、7.5重量%のNi、3.5重量%のCr、1.75重量%のMo、0.2重量%のW、0.11重量%のC、0.03重量%のTi、0.02重量%のVの4540kg(10,000-lb)真空誘導溶解が高純度材料から調製された。本溶解の半分が直径165mm(6.5インチ)の棒材にされ、残り半分が直径114mm(4.5インチ)の棒材にされた。最適処理条件は、当該鋼を927℃で3時間浸炭、空冷、1000℃で40分間の溶体化、油焼入れ、2時間の液体窒素浸漬、室温までの空気中での暖め、496℃で8時間の焼戻し、及び空冷であった。本条件での平均粒径は27μ、破壊靱性は、1572MPa(228ksi)のUTSにおいて93MPa・m1/2(85ksi・in1/2)であった。
【0027】
【表2】

【0028】
上記実施例に関する上記情報を表2にまとめる。また、本発明に係る実施例を合金C64として示す。本発明の実施例が開示されるが、本発明は以下の特許請求の範囲及びその均等の範囲にのみ限られる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
約3.5重量パーセントのCr、16.3重量パーセントのCo、1.75重量パーセントのMo、7.5重量パーセントのNi、0.02重量パーセントのV、0.20重量パーセントのW、0.11重量パーセントのC、0.03重量パーセントのTi、及び残部がFeの組み合わせを含み、
浸炭工程により表面硬化が行われ、
前記組成は公称の初期溶融組成であるギア鋼合金。
【請求項2】
少なくとも約1mmの表面厚さを有する製品の形態である、請求項1に記載の合金。
【請求項3】
主としてラスマルテンサイトからなる微細構造マトリックスを含み、トポロジー的稠密(TCP)相が実質的に存在しない、請求項1に記載の合金。
【請求項4】
微細MC炭化物を含む、請求項3に記載の合金。
【請求項5】
約62HRCよりも大きい表面硬さ及び約55MPa・m1/2(50ksi・in1/2)よりも大きい内部靱性を有する、請求項1に記載の合金。
【請求項6】
請求項1に記載の合金を作る方法であって、
(a)前記合金を約927℃で約3時間浸炭するステップと、
(b)前記合金をほぼ周囲温度に冷却するステップと、
(c)前記合金を1000℃で約40分溶体化するステップと、
(d)前記合金を流体浴においてほぼ周囲温度まで焼入れするステップと、
(e)前記合金を液体窒素に約2時間浸漬するステップと、
(f)前記合金をほぼ周囲温度まで暖めるステップと、
(g)前記合金を496℃で約8時間焼戻しするステップと、
(h)前記合金をほぼ周囲温度まで冷却するステップと
を含む方法。
【請求項7】
浸炭よりも前に前記合金を形成するステップを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
浸炭よりも前に均質化、鍛造、焼ならし、及び焼なましの予備的ステップの1つ以上を含む、請求項6に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2010−537050(P2010−537050A)
【公表日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−522059(P2010−522059)
【出願日】平成20年8月22日(2008.8.22)
【国際出願番号】PCT/US2008/073966
【国際公開番号】WO2009/055133
【国際公開日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【出願人】(503287823)ケステック イノベーションズ エルエルシー (6)
【Fターム(参考)】