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Fターム[4K042DA01]の内容

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Fターム[4K042DA01]に分類される特許

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【課題】高周波焼入れ後の焼戻しを省略しても、割れが発生しにくく、かつ、優れた硬度及び耐焼き付き性を有する、高周波焼入れ用鋼を提供する。
【解決手段】
本実施の形態による高周波焼入れ用鋼は、質量%で、C:0.20〜0.34%、Si:0.20%以下、Mn:0.75〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.20%以下、Cr:0.05〜1.2%、Ti:0.002%以上0.030%未満、Al:0.005〜0.04%、N:0.0040〜0.020%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、式(1)を満たす。
1.20≦Mn+Cr≦2.10 (1)
ここで、式(1)中の各元素記号には、各元素の含有量(質量%)が代入される。 (もっと読む)


【課題】低炭素鋼を用いて保持器の形状にした後に、浸炭窒化法により表面を硬化させて得られる転がり軸受用保持器として、優れた耐摩耗性を有し、高速回転され且つ負荷容量が高い転がり軸受用に好適なものを提供する。
【解決手段】炭素(C)含有率が0.05質量%以上0.30質量%以下、珪素(Si)含有率が0.15質量%以上2.0質量%以下、マンガン(Mn)含有率が0.30質量%以上2.0質量%以下の合金鋼からなる素材を保持器の形状に加工した後に、浸炭窒化、焼入れ、焼戻しを施す。これにより、表面から1μmの深さまでの範囲で、窒素(N)の含有率を0.3質量%以上1.0質量%以下とし、炭素と窒素の合計含有率を0.6質量%以上1.8質量%以下とする。表面から100μmの深さまでの範囲で、Si,Mn系窒化物とSi,Mn系炭窒化物の単位面積当りの存在率を合計で0.5面積%以上5.0面積%以下とし、硬さをHv600以上とする。 (もっと読む)


【課題】鋼材(鋼板)から塑性加工および焼入れ加工を経て製造する機械部品の製造方法において、鋼材として安価な低炭素鋼を用いて所定部位のみ高硬度・高靭性を付与できる鋼材製機械部品の製造方法を提供すること。
【解決手段】低炭素鋼材から所定部品形状に塑性加工で調製した鋼材加工品(ワーク)を、焼入れ工程を経て製造する機械部品の製造方法。
1)ワークに対して、窒化ガスを用いて、深さ10μmの窒素濃度:1.5質量%以下で、且つ、深さ50μmの窒素濃度:0.10質量%以上の浸窒層を得る浸窒処理工程、および、
2)浸窒処理工程後のワークを、所要部位にのみ高周波により加熱してオーステナイト化後、時間をおかず急冷してマルテンサイト化する高周波焼入れ工程、
の各工程を含む。 (もっと読む)


【課題】自動車のフロントサイドメンバやリアサイドメンバ等に利用可能な、圧潰することで衝突エネルギーを吸収する衝撃吸収部材部材において、鋼板を薄くしながら、可及的に高い衝突エネルギーを吸収できる効果的な部分熱処理方法を提供すること。
【解決手段】熱処理方法において、構造部材の衝突変形挙動を有限要素法を用いて数値解析し、前記数値解析結果から、相当塑性ひずみが所定値以上となる要素を抽出し、前記構造部材の変形前の前記抽出した要素の座標値を求め、該座標値に対してクラスター解析を行い、前記抽出された要素を1または複数のクラスターに分類し、前記1または複数のクラスター内において前記要素の各々を結ぶ線分のうち、最長となる線分を抽出し、該線分に沿ってレーザー焼入れを行うようにした。 (もっと読む)


【課題】本開示の目的は、コーターブレード、ドクターブレード、及びクレープブレードなどの高摩耗用途に好適なストリップ鋼製品を提供することである。
【解決手段】本発明は、質量%で、以下の組成:C:0.4〜0.8、Si:0.4〜1.2、Mn:0.2〜0.55、Cr:3.5〜4.5、W:1.5〜4.0、Mo:1.0〜1.8、残部Fe及び通常存在する不純物を有する鋼からなるストリップ鋼製品に関する。ストリップ鋼製品は、好ましくは、コーターブレード、ドクターブレード、及びクレープブレードなどの印刷及び製紙ブレードに利用される。 (もっと読む)


【課題】加工工数を削減すると共に、組立作業性を向上させて低コスト化を図った電動アクチュエータを提供する。
【解決手段】ボールねじ機構8が、ハウジング2に対し一対の支持軸受19、19を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝18aが形成されたナット18と、これに多数のボール17を介して内挿され、駆動軸7と同軸状に一体化されて外周に螺旋状のねじ溝16aが形成され、ハウジング2に対し回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸16で構成された電動アクチュエータにおいて、ナット18の外周がストレートな円筒形状に形成され、外周面18bに大平歯車5と一対の支持軸受19、19が止め輪22で位置決めされると共に、支持軸受19が、駆動軸7からのスラスト荷重と大平歯車5からのラジアル荷重を負荷できる同一仕様の転がり軸受で構成されている。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼材を熱処理しても、所定のめっき層を残存させ、自動車用部材としての塗装後の耐食性および塗膜密着性が確保された亜鉛系めっき熱処理鋼材を提供する。
【解決手段】亜鉛系めっき鋼材に、塑性変形が可能な温度域または焼入れが可能な温度域への加熱を行って得られ、表面に存在するめっき層の付着量が片面当たり20〜100g/mであり、めっき層のFe濃度が0.1%〜50%であり、Al濃度が4〜15%、Mg濃度が1%以上、Si濃度が0.5%以下でかつ当該めっき層にη相が存在した亜鉛系めっき熱処理鋼材である。めっき層の付着量が片面当たり30〜150g/mであるとともにめっき層中に30%以下のFeを含有する亜鉛系めっき鋼材に、30℃/秒以上の昇温速度で前記温度域への加熱を行ってから30℃/秒以上の冷却速度での冷却を行った後、亜鉛系めっき鋼材の表面に当接する加圧ロールによって亜鉛系めっき鋼材の表面に残存するめっき層の表面粗度を調整することにより、製造される。 (もっと読む)


【課題】焼入れ等の硬化熱処理が施される部材に対してめねじを高い精度で効率良く安価に形成できるようにする。
【解決手段】目的とするめねじ30よりも径寸法が小さい下ねじ36を切削加工した後に硬化熱処理を施し、その後に仕上げ用切削タップ10の進み側フランク42が下ねじ36の進み側フランク40に当接するようにリード合わせを行い、その下ねじ36に沿ってリード送りしてめねじ30を切削加工する。これにより、硬化熱処理によって生じる熱歪や伸縮等による変形に拘らず、高い寸法精度でめねじ30を形成できる。また、硬化熱処理前に下ねじ36が設けられるため、仕上げ用切削タップ10によって切削除去する仕上げ代は小さく、硬化熱処理によって45HRC程度まで硬化しても、切削速度等の加工条件の制約が緩和されて効率よくめねじ30を切削加工できるようになり、工具の耐久性向上と相まって製造コストが低減される。 (もっと読む)


【課題】 鋼材および部品の加工性についても考慮して、水素侵入環境下でも長寿命な鋼部品、例えば軸受部品や歯車の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.45%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.10〜2.0%、P:0.030%以下、S:0.035%以下、Cr:1.30〜3.50%、Al:0.003〜0.10%、N:0.004〜0.050%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物である鋼材からなる転動部品もしくは歯車を、図2に示すパターンからなる浸炭もしくは浸炭窒化処理により、これらの転動部品もしくは歯車の鋼材表層面中の(C+N)量を0.50〜0.75%とすることにより水素環境下での寿命に優れた転動部品もしくは歯車の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】材料コストの低減や製造工程の簡略化を図るとともに、耐疲労性に優れたばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる成分を有し、任意の横断面において、面積比率でベイナイトを65%以上、残留オーステナイトを4〜13%含む組織を有し、前記残留オーステナイト中の平均炭素濃度が0.65〜1.7%であり、横断面の円相当直径をD(mm)としたときに、圧縮残留応力層が表面から0.35mm〜D/4の範囲まで形成され、その最大圧縮残留応力が800〜2000MPaであり、中心の硬さが550〜650HVであり、表面から深さ0.05〜0.3mmの範囲に、前記中心の硬さより50〜500HV大きい高硬度層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】異なる形状のワークを精度よく加熱し、小型化できる加熱装置を提供する。
【解決手段】ワークW1,W2を移送可能なテーブル61と、加熱コイル652,653を備えた加熱ユニット65と、受承部61hに支持したワークW1,W2を加熱コイル652,653に対して所定位置に配置するリフター64とをそれぞれフレームに設け、端部から一軸方向に延びた中空部Whを有する第1ワークW1と、中空部を有しない第2ワークW2とを加熱する加熱装置であり、加熱ユニット65は、一軸方向にテーブル61から異なる距離に配置した上側コイルベース651c及び下側コイルベース651eを備え、上側コイルベース651cには、第1ワークW1の中空部内表面を加熱する第1加熱コイル653を下側に突出させて装着可能で、下側コイルベース651eには、第1ワークW1又は第2ワークW2の外表面を加熱する第2加熱コイル652を上側に装着可能にした。 (もっと読む)


【課題】風車用軸受や建設機械用軸受のように、組織変化型剥離が生じ易い条件で使用する転がり軸受の転動疲労寿命を長くする。
【解決手段】内輪1を、〔C〕:0.10〜0.30質量%、〔Si〕:0.20〜0.50質量%、〔Mn〕:0.20〜1.20質量%、〔Cr〕:2.6〜4.5質量%、〔Mo〕:0.10〜0.40質量%、〔Ni〕と〔Cu〕:0.20質量%以下、〔S〕:0.02質量%以下、〔P〕:0.02質量%以下、〔O〕:12ppm以下の合金鋼で、直径10μm以上の酸化物系介在物:10個/320mm2 の素材を用い、浸炭または浸炭窒化と焼入れ焼戻しを行って、軌道面の1%D位置で、〔C+N〕:0.8〜1.2質量%、Hv:720〜830、残留オーステナイト量:20〜40体積%、圧縮残留応力:50〜200MPa、表面粗さ:粗さ曲線の最大山高さ(Rp)で1.0μm以下とし、芯部の硬さ:Hv400〜550とする。 (もっと読む)


【課題】サイクルタイムを短縮できてコンパクトな熱処理装置を提供する。
【解決手段】ワークWをワーク上部用受承具61hに支持して間欠的に移送可能となるようにベース部4に配設した間欠回転テーブル61と、間欠回転テーブル61で移送したワークWを加熱するワーク上部用加熱ユニット65と、加熱したワークWに冷却液を吹き付けて冷却する環状冷却ジャケット62とを備えた熱処理装置1であって、ワーク上部用加熱ユニット65をベース部4の所定位置に設け、環状冷却ジャケット62を間欠回転テーブル61に設け、ワークWを間欠回転テーブル61で移送しつつ環状冷却ジャケット62で冷却するようにした。 (もっと読む)


【課題】加熱処理された鋼管を焼入水槽の貯溜水に浸漬して焼入れするときに鋼管の焼入れ速度が低下したり冷却が不均一となって、焼入れ後の鋼管に強度の低下や曲がりの発生などを招くことを抑制することのできる鋼管焼入装置を提供する。
【解決手段】加熱処理された鋼管Pを焼入水槽11の貯溜水に浸漬して焼入れする鋼管焼入装置であって、前記焼入水槽の上方位置で前記鋼管を受入れ、該鋼管を回転させた状態で前記貯溜水に浸漬する鋼管浸漬機構1と、該鋼管浸漬機構が前記鋼管を受入れてから前記貯溜水に浸漬するにわたって、前記鋼管の全長にわたる外表面に冷却水を噴射可能な冷却水噴射管23と、該冷却水噴射管から前記鋼管の外表面への冷却水の噴射を遮断する冷却水遮断手段2と、該冷却水遮断手段による冷却水の遮断を解除する冷却水遮断解除機構3とを有する。 (もっと読む)


【課題】ワークの芯出しを行ってからワークをチャックすることができ、電気的故障に繋がる虞を回避できるワーク下部熱処理装置及びワーク下部熱処理方法を提供する。
【解決手段】ワーク下部熱処理装置50Aは、カップ部熱処理ヘッド56と、ワーク上部をチャックしてカップ部熱処理ヘッド56の真上位置から下降し、カップ部をカップ部熱処理ヘッド56に近接状態に被せるハンドリング手段51と、を有してなる。ハンドリング手段51は、回転チャック機構52及びこれを昇降させる昇降手段54を有する。当接ピース55bを下端に有し回転チャック機構52の中心孔に挿通されたロッド55aと、ロッドを回転可能に支持し昇降させるエアシリンダ55dとを有する。エアシリンダ55dは、回転チャック機構52によるワークWのチャックに先行して縮小作動し、回転チャック機構52がワーク上部をチャックする動作工程ではピストンを動作フリーとする。 (もっと読む)


【課題】スプライン孔を有する筒軸部又はステム軸部とカップ部とを備えてなるワークのステム軸部又は筒軸部とカップ部内面とを短いタクトで熱処理するワークの熱処理装置を提供する。
【解決手段】搬送および熱処理に際しカップ部をワーク下部としステム軸部又は筒軸部をワーク上部とし、カップ部内面およびステム軸部又は筒軸部の熱処理を行う装置であり、テーブル式搬送機構10の一のテーブル上のワークWを、仮位相決め機構30で仮位相決めを行い、他のテーブル上に移載し本位相決め機構40で本位相決めを行う。次に搬送ラインから離れた位置に搬送してワーク下部熱処理部50でカップ部内面に対して熱処理を行い、ガントリ式搬送機構20で搬送し、搬送ラインから離れた位置に搬送してワーク上部熱処理部60でステム軸部の外面又は筒軸部の内面の熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】焼入に必要な各部材をベースに一体化してユニット化することにより、各種ラックバーの焼入に容易に対応できて焼入作業の段取り時間の短縮化が図れると共に、ラックバーの種類に係わらず、焼入精度の均一化を図ることが可能なラックバーの焼入治具を提供する。
【解決手段】ラックバーの長手方向に沿って所定間隔で対向配置されラックバーの歯面もしくは背面が接触可能な一対の通電電極部材と、該一対の通電電極部材の下部を支持すると共にそれぞれ端子部が設けられた一対の導電部材と、ラックバーの略両端部を支持する支持部材と、一対の接触電極間に配置された冷却水噴射部材と、を備え、これらの各部材が、平面視略長方形状の板状に形成され高周波焼入装置の治具セット台に位置決め状態で着脱可能なベース上に一体的に配置されてユニット化されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】自動化された誘導加熱装置において、冷却液が噴射されなければならないタイミングで、冷却液が正常に噴射されたことを確実に検出することができる冷却液供給確認装置と冷却液供給確認方法を提供することである。
【解決手段】
誘導加熱コイル4による誘導加熱の実施を検出する通電検出器11と、冷却液噴射装置8から噴射された冷却液を回収する受け部材9と、冷却液噴射装置8から噴射されて受け部材9に回収された冷却液を検出する冷却液検出器10を設ける。ワーク14の誘導加熱が実施されたことが通電検出器11によって検出され、冷却液検出器10は、ワーク14の誘導加熱が実施された適切なタイミングで、受け部材9で回収された冷却液を検出する。 (もっと読む)


【課題】冷却位置や時間を調整し易く、しかも冷却装置の小型化が可能な回転冷却装置を提供する。
【解決手段】回転駆動される回転軸部61cと、回転軸部61cに支持されて回転軸部61cと共に回転可能な回転テーブル61と、回転テーブル61に設けられて複数のワークWをそれぞれ支持する複数の受承部61hと、回転テーブル61の複数の受承部61hの近傍位置毎に設けられ、受承部61hに支持されたワークWに冷却液を吹き付ける冷却具62と、複数の冷却具62毎に冷却液を供給可能な複数の供給経路614,615,616と、複数の供給経路614,615,616毎に開閉制御可能に設けられた複数の開閉弁611b,612b,613bと、を備えている。 (もっと読む)


【課題】風車用軸受や建設機械用軸受のように、組織変化型剥離が生じ易い条件で使用する転がり軸受の転動疲労寿命を長くする。
【解決手段】内輪1を、〔C〕:0.95〜1.1質量%、〔Si〕:0.20〜0.70質量%、〔Mn〕:0.30〜1.2質量%、〔Cr〕:0.90〜1.6質量%、〔Mo〕:0.30質量%以下、〔Ni〕と〔Cu〕:0.20質量%以下、〔S〕:0.02質量%以下、〔P〕:0.02質量%以下、〔O〕:12ppm以下の合金鋼で、直径10μm以上の酸化物系介在物:10個/320mm2 の素材を用い、浸炭または浸炭窒化と焼入れ焼戻しを行って、軌道面の1%D位置で、〔C+N〕:1.10〜1.50質量%、Hv:700〜800、残留オーステナイト量:20〜40体積%、圧縮残留応力:50〜200MPa、表面粗さ:粗さ曲線の最大山高さ(Rp)で1.0μm以下とする。 (もっと読む)


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