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Fターム[4K042DC02]の内容

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Fターム[4K042DC02]に分類される特許

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【課題】高温下において高速回転で使用しても長寿命なピニオンシャフト及びプラネタリギヤ装置を提供する。
【解決手段】プラネタリギヤ装置のピニオンギヤ3を回転自在に支持するピニオンシャフト5を、かしめによってキャリヤ4に固定した。このピニオンシャフト5は、高炭素クロム軸受鋼で構成されている。そして、浸炭窒化処理、高温焼鈍し処理に続いて、ピニオンシャフト5の外周面のうち転走面となる部分のみに高周波焼入れ処理が施されている。ピニオンシャフト5の表層部の窒素濃度N%は0.05質量%以上0.6質量%以下であり、窒素濃度N%と炭素濃度C%の和は0.7質量%以上1.4質量%以下である。また、表層部の窒素濃度N%と炭素濃度C%とが(N%+0.23)/C%≧0.33なる式を満足する。さらに、表層部の残留オーステナイト量は15体積%以上30体積%以下である。さらに、長手方向端部の表面硬さはHv300以下である。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、高圧部において優れた高温クリープ強皮を有し、又、低圧最終設部において優れた引張強度と低温靱性を有し、低圧最終段部に植設される動翼としてマルテンサイト鋼を用いて長翼化が可能である高低圧一体型蒸気タービン用ロータシャフトを提供することにある。
【解決手段】
本発明は、C、Si、Mn、Ni、Cr、Mo及びVを含有するベーナイト組織を有する耐熱鋼からなる高圧側部分と、C、Si、Mn、Ni、Cr、Mo及びVを含有前記高圧側のNi量より多いNi量を有するベーナイト組織を有する耐熱鋼からなる低圧最終設部とを有し、該低圧最終段部のC、Si、Mn、Cr、Mo及びVの含有量は前記高圧側部分のそれらと同等又は前記Ni量の増化に従ってやや減少していることを特徴とする高低圧一体型蒸気タービン用ロータシャフトにある。 (もっと読む)


【課題】高温下において高速回転で使用しても長寿命なピニオンシャフト及びプラネタリギヤ装置を提供する。
【解決手段】プラネタリギヤ装置のピニオンギヤ3を回転自在に支持するピニオンシャフト5を、かしめによってキャリヤ4に固定した。このピニオンシャフト5は、高炭素クロム軸受鋼で構成されている。そして、窒化処理、該窒化処理の処理温度よりも高温での焼鈍し処理に続いて、ピニオンシャフト5の外周面のうち転走面となる部分のみに高周波焼入れ処理が施されている。ピニオンシャフト5の表層部の窒素濃度は0.05質量%以上0.6質量%以下であり、残留オーステナイト量は15体積%以上30体積%以下である。また、転走面となる部分の表面硬さはHv700以上であり、長手方向端部の表面硬さはHv300以下である。 (もっと読む)


【課題】 毛細管力及び圧力損失の特性に優れるとともに簡便な構造の吸水材、熱伝導部材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明に係る吸水材は、金属基体1と、金属基体1の表面を機械的加工及び化学的加工の少なくとも一方によって粗化した表面層4と、表面層4に形成されたウイスカー5とを備える。ウイスカー5は金属基体1を構成する金属元素の酸化物であり、表面層を熱処理することによって生成する。このように、吸水材10は、ウイスカー5を備えるため高い毛細管力を有する。そのウイスカー5は金属基体1の表面に直接形成されるため、吸水材10を基材に取付ける必要がなく構造が簡便である。また、金属基体1とウイスカー5とが一体の構造であるため、圧力損失が低い。 (もっと読む)


本発明は、プレス焼入れ部品、より詳細には自動車の車体のプレス焼入れ部品を製造する方法に関し、該部品は、前記方法により製造されるプレス焼入れ部品の他に、非焼入れの、高温で変形可能な鋼板製半製品(2)で構成される。本発明的方法は様々な工程を含む。半製品(2)は、第1被膜(33)でプレコートされており、冷間成形法、特に絞り加工によって部品ブランク(10)を成形するのに使用される。部品ブランク(10)の縁端側は、製造される部品(1)にほぼ一致する輪郭形状(12’)を形成するよう切断される。切断された部品ブランク(17)は、熱間成形器具(23)内で加熱されかつプレス焼入れされる。その後、プレス焼入れされた部品ブランク(18)には、被覆工程で第2の耐食被膜(34)が施される。
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【課題】本発明は、熱間鍛造部材においてその素材を目標加熱温度に精度よく均一にかつ迅速に加熱する高周波加熱装置と高周波加熱方法と、また、このために用いる計器誤差の小さい安定した測定値の得られる表面温度センサを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の高周波加熱装置1は、鍛造素材10を加熱する高周波加熱コイル20と、この鍛造素材10の表面温度を測定する表面温度センサ30と、鍛造素材10の表面温度によって高周波加熱コイル20の出力および/又は加熱時間を制御する制御手段50とを備える。加熱コイル20は鍛造素材10の形状に合わせて2個のコイル22,24に分割されており各加熱コイルを個別に制御する。また、表面温度は接触式の表面温度センサ30を用いて測定する。 (もっと読む)


本発明は、強度と高腐食性環境に対する耐食性とを兼ね備えた、変形により形成される薄い完成製品を製作する方法に関する。当該方法は、主として、フェライト、オーステナイト、マルテンサイトまたはこれらの混合物からなる微細構造を有するステンレス鋼のシートを、厚さが3mm未満の3次元定形品に構成するステップと、前記定形品が厚み全体にわたって、0.3wt%の下限と、窒化物の分離が始まることで定められる上限との間の窒素量で飽和するのに十分な時間および窒素圧力で、前記定形品を、1000℃から1200℃の間の温度の窒素含有雰囲気で処理するステップと、前記窒化物の分離が回避される速度および窒素圧力で、前記定形品を冷却するステップと、その後、前記窒素飽和した定形品を、前記完成製品にまで機械加工するステップとを有する。本発明はさらに、本発明による方法により調製される回転式シェーバ組立体に関する。

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【課題】 冷間でコイリングされ、十分な大気強度とコイリング加工性を両立できる引張強度2000MPa以上のばね用熱処理鋼線と該鋼線に供するばね用鋼を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.5〜0.9%、Si:1.0〜3.0%、Mn:0.1〜1.5%、Cr:1.0〜2.5%、V:0.15超〜1.0%以下、Al:0.005%以下を含有し、N:0.007%以下に制限し、さらに、Nb:0.001〜0.01%未満、Ti:0.001〜0.005%未満の内の1種または2種を含有し、引張強度2000MPa以上、かつ検鏡面に占めるセメンタイト系球状炭化物および合金系球状炭化物に関して、円相当径0.2μm以上の占有面積率が7%以下、円相当径0.2μm以上の存在密度が1個/μm2以下、を満たし、かつ旧オーステナイト粒度番号が10番以上、残留オーステナイトが15質量%以下であることを特徴とする高強度ばね用熱処理鋼線。 (もっと読む)


【課題】中空シャフトからなるインナシャフトとアウタシャフトとをセレーション嵌合してステアリングシャフトとして用いる場合に、中空シャフトの薄肉化に対してセレーションの摩耗を抑制防止し、もって操舵フィーリングと強度の両立を可能とする。
【解決手段】インナシャフト11の外周面に形成されている外歯セレーション部及びアウタシャフト12の内周面に形成されている内歯セレーション部の少なくとも何れか一方に、厚さが3μm以上20μm以下の窒化層を形成する。窒化層の厚さが20μm以上になると、窒化層が早期剥離して摩耗を抑制することができない。 (もっと読む)


【課題】ボルトのぜい性破壊を防止する。
【解決手段】ボルト1を焼入れする工程と、前記焼入れされたボルト1を焼戻す工程と、前記焼戻されたボルト1を浸硫窒化処理する工程と、を備えたボルトの熱処理方法であって;前記浸硫窒化処理されたボルト1を後熱処理温度TP で加熱し、一定時間保持後、急冷却C3する。 (もっと読む)


本発明のマルテンサイト系ステンレス鋼管によれば、鋼中のC、Si、MnおよびCrの含有組成を限定するとともに、管外面のスケール厚さに応じて、その気泡率を規定することにより、超音波探傷等の非破壊検査の実施時における欠陥検出精度を高くすることができるので、前記非破壊検査を効率よく行うことができ、また、耐候性が向上するという利点もある。したがって、本発明の鋼管およびその製造方法は、これと同等の化学組成を有するマルテンサイト系ステンレス鋼管が利用される全ての分野において、好適に利用することができる。
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【課題】大型の金型などの鋼部材であっても、確実に強靱化でき且つ歪や割れが生じにくい焼き入れ工程を含む鋼部材の熱処理方法を提供する。
【解決手段】少なくとも、0.20〜1.5wt%の炭素と、0.5〜25wt%の炭化物生成元素とを含むと共に、重量が50kg以上の工具鋼からなる鋼部材に対し、以下の冷却ステップを施す焼き入れ工程を含む、鋼部材の熱処理方法。
第1冷却ステップ:焼き入れ温度(1030℃)から600℃までの高温度帯htにおいて、パーライト相およびフェライト相の析出が回避できる3℃/分超の平均冷却速度C1で冷却する。
第2冷却ステップ:500℃以下で且つ130℃までの低温度帯ltにおいて、1℃/分以上の平均冷却速度CTで冷却する。 (もっと読む)


【課題】非調質高強度ボルトのリラクセーション特性の改善をより容易に行うことを可能とすることである。
【解決手段】非調質ボルトを成形(S10)後、引張治具を用いてそのボルトの引張強度の80%以上100%未満に相当する軸方向荷重を負荷して塑性歪を与え(S12)、ボルトを治具から徐荷し取り外し(S14)、取り外したボルトを、熱処理する温度と時間との関係において、200℃で5分、200℃で60分、250℃で1分、250℃で10分、300℃で0.5分、300℃で5分、400℃で0.5分、400℃で1分の各処理条件で囲まれる処理条件範囲でブルーイング処理を行う(S16)。荷重負荷条件によってはブルーイング処理を荷重負荷の前に行うことができ、またブルーイング処理を省略できる。引張治具に代えて回転締付治具を用いて荷重負荷することもできる。 (もっと読む)


【課題】 良好な溶接性を保持したまま高い機械的強度および靭性を有し、大型船舶の減速装置の歯車用等に用いられる溶接構造用部材を提供する。
【解決手段】 溶接構造用材料が、重量比でC:0.17〜0.21%、Si:0.1〜0.4%、Mn:0.4〜1%、Ni:1.5〜4.5%、Cr:0.5〜3.5%、Mo:0.5〜3%、V:0.06〜0.15%を含有し、残部が不可避的不純物およびFeからなる。 (もっと読む)


【課題】 高面圧下においてチェーン用ピンの耐摩耗性を向上させる。
【解決手段】 母材となる炭素鋼又は合金鋼、例えばチェーン用ピンの母材となる鋼の最表部に、外側からVxCを主成分とする層(但し,xは1〜2)とVyCを主成分とする層(x>yで、yは1以下)からなる二重バナジウム炭化物層を形成する。この場合には、母材の最表部に形成される炭化物層がVxC(xは1〜2)とVyC(y<xで、yは1以下)の二重バナジウム炭化物を主成分としているので、炭化物層の表層から剥離が起こるのを防止できる。しかも、炭化物層と母材との間の境界層がクロムを比較的多く含んだクロム炭化物層を形成させると、当該境界層を介して炭化物層と母材との結合力が高くなっており、炭化物層が母材から剥離するのを防止できる。このようにして、高面圧下においてもピンの耐摩耗性を向上できる。 (もっと読む)


【課題】
布地用の繊維を処理する鋸歯及び全スチール針布を、その品質を損なうことなく迅速・確実に製造する方法を提供すること。
【解決手段】
カーディング処理中に布地用の繊維を処理するための鋸歯針布及び全スチール針布の製造方法において、ワイヤーの素材に、該ワイヤーの素材の長手方向において、連続して順に歯を設けることにより鋸歯ワイヤーが製造される。そして、その歯はベース領域から離れるように、長手方向に対して横断する方向に伸びる。この方法で製造された鋸歯ワイヤーは少なくとも歯の領域において硬化処理を受ける。前記硬化処理は、鋸歯ワイヤーの領域において酸素が排除された状況下のもとで行われる。好ましくは、鋸歯ワイヤーは加熱室を通過する。 (もっと読む)


【課題】 軌道面に硬質化合物層が形成された軌道輪を、低コストで且つ精度よく製造する。
【解決手段】 鋼からなる素材を外輪1の形状に加工する工程と、軌道面1aに窒化処理を施すことにより、軌道面1aに窒化物層を形成する工程と、窒化物層が形成された外輪1に誘導加熱処理を施すことにより、外輪1をオーステナイト化温度まで加熱する工程と、オーステナイト化温度まで加熱された外輪1を、鋼のMs変態点直上の温度まで急冷する工程と、オーステナイト状態の外輪1を外輪成形用型5に嵌め込むことにより、外輪1に塑性加工を施す工程と、塑性加工が施された外輪1を、鋼のMs変態点以下の温度まで冷却する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 内輪がハブ輪に加締め固定された車輪支持用転がり軸受ユニットにおいて、転がり疲れ寿命を長くする。
【解決手段】 車輪支持用転がり軸受ユニットの内輪2において、第二の内輪軌道面2aをなす表層部のオーステナイト結晶粒度Sγと、前記表層部に存在する炭化物の最大粒径ScとがSγ−15Sc+2≧0を満たすようにするとともに、芯部の硬さをHv250以上Hv450とし、且つ、第二の内輪軌道面2a及びハブ輪10への嵌合面2bをなす表層部の硬さを芯部の硬さよりも大きくし、さらに、内輪2の小外径面21に残存するフープ応力値を150MPa以上260MPaとする。 (もっと読む)


【課題】軟窒化処理前に所望の部品形状への切削加工が容易で、高い疲労強度が要求される部品の素材として好適な軟窒化用鋼の提供。
【解決手段】C:0.04〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.50〜1.50%、Mo:0.80〜1.50%、V:0.10〜0.30%、Cr:0〜0.50%、Nb:0〜0.05%、Al:0〜0.050%を含み、残部はFeと不純物で、不純物中のN≦0.0070%、O≦0.0030%の軟窒化用鋼。必要に応じて、(1)特定量のTiとB、(2)特定量のS、CaとTeの1種以上、(3)特定量のTiとBに加えて、特定量のS、CaとTeの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】
冷間加工用の工具の材料とする工具鋼であって、高い硬さと高い靱性をあわせ備えた鋼と、それを使用した精密加工用の工具の製造方法を提供する。
【解決手段】
重量%で、C:0.45〜0.90%、Si:0.1〜2.0%、Mn:0.1〜1.5%、Cr:3.0〜8.0%、およびV:0.02〜0.5%に加えて、MoおよびWを、Mo+0.5W:0.1〜2.5%となるように含有し、残部Feおよび不純物からなり、L=15.5C(%)+Cr(%)とするとき、14≦L≦20である合金組成を有し、直径換算で径10μm以上の炭化物が、0.5mm2の視野中に10個以内であって、A系、B系およびC系の介在物が、JIS G0555の方法に従って測定したとき、(dA+dB+dC)60×400≦0.01%である工具鋼。1150℃以上に5時間以上保持したのち工具の形状を与え、1000〜1060℃から焼入れ・500〜65℃で焼戻しする。 (もっと読む)


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