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Fターム[4K043DA05]の内容

ストリップ・線材の熱処理 (4,781) | 熱処理の目的 (331) | 焼鈍(焼なまし) (232)

Fターム[4K043DA05]に分類される特許

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【課題】連続焼鈍炉の加熱炉内で、溶接点を介して厚みが異なる鋼板を連続して加熱する際に生じる鋼板温度外れと鋼板の形状不良を回避することが可能な加熱炉の温度制御方法を提供する。
【解決手段】本発明によれば、連続焼鈍炉において複数の加熱ゾーンを含む加熱炉により板厚が先行材と後行材とで異なる鋼板を加熱する場合の加熱炉の温度制御方法において、前記加熱炉入側からN番目の加熱ゾーンの炉温を前記後行材の標準値に設定して温度制御し、前記N番目の加熱ゾーンの炉温が前記後行材の標準値に許容範囲を含む温度に到達してから、N−1番目の加熱ゾーンの炉温を前記後行材の標準値に設定して温度制御し、以下同様に、N=1番目の加熱ゾーンに至る各加熱ゾーンの炉温を順次温度制御する。 (もっと読む)


【課題】圧延材の材質情報としてフェライト粒径等の粒径情報を測定し、その測定結果を制御モデルに反映させることにより、制御モデルの予測精度を大幅に向上させることができる冷間連続圧延設備の制御装置を得る。
【解決手段】複数の圧延スタンドによって圧延材2を圧延する圧延装置1と、圧延装置1の前段に設けられ、圧延装置1によって圧延される前の圧延材2の粒径情報を測定するレーザ超音波粒径センサ3と、圧延装置1に関する圧延制御モデルを有し、圧延制御モデルの算出結果に基づいて圧延装置1を制御することにより、圧延材2の板厚制御を行う制御手段とを備える。そして、制御手段は、レーザ超音波粒径センサ3によって測定された粒径情報を一つの入力情報として、圧延制御モデルによる算出を行う。 (もっと読む)


【課題】 走行中の金属ストリップ温度を、熱電対または測温抵抗体を用いて、非接触でかつ連続測定する方法および装置を提供する。
【解決手段】 金属ストリップ連続熱処理炉の炉内または炉外を走行する金属ストリップ温度測定装置において、金属ストリップ7の近傍に金属ストリップに対向して反射板1を設け、当該反射板1の中央部と金属ストリップ7間で局所的に均熱状態に近い亜均熱空間を生成し、熱電対2により測定したその亜均熱空間温度を、熱電対6で測定する反射板近傍の雰囲気温度で補正することにより、金属ストリップ温度を非接触で連続的に測定する。 (もっと読む)


【課題】弱冷での板面内の冷却ムラを防止する鋼板の冷却方法及び装置を提供する。
【解決手段】上下に配置したノズル群2、2からの水吹き付けにより冷却する鋼板の冷却方法であって、前記上下のノズル群を鋼板搬送方向に複数のゾーンZ1、Z2、Z3に分割してゾーンごとおよび上下ごとに独立の水量オンオフ制御を可能とし、最弱冷するときは最上流側のゾーンの下ノズル群のみオンに設定し、より強く冷却するときは、下ノズル群のみオンに設定するゾーンを、必要となる冷却強さの昇順に順次最下流側まで増やし、さらなる冷却強さの昇順に最上流側のゾーンから順次上ノズル群をオンに設定して、冷却を行う。 (もっと読む)


焼鈍炉内に金属板束(1)を支持する装置であって、金属板束(1)の端面を支持しかつ中心に軸線方向貫通口(6)を持つ少なくとも1つの支持体(2)を有し、この支持体上に、場合によっては金属板束(1)を軸線方向に貫通しかつ別の金属板束(1)を支持する支持体(2)を持つ支持管(5)が、荷重を除くように載置可能である。有利な加熱条件を生じるため、支持体(2)が、貫通口(6)を持ちかつ周囲に分布して半径方向に突出する複数の支持腕(8)を有する環状体(7)を持っていることを提案する。
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【課題】ストリップを上下方向へ連続的に搬送しながら連続的に焼鈍する連続焼鈍炉における冷却ゾーンにおいて、ストリップに噴霧されたミストに含まれる水がストリップの表面を垂れ落ちること等に起因したストリップの幅方向への温度むらの発生を抑制し、例えばハイテン材からなる平坦度が良好な冷延鋼板を安定して製造する。
【解決手段】連続焼鈍炉において上下方向へ向けて連続的に搬送される加熱されたストリップに、水を含むミストを噴霧することによってこのストリップを連続的に冷却して焼鈍することにより冷延鋼板を製造する際に、このストリップの温度が400℃超である場合には水の温度を45℃以下とするとともに、ストリップの温度が400℃以下200℃以上である場合には水の温度を40℃以上とする。 (もっと読む)


【課題】鋼帯の幅方向に延びるスリットノズルを用いた鋼帯の冷却装置において、スリットノズルからの冷媒ガスの吹き付けによる鋼帯のバタツキを低減すること。
【解決手段】走行する鋼帯Sに冷媒ガスを吹き付けて冷却する鋼帯の冷却装置において、鋼帯の幅方向に延びるスリットノズル3を、冷媒ガスが導入される冷却箱2の表面から鋼帯S側に突出させて設け、スリットノズル3の先端と冷却箱2の表面との間に、鋼帯Sの走行方向に貫通する冷媒ガス通過口4を設けた。 (もっと読む)


【課題】炉温変更に対して高い応答性を得ることができる炉温制御装置及び炉温制御方法を提供すること。
【解決手段】炉の雰囲気ガスの循環経路として、昇温用熱交換器4aを備えた昇温用循環経路3aと降温用熱交換器4bを備えた降温用循環経路3bとをそれぞれ独立して設けると共に、昇温用循環経路3aから炉内への雰囲気ガス導入口5aと降温用循環経路3bから炉内への雰囲気ガス導入口5bとをそれぞれ独立して設け、各雰囲気ガス導入口5a,5bの近傍に開閉弁6a,6bを設け、さらに昇温用循環経路3a及び降温用循環経路3bに、雰囲気ガスを雰囲気ガス導入口5a,5bから炉内に導入することなく循環経路内で循環させるためのリターン経路7a,7bを設けた。 (もっと読む)


【課題】亜鉛ヒュームなどの金属微粒子の侵入による絶縁低下を防止して使用寿命を延長できる誘導加熱コイルの絶縁構造を提供する。
【解決手段】鋼板を誘導加熱する誘導加熱コイル1の鋼板に面する側の表面にセラミッククロス4を被覆する際に、セラミッククロス4の誘導コイル側および/または鋼板側にセラミック短繊維を含むセラミック質表面硬化材7による耐熱絶縁層を形成する。セラミッククロス4は、アルミナ−シリカ質でボロンを含有しないセラミック長繊維からなるものであることが好ましく、セラミック質表面硬化材7は、アルミナまたはアルミナ−シリカ質の微粒子と、アルミナ−シリカ質のセラミック短繊維と、コロイダルシリカと、有機接着剤を含むものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ラジアントチューブバーナなど、加熱帯の雰囲気を昇温させる加熱手段からの廃熱を効率よく利用することが可能な金属ストリップ連続熱処理設備の提供を目的とする。
【解決手段】空気導入系2から導入された空気雰囲気中で金属ストリップ3を予熱する予熱帯4と、金属ストリップを非酸化雰囲気中で加熱する加熱帯7と、加熱帯の非酸化雰囲気を昇温させるラジアントチューブバーナ8と、予熱帯と加熱帯との間に、予熱帯から遮断してかつ加熱帯と連通させて設けられ、非酸化雰囲気中で金属ストリップを予熱する第2予熱帯9と、ラジアントチューブバーナからの廃熱を排出する廃熱排出系10と、廃熱で第2予熱帯の非酸化雰囲気を加熱する高温側熱交換部11と、高温側熱交換部よりも下流に設けられ、廃熱で予熱帯へ導入される空気を加熱する低温側熱交換部12とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 案内用部材を用いて鋼帯を焼鈍炉内に挿通させる連続焼鈍装置において、案内用部材が熱によって劣化するのを防止すると共に、鋼帯を焼鈍炉内に挿通させる作業、特に、焼鈍途中の鋼帯が焼鈍炉内において破断した際に、鋼帯を焼鈍炉内に挿通させる作業が容易に行えるようにする。
【解決手段】 鋼帯1を焼鈍炉10の入口側から出口側に向けて焼鈍炉内を走行させて連続焼鈍させる連続焼鈍装置において、焼鈍炉内に挿通させるように鋼帯を案内する案内用部材13を焼鈍炉の入口側から出口側に沿って焼鈍炉外に設置させ、この案内用部材を焼鈍炉内に導入させる導入用スリット12を焼鈍炉の入口側から出口側に沿って設けると共に、この導入用スリットを閉塞させるシール手段21,22を設けた。 (もっと読む)


【課題】帯板を連続的に通板・処理する、複数のライン駆動モータ及びドライブ装置を有するプロセスラインを対象に、各ライン駆動モータの速度指令を決定し設備の全体または一部の通板制御および張力制御を司る制御装置に故障が発生した場合に、プロセスライン全体又は一部のライン駆動モータを安全に停止させるプロセスライン駆動モータの非常停止方法および装置を提供することを課題とする。
【解決手段】各ドライブ装置にあらかじめそれぞれ個別に設定した非常停止減速レートで停止する非常停止工程Aとともに、速度指令を司る制御装置に故障が発生した場合に、非常停止状態となってからゼロ速度となって停止するまでの時間を一定とする非常停止減速レートで停止する非常停止工程Bを有する。 (もっと読む)


【課題】表面品質を低下させることなく、加工工程を簡略化でき、加工作業を効率的に行うことができる焼鈍方法及び焼鈍装置を提案する。
【解決手段】焼鈍装置1では線材2aにプラズマPを照射することで、線材2aの表面に残存した潤滑油を除去することができると共に、線材2aを焼鈍処理することができ、従来、別々に行われていた潤滑油を除去する洗浄工程と、焼鈍処理により線材2aを軟化させる焼鈍工程とを線材2aの表面品質を低下させることなく同時に行え、加工工程を簡略化でき、加工作業を効率的に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】連続焼鈍ラインにて、焼鈍後の金属帯Sが冷却されるのに十分な、均熱帯内部、冷却帯内部の金属帯Sの長さを、確保できない場合でも、金属帯Sを十分に冷却でき、焼鈍炉出側周辺の設備が焼損するのを防止できる方法を提供する。
【解決手段】焼鈍炉の冷却帯で、金属帯Sの幅方向に配列した複数のチャンバー3を介して、前記金属帯Sに冷却ガスを吹きつけ、前記金属帯Sの幅方向温度分布を制御するとともに、前記焼鈍炉の出側における前記金属帯Sの温度が、焼鈍炉出側周辺の設備が焼損するのを防止できる温度となるよう、前記金属帯Sの搬送速度を制御する。 (もっと読む)


【課題】周波数が高く、出力の大きな誘導加熱装置を含む鋼帯の横型連続誘導加熱炉及びそれを用いた鋼帯の横型連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】誘導加熱装置を有する横型連続加熱炉において、鋼板の先端通板時に使用するニードルバーの長さより長い領域の、誘導加熱コイルの前後の鋼板通板用ロールに、昇降機能を配設し、ニードルバー通板時、及び、鋼帯通板時に、鋼板と炉壁との接触を回避することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】周波数が高く、出力の大きな誘導加熱装置を含む鋼帯の横型連続誘導加熱炉及びそれを用いた鋼帯の横型連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】誘導加熱装置を有する横型連続加熱炉において、ソレノイド型誘導加熱装置に、昇降機能を付与し、ニードルバー通板時、及び、鋼帯通板時に、鋼板と炉壁との接触を回避することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、仕上げラインにおける焼きなまし後の冷却に関連して、ステンレス鋼帯板の平坦度を制御する方法および装置に関する。帯板(1)は、まず、少なくとも1つの冷却媒体を帯板の移動方向に対して横断するように配設した少なくとも1つの群の供給機器(5、6)を介して、帯板(1)の全幅に対して供給して、帯板の移動方向(2)にて冷却し、冷却媒体の量は、平坦度用に帯板の所望の温度に関して記録された所定のデータを用いて調節し、次に、帯板の温度を測定して(8)、温度測定後に、温度の測定値が所定の温度値と異なる場合、少なくとも1つの冷却媒体を、帯板移動方向(2)を横断するように配設した少なくとも1つの群の供給機器(9)を介して供給する更なる冷却段階を実行してから、複数の制御ユニット(12)を含んで帯板移動方向(2)を横断するように配設する制御機器(11)を使用して平坦度を制御する。
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【課題】ライン運転停止状態にある連続焼鈍ラインのライン運転を再開する際にバックリングに起因する板破断を防ぐ。
【解決手段】連続焼鈍ラインのライン運転を再開して鋼板を連続焼鈍する際に、1)焼鈍炉の温度をヒートバックル危険温度より低い温度域に降温した後ライン運転を行い、ライン運転停止時に加熱帯のロール室内にある鋼板のうちの少なくとも最前段の炉内ロールに巻きついている部分を搬送してロール室の外の炉内に移動させ、2)次に移動させた後ライン運転を停止し、ライン運転停止状態で最前段の炉内ロールに巻きついていた部分を搬送した炉内の温度を鋼板が再結晶する温度域に昇温し、ライン運転停止時に焼鈍炉の加熱帯のロール室内にあった鋼板のうちの少なくとも最前段の炉内ロールに巻きついていた部分を再結晶させ、3)その後ライン運転を開始して焼鈍炉の鋼板の搬送速度である炉速と焼鈍炉温度を所定炉速と所定焼鈍炉温度に移行させる。 (もっと読む)


【課題】ライン運転停止状態にある連続焼鈍ラインでのライン運転を再開する際に、低炭素鋼板や極低炭素鋼板等のバックリングが発生しやすい鋼板で発生するバックリングに起因する板破断を防止できる連続焼鈍ラインの運転方法及び前記方法の実施に使用する連続焼鈍設備を提供する。
【解決手段】ライン運転停止状態にある鋼板の連続焼鈍ラインのライン運転を再開して鋼板を連続焼鈍する際に、加熱帯前段のロール室9内の最前段の炉内ロール8に巻き付いている鋼板を、巻き付いている鋼板面に対向させて配置した加熱手段11で加熱して、該鋼板の生焼け部を再結晶させ、その後ライン運転を行い、鋼板を連続焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】H2を含む高温の雰囲気中でも安定して誘導加熱することのできる、鋼帯の連続誘導加熱炉およびそれを用いた鋼帯の連続熱処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の鋼帯の連続誘導加熱炉は、誘導加熱コイルの内側に雰囲気ガスシール殻を有し、該雰囲気ガスシール殻は、体積抵抗率106MΩcm以上の絶縁性構造材料からなり、誘導加熱コイルと鋼帯との電位差の所定値をβkVとするとき、誘導加熱コイルの内面との離間距離α(mm)がα/β≦10を満たす位置に配設され、さらに、雰囲気ガスシール殻の内側に体積抵抗率102MΩcm以上の絶縁性断熱材が配設されていることを特徴とする。また、本発明の鋼帯の連続熱処理方法は、前記加熱炉を用い、雰囲気ガスシール殻内を、H2を1%以上含む500℃以上の高温の雰囲気に制御し、誘導加熱コイルに通電するコイル電流の鋼帯に対する電位を5kV以上とすることを特徴とする。 (もっと読む)


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