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Fターム[4K043DA05]の内容

ストリップ・線材の熱処理 (4,781) | 熱処理の目的 (331) | 焼鈍(焼なまし) (232)

Fターム[4K043DA05]に分類される特許

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【課題】Siを0.6%以上含有しても、良好な化成処理性を有する高Si冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.3質量%、Si:0.6〜3質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.1質量%以下、S:0.05質量%以下、Al:0.01〜1質量%、N:0.01質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する冷延鋼板を連続焼鈍する際に、昇温時に鋼板温度が少なくとも550℃以上で空気比0.95以上の直火バーナを用いて鋼板を加熱し、鋼板温度が650℃を超えるまで昇温し、その後、露点−25℃以下の、1〜10体積%H+残部Nガス雰囲気の炉で均熱焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】Si含有量が比較的多い場合でも優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Si:0.8〜2.0mass%、Mn:1.0〜3.0mass%を含有する冷延鋼板に対して、まず、N2-H2炉内雰囲気、PH2O/PH2:1.0×10-3以下で焼鈍を行う。次いで、焼き入れ、焼き戻しを行い、その後、電流密度が1A/dm2以上の交番電解で酸洗処理する。このような一連の工程を経ることにより、TS≧590Mpaの強度を有する、化成処理性および電着塗装後耐食性に優れた高強度冷延鋼板が得られる。 (もっと読む)


【課題】加熱対象の導体板の両側端付近の温度の落ち込みを従来よりも適切に抑制することができるトランスバース方式の誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】銅製の遮蔽板31に凹部51、52を形成し、この凹部51、52が帯状鋼鈑10のエッジ付近と対向するように遮蔽板31を、上側加熱コイル24及び下側加熱コイル28と帯状鋼鈑10との間に配置する。これにより、高温に晒されてもエッジ付近における温度の落ち込みを抑制することができる。そして、帯状鋼鈑10の透磁率・抵抗率・板厚を特定することができる属性情報に応じた周波数の交流電力を上側加熱コイル24及び下側加熱コイル28に供給する。これにより、帯状鋼鈑10の温度分布を調整することができる。 (もっと読む)


【課題】繊維の飛散や摩耗を低減し、加工精度も確保しながら、シール性能を良好にすることができるシールロール及びシールロール装置を提供する。
【解決手段】水平型や縦型の連続式炉などの出入り口部に対向配置され、連続熱処理される材料を両面から挟着するシールロール1において、軸芯3の回りに、繊維層4が形成され、繊維層4に、軸芯3方向に適宜間隔をおいて形成される環状の溝部6、及び、隣り合うこれら溝部で挟んで、弾性変形可能に形成される環状のブロック部5を備える。 (もっと読む)


【課題】内部に螺旋状に形成された通水路2をもつハースロール1の内部にできる空気溜まり3に起因して、ハースロール1が、スケールを巻き付けやすくなったり、その表層の局部的な熱膨張不均一により、触れ回り振動を起こしたりするのを防止できる、熱処理炉用ハースロール、熱処理炉用ハースロールの冷却方法、および、金属帯の製造方法を提供する。
【解決手段】熱処理炉用ハースロール1内部に螺旋状に設けた通水路を流れる冷却水の流量を、前記通水路内にできる空気溜まりにより前記熱処理炉用ハースロールが局部的にスケールを巻き付けやすくなったり、熱膨張したりするのを防止できるように調整する。 (もっと読む)


【課題】鋼材などの材料を無酸化状態で加熱する無酸化加熱を行うに際して、設備費が安価で操炉員に労務負荷をかけない安定した無酸化加熱方法および無酸化加熱炉を提供する。
【解決手段】空気比1.0以下で燃焼させたラジアントバーナー4Bの燃焼ガスを鋼帯Sの表面に当てて加熱する直火型無酸化加熱を行うに際して、ラジアントバーナー4Bで用いる燃料と空気を予め混合し、その予混合気を所定の温度(例えば、600℃)に予熱してからラジアントバーナー4Bに供給する。 (もっと読む)


【課題】合金元素として多量のマンガン(Mn)を含有する高張力鋼板を搬送する場合であっても、ハースロールのロール周面に形成されたジルコニア皮膜が破壊されないようにする。
【解決手段】酸化イットリウム(Y2 3 )で安定化された又は部分安定化されたジルコニア(ZrO2 )粉末を溶射することにより、酸素含有率〔O〕(単位:質量%)とイットリウム含有率〔Y〕(単位:質量%)との関係が下記の(1)式を満たす皮膜を形成する。
〔O〕≧−0.06〔Y〕+26‥‥(1) (もっと読む)


【課題】鋼材などの材料を無酸化状態で加熱する無酸化加熱を行うに際して、設備費が安価で操炉員に労務負荷をかけない安定した無酸化加熱方法および無酸化加熱炉を提供する。
【解決手段】空気比1.0以下で燃焼させたラジアントバーナー4Bの燃焼ガスを鋼帯Sの表面に当てて加熱する直火型無酸化加熱を行うに際して、予熱空気を燃料と予混合することで所定温度(例えば、600℃)に予熱された予混合気を得、その予熱された予混合気をラジアントバーナー4Bに供給する。 (もっと読む)


【課題】Pbを実質的に含有しない硫黄快削鋼を用いて低コストで各種部品を製造可能な鋼材及びこれを用いた鋼製部品を実現する。
【解決手段】本発明の鋼材(線材若しくは棒材)の製造方法は、Mnが0.70〜1.32重量%、Sが0.24〜0.35重量%、Cが0.13重量%以下、Pが0.12重量%以下、Siが0.10重量%以下で、残部がFeを主体とし、Pbを実質的に含まない硫黄快削鋼を熱間圧延してなる線材状若しくは棒材状の母材を用い、前記母材に合計で加工率33〜60%となる範囲内で冷間で伸線加工を施す冷間伸線工程と、該伸線加工後の鋼材に650℃以上の温度に保持して球状化焼鈍を施す伸線後熱処理工程と、を具備し、前記冷間伸線工程では、途中で600℃以上の温度で行う熱処理を介在させずに前記加工率の範囲を達成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造前の軟質化焼鈍時間の短縮化が可能であり、軟質化焼鈍後には優れた冷間鍛造性を実現する鋼線材とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.60%、Si:0.01〜0.40%、Mn:0.20〜1.80%、P:0.040%以下、S:0.050%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、金属組織が初析フェライト組織とパーライト組織、及びベイナイト組織から構成され、初析フェライトの体積率が40%以下であり、炭化物の平均アスペクト比が5未満であるパーライト組織、またはベイナイト組織(以下組織I)を体積率で10%以上50%以下含み、平均アスペクト比が5以上のパーライト組織(以下組織II)を体積率で30%以上含む。 (もっと読む)


【課題】エネルギー効率を改善しつつ、鋼板を加熱する昇温速度の変化を低減することができる誘導加熱装置及び誘導加熱方法を提供すること。
【解決手段】ソレノイド方式により鋼板を連続的に加熱する誘導加熱装置を提供する。この誘導加熱装置1は、鋼板2が内部を通過するように、鋼板の長手方向に沿って配置された少なくとも3つの加熱コイル10A〜10Dと、各加熱コイルと当該各加熱コイルに電圧を印可する電源とを電気的に接続する電気経路11上に配置され、自己誘導を発生させ、かつ、当該自己誘導における自己インダクタンスを調整可能なインダクタンス調整器12A〜12Dと、を有し、各インダクタンス調整器は、少なくとも相隣接したインダクタンス調整器の間に相互誘導が発生するように配置される。 (もっと読む)


【課題】ハースロールの軽量化を図ることができ、設置対象設備のコストダウンをも叶えられるようにする。
【解決手段】軸部H3と、アクスルH2と、スリーブH1とを連設して一体化を図ってあるハースロールにおいて、アクスルH2は、軸心方向での一端部に、軸部H3との嵌合部3が設けてあると共に、軸心方向での他端部に、スリーブH1との接合部4が設けてあり、接合部4から嵌合部3にかけて次第に小径となるように絞ってあり、アクスルH2における嵌合部3と接合部4との間の嵌合部3側に位置する絞り部5は、アクスルH2における他の部分より厚肉に形成してあり、絞り部5から、アクスルH2の両端部にかけて、肉厚寸法が徐々に減少する状態に構成してある。 (もっと読む)


【課題】加熱する金属帯に応じて、酸化還元を比較的自由に且つ広範囲に変更可能な金属帯の連続加熱装置及び方法を提供する。
【解決手段】直火式加熱炉2内の少なくとも下流側で使用するバーナー設備6を、燃料ガスと燃焼用空気とを予めミキシング装置7で混合した予混合ガスを、ノズル17から噴射させる構成とする。そして、ミキシング装置7に燃料ガスを供給する燃料系配管9、及びミキシング装置7に燃焼用空気を供給する空気系配管8のそれぞれに、流量検出器及び流量調節弁を設け、加熱する鋼帯に対応して設定された空気比となるように、流量調節弁を制御する。 (もっと読む)


【課題】 ロール径が局部的に変化して発生するスリップ疵を防止することができるロール周速度制御装置を提供する。
【解決手段】 鋼帯8を搬送するロール11の周速度を、鋼帯8の搬送速度である目標周速度に適合するように制御するロール周速度制御装置40は、モーター13の電流を測定して実測電流を得る電流測定装置41と、実測電流の平均値として目標電流値を得る目標電流値演算回路43と、目標電流値と実測電流との電流偏差を得る加算器44と、目標周速度Vrefに電流偏差に対応する周速度補正値Vcを加算して補正目標周速度Vcrを得る加算器46と、を含む。ロール周速度制御装置は、補正目標周速度をロールの回転動作指令信号としてロール周速度を制御し、ロール径が局部的に変化する場合でもロール周速度を鋼帯の搬送速度に適合させる。 (もっと読む)


【課題】多量のエネルギを消費することなく炭素鋼からなる線材コイルに熱処理を施すことのできる線材コイルの熱処理方法と該方法に用いられる熱処理炉を提供する。
【解決手段】炭素鋼からなる線材コイルCLを熱処理炉1の台座3上に鉛直に載置して熱処理を施すに際して、台座3上に載置された線材コイルCLを台座3の周囲に配置された複数の線材コイル分割部材51により複数のコイル部に分割した状態で線材コイルCLに熱処理を施す。 (もっと読む)


【課題】鋼板の長手方向での板温のばらつきに応じた板温制御を可能とする。
【解決手段】連続熱処理炉200で熱処理される帯状の鋼板の板温をフィードバック制御する連続熱処理炉における板温制御システムであって、連続熱処理炉200の前工程情報X1〜Xm、炉出側の目標板温TSsのn個の領域、フィードバック(FB)制御ゲインを関連付けて格納する制御ゲインデータベース(DB)104と、前工程情報及び炉出側の目標板温に応じて制御ゲインDB104から読込んだFB制御ゲインに基づいて、連続熱処理炉200に対するFB制御を実行するFBコントローラ103と、炉出側の実績板温TSa(i)に基づいて鋼板の長手方向での実績板温ばらつきσaを求め、その実績板温ばらつきσaに応じて、制御ゲインDB104に格納されているFB制御ゲインを更新する制御ゲイン計算部101とを備える。 (もっと読む)


【課題】ハースロールの振動を防止し、鋼板表面の疵の発生を防止する。
【解決手段】焼鈍炉は、鋼板100を搬送しながら鋼板100を焼鈍する鋼板の焼鈍炉において、炉体3に回転自在に支持され、鋼板100を搬送する第1〜第6のハースロール4〜4と、第1〜第6のハースロール4〜4の回転数を制御する制御部5と、を備える。制御部5は、第1〜第6のハースロール4〜4で隣り合うもの同士の回転数を異ならせる。 (もっと読む)


【課題】キュリー点を有する鋼帯を長手方向に均一な昇温速度で焼鈍することができる、鋼帯の連続焼鈍方法及び連続焼鈍設備を提供する。
【解決手段】加熱帯が第1加熱帯〜第3加熱帯に区分されている連続焼鈍設備を用い、前記第1加熱帯において、前記鋼帯を500℃以上、キュリー点Tc(℃)−50℃未満まで加熱する第1加熱手段と、前記第2加熱帯において、前記第1加熱帯で加熱された鋼帯をキュリー点Tc−30℃ないしキュリー点Tc−5℃の温度領域まで、上流及び下流のソレノイドコイル式高周波誘導加熱装置により加熱する第2加熱手段と、前記第3加熱帯において、前記第2加熱帯で加熱された鋼帯をキュリー点を超える処理目標温度まで加熱する第3加熱手段とを設け、前記下流のレノイドコイル式高周波誘導加熱装置の実績出力電力値に基いて前記上流のレノイドコイル式高周波誘導加熱装置の出力電力値を制御する。 (もっと読む)


【課題】キュリー点を有する鋼帯を長手方向に均一な昇温速度で焼鈍することができる、鋼帯の連続焼鈍方法及び連続焼鈍設備を提供する。
【解決手段】第1加熱帯において、前記鋼帯を500℃以上、キュリー点Tc(℃)−50℃未満まで加熱する第1加熱装置と、第2加熱帯において、前記第1加熱帯で加熱された鋼帯をキュリー点Tc−30℃ないしキュリー点Tc−5℃の温度領域まで加熱するソレノイドコイル式高周波誘導加熱装置と、第3加熱帯において、前記第2加熱帯で加熱された鋼帯をキュリー点を超える処理目標温度まで加熱する第3加熱装置と、前記第1加熱装置及び前記誘導加熱装置の加熱動作を制御する昇温速度制御装置とを有し、前記第2加熱帯の誘導加熱装置に電流出力値を設定するとともに、その実績出力電力値に基いて、前記第1加熱装置に出力する燃料ガス出力値、及び/または電気ヒータの電力出力値を制御する。 (もっと読む)


本発明は、ガスまたは水−ガス混合物を吹き付けることによって走行ストリップ(4)の温度に影響を及ぼす方法に関し、前記方法は、ストリップの表面に向かって延在し、ストリップの各表面上の前記ガスまたは水−ガス混合物のジェットの衝突(24、34)が2次元ネットワークのノードに分布されるように配置される前記ガスまたは水−ガス混合物の複数のジェットを、ストリップの各表面上に噴出することを含む。表面(A)上のジェットの衝突(24)は、他の表面(B)上のジェットの衝突(34)に正対せず、前記ガスまたは水−ガス混合物のジェットは、少なくとも1つの分配ケーシング(21、31)で供給され、またストリップの長手方向に平行にかつストリップの長手方向に直角に、戻りガスまたは水−ガス混合物の流れに遊隙を残しておくように分配ケーシングからある距離をおいて延在する管状ノズル(23、33)によって、発生される。
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