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Fターム[4K060CA06]の内容

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Fターム[4K060CA06]に分類される特許

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【課題】鋳鉄管と鋼管が絶縁継手を介して接続された埋設金属パイプラインをカソード防食している現場で、鋳鉄管のカソード防食状態を適正に把握することができ、実際にカソード防食を行っている現場での定期点検において、短い作業時間で効率的に点検作業を行うことができる。
【解決手段】鋼管P1に定電流制御された流電陽極10を接続し、鋼管P1と鋳鉄管P2との間を流れるボンド電流を生じさせるボンド電流回路20を絶縁継手IJと並列に接続する。ボンド電流回路20には、ボンド電流回路20をオン・オフする回路遮断手段21を設ける。流電陽極10の発生電流によって鋼管P1と鋳鉄管P2の両方をカソード防食している状態で回路遮断手段21をオフにして、鋳鉄管P2における管対地電位の計測値変化から鋳鉄管P2の復極量edを求め、復極量edに基づいて鋳鉄管P2のカソード防食状態を判断する。 (もっと読む)


【課題】作業者が進入できないような狭いスペースにおいても、鉄筋コンクリート構造物の溝形成面に、電気防食用電極を効率よく埋設することができる、電気防食用電極の埋設方法を提供する。
【解決手段】鉄筋コンクリート構造物における互いに対向する一対の対向面で形成される狭隘なスペースに、一方の対向面に形成された溝7に沿わせてレール体を配置し、該レール体に沿って押込み工具99を移動させることにより、前記溝に電気防食用電極95を押し込む電気防食用電極の埋設方法。 (もっと読む)


【課題】 電気防食を行うに際し、照合電極を用いることなく分極量を電気防食に適した範囲に管理することができる電気防食方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 鋼材に対して陽極材から電流を供給して鋼材の電気防食を行うに際し、鋼材の自然電位Ec-corrから、鋼材の電位Ec-ioを差し引いて算出される分極量が所定の範囲となるように、鋼材への電流の供給を行う電気防食方法において、鋼材の自然電位Ec-corrおよび前記鋼材のインスタントオフ電位Ec-ioを陽極材の分極曲線を利用して算出し、前記分極量が所定の範囲となるように、供給電流を遮断した直後に測定される陽極材と鋼材との間の電位差Vac-ioを設定して電流の供給を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】海洋環境や汽水など、塩化物イオンを多く含む環境であっても、エレクトロコーティングの付着を防止しながらステンレス鋼を防食する方法を提供する。
【解決手段】塩化物イオンを含む水溶液10中で、防食対象のステンレス鋼(例えばフェライト系ステンレス鋼、SUS304系ステンレス鋼、又はマルテンサイト系ステンレス鋼)12の電位を−0.05〜−0.65V(vs.Ag/AgCl)に外部電源(18)方式で保持する。ここで、ステンレス鋼12の流出電流の無い範囲で交流を重畳させる。 (もっと読む)


【課題】海底パイプラインのライザ部分と外界との導通の有無や導通箇所の判定を容易に行えるようにする。
【解決手段】絶縁性判定システムが、海中に設けられる海中側端子113と、海中側端子113と海底パイプラインのライザとの間に電圧を印加する交流信号電流発信部111と、海底パイプラインのライザを流れる電流、または、海洋構造物を流れる電流、または、絶縁継手を介してパイプラインに接続される海上側パイプを流れる電流のうち少なくとも1つを測定する。 (もっと読む)


【課題】地中電位勾配の中心部を通過するように埋設された金属パイプラインをカソード防食するに際して、中央部の等電位面間隔が密で周辺部での等電位面間隔が疎になる地中電位勾配内のパイプラインに対して直流電食リスクや過防食リスクが生じないようにする。
【解決手段】埋設金属パイプラインPのカソード防食システムは、地中電位勾配の中心部においてパイプラインPの近傍に設置され、パイプラインPのコーティング欠陥を模擬するクーポン10と、パイプラインPに接続され、地中電位勾配の存在する領域を対象に防食電流を供給する外部電源装置20と、クーポン10におけるクーポン流入直流電流密度を設定値と比較して外部電源装置20の出力を調整することで、クーポン10におけるクーポン流入直流電流密度がクーポン電流密度を指標としたカソード防食管理基準内になるように制御する制御部30を備え、制御部30は、クーポン流入直流電流密度の最小値IDCminを設定時間毎に求め、最小値IDCminを設定値と比較する。 (もっと読む)


【課題】照合電極の設置、取替え作業が容易に行える照合電極の設置方法およびコンクリート構造物を提供する。
【解決手段】照合電極6の取り付け方法としては、コンクリート1の内部に鋼材2が設置されたコンクリート構造物10への照合電極の設置方法において、前記コンクリート構造物の表面に開口する凹部を前記コンクリートの表面に形成し、前記凹部内に、前記照合電極を、前記鋼材の電位を測定可能に設置することを特徴とし、コンクリート構造物としては、コンクリート内部に鋼材が設置されたコンクリート構造物において、前記コンクリートの表面に開口する凹部を備え、前記凹部に、前記鋼材の電位を測定する照合電極が設置されている。 (もっと読む)


【課題】地中の掘削を要することなく、犠牲電極の劣化に起因する銅電極の腐食を抑制することが可能なPOF鋼管の防食装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかるPOF鋼管の防食装置の構成は、地中に埋設され変電所間を接続するPOFケーブルの外筒であるPOF鋼管102の腐食を防止するPOF鋼管の防食装置100であって、POF鋼管に負極が接続された直流の外部電源114と、地中に埋設され、外部電源の正極に接続された犠牲電極112と、外部電源と犠牲電極との間から分岐して変電所の保安用の銅電極106に接続される分岐線115と、分岐線の接続点Pと犠牲電極との間に配置され、接続点側に負極が接続され、犠牲電極側に正極が接続された直流の補助電源116と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】流電陽極方式により電気防食されている地下埋設物の電気防食効果を、外部電源を用いることなく簡単に確認することができ、しかも低コストな電気防食効果監視装置及びその方法を提供すること。
【解決手段】流電陽極方式による防食電流を電源として作動する監視手段11を、その作動状態が地上から確認できる位置に設け、監視手段11の作動状態を地上から確認することにより電気防食効果を監視する。 (もっと読む)


【課題】軽合金製部品、半製品、製品の腐食を防止する方法を提供する。
【解決手段】軽合金合金(特にジュラルミン製品、部品)の防食に主として外部電源方式を採用しており、用途に応じて前記部品、半製品、製品自体に電源を組み込むことで通電を可能にしている。不溶性アノードにチタン板71、或いはチタンを含む合金を基板に用いておりカソード側に被防食製品を配置しカソード側の還元反応を抑制し酸化を防止する。電源70として太陽光発電機、振動圧電素子、ローター或いはピストン運動またはこれらの共用による発電機、蓄電池、コンデンサー、固体電解質型燃料電池のいずれかを用いて防食電流を与える。電源の電圧は腐食電位を越える電位を有している。また、前記部品、半製品、製品は軽金属合金を鋳造してビレット(インゴット)と成しこれを溶融注型して成形するか若しくは加圧注型によるダイキャスト成形しこれらに通電して防食を行う。 (もっと読む)


【課題】鋼管と鋳鉄管のような異種金属管が混在したパイプラインにおいて、両管を適正にカソード防食するシステムを提供する。
【解決手段】第1金属管P1に流電陽極1を接続し、第1金属管と第2金属管P2との間を流れるボンド電流を生じさせるボンド電流回路3を絶縁継手IJと並列に接続し、ボンド電流回路には、ボンド電流調整手段30とボンド電流回路をオン・オフする回路遮断手段31とが直列に接続され、流電陽極の発生電流を定電流制御した状態で、回路遮断手段によってボンド電流回路をオフにすることで、第2金属管のインスタントオフ電位を計測し、第2金属管の自然電位とインスタントオフ電位との差が基準値以上になるように、ボンド電流調整手段の起動電圧と流電陽極の発生電流の一方又は両方を設定する。 (もっと読む)


【課題】設置作業を簡易に行えるコンクリート構造物への電気防食電極の取り付け方法、およびコンクリート構造物を提供する。
【解決手段】電気防食電極2の取り付け方法としては、内部に鋼材が設置されたコンクリート構造物10の表面に、電気防食電極2とシート体4とを、前記電気防食電極が前記コンクリート構造物の表面に接触し、且つ前記シート体が、前記電気防食電極の外側を被覆するように固定し、前記シート体とコンクリート構造物の表面との間にグラウト5を注入することで、前記電気防食電極をコンクリート構造物に設置し、コンクリート構造物としては、コンクリート1の内部に鋼材が設置されたコンクリート構造物であって、コンクリート表面に電気防食電極と、前記電気防食電極を外面から被覆するシート体が固定され、前記シート体とコンクリート表面との間にグラウト5が注入されて前記電気防食電極がコンクリート表面に設置されている。 (もっと読む)


【課題】船体の周囲に発生するUEPを低減し、船舶の航行の安全性を高めることが可能な、船体のUEP低減方法及び装置を提供する。
【解決手段】海水40に浮いている船舶11の内部に、海水よりも導電率の小さい液体を収容したタンク70を備える。そして、タンク70内の液体を海水中に噴出可能な射出装置10が船底に艤装されている。射出装置10から海水よりも導電率の小さい液体を船体金属周辺の海水に対して噴出する。すると、海水よりも導電率の小さい液体が海水40と混ざり合い、船体金属周辺では海水よりも導電率の小さい媒体41となる。船体電圧は不変なので、アノード付近30から発生し、カソード付近31に流入する腐食電流20が小さくなる。その結果、腐食電流20によるUEP及び腐食電流磁界21を低減できる。 (もっと読む)


【課題】有潮流海域における海洋鋼構造物の防食に適した防食電着被膜の膜厚を特定することにより、施工期間の長期化を避けつつ、適切な防食電流密度で有潮流海域における海洋鋼構造物の防食を効率良く行い得る有潮流海域での海洋鋼構造物の防食方法を提供する。
【解決手段】潮流速が0より大きく且つ最大潮流速以下となる有潮流海域では、海洋鋼構造物の水没部表面に100[μm]以上400[μm]以下の膜厚の防食電着被膜を形成した後、電気防食用電極と海洋鋼構造物との間に防食電流密度を5[mA/m2]以上30[mA/m2]以下とした防食電流が流れるようにすることにより、海洋鋼構造物の電気防食を行う。 (もっと読む)


【課題】電解液の漏れがなく、取り扱い性に優れ、安価な材料を用いて、製造も容易で、ITO等の透明導電膜が好ましくない場合であっても、十分な電子を供給可能な電子供給体を提供する。
【解決手段】固体化されたシート状の第1の電解質層13と、繊維基材および/またはフィルムからなる基材に炭素を主成分とする導電物質を塗布および/または含浸した導電性基材からなる導電層11と、電磁波により電子を生成する半導体層12と、電磁波を透過可能な固体化されたシート状の第2の電解質層14とをこの順序で有し、第2の電解質層14が、第1の電解質層13との間で接触または接近により電荷移動可能に形成された電子供給体10。 (もっと読む)


【課題】回生車両の影響によるパイプラインの電食リスクを、選択排流器を増設することなく、カソード防食レベルを高めることなく回避する。
【解決手段】直流式電気鉄道における回生車両の影響を受けるパイプラインPの電食防止システムであって、回生車両の影響を受けて管対地電位P/Sがプラス側にシフトするパイプラインPの箇所に電線2を介して接続され、パイプラインPの防食電位よりマイナス側の値の対地電位を示すアース電極1と、電線2間に接続される逆流防止器3とを備え、逆流防止器3は、パイプラインPからアース電極1に向かって流れる電流方向を順方向とし、パイプラインPの管対地電位P/Sが防食電位よりマイナス側の電位であり且つアース電極1の対地電位よりプラス側の電位で動作する特性を有するダイオードを備えている。 (もっと読む)


【課題】絶縁継手を介して防食状況が異なるパイプラインを接続して、接続される両パイプラインの一方又は両方にカソード防食を施す埋設パイプラインのカソード防食管理システム又はカソード防食管理方法において、両パイプラインに大きな交流誘導電圧が発生した場合に、交流腐食リスクを低減すると共に、各パイプラインにおける防食電流の腐食抑制効果を明確にして、防食対象のパイプラインが適正なカソード防食状況に有るか否かを把握できるようにする。
【解決手段】増幅率が−1倍になる反転増幅器10の入力端子10Aを、絶縁継手1を介して接続された両パイプラインL1,L2の一方に接続し、反転増幅器10の出力端子10Bを両パイプラインL1,L2の他方に接続して、反転増幅器10における反転入力端子11Bと出力端子10Bとの間に、同じ電圧−電流特性を有する一対のダイオード14,15を逆並列接続した。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物における流電陽極方式の電気防食において、コンクリート表面に設置する金属溶射膜の膨れ、剥がれを無くし若しくは大幅に低減させて、金属溶射膜の劣化速度を抑制し、コンクリート構造物の防食を持続させ、構造物の延命化を図る。
【解決手段】コンクリート(7)表面に鉄よりイオン化傾向の大きい金属溶射膜(4)を形成することによりコンクリート内部の鋼材(6)に防食電流を供給する流電陽極方式の電気防食工法において、金属溶射膜(4)とコンクリート(7)表面の間にセメントモルタル(1)を設置する手段、金属溶射膜(4)とコンクリート(7)表面の間にイオン化傾向が鉄より大きく、亜鉛に比べて長期的に酸化反応しにくい(酸化物の生成が少ない)金属の薄膜(3)を設置する手段、排流端子(8)とコンクリート(7)内部の鋼材(6)との間に電気抵抗材を設置する手段、のいずれか一つ、もしくは複数の手段を講じることにより、防食電流密度をコンクリート面積当たり80mA/m2以下とする。 (もっと読む)


【課題】選択排流器の排流電流を適正に制限して防食対象パイプラインの過防食を引き起こさないようにすること。
【解決手段】直流電気鉄道のレールRとレールR下に埋設された埋設金属パイプラインPとの間に接続された選択排流器1であって、埋設金属パイプラインPからレールRに向かう方向を順方向とするダイオード10とダイオード10に直列接続される排流電流制限抵抗14を備え、埋設金属パイプラインPの近傍に設置されたプローブ30に流入するプローブ流入直流電流密度と選択排流器1の排流電流との正相関から、プローブ流入直流電流密度の過防食防止基準値に対応する排流電流値を求め、この排流電流値が選択排流器1の設置現場で上限となるように、排流電流制限抵抗14の抵抗値r1を定める。 (もっと読む)


【課題】防食析出膜を好適に維持する防食析出膜の維持方法及び維持装置を提供する。
【解決手段】港湾鋼構造物1で海水6中に水没した水没部2に通電により防食析出膜7を形成した後に処理を行う防食析出膜の維持方法であって、水没部2の防食析出膜7に対して陽極9を配置し、且つ陽極9と水没部2を接続して外部電源12を備え、外部電源12により陽極9と水没部2を通電して水没部2の防食析出膜7を維持する。 (もっと読む)


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